医学講座
性器の手術について
見えないところで、
見せることもない部位。
なんでそんなところ…
手術なんかするの?
という人は幸せな方です。
人に相談もできず、
悩んでいる人は、
男女を問わずいらっしゃいます。
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男性でしたら包茎の手術です。
仮性包茎なんて手術する必要ない!
と堂々と生きていらっしゃる方は、
生涯そのままで、構いません。
ただ、
どんなに社会的地位が高くても、
どんなにお金持ちでも、
気になる人は気になります。
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スポーツクラブや
ゴルフ場の浴室。
温泉でもそうです。
タオルで隠す人は、
だいたい包茎の人です。
日本人だけではなく、
外国人にも包茎の人がいます。
海外でも性器の悩みはあるようです。
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女性で多いのが小陰唇の肥大です。
その程度も人によってさまざまです。
他人がどうであろうと…
自分が気になってイヤでしたら、
手術で改善できます。
必要なのは、
勇気とお金だけです。
■ ■
他院の手術メニューに、
クリトリス包茎という言葉が出てきます。
正式な医学用語ではないと思います。
もともと‘正常’な女性の陰核は、
包皮に包まれているものです。
ですから、無理に手術をすることはありません。
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ところが…
小陰唇が肥大して大きな方の中には、
小陰唇だけを切除しても、
クリトリスから上の部分が、
大きくはみ出してしまう方がいらっしゃいます。
そうすると、
小陰唇を切除したことにより、
かえって目立つようになります。
■ ■
そういう場合には、
クリトリス周囲とその上部の皮膚を切除します。
これが‘クリトリス包茎’の手術です。
この部分を手術すると、
手術時間が余計にかかります。
手間もかかります。
一番難しいのが、
性感を損ねないように…
神経を傷つけないように…
丁寧に手術操作をすることです。
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ある意味…
男性の包茎手術より難しい手術です。
人によって皮膚の余り具合が異なります。
見られない場所ですが、
見られた時に…
わからないように、
キレイに作るのが難しい部位です。
私はよく、
『芸術祭参加作品』と言います。
そのくらいキレイに作ります。
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この手術で…
幸せになってほしいなぁ…
と考えながら手術をします。
キレイに完成した時は嬉しいものです。
札幌美容形成外科では、
小陰唇の手術に追加料金なしで、
クリトリス包茎の手術を行っています。
他院で、追加○○万円と言われた方は、
ちょっと考えてご相談にいらしてください。