医学講座

札幌中心部再開発2016

 札幌弁護士会の高橋智先生のご紹介でお会いした
 不動産鑑定士の先生は優秀な方です
 私の母親に聞いたら、
 若い時から優秀で、
 かなり早く独立なさったそうです。
 88歳のばあさんが、
 その先生のことをよく覚えていました。
      ■         ■
 札幌市中心部では、
 大同生命ビル以外にも、
 大きな再開発プロジェクトがいくつかあります。
 残念なことですが、
 順調に進んでいるのは2箇所だけで、
 他の再開発は進んでいないところがあります。
 点在する駐車場の間に、
 古い家屋がある地域もあります。
      ■         ■
 ほんとうに老朽化して、
 今にも倒れそうな家屋もあります。
 それでも、
 営業を続けているお店もあります。
 再開発事業というのは、
 大変なことです。
 建て直すほうは一日でも早く壊したいですし、
 営業をしているほうは一日でも長く残りたいです。
      ■         ■
 私の院長日記、
 大同生命のリスク
 Googleで検索すると上位にヒットします。
 私が一番怒っているのは、
 お正月明けに突然電話が来て
 建物が老朽化しているから退去せよとの一点張りです。
 急に出て行けと言われても、
 空室のあるビルがありません
      ■         ■
 多くの患者さんから、
 先生がんばって
 …とご声援をいただいています。
 明日(2016年6月20日月曜日)、
 18:15から、
 HTB北海道テレビの番組、
 イチオシ!で、
 どう変わる札幌中心部再開発が放送されます。
 私も取材を受けたので番組に出ます
 北海道内しか視聴できませんが、
 お時間がある方はぜひ番組を見てください。

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昔の記憶

母親の職歴

 昨日の院長日記、
 不動産鑑定士にお会いしましたに、
 さくらんぼさんからコメントをいただきました
 保険の仕事はお聞きした事がありましたが、
 不動産鑑定士でのコピーとりの仕事が役にたちましたね。

 そうなんです、
 日本でも有名な不動産鑑定士の先生が、
 開口一番に、
 お久しぶりです。
 お母さんお元気ですか

 と言っていただきました。
 ありがたいお言葉です。
      ■         ■
 私の母親は、
 40歳を過ぎてから、
 家計を助けるために、
 働いていました。
 今から考えると、
 私と弟の教育費が大変だったと思います
 本間家は先祖代々の資産があるような、
 裕福な家庭ではありません。
 サラリーマンの薬剤師でした。
      ■         ■
 私の学生時代
 2008年6月11日の院長日記です。
 私は1970年4月から札幌に住んでいます。
 その年に、札幌西高校へ入学しました。
 当時は大学区制で入学定員の3%程度までは、
 北海道のどこからでも札幌の高校へ進学できました。
 一番難しかったのが、
 札幌南高校
 昔は札幌一中(いっちゅう)と呼ばれていました。
 その次が、
 札幌北高校、昔の庁立高等女学校です。
 札幌西高校は、おおよそ3番目でした
 昔の札幌二中(にちゅう)でした。
      ■         ■
 私の父方の祖母が住んでいた、
 琴似八軒(後の西区八軒)から、
 一番通いやすかったのも選んだ理由の一つです。
 西高は自由な雰囲気が売りでした。
 自分の学力と相談して、
 札幌南は無理でした。
 無理のないところが札幌西でした。
      ■         ■
 大夕張に父親を一人残して、
 母親、私、弟の3人が札幌へ来ました。
 今から思えば、父親には悪いことをしました。
 父親は、月に1~2回、
 バスで札幌へ来ました。
 自家用車もありませんでした。
 バスの運賃が、片道1,080円程度だったと記憶してます。
      ■         ■
 お金がないので、
 母親は、八軒にあった森永製菓の工場へ、
 パートで働きに出ました。
 エンゼルパイというお菓子を作っていました。
 たまに、できそこないで廃棄処分にされるお菓子を、
 こっそり持って帰ってくれて、
 それを食べるのが楽しみでした。

