昔の記憶
大浦武彦先生86歳のお誕生日
今日5月11日は、
恩師、
大浦武彦先生のお誕生日です。
先生は、
昭和6年5月11日(1931年5月11日)に台湾でお生まれです。
86歳の今でも、
現役の医師であり、
現役の研究者です。
日本下肢救済・足病学会の理事長です。
■ ■
最愛の奥様、
大浦憲子様がお亡くなりになったのが、
平成25年11月19日(2013年11月19日)です。
大浦先生は、
札幌駅近くのマンションで、
お元気で生活されています。
LINEも使っていらっしゃいます。
■ ■
大浦武彦先生が一番力を入れていらっしゃるのが、
足病です。
2016年には、
足病の教科書を出版されました。
大浦武彦先生のご尽力によって、
日本の足病治療が大きく変わっています。
2017年5月26日(金)27日(土)には、
福岡で第9回日本下肢救済・足病学会が開催されます。
これからもお元気でご活躍ください。


医学講座
定期健康診断2017
今日は札幌美容形成外科の定期健康診断の日です。
労働安全衛生規則という
法律で義務付けられています。
結核は、
毎年保健所への検診結果の届出義務があります。
財団法人結核予防会北海道支部、
札幌複十字総合健診センターにお願いしています。
■ ■
ありがたいことに、
札幌複十字総合健診センターから、
毎年ご案内をいただきます。
健診を申し込むのは、
うちの奥さんの仕事です。
今年は案内が来たらすぐに申し込んだので、
5月10日(水)でした。
5月だったためか?
例年より空いていたように感じました。
■ ■
健診センターは朝が混みます。
食事をしないで、
検査に来る方がいらっしゃるためです。
私は毎年8時前に着いて、
早目に受けることにしています。
幸いなことに、
今のところは健康です。
無理をしないで、
元気で働きたいと思っています。
昔の記憶
25歳離れた夫婦
平成29年5月9日、朝日新聞朝刊、天声人語です。
25歳離れた夫婦
昨秋、フランス各地の書店に『アンヌへの手紙』という分厚い本が並んだ。長く仏政界を率い、欧州統合の陣頭に立ったミッテラン元大統領が、生涯の愛人にささげた書簡集である。収められた1218通の恋文は真摯(しんし)で切ない。
▼出会ったときアンヌさんは19歳。ミッテラン氏は26歳も年上だった。二人の間に授かった娘を育てつつ、オルセー美術館の学芸員として彫刻研究に励んだ。書簡集は読者に圧倒的な支持を得ている。
▼そのフランスで、25歳上の妻をもつ大統領が生まれた。仏史上最も若い39歳のマクロン氏である。高校1年生のとき、ブリジットさんと出会った。40歳の文学教師だった。演劇部の顧問として脚本指導を受けるうち親しくなったという。
▼結婚したのは10年前。ブリジットさんが前夫との間にもうけた3人の子に、マクロン氏は謝意を伝えた。「僕は『普通の』という形容詞は好きじゃないけど、僕らは普通のカップルとはまったく違う。でもまちがいなく存在するカップルです」。
▼選挙戦を通じ、二人の年齢差はしばしば揶揄(やゆ)の対象ともなった。マクロン氏の支持者はこんな反論をしている。「米国のトランプ大統領とメラニア夫人も23歳差だ。なぜそちらは問題にしないのか」。
▼厳しい選挙戦を夫妻は二人三脚で乗り切った。演説の言い回しや演壇でのふるまいにも助言を続けた。彼女と出会わなければ、いまの彼はなかったのではないか。よどみのないマクロン氏の勝利演説を聴きながら、ひとり想像した。
(以上、朝日新聞より引用)
■ ■
私の友人にも、
若い奥さんをもらった先生がいます。
結婚式に、
家内と招待していただきました。
はっきり言って、
すごい
…と思いました。
でも私には無理です。
■ ■
逆に奥さんが年上のカップルもいらっしゃいます。
例外なく言えることは、
年上の奥さんは、
実年齢よりずっと若く見えます。
若い伴侶がいると、
若くなれるのかも?です。
私はフランス語がわからないので、
1218通の恋文は読めません。
情熱を感じます。
■ ■
私が結婚を決意した時は、
今のように携帯もLINEもありませんでした。
札幌⇔関西の電話料金は、
3分で1,000円以上した記憶があります。
唯一の通信手段は、
手紙でした。
速達で出すのが…
せめてもの贅沢でした。
手紙でいいところだけ見せ合ったので、
無事に結婚できたようです。
■ ■
その時は…
この機会を逃すと…
自分はもう一生結婚できないかも…?
という危機感があったようにも思います。
結納までの半年間に、
たくさんの手紙を書いた記憶があります。
その手紙のやり取りで、
いろいろな事を確認できました。
■ ■
結婚の条件という院長日記に書いた、
日産自動車のゴーンさんの言葉があります。
共通の価値観、
優先順位など、
共通項(commonality)が
なければなりません。
恋愛感情だけなら
結婚する必要はないでしょう。
私も価値観が同じというのが大切だと思います。
二重・眼瞼下垂
まつ毛の向き
札幌美容形成外科で多い手術は、
眼瞼下垂症手術です。
若い人から、
年配の方まで、
たくさんの手術をしています。
気をつけているのが、
まつ毛の向きです。
■ ■
女性の目で、
まつ毛はとても大切です。
下を向いているまつ毛は、
視界のじゃまになります。
見た目もよくありません。
まつ毛を上に向ける、
まつ毛パーマや、
まつ毛エクステという技術もあります。
■ ■
眼瞼下垂症手術は、
眼科でも、
形成外科でも、
美容外科でも、
美容形成外科でも、
どこでもできます。
保険診療の価格は同じですが、
自由診療の価格はさまざまです。
高ければいいということもありません。
■ ■
保険診療で手術をしても、
手術のために休まなくてはならないのは同じです。
せっかく手術をするのです、
手術後には、
まつ毛が上向きになって、
まつ毛の根もと根っこが見える
素敵な目を作るようにしています。
■ ■
まつ毛は細くて繊細です。
手術後の付けまつ毛は、
【禁止】です。
自分のまつ毛を育ててください。
睫毛を上に向ける技術は、
【企業秘密】です。
札幌美容形成外科は、
保険診療でもまつ毛の向きにこだわって、
丁寧に手術をしています。


