昔の記憶
                        
                            桜が咲きはじめました2017                                                    
    
                         今日の札幌は曇りです。
 今朝の通勤途中で、
 毎年きれいに咲いてくれる、
 ♡桜♡が咲きはじめているのを見ました。
 世の中はゴールデンウィークですが、
 私は今日も仕事です。
 ふつうの人が休みの時に、
 手術をしているのが美容形成外科です。
      ■         ■
 勤務医の時にも、
 日曜日にも回診がありました。
 土日の当直もありました。
 呼び出されて、
 緊急手術もありました。
 勤務医は激務でした。
 今は若い頃よりは楽です。
 (いつ病院から呼ばれる?…ということはありません)
      ■         ■
 浪人生がんばれ来春は必ずサクラサク
 2016年4月30日の院長日記です。
 北海道新聞朝刊の卓上四季です。
 浪人時代、
 連休で気の抜けた学生たちに、
 予備校講師が言った言葉を覚えている。
 「浪人生活は桜前線みたいなものだ」。
 桜前線は1日に約20キロ進む。
 秒速にするとわずか23センチ。
 よちよち歩きの子供ほどの速さか。
      ■         ■
 昨年浪人生だった受験生は合格したかなぁ~?
 今年もダメで、
 また予備校に通っている人もいるかなぁ~?
 つい余計なことを考えてしまいます。
 私の同級生で8浪した先生がいます。
 とてもいい先生です。
 開業して繁盛しています。
 がんばれば、
 いつかはきっと、
 ♡桜が咲きます♡
 私の人生観です。
                        
                        
                     
                                    
                                                医学講座
                        
                            DNR心肺蘇生をしないでください                                                    
    
                         DNRでぃーえぬあーると呼びます。
 医学で使う時には、
 死ぬ時に、
 心肺蘇生しんぱいそせいをしないでください。
 (私はこのまま天国に行きます)
 …という意思表示になります。
 高齢のお年寄りが急変した時にどうするか?
 病院から聞かれることがあります。
      ■         ■
 高齢でなくとも、
 自分が死ぬとわかってきた時に、
 意思表示をしておくことがあります。
 ウィキペディアによると、
  do not resuscitate蘇生措置拒否と訳される。
 死を覚悟した患者ないし家族によって、
 容態が急変し心停止に至っても心肺蘇生法を行わないで、
 静かに看取って欲しいという意思表示がなされることがある。
 医療機関で、前もってこれらの要望を記載する用紙を「DNRシート」と呼ぶ。
      ■         ■
 心肺蘇生というのは、
 よくTVでやっている、
 心臓マッサージと人工呼吸のことです。
 心臓マッサージは、
 かなり激しい医療行為です。
 肋骨が折れることもあります。
 心臓マッサージを10分もすると、
 くたくたになります。
      ■         ■
 事故や病気で、
 急に心臓が止まった時には、
 もちろん心臓マッサージをします。
 除細動装置を使うこともあります。
 オレンジのAEDAutomated External Defibrillator
 自動体外式除細動器は街中でもよく見かけます。
 病院には昔から除細動器があります。
 装置を作働されると身体がびくっっと動きます。
      ■         ■
 私はもし自分が助かる見込みがなかったら、
 もちろんDNRです。
 使えるところがあれば、
 ドナーになります。
 提供する組織は、
 すべてです。
 もちろん採皮もしてもらいます。
 採皮するのは形成外科の先生です。
 採皮に失敗して、
 皮膚に穴があいても文句は言いません。
 化けて出ることもしません。
 私はけちな男なので、
 使えるものはすべて提供します。
 
 
                        
                        
                     