 ところが、
 不況で森永製菓の工場をリストラされました。
      ■         ■
 母親の職歴は、
 森永製菓のお菓子工場のパート(不況でリストラ)→
 生命保険の外交員→
 財形貯蓄の勧誘員という、
 仕事をしながら、生活費を稼いでくれました。

 その後で働いたのが、
 公益社団法人北海道不動産鑑定士協会でした。
      ■         ■
 そこは、
 将来年金をもらえるように、
 …と言って働いていたように記憶しています。
 私たち息子2人が独立してからも、
 鑑定協会で働いていました。
 そこでたくさんの人脈を築きました。
 88歳になった今でも、
 ネットで株価を見ながら
 株取引をしているのは、
 その当時に教えていただいたからです。
      ■         ■
 定年があったかどうかわかりませんが、
 60歳頃まで鑑定協会で働いていました。
 そのおかげで、
 厚生年金がもらえるようになったと喜んでいました。
 父親が亡くなって、
 お一人様になりましたが、
 食べて行ける分くらいはあるようです。
 マンションで、
 私の院長日記を読んでいると思います

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医学講座

不動産鑑定士にお会いしました

 不動産鑑定士の先生にお会いしました。
 札幌弁護士会の高橋智先生のご紹介です。
 以前にもお世話になった先生です
 札幌の不動産鑑定士の先生ですが、
 日本では有名な先生です。
 米国の資格もお持ちです。
      ■         ■
 お久しぶりです。
 お母さんお元気ですか

 先生とのご挨拶です。
 この、 
 お母さんとは、
 私の母親のことです。
 昔、北海道不動産鑑定士協会で、
 パートのおばさんをやっていました
 コピー機が貴重な頃に、
 コピーもとったことがなかったのに、
 鑑定協会でコピーをとる係りをしていました。
      ■         ■
 私の母親が築いた人脈が、
 大同生命との裁判で役立つとは
 考えたこともありませんでした。
 人生、
 いつ、
 何が役に立つかわかりません。
 88歳のばあさんに感謝です。
      ■         ■
 公益社団法人北海道不動産鑑定士協会HPの記載です。
 1963(昭和38年)年、土地等不動産の適正な価格の形成に資することを目的とし、「不動産の鑑定評価に関する法律」が公布され、不動産の鑑定評価制度及び不動産鑑定士資格が誕生しました。不動産鑑定士は国家資格とされ、不動産鑑定評価を業として営む場合、国土交通大臣又は知事の登録を受け、その事務所毎に専任の不動産鑑定士1人以上置くこと等を義務づけられています。
 不動産鑑定士は地域の環境や諸条件を考慮して「不動産の有効利用」を判定し、「適正な地価」を判断します。つまり、不動産鑑定士は、不動産の価格についてだけでなく、不動産の適正な利用についての専門家でもあります。現在、不動産鑑定士はさまざまな分野で活躍しています。国や都道府県が土地の適正な価格をー般に公表するための、地価公示制度や地価調査の制度をはじめとして、公共用地の買収評価、相続税路線価評価、固定資産税評価、裁判上の評価、会社の合併時の資産評価ならびに現物出資の評価、さらには、不動産に関するカウンセリング等、広く公共団体や民間の求めに応じて不動産鑑定士が業務を行っています。
 (以上、公益社団法人北海道不動産鑑定士協会HPより引用)

      ■         ■
 不動産の専門家だけあって、
 実によくいろいろな事案をご存知でした。
 札幌市で行われている、
 大規模な再開発事業は、
 どこもなかなか大変なようです。
 空き地が目立つ地域もあります。
 過去の事例もお聞きしました。
 裁判になっていない例のこともお聞きしました。
      ■         ■
 何でもご存知の不動産鑑定士の先生でも、
 札幌駅前で、
 札幌美容形成外科が移転できるスペースがある、
 空室のあるビルはないとのことでした
 私の母親は、
 50歳を過ぎてからも働いていました。
 何にでもチャレンジするばあさんだったから、
 使ったことがないコピー機も使いこなしたようです。
 AMAZONで買った炊飯器も使いこなしているようです
 親ながらあっぱれです。

