医学講座

ブログ裁判はなくなりました

 昨日の院長日記、
 ブログに書かれるということに、
 ラズベリーさんから、
 とても心強いコメントをいただきました
 ブログで公開すると、
 たくさんの方に見ていただけて、
 応援していただき、
 助言までいただけるというメリットがあります。
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 ラズベリーさんからいただいたコメントです。
 老朽化していることを土地、建物取得前に知りながら取得し、
 【老朽化】→【立ち退きの正当事由】には、
 まず主張としては困難であるということ。
 某生命保険会社様が取得した経緯は、北海道新幹線により、お客の増加に目をつけたこと。
 【美容室】と【形成外科】では、
 移転出来る店舗は慎重に考えなければならないという点です。
 薬のみを処方する【内科】と【外科】も違いますね。
 今回の裁判のポイントは、
 【移転先の有無】、
 【移転したら高額な賃料と客数減少】→
 【患者が手術を受けれなくなる、本間先生や家族、社員の生活低下】
 【莫大な税金】。
 一方、某生命保険会社様は駅近、
 新築を理由に高額な賃料設定ができ、
 投資物件として栄華を極めます
 生存権や営業権を侵害して。
 これではいけないと思います。
 共存ということを考えて欲しいです。

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 このまま次の準備書面に書きたいくらいです。
 ほんとうにありがとうございます。
 実は、
 前回の弁論準備手続きの前、
 平成28年11月21日
 相手方から、
 訴え変更の申立書が提出されました。
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 これは今後の裁判にとても重要なことで、
 しかも裁判所がブログで発信することを知らずに、
 進めてくれた話し合いの内容とは異なるので、
 私から
 私の責任で発信します。
 裁判所にも、
 自分でブログに書くことは、
 法律違反にはならないと確認しました。
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 (主位的請求)
 l.被告は、原告に対し、平成29年3月5日限り、別紙物件目録記載の建物を明け渡せ
 (予備的請求)
 2.被告は、原告に対し、平成29年3月5日が経過した後、原告から裁判所が相当と認める金額の支払を受けるのと引き換えに、別紙物件目録記載の建物を明け渡せ
 3.訴訟費用は被告の負担とするとの判決並びに仮執行の宣言を求める。

 つまり、
 訴状に札幌美容形成外科のHPのカラーコピーを、
 何十枚もつけて、
 分厚い特別送達の郵便物で送ってきたのに、
 院長日記に書いたので、
 店子として不適格は無くなりました。
 日本初のブログ裁判はなくなりました。
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 こちらから提出した、
 防犯ビデオのDVDを見て、
 私が平成28年1月6日午後3時半に、
 電話で話したことが
 高圧的で語気鋭く詰問

 ではなかったので、
 これでは争えないと考えたのでしょうか?
 この半年間の裁判は、
 いったい何だったの?
 診療を休んで、
 裁判所に行ったんだょ

 …と言ってやりたかったです。
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 これからは、
 更新拒絶による
 建物明渡訴訟です。
 平成29年3月5日は、
 医療法人札幌美容形成外科の設立から10年目の日です。
 法人設立にあたって、
 賃貸借期間は、
 法人開設曰から10年間とする。

 …という覚書を、
 北海道庁の書式によって交わしていたからです。
      ■         ■
 札幌美容形成外科の不動産契約は、
 定期借家契約ではなく、
 普通借家契約です。
 しかも公正証書です。
 元札幌地裁所長だった公証人の直筆サインがあります。
 ラズベリーさんがコメントしてくださったように、
 こちらには、
 移転先が無い】、
 【移転したら高額な賃料

 …という正当事由があります。
 来年からの口頭弁論は、
 更新拒絶が認められるかどうかが争点となります。

“ブログ裁判はなくなりました”へのコメント

  1. なっちゅん より:

    先ず一つ、解決してよかっですね。
    良かったです!

    ラズベリーさんは本当に法律にお詳しくて
    なるほど、なるほどと
    今朝読ませて頂きました。 

    今後も書き込んで下さると助かりますね。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。ほんとうに心強いコメントをいただき感謝しています。なるほどです。なっちゅんさんにも応援していただき感謝しています。ありがとうございました。

  2. さくらんぼ より:

