院長の休日
ラ・フランス
私の日記に毎日コメントをくださる、
山形のさくらんぼさんから
素晴らしいラ・フランスを送っていただきました。
私は、昔、北大病院で、
山形出身の
川嶋邦裕先生のご両親が送ってくださった、
ラ・フランスを一口食べてから…
ラ・フランスの大ファンになりました。
■ ■
2008年6月17日の日記の一部です。
私が、北大形成外科に在籍していた時、
今から25年以上前です。
冷蔵庫に見慣れない梨がありました。
形は少し、小さめ。
色も、
ところどころ茶色。
どう見ても、‘美人のフルーツ’ではありませんでした。
それが、
私がはじめてラ・フランスを見た時の印象でした。
■ ■
秘書さんが、
この梨は、
川嶋先生のご実家の山形から送っていただきました。
『本間先生、すっごく!美味しいので、食べてみてください!』
と絶賛していました。
今まで、食べたことがない、
すばらしい味でした。
川嶋先生に、
『先生、あの梨、何て言うの?』
『今まで食べたことがない、素晴らしい味だった。』
と言ったのを覚えています。
■ ■
川嶋邦裕先生は、
『あぁ、あれッスかぁ?』
『ラ・フランスっていう、洋ナシですょ』
といつもの口調(少し山形アクセント)で、
ラ・フランスという名前を教えてくれました。
当時は、今のように普及していませんでした。
ネットで検索することもできませんでした。
私にとって、
ラ・フランスは、川嶋先生のふるさと、
山形の偉大なフルーツというイメージでした。
■ ■
その後、毎年秋になると…
私はスーパーの果物売り場で、
ひそかにラ・フランスを見ていました。
たまに、スーパーで、
3個498円なんて…
ラ・フランスを購入していましたが、
北大ではじめて食べた、
あの感激は二度と味わうことができませんでした。
■ ■
考えてみると…
スーパーさんには悪いですが…
私が購入したラ・フランスは安すぎたのでしょう?
さくらんぼさんから、
ラ・フランスは上手に食べられるか?
が大問題。
ラ・フランスは食べ頃になると柔らかくなるので、
指先で押して、
ややへこみ、
食べた時に少し果汁が出る時が、
一番おいしいとき
と教えていただきました。
■ ■
昨日は、25年ぶりくらいに、
美味しいラ・フランスをいただきました。
はじめて味わった時以上の感激でした。
さくらんぼさんと
ご主人様、
毎日、本当にご苦労様です。
毎日、重いコンテナを運ばれて、
腰にもよくないと思います。
でも、素晴らしい味です。
日本が世界に誇れる農業技術だと思います。
世界中どこへ行っても…
これほどの果物はありません。
■ ■
世の中は、株安や円高で不景気です。
どこも元気がありません。
でも、実りの秋です。
さくらんぼさんが作ってくださった、
山形の果物は、
世界一安全で美味しい
日本が誇れる‘製品’です。
収穫期は毎日お忙しいことと思います。
お身体に気をつけて、お元気でご活躍ください。
2008年4月6日
ラ・フランスの木
2008年5月17日
ラ・フランスの実
2008年6月5日
ラ・フランスの実
2008年7月6日
ラ・フランスの実
2008年5月17日
山形の風景