 

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医学講座

不審なメールに注意2016

 JTBへの不正アクセスで、
 最大で793万人分の個人情報が盗まれた可能性があります。
 とても他人事ではありません。
 医療機関には、
 JTB以上に大切な個人情報があります。
 大物政治家がガンになったなんてことが漏洩すると、
 世の中の流れが変わります。
 会社経営者の情報漏洩で、
 株価に影響することもあります。
      ■         ■
 美容形成外科にも、
 大切な個人情報があります。
 クリニックには、
 セコムの監視カメラを設置し、
 個人情報保護保険にも入っています
 それでも100%安心はできないので、
 私は服部医療システムサポート
 服部昌毅はっとりまさきさんにお願いしています。
      ■         ■
 札幌美容形成外科への相談や予約は、
 https://s-bi.comの、
 セキュリティーがついたページから送信していただくようになっています。
 同業の先生にお教えします。
 この、
 https://は、
 お金がかかります。
 セキュリティーのためです。
 メールにも十分に気をつけています。
      ■         ■
 私個人のアドレスに、
 次のメールが届きました。
 添付ファイルがついています。
 開いていませんが、
 間違いなくウイルスです
 日本郵便の、
 0157-59-5979
 に電話しても
 おかけになった電話番号は現在使われておりません
 の自動音声が流れます。
 気をつけてください。
      ■         ■
 [日本郵便] 集荷依頼申込み完了のお知らせ
 受付番号:S16062960303877
 この度は日本郵便のWeb集荷サービスをご利用頂きありがとうございます。
 上記の受付番号は、お問い合わせ・内容修正・申込取消の際に必要となります。
 このメールを保存または印刷していただくよう、よろしくお願いします。
 お申込み内容は以下のとおりです。
—————————————————————-
 電話番号:0157-59-5979 内線:
 集荷希望時間帯:15:00‐17:00
 商品:ゆうパック
 個数:1個
 送り状の用意:用意済み
—————————————————————-
 なお、このメールアドレスは送信専用となっております。
 本メールに返信されましても、ご質問等にお答えすることは出来かねますのでご了承ください。
〒——————————————〒
 日本郵便株式会社
 〒100-8798 東京都千代田区霞ヶ関一丁目3‐2
 ゆうびんホームページ
 http://www.post.japanpost.jp/
〒——————————————〒

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院長の休日

さくらんぼをいただきました2016

 今年も山形のさくらんぼさんから、
 さくらんぼをいただきました。
 農繁期でお忙しい上に、
 ご両親の病院への往復と、
 ほんとうに毎日お疲れ様です。
 私の院長日記にコメントをいただき、
 ほんとうにありがとうございます。
 心から感謝しています。
      ■         ■
 今年は春先の低温で、
 山形の果樹園が被害を受けました。
 さくらんぼさんにお願いして、
 私もお世話になっている方に、
 毎年さくらんぼお送りしていたのですが、
 今年は数量不足でお送りすることができませんでした。
 こちらだけいただいて申し訳ございません。
      ■         ■
 2016年は札幌美容形成外科、試練の年です
 札幌地裁で裁判がはじまりました
 長くかかることも予想されます。
 札幌弁護士会の高橋智先生にお願いしているので、
 私は医療に専念します。
 札幌美容形成外科の診療を続けることが私の使命です。
 さくらんぼさんありがとうございます。 
 今までにいただいた記録です。
 2015年
 2014年
 2013年
 2012年
 2011年
 2010年
 2009年
 2008年
20160615