                                    
                                                院長の休日
                        
                            菊川怜さんご結婚                                                    
    
                         平成29年4月28日、Yahooニュースです。
 菊川怜が結婚!「とくダネ!」で生発表…40代一般男性と
 女優の菊川怜(39)が28日、レギュラー出演するフジテレビ系「とくダネ!」の番組冒頭で結婚したことを生発表した。お相手は40代の一般男性で「私ごとで大変恐縮ですが、私菊川怜は結婚いたしました」と報告した。
  番組スタート直後に用意されたくす玉を菊川が割ると「祝 脱・独身」の垂れ幕が飛び出し、涙を流した。お相手について「一般の人。月並みですが優しい人」と笑顔。涙の理由を「オープニングが開けてまさか泣いちゃうとは思わなくて、いろいろ走馬燈のように駆け巡るものがありました。昨日は眠れませんでした」と明かした。
結婚の報告を最初に伝えたのが番組MCの小倉智昭キャスター(69)で「小倉さんだけに一番最初に報告したんですけど、小倉さんが(番組で)ちょいちょいつついてその度にバクンバクンしてました」と笑った。
   小倉キャスターは「1か月前に報告を受けました」と2人と会食した時に報告を受けたといい、初めて会った時にすばらしい男性と認識したという。「その辺にいるような人じゃない。39年間、待っていて本当によかった」と絶賛した。
 (以上、Yahooニュースより引用)
      ■         ■
 私が毎朝見ているTV「とくダネ!」で発表されました。
 朝からとてもいい気分でした。
 菊川怜さんは、
 東大をご卒業された、
 聡明な女性という印象です。
 今朝の菊川怜さんはとても素敵でした。
 涙が光っていました。
      ■         ■
 番組の小倉さんが、
 何度もLINEのやり取りをして、
 大変だったとおっしゃってました。
 レストランでご主人とお会いした時も、
 周囲にわからないように、
 菊川怜さんは少し離れた席にいらしたそうです。
 小倉さんが、
 自分が女性だったら結婚したい男性
 …と絶賛されていました。
      ■         ■
 毎朝の番組に5年近くも毎日出演は大変なことです。
 体調管理にも気をつけないと、
 毎朝生で出演です。
 代役はいません。
 ほんとうに朝から、
 気分がいい一日です。
 ♡おめでとうございます♡。
                        
                        
                     
                                    
                                                医学講座
                        
                            名前が違うだけで中身は同じ薬                                                    
    
                         昨日の院長日記、
 中身はインド製?プロペシアジェネリック
 原産国がインドの原末を使って、
 日本国内で製造された、
 プロペシアジェネリック品があるという話題です。
 インド製だから悪いとは言いませんが、
 原産国くらいちゃんと記載しなさいというのが、
 私の怒りです。
      ■         ■
 逆に、
 まったく同一成分の薬で、
 名前が違うだけで、
 仕入れ価格も、
 販売価格も違う薬があります。
 それが、
 ザガーロとアボルブ
 グラッシュビスタとルミガン
 です。
      ■         ■
 違うのは、
 厚生労働省が決めた適応症です。
 適応症とは?
 ザガーロは『男性型脱毛症』への適応、
 グラッシュビスタは『まつ毛貧毛症』への適応があります。
 副作用などの健康被害が出た時に、
 医薬品副作用被害救済制度及び製造物責任法という、
 公的な制度による救済給付の対象となります。
      ■         ■
 育毛剤の処方を開始します
 2012年5月12日の院長日記に書いた、
 医薬品医療機器総合機構の補償対象のことです。
 札幌美容形成外科では、
 ザガーロ
 グラッシュビスタ
 …は取り扱っていません。
 理由は高いからです。
      ■         ■
 グラッシュビスタが日本国内で発売される前に、
 ラティースという薬を輸入して販売していました。
 ラティースとルミガン
 2010年8月11日の院長日記です。
 札幌美容形成外科で売れたのは、
 価格が安いルミガンだけでした。
 ラティースの販売は中止しました。
 ルミガンには細いブラシをお付けしています。
      ■         ■
 ザガーロについて、
 厚生労働省が出した通達があります。
 保医発0928 第1号
 平成27年9月28日
 厚生労働省保険局医療課長
 ザガーロカプセル0.1mg及び同0.5mgの医薬品医療機器法上の承認に伴うアボルブカプセル0.5mgの留意事項について
 標記について、平成27年9月28日付けで医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(昭和35年法律第145号)第14条第9項の規定に基づき、ザガーロカプセル0.1mg及び同0.5mgについて承認がなされたことに伴い、本医薬品と有効成分が同一であるアボルブカプセル0.5mgに係る留意事項を下記のとおりとするので、貴管下の保険医療機関、審査支払機関等に対して周知徹底をお願いいたします。
 記
 アボルブカプセル0.5mgの留意事項について
 アボルブカプセル0.5mgの効能・効果は「前立腺肥大症」であり、本製剤を有効成分が同一のザガーロカプセル0.1mg及び同0.5mgの効能・効果である「男性における男性型脱毛症」の治療目的で処方した場合には、保険給付の対象としないこととすること。
      ■         ■
 アボルブカプセルを処方しても、
 保険はききませんよ
 …ということです。
 札幌美容形成外科では、
 アボルブカプセルを未承認品として、
 処方しています。
 医薬品副作用被害救済制度の対象となりません。
 自己責任で内服してください。
 中身はまったく同一品質です。
                        
                        
                     
