院長の休日

子育ての大変さ

 赤ちゃんはかわいいですね。
 光希くん、大きくなって、
 どんな人になるのか楽しみです。
 小さい時は、
 ケガをしたり、
 熱を出したり、
 その度にオロオロします。
 私も専門外のことは、
 小児科の先生にお願いしていました。
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 一番大変だったのが、
 釧路労災病院に勤務していた頃でした。
 上の子が3歳。
 下が1歳でした。
 よく熱を出して、
 小児科の先生にお世話になりました。
 病院の宿舎に住んでいたので、
 目と鼻の先に病院がありました。
 それでも大変でした。
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 釧路労災病院は忙しい病院でした。
 私は形成外科の患者さんを診るだけで、
 精一杯でした。
 土曜日も診療があり、
 日曜日も交替で回診でした。
 自分の子どもは、
 小児科の先生にお任せでした。
 優しい女性の先生がお二人でした。
 医師の家庭でもこんなものでした。
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 女医さんの家庭も大変でした。
 子どもさんが熱を出しても…
 先生のお母さんは休めません。
 子どもを預けるところがなくて…
 代わってくれる先生もいなくて…
 子連れで…
 当直をなさった先生もいらっしゃいました。
 子育ては大変です。
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 私が唯一得意だったのは、
 子どものケガの処置でした。
 子どもにとっては、
 お父さんが先生だと…
 辛いこともあったようです。
 処置の前に説教がありました。
 どこでこんなケガをしたの…?
 そこは危険だから…
 学校で行ってはいけない場所じゃないの…?
 ウェ~ん、ごめんなさい。
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 見ているだけの赤ちゃんはかわいいですが、
 育てるのは大変です。
 ご機嫌が悪いこともありますし、
 病気にもなります。
 でも…
 赤ちゃんのかわいい時期は、
 あっという間に過ぎてしまいます。
 気がついてみると…
 自分がじいちゃんです。
 神様から授かった宝物です。
 子育て、がんばってください。

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