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医学講座

空室がありません2016

 平成28年6月14日、北海道新聞朝刊の記事です。
 オフィス空室率11カ月連続低下
 オフィス仲介の三幸エステート(東京)が6月13日発表した5月の札幌のオフィスビル平均空室率は、前月比0.46ポイント低下の5.59%だった。11カ月続けて前月より下がり、1994年1月の統計開始から最も低い状態が続いている。
 主要3地区別では、札幌駅南口は0.4ポイント低下の1.8%、北口は0.4ポイント低下の2.9%、大通は0.3ポイント低下の4.9%といずれも下がった。幅広い業種でオフィス需要が根強く、まとまった面積を確保できるビルは一段と減っている。3.3平方メートル当たりの募集賃料は前月より130円安い7754円だった。
 (以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 札幌のビルが人気です。
 近くに建設中の富国生命と越山ビルディングの跡地は、
 竣工1年前から全館満室だそうです。
 特に札幌駅前通地下歩行空間チ・カ・ホ)に直結したビルが人気です
 2011年3月に開通してから、
 札幌の人の流れが変わりました。
 雨の日は濡れず
 雪の日は寒くなく
 晴れの日は日焼けしません。
      ■         ■
 大同生命との裁判ははじまったばかりです
 第一回口頭弁論が2016年5月30日でした
 次回は、
 2016年7月25日月曜日13:30からです。
 Googleで『大同生命+札幌』を検索すると、
 私の院長日記、
 大同生命のリスク
 …が相変わらず上位にヒットします。
      ■         ■
 私が入居するコンタクトオフビルからも、
 何店かのテナントさんが移転されました。
 裁判になっているのは、
 医療法人札幌美容形成外科だけです。
 階下の雪印パーラーさんも
 なかなか移転先が決まらないようです。
 理由は空き室がないからです。
 毎年いらしてくださる、
 脇汗ボトックスの患者さんから激励されています
 先生のところがなくなったら困る
 患者さんが困らないように、
 札幌弁護士会の高橋智先生ががんばってくださっています

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医学講座

皮膚腫瘍外科分野指導医更新2016

 専門医更新2015
 2015年1月9日の院長日記です。
 次の内容が昨年の院長日記です。
 私は日本形成外科学会と、
 日本熱傷学会の、
 専門医です。
 昔は認定医と呼ばれていました。
 国の方針で、
 どこの学会でも専門医になっています。
      ■         ■
 医師免許証は、
 一度取得してしまえば生涯有効です。
 大きな問題を起こして、
 医業停止処分でも受けない限り、
 免許停止になることはありません。
 私が知っている先生で、
 免許停止になったのは、
 悪質な脱税
 殺人、
 …などです。
      ■         ■
 前回の更新が2009年でした。
 専門医更新
 …という2009年1月8日の院長日記に書いてあります。
 今回から、
 専門医更新が6年毎になりました。
 書式も変わりました。
 診療実績記録という様式4が変更になっています。
 この様式4が面倒です。
      ■         ■
 診療を行った施設名・所在地、
 勤務の態様(常勤か非常勤か?)
 外来担当日数、
 1日の患者数(平均)、
 手術件数(月平均)、
 レーザー治療(月平均)、
 創傷処置・褥瘡処置など(月平均)、
      ■         ■
 私のように、
 開業して一箇所のクリニックであれば比較的楽です。
 大学の先生のように、
 6年間に何回か転勤して、
 複数のクリニックでアルバイトをしていたとなると、
 よほど詳しく記録をつけていないと、
 正確に記載するのは難しいと思います。
 若い先生は、
 専門医更新のことも考えて、
 自分でデーターベースを作っておく必要があると思います。

      ■         ■
 今年は、
 日本形成外科学会特定分野指導医制度
 皮膚腫瘍外科分野指導医
の更新年です。
 長い名前の指導医です。
 2011年に取得した、
 日本形成外科学会特定領域指導専門医
 皮膚腫瘍外科指導専門医

 今年のは、
 皮膚腫瘍外科分野指導医
 分野の2文字が入っています。
      ■         ■
 2016年6月30日必着で、
 書類を送らなくてはなりません。
 いつもは、
 余裕で書類を作成する私ですが、
 今年は4月から忙しく、
 ようやく昨日から取りかかりました。
 面倒なのが、
 診療実績報告書です。
      ■         ■
 学会からの通知によると、
 分野指導医資格取得後に関わった症例の、
 【件数】を記載して報告となっています。
 (手術したもの以外も含む)
 手術件数なら比較的簡単に抽出できます。
 皮膚腫瘍の患者さんに、
 関わった症例数となると抽出が難しいです。
 若い先生への助言です。
 専門医更新のために、
 自分が関わった症例のデーターベースを、
 必ず作成されることをおすすめします。
20160613-1
20160613-2

