二重・眼瞼下垂
保険でも見た目が大切
2017年9月28日、29日の2日間にわたって開催された、
第40回日本美容外科学会はとても勉強になりました。
学会長の蘇春堂形成外科院長、
野平久仁彦先生が、
会長あいさつの代わりに、
ご自分の手術室から術衣で手術を披露されました。
なかなかできないことです。
40年の日本美容外科学会ではじめてです。
■ ■
2つある日本美容外科学会のうち、
こちらの学会は形成外科医が大部分です。
JSAPSじぇいさぷす
Japan Society of Aestheic Plastic Surgeryの略です。
大学病院の形成外科教授や、
大きな病院の形成外科の先生も参加されています。
大学病院や公立病院は保険診療で手術をしています。
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今回の学会では、
眼瞼下垂症手術がんけんかすいしょう
眼瞼痙攣の手術がんけんけいれんが討論されました。
どんなにベテランの先生が手術をしても、
手術後にクレームになることがあります。
共通したクレームは、
①左右差がある
②二重の幅が広い
③目が三角になっている
…などなど、たくさんあります。
■ ■
私が手術をさせていただいても、
残念ながらクレームをいただくことがあります。
目は2つあります。
もともと左右差がない方は、
手術後にも左右差になることはまれです。
もともとの左右差を、
上手にお化粧で修正していた方は、
手術後もお化粧と同じようになると思っています。
手術前の左右差を見落とすと、
大きなクレームになることがあります。
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保険診療で手術をしても、
自由診療で高いお金を払って手術をしても、
最後に患者さんが評価してくれるのは、
♡見た目♡です。
私も毎日苦労して手術をしています。
札幌美容形成外科では、
保険診療の眼瞼下垂症手術しか実施していません。
それでも…クレームをいただくことがあります。
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学会に参加して、
同業の先生と話すと、
みんな苦労してるんだなぁ~
…ととても納得できます。
学会で勉強したことを役立てて、
少しでも
クレームにならない手術を目指します。
100人の眼瞼下垂症患者さんがいると、
200通りの目があります。
左右の目が同じ人はまれです。
毎日苦労して手術をしています。
札幌美容形成外科は、
保険診療でもまつ毛の向きにこだわって、
まつ毛の根もと根っこが見える
素敵な目を作るようにしています。
丁寧に手術をしています。
“保険でも見た目が大切”へのコメント
コメントをどうぞ
そういった苦労はどの先生にもあるのですね。有意義な学会でよかったです。 今日から10月。本間先生にとって後半はよいことがありますようにm(_ _)m
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。今日から10月ですね。どんなに上手な先生でも苦労して手術をしています。台湾からいらした先生も他院で幅が広くなりすぎた患者さんの修正手術をしていました。日本人の先生からは反対の目を治したらいいにと発言がありました。私も反対の目を治すといいのにと思いました。なかなか難しいところです。今月の後半にはよいことがありますように、と願っています。ありがとうございます。
元々、左右差がある患者さんの手術は
難しいだろうなと素人でも察します。
本間先生でもクレームになることが
あるのですね。
術後、左右差が出ても
今はメイクの力で
なんとかなると思います。
美容系youtuberさんは
整形並みです。
悩まれてる方は
参考にされるといいと思います。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。私でもクレームになることがあります。目の手術は難しいです。
手術室から手術着で中継とは、すごいですね。手術をしない目は左右違っても気になりませんが、手術をしたとなると、気になるのでしょうか?よほど問題でないかぎり、手術をして下さった先生を信じて欲しいと思います。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。『微妙な左右差でも治すのが先生の腕でしょ!』というお気持ちもよく理解できるんです。左右差がある女性は髪でかわいい方の目を出してコンプレックスのある目を隠します。保険で手術をしてもできるだけ両方ともかわいい目にしてあげたいと思います。困るのが何度も手術を受けている方です。いつどこで手術を受けたのかも忘れてしまったという人もいます。修正手術は回数を重ねるほど難しくなります。毎日苦労して手術をしています。