    らずべりぃさんのように法律に詳しくないので 更新拒絶とはなんの更新手続きなんですか?ブログの更新ですか? 大同生命さん そこまでいうなら 本間先生に本間先生が納得する 仮店舗を用意し 新しいビルに 同じような クリニックを作って いや 全く同じがそれ以上の クリニックを作り 店子として迎え入れてください。 それしか 解決方法はないと思います。このままでは 先生と職員が職を失い ます。なんとかして欲しいです。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。更新拒絶とは不動産賃貸契約を更新しないので出て行ってくれという更新拒絶なのです。貸主側に【正当事由】があれば更新を拒絶できます。ただ事業規模の拡大を目的としてある日突然大家さんになった側が、正直に家賃を払って営業をしていた店子を追い出すのが合法なのか?店子には移転先がないという【正当事由】があるのに、お金さえ出せば追い出せるのか?というところがこれからの裁判の争点になります。裁判所が鑑定を求めるのはよくあることで、医学鑑定もよくあります。医学鑑定は学会のそれなりの先生が担当しますが、医学鑑定を書く側も苦労します。簡単に裁判が進むとも思えません。ご声援に感謝しています。

  3. えりー より:

    院長日記もラズベリーさんの
    文章もわかりやすくて理解
    しやすいです。
    先生のお人柄に共感して
    皆さんコメントしてるのだと思いました。

    先生のご苦労はまだ終わって
    いませんが最後は納得出来る解決で、
    この半年は無駄ではなかったと思える方向に
    進んでいきますように願っています。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。私の院長日記の目的は後世の人が読んで役に立つことです。医学用語がわからないのといっしょで法律用語も難解です。ある日突然大家さんが変わって出て行ってくれと言われた人が将来、私の院長日記を読んでわかったと言っていただくための記録です。これからも詳細に残します。ご声援に感謝しています。

  4. すみれ より:

    まず良かった !と一息つきました。法学部を出ていても何もわからず、これまで裁判事にはスルーしていました。今回は、本当にまわり道でしたねいろいろな勉強になりました。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。すみれさんに応援していただけるとは夢にも思っていませんでした。西高の同級生からも応援してもらっています。ありがたいことです。ご声援に感謝しています。

  5. くくるん より:

    ラズベリーさんのコメントをこの保険会社に読ませたいくらいです。保険会社は、自分たちの利益だけしか考えないのは間違っています。
    自分の身におきかえたらイライラしてきました。
    診療を休んで裁判所にも行っているなら、その分の損害賠償は請求は出来ないのでしょうか?

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。大きな会社ですから利益優先はわからなくもないです。ただ突然大家になっていきなり出て行けはないです。裁判で争うことになります。

  6. ラズベリー より:

    拙いコメントを掲載して頂き、そして、皆様かからのコメントありがたく思います。某生命保険様(原告側)から訴えの変更があった記述があり、答弁、弁護をさせて頂きます。
    訴えの変更があっても、物欲【私欲】は変わりませんよ!ということですよね。名誉を毀損されたと、本間先生のブログを大量印刷して渡されて、本間先生の悪い【印象形成】を行ったということに他ならない。診療制限をされて、被害が出でおり、訴えを変更したのだから、訴訟費用を被告持ちとは道理が通らぬことです。
    続きは後日に記載致します。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    とても力強いコメントをいただきありがとうございます。お忙しいのに申し訳ありません。私たちにとってとても心強いお言葉です。相手方の第一希望は金銭での解決です。こちら側にはお金をもらっても出て行く場所がないという事情があります。水や麻酔ガスを使う医療機関が簡単に出て行けない事情があります。ご声援に感謝しています。

  7. ラズベリー より:

    今朝の答弁、弁護の続きです。
    本件は、名誉毀損には当たらず、【知る権利】です。患者の為、後世の悩める借主の為です。将来、退去裁判が勃発した時の解決日記(ブログ)です。
    隣のビルの某保険会社様が、老朽化なんて知らなくって土地、建物を買うのか?まず、疑問に感じます。賃貸(居住用)だと、不動産管理会社や家主と結託して築年数を築浅にみせて高い賃料設定し、借主から徴収するというのは現実にあります。立派な詐欺です。しかし、本件は、原告側が、土地及び建物の購入され、名義変更など登記するのではなかったでしょうか。購入したら、【老朽化!】直ちに解体、建て直しって言われて、【更新の拒絶】は、すなわち、貸主が変わる度に【生存権が脅かされる】由々しき事態となるのではないかと言えます。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。国のマイナス金利政策のためか?札幌市内のビルも次々とオーナーが変わっています。新しいビルは5年間の【定期借家契約】でしか入居できません。設備工事に多額の費用がかかる美容形成外科診療所は5年の【定借】では無理です。よほど高い料金でぼったくり経営をしないと設備費を回収できません。

  8. 破邪顕正 より:

    訴えの変更がなされたその先は、3月5日以降に不動産の侵奪を主張してくる可能性が有ります。不利な状況が予想されますが、この様な大企業の利益至上主義による不条理に屈しないで下さい! 大同生命は天の照覧を畏れるべし‼︎

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。これからもいろいろやられることは覚悟の上です。ご声援に感謝いたします。

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