専門医の維持も大変です

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医学講座

「プチ整形」まさか失明

 平成28年6月12日、朝日新聞朝刊の記事です。
 プチ整形まさか失明「鼻を高く」未承認剤の注射後
 注射だけで気軽にできる「プチ整形」の一部で、失明や皮膚の壊死(えし)といった重篤なトラブルが起きている。専門医によると、鼻を高くすることなどに使う充塡(じゅうてん)剤(フィラー)が原因だという。詳しい調査はされておらず、現在も使っているクリニックは少なくない。
 近畿地方の大学病院に2014年、体のふらつきと右目の異常を訴える20代の女性が運び込まれた。翌日、目は光を感じなくなり、右眉から鼻にかけて皮膚が壊死した。女性は鼻を高くするため、美容クリニックで鼻の付け根の骨膜付近にフィラーを注射された直後だった。
 検査の結果、フィラーが血管に入って周辺の血流を止めたことが原因と判明。女性は約2週間入院し、ステロイド剤を使って炎症を抑える治療を受けた。だが右目の視力は失われ、顔には大きな傷が残った。
 女性に使われたフィラーは、歯の主成分と同じハイドロキシアパタイトの微細な粒を含んだジェル状の注入剤。国内では未承認だが、顔の整形で一般的に使われているヒアルロン酸より矯正した形が長持ちしやすいとして、数年前から使われ始めた。
 美容医療の事故情報に詳しい日本形成外科学会理事長で大阪大医学部の細川亙教授によると、この製品による事故は関東や北海道の病院で報告されている。
 ハイドロキシアパタイトは分解することが難しく、術後に血管を圧迫するなどのトラブルが起きると処置は非常に困難だという。ヒアルロン酸でも同様の事故は起こりうるが、薬剤注射で分解できる。
 視力障害、皮膚の壊死は多くの基幹病院が経験しているという医師の一人は「被害者は事前に危険性について説明を受けていなかった。自分が治療した人を含め、多くはクリニックとの間で示談になっているため問題が知られないできている」と話す。
 この製品は米国など海外では、ほうれい線などのしわを目立たなくするための医薬品として承認を受けている。国内の輸入代理店の担当者は「事故については把握しており医師には説明している。医師の技量の問題だ」と話す。
 美容クリニック側の対応は分かれる。札幌市のクリニック院長はこの製品を使った隆鼻法を「安全が保てないと判断し、昨年秋にやめた」と話す。一方、大阪市内のクリニックはウェブサイトで「メイク感覚」などと宣伝し、危険性には触れていないところも多い。
 フィラーを使った美容整形は、しわの治療や顔輪郭の矯正など幅広い。皮膚を切ることなく矯正部分に注射するだけで済み、気軽さから「プチ整形」と呼ばれる。しかし、「統計がない」(厚生労働省)ことから実態は不明。使用は広がっているとみられているが、国はトラブルについて注意喚起をしていない。
 細川教授は「プチ整形は簡単に受けられるから安全だと思っている人が多い。だが、事故が起きた際の危険は、整形手術より大きいこともあると認識してほしい」と話す。
事故情報、共有されず
 「論文などで事故が報告されているのに野放しなのは美容医療ならではだ」。フィラーが原因の皮膚壊死を治療したことがある関東地方の形成外科医は嘆く。
 美容外科などの美容医療は、医師法で医療行為として定められている。だが、病気が原因ではない場合、健康保険は使えない自由診療となるのが一般的だ。
 保険診療は、厳しい審査を受け、認可された手術や薬剤に限定されている。これに対し、美容医療で使われている薬剤の多くは未承認だ。過去には海外製のフィラーから猛毒のヒ素が検出されたこともある。
 患者の安全のためには事故や合併症の情報共有が不可欠だが、美容医療の関連学会は出身科で二分されたままの状態が続く。統一的な対策を取るのが難しいのが実情だ。
 日本美容外科学会(JSAPS)の百束比古(ひゃくそくひこ)理事長は「営利追求になっていることや、形成外科の知識がない医師が参入していることが、問題を深刻にしている。医師教育を高める取り組みはしているが、改善には時間がかかる」と話す。
 厚労省医療安全推進室は「現行の事故情報の収集制度では、小規模クリニックが多い美容医療の情報はなかなか入ってこない」という。消費者事故を担当する消費者庁消費者安全課も「こちらで医療機関のリスクを把握するのは困難。施術を希望する際は担当医師の経歴や専門を確認してほしい」と話している。(重政紀元)
20160612
20160612-2

