医学講座

先生の選び方

 美容外科学会に参加して感じたことです。
 二重まぶたの手術から、
 フェイスリフト手術まで、
 先生の選び方は難しいです。
 私自身が手術をしても…
 100%満足していただくのは…
 とても難しいことです。
 修正手術もあります。
      ■         ■
 美容外科を標榜(ひょうぼう)…
 …つまり看板に出している大学病院もあります。
 有名な大学病院だから…
 100%満足とはなりません。
 開業医で…
 すばらしい結果を出している先生が、
 たくさんいらっしゃいます。
      ■         ■
 私から見て…
 自信満々で…
 100%満足させている…
 …という先生よりも、
 いつも患者さんの声に耳を傾け…
 なんとかもう少し…
 きれいにして差し上げよう…
 …と努力している先生が立派に見えます。
      ■         ■
 先生との相性も大切です。
 私のように…
 イメージは自然
 自然な仕上がりを大切にします
 …と言っている医師に、
 ど派手な目は作れません。
      ■         ■
 2つの日本美容外科学会に参加していると、
 上手な先生はどちらの学会にもいます。
 逆に下手な先生もどちらの学会にもいます。
 私から見て…
 あんな手術をして…
 あ~ぁ~あ~ぁ~
 …という先生もいます。
 先生の選び方はほんとうに難しいです。

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医学講座

第34回日本美容外科学会(福岡)⑥

 札幌は急に寒くなりました。
 11月上旬の気温だそうです。
 今朝はマフラーをして通勤しました。
 暑いくらいだった福岡とは、
 えらい違いです。
 日本は広いです。
      ■         ■
 今日は、
 シンポジウム7
 美容外科の医療安全管理
 患者と医療者を守る
 …についてです。
 残念なことですが、 
 美容外科手術で亡くなる方が
 日本でもいらっしゃいます。
      ■         ■
 このシンポジウムでは、
 福岡の三ツ角法律事務所の、
 弁護士_三ツ角直正先生の講演が印象に残りました。
 先生は、
 福岡大学病院客員教授で、
 医療安全を担当されています。
      ■         ■
 三ツ角先生のお話しによると、
 美容医療は、
 医学的見地から
 必要性及び緊急性に乏しいので、
 通常の医療(いわゆる病気の治療)に比べて…
 高度な注意義務が課されている
 ということでした。
      ■         ■
 その結果として、
 美容医療の裁判では、
 患者側の勝訴率が、
 他の医療裁判と比較して高い傾向があります。
 傾向があると書いたのは、
 絶対数が出ていないためです。
 最高裁判所の資料や、
 判例集から検討された結果です。
      ■         ■
 最高裁の資料を分析したところ、
 美容医療関係の裁判は、
 年間10件程度。
 約半分は和解になっているようです。
 過去の判例によると、
 ポラリスという機器の照射で、
 左頬部に熱傷を負わせた事故があります。
      ■         ■
 平成19年3月8日の東京地裁判決では、
 請求金額688万6913円に対して、
 認容金額208万6913円でした。
 肝斑に照射したのに、
 熱傷を受傷してしまったという例です。
 医師の説明義務違反を問われています。
      ■         ■
 美容医療という…
 緊急性がない医療を行う医師は、
 絶対にいけいけどんどんではだめです。
 慎重に適応を選んで手術や施術をするべきです。
 そんな先生を避けるのも…
 患者側の知恵です。

