院長の休日

ラ・フランス

 私の日記に毎日コメントをくださる、
 山形のさくらんぼさんから
 素晴らしいラ・フランスを送っていただきました。
 私は、昔、北大病院で、
 山形出身の
 川嶋邦裕先生のご両親が送ってくださった、
 ラ・フランスを一口食べてから…
 ラ・フランスの大ファンになりました。
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 2008年6月17日の日記の一部です。
 私が、北大形成外科に在籍していた時、
 今から25年以上前です。
 冷蔵庫に見慣れない梨がありました。
 形は少し、小さめ。
 色も、
 ところどころ茶色。
 どう見ても、‘美人のフルーツ’ではありませんでした。
 それが、
 私がはじめてラ・フランスを見た時の印象でした。
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 秘書さんが、
 この梨は、
 川嶋先生のご実家の山形から送っていただきました。
 『本間先生、すっごく!美味しいので、食べてみてください!』
 と絶賛していました。
 今まで、食べたことがない、
 すばらしい味でした。
 川嶋先生に、
 『先生、あの梨、何て言うの?』
 『今まで食べたことがない、素晴らしい味だった。』
 と言ったのを覚えています。
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 川嶋邦裕先生は、
 『あぁ、あれッスかぁ?』
 『ラ・フランスっていう、洋ナシですょ』
 といつもの口調(少し山形アクセント)で、
 ラ・フランスという名前を教えてくれました。
 当時は、今のように普及していませんでした。
 ネットで検索することもできませんでした。
 私にとって、
 ラ・フランスは、川嶋先生のふるさと、
 山形の偉大なフルーツというイメージでした。
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 その後、毎年秋になると…
 私はスーパーの果物売り場で、
 ひそかにラ・フランスを見ていました。
 たまに、スーパーで、
 3個498円なんて…
 ラ・フランスを購入していましたが、
 北大ではじめて食べた、
 あの感激は二度と味わうことができませんでした。
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 考えてみると…
 スーパーさんには悪いですが…
 私が購入したラ・フランスは安すぎたのでしょう?
 さくらんぼさんから、
 ラ・フランスは上手に食べられるか?
 が大問題。
 ラ・フランスは食べ頃になると柔らかくなるので、
 指先で押して、
 ややへこみ、
 食べた時に少し果汁が出る時が、
 一番おいしいとき
 と教えていただきました。
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 昨日は、25年ぶりくらいに、
 美味しいラ・フランスをいただきました。
 はじめて味わった時以上の感激でした。
 さくらんぼさん
 ご主人様、
 毎日、本当にご苦労様です。
 毎日、重いコンテナを運ばれて、
 腰にもよくないと思います。
 でも、素晴らしい味です。
 日本が世界に誇れる農業技術だと思います。
 世界中どこへ行っても…
 これほどの果物はありません。
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 世の中は、株安や円高で不景気です。
 どこも元気がありません。
 でも、実りの秋です。
 さくらんぼさんが作ってくださった、
 山形の果物は、
 世界一安全で美味しい
 日本が誇れる‘製品’です。
 収穫期は毎日お忙しいことと思います。
 お身体に気をつけて、お元気でご活躍ください。


2008年4月6日
ラ・フランスの木


2008年5月17日
ラ・フランスの実


2008年6月5日
ラ・フランスの実


2008年7月6日
ラ・フランスの実


2008年5月17日
山形の風景

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