(以上、朝日新聞より引用)

      ■         ■
 私が昨年9月から、
 声を大にして言っていた、
 レディエッセによる失明事故です
 朝日新聞が、
 慎重に調査をして、
 記事にしてくださいました。
 本文中にある、
 札幌市のクリニック院長
 この製品を使った隆鼻法を
 「安全が保てないと判断し、昨年秋にやめた」と話す。

 …は私のことです。
      ■         ■
 レディエッセを中止しました2015
 2015年9月3日の院長日記です。
 日本形成外科学会理事長の、
 細川亙(ほそかわこう)先生が、
 美容医療で悲惨な結果が出ていることを周知するために、
 闇に葬られてしまいそうな事例を拾い上げて、
 形成外科の学術専門誌で取り上げました
      ■         ■
 日本形成外科学会誌ではなく、
 克誠堂出版の形成外科
 に掲載したのは、 
 形成外科学会員以外の、
 美容外科医にも読んでもらいたいからだと思います。
 残念なことですが、
 このレディエッセ以外でも深刻な健康被害が出ています。
      ■         ■
 昔から、
 美容外科による健康被害はあります
 きれいになりたい
 という
 乙女心
 につけ込んで、
 これでもか、
 これでもか、
 …と自分の身内なら絶対にしない手術をすすめる美容外科があります
      ■         ■
 もし健康被害に遭われた方がいらしたら、
 弁護士さんに相談することをおすすめします。
 北海道でしたら、
 札幌弁護士会の高橋智先生をおすすめします
 全国の弁護士を知りたかったら、
 医療事故情報センターです
 何度も院長日記で取り上げています。
 美容外科での死亡事故2014
 品川美容外科の「糸によるフェイスリフト術」問題
 医療事故情報センター
 〒461-0001
 名古屋市東区泉1丁目1-35ハイエスト久屋6階
 電話:052-951-1731
 FAX:052-951-1732

 朝日新聞で報道された患者さんが、
 少しでも元気になってくださることをお祈りしています。
 記事を書いてくださった、
 重政紀元しげまさのりゆき記者に感謝いたします。

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院長の休日

食品ロスに特効薬

 平成28年6月11日、朝日新聞朝刊、天声人語です。
 食品ロスに特効薬
 長野県松本市の職員の懇親会には席を立ってお酌をして回ることを禁ずる時間帯がある。乾杯に続く冒頭の30分間とお開き前の10分間だ。各人が自席でしっかり料理を食べる時間とされた。30・10(さんまる・いちまる)運動と呼ばれる。
 ▼食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」を減らそうと、菅谷(すげのや)昭市長が6年前に提案した。運動は市役所から企業へ広まった。
 ▼家庭版30・10も考案された。毎月30日は食材を使い切る「冷蔵庫クリーンアップ」の日。10日は「もったいないクッキング」の日。大根の皮やブロッコリーの茎、古いパンを使ったレシピを紹介する。
 ▼次代を担う子供たちにも働きかける。職員らが公立の保育園と幼稚園全46園を訪ね、紙芝居やクイズで食べ物の大切さを伝えた。園児らが家で父母に言う。「もったいないよ」「なんで捨てちゃうの」。反省した親たちが習慣を改めつつあるそうだ。
 ▼松本市へは大阪府豊中市など各地の自治体から視察が続く。佐賀市や熊本県あさぎり町からは「30・10運動の名称を使わせて」と電話が来た。
 ▼いま世界では9人に1人が飢餓に苦しむ一方、年間約13億トンもの食品が食べられずに捨てられる。フランスでは今年、大型スーパーによる食品廃棄が規制された。中国は、完食して皿をピカピカにする「光盤」運動を提唱している。日本は信州発の「30・10」運動を国内外へ広められないだろうか。宴会版、家庭版ともに異文化圏でも通じる普遍性があると思うが、どうだろう。
 (以上、朝日新聞より引用)

