昔の記憶
講義中の居眠り
まみ子師長さんから、
次のコメントをいただきました。
先生の教育のお話とはちょっとズレてしまいますが・・・・。今日、看護学校へ皮膚科看護の講義に行って来ました。39名の学生の中で4名が90分間の講義中寝てました。名簿と席順を照らし合せて見ると寝ていた4名は働いていない学生でした。
医師会の看護高等専修学校なので看護助手として働きながら学校へ来ている子も13名います。
働いていない子は親が授業料を払ってくれているので、危機感がまったくないと思います。だから平気で講義中寝る事ができるのです。少ないお給料の中から自分で授業料を払っている子、バイトをしながら授業料を払っている子は寝たりしません。
「私の講義がつまらなくて寝てしまったのならば、それは私にも責任がある。
でも、今寝ていた人はこのあとの講義では寝ないでほしい。それは人としての礼儀である。」と言って帰って来ました。
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お怒りはごもっともです。
緊張感のない学生は居眠りをします。
看護学校は、
座席が決まっていて…
講師にも座席表と名簿が配られます。
欠席してもわかりますし…
代変(だいへん)もできません。
代変:代理で返事をすることの略です。
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大学は席順は自由です。
講義時間に平気で遅れて来る学生もいます。
出席も2/3出れば…
定期試験の受験資格は与えられます。
俺はあと何回でヤバイ…。
あと何回までOK…。
とか…しっかりカウントしています。
出席は、カードと呼ばれる薄い紙です。
それに…
学生番号と名前を記入します。
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この紙は、
講座によって日付を入れるところもあれば、
大学から配布されたまま、
日付も印もないカードを配る講座もあります。
担当教員や、
講座の秘書さんに任されています。
秘書さん(ラボさんと呼ばれていました)は、
若いお嬢さんが多かった記憶があります。
部活で欠席する時に、
秘書さんにお願いして…
友人の分も、もらう学生もいます。
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親は苦労して仕送りして、
高い授業料を払って、
子どもは勉強していると思っていても…
授業に出ないで、
代変してもらったり、
出席カードをごまかしている学生もいます。
私が学生だった時代にも、
今の学生さんにもいます。
さすがに実習ではごまかせませんが、
広い講義室で100人も学生がいると、
わからないこともあります。
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現職の教授の中にも、
学生時代に講義を聴かなかった人もいます。
学生の手の内は…
すべてわかっています。
私は講義はサボりませんでしたし、
毎回、前から2列目くらいで、
真面目に聴いていました。
医学部に比べると、
まみ子師長さんの
39人中、
寝ていたのが4人は素晴らしいです。
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居眠りしていた学生を擁護するつもりはありませんが、
看護学校の学生さんは真面目です。
東大や慶應の先生と話したことがありました。
東大や慶應は、
出席カードすらなかったので、
ガラガラの講義もあったと聞きました。
試験前に、
他人のノートを借りて勉強すれば、
試験をパスしてしまうような、
優秀な学生ばかりだから…
と先生が嘆いていた記憶があります。
親は苦労して授業料を払っているので、
学生さんにはしっかり勉強してほしいです。