                                    
                                                医学講座
                        
                            中身はインド製?プロペシアジェネリック                                                    
    
                         札幌美容形成外科でも処方している、
 プロペシアという男性用育毛剤があります。
 札幌美容形成外科で処方しているのは、
 MSDという会社が販売している正規品です。
 ほくやくという薬問屋さんから、
 正規に仕入れています。
 ちゃんとした薬です。
      ■         ■
 ネットで
 プロペシアを検索すると、
 たくさんのサイトがヒットします。
 プロペシアどこで買う?
 2010年4月13日の院長日記です。
 2010年のリンク先は、
 すでに閉鎖されたところもあります。
      ■         ■
 2010年にはなかったのが、
 国内で販売されるジェネリック品です。
 正規品にくらべると、
 価格が安いのが特徴です。
 札幌美容形成外科にも、
 ジェネリック品のDMが来ます。
 採用する前に、
 中身の確認をします。
      ■         ■
 日本で販売されるジェネリック品の中には、
 製造は日本国内でしていても、
 原末げんまつと呼ばれる、
 原料がインド製のものがあります。
 中身がインド製だったら、
 買わない可能性もあります。
 私は自分で処方する前に必ず確認しています。
      ■         ■
 先日、ある製薬メーカーから、
 新発売された製品のDMが届きました。
 さっそくメーカーに問い合わせの電話をしました。
 残念なことに、
 原末の製造国については、
 お電話での回答ができないことになっています。
 …と担当者から言われました。
 中身はインド製なんじゃないの?
 担当者:お電話ではお答えできません。
 私:怒×10
 そんなもの売るなよ!
 札幌美容形成外科では採用しませんでした。
                        
                        
                     
                                    
                                                院長の休日
                        
                            エゾエンゴサクが咲いています2017                                                    
    
                         毎年楽しみにしている、
 北大植物園に咲いている、
 エゾエンゴサクを見つけました。
 2016年は4月20日に書いています。
 フェンス越しに見るだけです。
 今年は少し花の数が少ないようです。
 毎年同じ写真で申し訳ありません。
      ■         ■
 毎日、院長日記にコメントをくださる、
 なっちゅんさんから、
 悲しいお知らせが届きました。
 昨日朝方、3ヶ月の闘病も虚しく
 父が細菌性肺炎で亡くなりました。
 心からご冥福をお祈りいたします。
      ■         ■
 昨日はコメントが届かないので、
 どうしたかなぁ~?
 …と心配していました。
 とても残念です。
 素敵なお父様だったと想像しています。
 札幌の空から、
 ご冥福をお祈りしています。
エゾエンゴサク
                        
                        
                     
                                    
                                                院長の休日
                        
                            花づくりの夢                                                    
    
                         私の定年後の夢は花づくりです。
 北海道は寒くなってきました
 2006年10月27日の院長日記です。
 まだブログをはじめたばかりの頃です。
 当時は西区琴似4条4丁目に住んでいました。
 家の近くに琴似発寒川ことにはっさむがわが流れていました。
      ■         ■
 地下鉄の駅から近いというのが、
 琴似に住んだ理由です。
 河川敷近くに公園がありましたが、
 道路は穴だらけで、
 道端にには雑草が生い茂っていました。
 ゴミが放置され、
 とてもきたない場所でした。
 愛犬のチェーリーとよく散歩をしていました。
      ■         ■
 雑草だらけの河川敷を、
 コスモス街道にしようと…
 私と親父が、
 雑草を引き抜き、
 大きな石をよけて、
 富良野で買ったコスモスの種を蒔きました。
 今から11年前のことです。
 私は52歳、
 親父は80歳でした。
      ■         ■
 2年くらいかかりましたが、
 ちょっと立派な、
 ミニコスモス街道ができました。
 下の写真は、
 2006年9月に撮ったものです。
 琴似連合町内会の会長さんが、
 ここのコスモスはきれいだ!
 …と褒めてくださいました。
 私の定年後の夢は、
 花咲じじいです。
 元気で花咲じじいの夢を実現したいです。


                        
                        
                     
                                    