手術前です
手術直後です

手術5ヵ月後です

手術前です

切除する皮膚です

手術一ヵ月後です

手術3年後です
二重・眼瞼下垂
まつ毛の感覚がない
上まぶたの手術後に、
まつ毛の感覚がにぶくなることがあります。
上まぶたを切開する時に、
必ず目頭側に細い神経があります。
細い白い糸のように見えます。
手術用顕微鏡で見るとよく見えます。
神経には、
伴走血管があります。
血管から出血することがあります。
■ ■
この神経を損傷すると、
眼瞼下垂症手術の術後に、
まつ毛の感覚がにぶくなくなります。
数ヵ月で少しずつ戻りますが、
『先生、マスカラを塗っても感覚がない』
…と言われることがあります。
私はできるだけこの神経を傷つけないように手術をしています。
■ ■
この神経については、
第25回日本形成外科基礎学術集会(大阪)③で、
東京医科歯科大学大学院 形成・再建外科学分野の
東野琢也ひがしのたくや先生のご発表がありました。
O-36
上眼瞼における感覚神経の走行形態に関する解剖学的分析
東野琢也先生のご発表で、
上眼瞼内側の神経は滑車下神経由来の枝だと知りました。
■ ■
なんちゃって美容外科医の中には、
そもそも、
こんな神経があることを知らない人がいます。
学生時代の解剖学実習では、
教えない神経です。
形成外科専門医試験でも、
おそらく出題されたことはないと思います。
ベテランの形成外科専門医でも、
この神経を切る先生がいます。
■ ■
細い神経を残して、
その神経を傷つけないように手術をするのは、
手間がかかって、
時間がかかって、
もうからない手術です。
私は偏屈でがんこなので、
たとえもうからなくても、
自分のやり方は変えません。
一時的でもまつ毛の感覚がないのは嫌だからです。
医学講座
76歳医師が川に飛び込み10歳男児を救助
平成29年5月5日、大分合同新聞WEB版の記事です。
10歳男児、川に流される 76歳男性が飛び込み救助
5月5日午前9時50分ごろ、豊後大野市犬飼町下津尾の大野川で、釣りをしていた大分市内の男子児童(10)=小学4年=が川に流された。川岸にいた近くの医師宇野克彦さん(76)が飛び込み救助。豊後大野署などによると、男児は大分市内の病院に運ばれたが命に別条はない。
関係者によると、男児は近くに住む祖父と、川岸で開かれていた住民の懇親会に参加していた。1人で釣りをしていた際に誤って川に転落。約100メートル流されたとみられる。
宇野さんは「流されているのに気付いて必死で泳いだ。おぼれないように顔を持ち上げていた。助かって良かった」と話した。
対岸では、恒例のどんこ釣り大会が開かれており、会場は一時騒然とした。

