二重・眼瞼下垂
目じり側のたるみ
札幌美容形成外科の眼瞼下垂症手術は、
時間がかかります。
丁寧に手術をしているからです。
同じ眼瞼下垂症手術でも、
先生によってやり方が違います。
手術時間も違います。
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手術で時間がかかるのは、
止血です。
外科学の基本が創傷治癒そうしょうちゆです。
一般的に、
刃物で切った傷を縫って治す治り方を、
一次治癒いちじちゆ
primary wound healing
…といいます。
一番きれいな治り方です。
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私の眼瞼下垂症手術は、
英国スワンモートン社の15番というメス刃を使って、
丁寧に切開します。
出血は少量ですが、
スイスの時計職人が使う、
Dumontデュモンの5番という、
極細のピンセットで止血をします。
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この丁寧な止血が、
腫れを少なくする企業秘密です。
一日に何人も眼瞼下垂症手術をする先生がいます。
手術時間が短い先生の術後写真を見ると、
眼尻側の皮膚が、
余っているなぁ~
…と感じることがあります。
■ ■
患者さんからクレームが来たら、
またその部分だけ切除するという先生もいます。
私だったら、
30分余計にかかっても、
保険適応の手術で、
余分な皮膚も取ってあげるのになぁ~
…と思って見ています。
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下の患者さんは、
MRD2㎜以下で、
Severe Ptosis重度の眼瞼下垂症です。
保険適応の手術です。
保険適用の手術でも、
眼じり側まで皮膚を切除します。
そうすると外側の皮膚が余って、
ぽこっと膨らむこともなくなります。
イメージは自然
自然な仕上がりを大切にする
札幌美容形成外科の手術です。
“目じり側のたるみ”へのコメント
コメントをどうぞ
すごく高価なピンセットを使うのですね。私たちもブドウの摘果作業ではピンセットを使いますが、 そんな高価な物ではないのですが、手が痛くなるほど一日中ピンセットを持ちます。 政治家も殆ど眼瞼下垂のようで、手術して目元ぱっちりになり女性票が増えますよ。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。私はケチな男ですが道具にはこだわりがあります。スイスの時計職人が使うピンセットを滅菌して使っています。先が弱いのでちょっとした衝撃で曲がります。政治家は眼瞼下垂症手術を受けると視界が広くなり世の中がよく見えるようになると思います。選挙が頻回にあってそのたびに当落でビクビクして大変なことと思います。
丁寧な手術に限りますね。
二度も手術するなんて
患者さんにとっては
気持ちもお金も負担です。
画像の患者さん、かなり若くなりましたね。
見通しも良くなり
ご本人はさぞかし嬉しかったと思います。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。私も2回手術をする人もいますが、皮膚切除は最初から外側までします。どうせ手術を受けるのだったら一度でよくなるほうがいいと思っているからです。
誰でも目尻のたるみは気になるもの。こんなに気を使って手術をしてもらえば、いいですね。顔が綺麗になるばかりでなく、心も晴れやかになるなら、いいと思います。でも、そのうらで針や糸などいろいろな工夫があるのですね。今の私には、生きることしか、あたまにないですが、目のまわりの事に悩み事がある人は、本間先生に相談したらいいと思います。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。私たちも毎日生きることに精一杯ですがすみれさんのお気持ちはとてもよく理解できます。大変でしょうけどがんばってください。私にできることは丁寧に切って丁寧に縫うことです。