                                                昔の記憶
                        
                            エンゼルクリニック閉院                                                    
    
                         札幌の老舗美容外科、
 エンゼルクリニックが、
 2017年4月19日で閉院されました。
 同業者としてさびしさを感じます。
 院長の坂本善哉先生は、
 札幌医大の3期後輩です。
 優秀な形成外科専門医であり、
 卓越した美容外科医です。
      ■         ■
 私が札幌医大に在職中に、
 坂本善哉先生の患者さんからお話しを伺ったことがあります。
 とっても優しい先生です。
 私の話しをよく聞いてくださいます。
 優しくて、
 腕のいい先生という評判の先生でした。
 かつてはTV-CMも流していらっしゃいました。
      ■         ■
 坂本善哉先生は、
 札幌医大をご卒業後に、
 札幌医大の先輩である、
 上石弘かみいしひろし教授が主宰しゅさいされる、
 近畿大学形成外科で研鑽を積まれました。
 上石かみいし先生は、
 日本でも数少ない、
 歯科医師と医師の両方の免許を持った形成外科医です。
      ■         ■
 上石弘かみいしひろし先生といえば、
 私たちの間では、
 頭蓋顎顔面外科とうがい_がく_がんめん外科の権威です。
 歯科医師のライセンスと、
 札幌医大口腔外科にいらした経歴で、
 早くから顎顔面外科に取り組んでいらっしゃいました。
 坂本善哉先生は上石先生の弟子です。
      ■         ■
 何度か上石先生から、
 坂本善哉先生はとても優秀だと伺っていました。
 上石先生が学会を主催される時には、
 坂本善哉先生からご協力をいただいたと、
 上石先生が感謝していらっしゃいました。
 以前うかがった時には、
 エンゼルクリニックに、
 波利井清紀先生からの感謝状もありました。
      ■         ■
 坂本善哉先生がHPに書かれた文章を引用します。
 悠々自適といいますと、語弊があるかもしれませんが、
 仕事も人生ものんびりと、
 晴耕雨読、
 ストレスフリーなセミリタイア生活をしていきます所存です。
 とてもうらやましいです。
 私はもう少し、
 ストレスフルな開業医生活をします。
 坂本善哉先生、
 24年間お疲れ様でした。
                        
                        
                     
                                    
                                                医学講座
                        
                            元気なうちは働きます                                                    
    
                         ありがたいことに
 開業医には定年がありません。
 定年を決めるのは自分です。
 私は、
 老害
 …にならないうちは、
 働こうを思っています。
 私の父親は80歳を過ぎても、
 調剤薬局のピンチヒッターとして働いていました。
      ■         ■
 私の恩師、
 大浦武彦先生は、
 85歳でも働いていらして、
 学会発表もなさっています。
 厚生労働省との交渉もなさっています。
 すごいことです。
      ■         ■
 私は85歳は無理ですが、
 自分が働ける間は、
 元気な間は、
 仕事をします。
 学会にも参加して、
 最新の知識を仕入れて、
 患者さんにいい医療を提供します。
      ■         ■
 形成外科の先輩を見ると、
 70代で手術をしている先生もたくさんいます。
 私がJA帯広厚生病院を退職して、
 医療法人社団札幌中央形成外科の、
 副院長にしていただいたのが、
 平成10年4月でした。
 1998年4月です。
 当時1926年5月生まれの院長武藤靖夫先生は72歳でした。
      ■         ■
 72歳の武藤靖夫先生から、
 フェイスリフトの手術を教えていただきました。
 目の手術は、
 神業のように、
 あっという間に二重ができて、
 形成外科しか知らなかった私は、
 毎日驚きの連続でした。
 武藤靖夫先生は2009年1月16日にお亡くなりになりました。
 満82歳でした。
 私も偉大な形成外科の先輩を見習って、
 働けるうちは働こうと思っています。
                        
                        
                     
                                    
                                                院長の休日
                        
                            母親の誕生祝2017                                                    
    
                         昨日2017年4月20日は、
 私の母、本間瑞子の89歳の誕生日でした。
 昨年2016年3月29日に親父が90歳で亡くなりました。
 残された、ばあさんは、
 マンションで一人で暮らしています。
 幸いなことに、
 家内の母親も同じマンションの別の部屋で暮らしています。
 老人2人で助け合った暮らしています。
      ■         ■
 母親の母親、
 私にとって母方の祖母、
 太田キヨは89歳6ヵ月で、
 平成10年に亡くなりました。
 85歳から老健でお世話になり、
 89歳で亡くなる直前まで、
 特別養護老人ホーム(特養)でお世話になりました。
 最後は私を見ても、
 (あはは、、、)
 あんた誰?
 …でした。
      ■         ■
 その点、
 私の母親は、
 まだPCで毎日株価を見て、
 株取引をしています。
 東芝の株も売り抜けたそうです。
 ばあさん、
 なかなかやるじゃん!
 息子の正直な感想です。
 私は89歳まで元気でいる自信がありません。
      ■         ■
 昨日は、
 琴似ことにの鮓佐すしささんに行きました。
 前日に38℃の熱が出たというばあさん、
 少し元気がなさそうですが、
 元気にお鮨を食べていました。
 来年の90歳の誕生日も、
 元気で、
 お祝いができることを願っています。