川に流された児童を救助する宇野克彦さん(左)=5日午前9時52分、豊後大野市犬飼町
(以上、大分合同新聞より引用)
■ ■
昨夜、奥さんとTVのニュースを見ていました。
宇野克彦先生が、
川に飛び込んで、
泳いで、
子供さんを助ける、
一部始終が映っていました。
先生すごい!
76歳に見えない!
感動しました。
■ ■
泳ぎも上手でしたが、
子供さんに追いついて、
顔を水面に向けて、
気道を確保し、
しっかりと抱きかかえていました。
写真に写っている、
宇野先生の笑顔が、
助かってよかった!
…に見えます。
■ ■
76歳でも現役医師、
スマートでかっこいい、
泳ぎが下手な私には無理でしょうが、
76歳になっても、
元気で人助けができる宇野先生を尊敬します。
子供の日にとても感動するニュースでした。
宇野克彦先生のますますのご活躍をお祈りしています。
助けていただきありがとうございました。
昔の記憶
アンパンマン2017
平成29年5月5日、北海道新聞朝刊、卓上四季です。
アンパンマン
先日、NHK 連続テレビ小説「ひよっこ」を見ていたら、懐かしい歌声が流れた。「ぼくらはみんな生きている…」で始まる「手のひらを太陽に」である。子どものころは口ずさむと歌詞に照れたが、今聞けば不思議と元気が湧く。
▼作詞したのは「アンパンマン」の作者、やなせたかしさんである。1950年代、仕事はラジオの台本書きや舞台装置のデザインばかり。「漫画家の才能がない」と悩んでいた。
▼ある夜、ふと手元にあった懐中電灯を手のひらにあてたら、赤く見えた。心は沈んでも赤い血が流れている。これが生きていることだ。とっさに歌詞が浮かんだそうだ。
▼漫画家になったのは、戦争体験が原点だという。弟が「もうすぐ死ぬが、兄貴は生きて絵を描いてくれ」と言い残し、戦死した。<正しい戦争はあり得ない。本当の正義は食べ物を分け与え、命を支えること>。困っている人に、自分の顔を食べさせる勇気あるアンパンマンを思いついた(梯久美子著「勇気の花がひらくとき」)。
▼きょうはこどもの日。苦しい思いで日々を送る子どもがいるかもしれない。そんな姿にひやひやする仲間もいるだろう。
▼やなせさんはこんな言葉を残している。<いじめられている人をかばうと自分がいじめられるかもしれない。それでもどうしても誰かを助けたいと思うときに本当の勇気がわく>。そう、ぼくらはみんな「で」生きている。2017・5・5
(以上、北海道新聞より引用)
■ ■
私はやなせたかしさんのファンです。
正直に話すと、
2015年に富良野のアンパンマンショップに行って、
やなせたかしさんの本
…を買うまでよく知りませんでした。
私はやなせたかしさんの考えに共感します。
■ ■
戦争体験が原点だという考えには、
心を強く打つものがあります。
今日は子供の日です。
私は医学部長とも、
大同生命とも、
よく争ってきた人生です。
でも戦争には大反対です。
形成外科は戦争で発展した医学です。
戦争で傷ついた人を治して技術が進歩しました。
だから他の人より戦争が嫌いなのです。

院長の休日
エゾリスに会えませんでした2017
エゾリス 今年も会えたね
2017年5月2日の院長日記です。
かわいいエゾリスに会おうと、
午前2時50分に起床しました。
私は目覚ましが鳴る前に起きました。
奥さんに、
起きて!
エゾリスに会いに行くょ
■ ■
奥さんは、
あんた、
まだ目覚まし鳴ってないのに…
文句を言いながらも、
エゾリスに会いに行くために起きました。
午前3時は、
まだ真っ暗です。
車も走っていません。
■ ■
途中のセブンイレブンで、
おにぎりを買いました。
大学生風の店員さんお2人が、
商品を棚に補充していました。
深夜勤務のバイトさんが、
暗いうちから
商品をの補充をしてくださると知りました。
■ ■
早朝の道路は空いていました。
途中で空が明るくなってきて、
日の出を少し過ぎた、
午前4時40分頃に、
浦臼神社うらうすじんじゃに着きました。
昨年は5月3日に行きました。
今年は昨年より一日遅いだけでしたが、
残念なことにカタクリの花は終わっているのがありました。
■ ■
昨年より2時間も早く起きて、
気合を入れて行ったのに、
残念なことに、
今年はエゾリスに会えませんでした。
毎日新聞の記事にあったように、
今年はアライグマが冬から出没して、
わなで6匹も駆除したそうですが、
アライグマを恐れたエゾリスが、
現れないのだそうです。
■ ■
昨年お世話になった、
浦臼町の吉田さんが、
遠くからいらしたのに、
申し訳ないねぇ~
…と話していらっしゃいました。
秋田ナンバーや、
湘南ナンバーの車もありました。
来年はどうかわかりませんが、
どうかエゾリスが戻ってくれることを願っています。
エゾリスの代わりに、
ウグイスと小鳥がかわいい声で癒してくれました。


