院長の休日
子育ての大変さ
赤ちゃんはかわいいですね。
光希くん、大きくなって、
どんな人になるのか楽しみです。
小さい時は、
ケガをしたり、
熱を出したり、
その度にオロオロします。
私も専門外のことは、
小児科の先生にお願いしていました。
■ ■
一番大変だったのが、
釧路労災病院に勤務していた頃でした。
上の子が3歳。
下が1歳でした。
よく熱を出して、
小児科の先生にお世話になりました。
病院の宿舎に住んでいたので、
目と鼻の先に病院がありました。
それでも大変でした。
■ ■
釧路労災病院は忙しい病院でした。
私は形成外科の患者さんを診るだけで、
精一杯でした。
土曜日も診療があり、
日曜日も交替で回診でした。
自分の子どもは、
小児科の先生にお任せでした。
優しい女性の先生がお二人でした。
医師の家庭でもこんなものでした。
■ ■
女医さんの家庭も大変でした。
子どもさんが熱を出しても…
先生のお母さんは休めません。
子どもを預けるところがなくて…
代わってくれる先生もいなくて…
子連れで…
当直をなさった先生もいらっしゃいました。
子育ては大変です。
■ ■
私が唯一得意だったのは、
子どものケガの処置でした。
子どもにとっては、
お父さんが先生だと…
辛いこともあったようです。
処置の前に説教がありました。
どこでこんなケガをしたの…?
そこは危険だから…
学校で行ってはいけない場所じゃないの…?
ウェ~ん、ごめんなさい。
■ ■
見ているだけの赤ちゃんはかわいいですが、
育てるのは大変です。
ご機嫌が悪いこともありますし、
病気にもなります。
でも…
赤ちゃんのかわいい時期は、
あっという間に過ぎてしまいます。
気がついてみると…
自分がじいちゃんです。
神様から授かった宝物です。
子育て、がんばってください。