      ■         ■
 天声人語の筆者が交代してから、
 私が好きな内容になったと感じます。
 お二人の筆者が交代で書かれています。
 毎日朝刊の紙面をどうやって埋めようか?
 それはそれは大変なことと思います。
 高校生の時から、
 半世紀は朝日新聞を購読しています。
 今日の天声人語はぜひ読んでいただきたい内容です。
      ■         ■
 宴会のお酌には無縁になりましたが、
 家庭版30・10には大賛成です。
 けちな二人の本間家です
 冷蔵庫の中は奥さんのとりでです。
 たまに私が冷蔵庫の中を見ると、
 怒りが爆発することがあります
 冷蔵庫でものが腐るなんて信じられない!
      ■         ■
 私は、口うるさい男です。
 『家の中がキタナイ』
 『片付いていない』
 『冷蔵庫の中でものが腐っている
 などなど…
 家内も反論します。
 『どこの家もこんなものょ…』
 女性も強くなります。

      ■         ■
 家庭版30・10がいいです。
 毎月30日は食材を使い切る
 「冷蔵庫クリーンアップ」の日。
 10日は
 「もったいないクッキング」の日。
 大根の皮やブロッコリーの茎、
 古いパンを使ったレシピを紹介する。
 ぜひ本間家でも実行したいと思います。

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二重・眼瞼下垂

二重なのに眠たそうな目

 6月なのに、
 気温が低い日が続いています。
 札幌では、
 6月8日(水)から12日(日)まで、
 よさこいソーラン祭りが開催されています
 正式には、
 第25回YOSAKOIソーラン祭りと、
 YOSAKOIがローマ字のようです。
 天気が悪いのでちょっと残念です。
      ■         ■
 札幌美容形成外科で一番多い手術は、
 眼瞼下垂症がんけんかすいしょうの手術です。
 もともと二重だったのに、、、
 二重のラインはあるのに、
 眠そうな目になってしまった!
 どうしてなんだろう?
 そういえば、、、
 目が悪くて中学生からハードコンタクトを使っていた
 コンタクト屋さんでは何も言われなかったけどぉ~
      ■         ■
 赤ちゃんの時は、
 丸くて大きな目だったのに、
 いつの間にか、
 目が細くなってしまった。
 どうしてかなぁ~?
 そういえば、、、
 アトピーでよく目をこすっていたなぁ~
 薬をつけないこともあったなぁ~
      ■         ■
 さまざまな原因で、
 二重なのに眠そうな目になる方がいます。
 【相談無料】の美容外科で、
 ただで診察してもらって
 【高い手術】を受けても、
 半年たったら戻ってしまうこともあります。
 眠そうな目になった原因を調べないで、
 目だけ治してもダメです。
      ■         ■
 ハードコンタクトはできるだけ使わない。
 おうちに帰ったら、
 コンタクトから眼鏡にする。
 目をこすらない。
 こんなことに注意しないと、
 何回手術をしても、
 二重なのに眠そうな目は治りません。
      ■         ■
 還暦を過ぎ、
 61歳になって
 かなりくたびれてはいますが
 毎日、奥さんと喧嘩しながらでも
 私のことを信頼していらしてくださる患者さんがいる限り、
 時間をかけて
 丁寧な仕事をしています

 偏屈ながんこじじいで、
 ど派手な二重は作りませんでもよければ、
 どうぞいらしてください。
kon
20151017
20151114

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