医学講座
うちは中流階級なの?
平成29年5月2日、朝日新聞朝刊、折々のことばです。
折々のことば:742 鷲田清一
Class is a state of mind,
Not money. We are upper class.
(ある母親)
◇
NHKラジオ講座「実践ビジネス英語」の米国人出演者は、幼い頃「うちは中流階級なの?」と母親に訊(き)いた。彼女の答えは「階級は心の持ちようであって、お金ではないの。うちは上流階級よ」。「よい人間」になるため知的な理解力を磨くのが上流階級だと。だが、長じて娘は、お金を使うこと、貯(た)めることの意味をきちんと教えておくのも大事だと思うようになる。講座テキスト(3月号)から。
(以上、朝日新聞より引用)
■ ■
朝日新聞の記事について杉田敏先生がFBに掲載されたコメントです。
本日の朝日新聞朝刊1面の「折々のことば」に、NHKラジオ講座「実践ビジネス英語」の名前が登場します。「ある母親」のことばとなっていますが、これは番組のパートナーのヘザー・ハワードさんのお母様の言を引用したものです。
「米国人出演者」となっていますが、さすがの朝日新聞も読売新聞編集局勤務のヘザーさんの名前を出すのははばかられたのでしょう。
これは哲学者の鷲田清一さんが、さまざまなジャンルの文章や発言の中から心に響くことばを選び、ことばをきっかけにめぐらせた思索をつづるコラムです。
本当にいろいろな人が番組を聞いていただいて、有難いことです。
(以上、杉田敏先生のFBより引用)
■ ■
朝日新聞を購読していますが、
折々のことばは見逃していました。
昨日の朝刊は、
天声人語は読みましたが、
そのすぐ上にあるコラムは読みませんでした。
杉田先生のFBで教えていただきました。
便利な世の中です。
■ ■
杉田敏先生と、
ヘザー・ハワードさんの声は、
ほぼ毎日聴いています。
放送は週3回ですが、
私はICレコーダーに録音したり、
iPhoneのストリーミングで聴いています。
杉田先生のおかげで、
学会で英語の講演があっても、
同時通訳レシーバー無しで聞けます。
■ ■
ヘザー・ハワードさんのお母様のお言葉、
Class is a state of mind,
Not money.
We are upper class.
実に名言です。
私が知っている人の中には、
お金持ちでも上流階級でない人がいます。
お金のことばかり考えていて、
転落した人を知っています。
院長の休日
エゾリス 今年も会えたね
今年のGWは北海道でも桜が咲いています。
札幌美容形成外科は5月4日(木)5日(金)がお休みです。
私は、
今年もエゾリスを見に行こうと思っています。
札幌から1時間半で、
浦臼神社うらうす神社に行けます。
今年のお花はどうかな?
ネットで調べてみました。
■ ■
毎日新聞2017年4月27日のWEB版(東京夕刊)に、
次の記事がありました。
エゾリス
今年も会えたね 北海道・浦臼神社
エゾエンゴサクの青い花とカタクリの淡い赤紫の花が咲きそろった北海道浦臼町の浦臼神社の境内に、エゾリスが姿を見せている。カラフルな花々とリスの「競演」を写真に収めようと、連日大勢の人が訪れている。滝川市の出口大芳さん(56)は「20年以上通っている。この光景を見ると、春が来たと思う」と笑顔でシャッターを切っていた。
エゾリスは数匹がすみ着いているとみられるが、町観光協会によると今年はアライグマが出没し、例年より姿を見られる機会が少ないという。花の見ごろは今月末ごろまで。【写真・文 梅村直承】

(以上、毎日新聞WEB版より引用)
■ ■
なんと、
今年はアライグマが出没し、
例年より姿を見られる機会が少ない
これは大変です。
リスを見るチャンスがあるのは、
日の出から午前9:00頃までです。
札幌から1時間半はかかるので、
まだ暗いうちに家を出ます。
■ ■
日の出は4時半頃です。
逆算すると、
午前3時に家を出ることになります。
ちょっと無理かなぁ~?
昔、登山をする時に、
暗いうちに起きた記憶があります。
かわいいエゾリスに会うために、
チャレンジしてみようと思います。