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医学講座

第34回日本美容外科学会(福岡)⑤

 今回の学会のトピックの一つは、
 特別企画シンポジウム
 二つの美容外科学会
 日本の美容医療に将来はあるか?
 でした。
 座長は医療ジャーナリストで、
 元、朝日新聞の田辺功さんと、
 塩谷信幸先生でした。
      ■         ■
 シンポジウムの冒頭に、
 座長の塩谷先生から、
 タイトルの、
 日本の美容医療に将来はあるか?
 についてお小言がありました。
 ふつう…
 将来はあるか?ときたら…
 将来はない…
 …と否定的な文脈が続く…と。
      ■         ■
 このシンポジウムで、
 幸いなことに…
 将来が見えてきました
 シンポジウムでは、
 帝京大学形成外科の平林慎一教授、
 医療ジャーナリストの田辺功様、
 東京女子医大皮膚科の川島眞教授、
 美容医療ジャーナリストの南美希子様、
 衆議院議員で眼科医の吉田統彦先生、
 5人の発表がありました。
      ■         ■
 私の印象に残ったのが、
 東京女子医大皮膚科の川島眞教授の発表でした。
 川島先生は、
 美容医療にもお詳しい、
 日本皮膚科学会の第一人者です。
 その川島教授ですら…
 日本に日本美容外科学会が2つあることを、
 ご存知なかったそうです。
      ■         ■
 川島教授は、
 日本皮膚アレルギー学会と
 日本接触皮膚炎学会の2つの学会が、
 2007年4月1日に統合された経緯をお話しくださいました。
 大学の医師が中心であった日本皮膚アレルギー学会。
 開業医が中心であった日本接触皮膚炎学会。
 学会の資産配分のことまで、
 詳しくご説明くださいました。
      ■         ■
 塩谷先生の司会で、
 シンポジウムは無事に終了しました。
 結論としては、
 統合へ向けて、
 新たな一歩を踏み出そうということになりました。
 私の印象としては、
 良い方向へ進んでいます。
 日本の美容医療の将来のためにも、
 早く2つの学会が一緒になってほしいです。

2つの日本美容外科学会に参加している3人
高須先生、木村先生と私

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医学講座

第34回日本美容外科学会(福岡)④

 昨夜、福岡から東京経由で帰って来ました。
 実に充実した学会でした。
 私は最初から最後まで聴いてきました。
 大慈弥会長と、
 福岡大学形成外科の皆様、
 ありがとうございました
 とても勉強になりました。
      ■         ■
 昨日は、
 シンポジウム4
 フェイスリフト:東洋人に適した術式
 効果を得るための工夫
 6人の先生の講演がありました。
 私がすごいと思ったのは、
 サフォクリニックの白壁征夫先生
 ドクタースパ・クリニックの鈴木芳郎先生
 クリニック宇津木流の宇津木龍一先生です。
      ■         ■
 白壁先生は、
 日本人の為のフェイスリフト手術_30年間の経験。
 鈴木先生は、
 東洋人のフェイスリフトで若返り効果を増すための工夫。
 宇津木先生は、
 東洋人に適したフェイスリフトの開発と、より効果的にするための工夫。
 でした。
      ■         ■
 白壁征夫先生は、
 海外でも有名な美容外科医です。
 第27回日本美容外科学会会長。
 国際学会でも数多くの発表をされています。
 鈴木先生は、
 私とほぼ同年代の形成外科医です。
 東京医大で形成外科講師をなさった後で、
 白壁先生のサフォクリニックの副院長をされました。
 白壁先生の愛弟子(まなでし)です。
      ■         ■
 宇津木先生は、
 第110回日本美容外科学会学術集会組織会長
 東京の帝国ホテルで開業されています
 どの先生も、
 超一流の先生です。
 その超一流の先生の共通した意見が、
 フェイスリフト手術で、
 法令線は消えません
      ■         ■
 フェイスリフトを希望する女性は、
 手で耳の前や、
 目の横から頬を引っ張って…
 ↓↓ここを引っ張って…
 →→こうやると
 しわが消えるでしょ!
 …と来院されます。
       ■         ■
 がっかりなさると思いますが、
 法令線を消すほど引っ張ると…
 表情が無い顔になります。
 引っ張りすぎはよくありません。
 白壁先生や、
 鈴木先生は、
 少しでもダウンタイムを少なくして、
 効果も持続する方法を教えてくださいました。
      ■         ■
 これからフェイスリフト手術を検討されている方には、
 東京の3人の先生をおすすめします。
 女性の夢である…
 若返りを、
 安全確実に実行するためには、
 腕の良い先生を選んでください。
 一番大切なことです。

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医学講座

第34回日本美容外科学会(福岡)③

 特別講演は、
 Ford Nahai先生でした。
 形成外科医なら…
 一度は教科書で読んだことがある、
 有名な米国の先生です。
 私たちの世代には、
 筋皮弁の開発者として有名です。
      ■         ■
 今回の特別講演のテーマは、
 Facelift Complications:
 Avoidance and Management
 フェイスリフト合併症
 どう防ぎどう対処するか
 でした。
      ■         ■
 2011年9月9日から
 フェイスリフト手術と顔面神経麻痺①
 フェイスリフト手術と顔面神経麻痺②
 フェイスリフト手術と顔面神経麻痺③
 フェイスリフト手術と顔面神経麻痺④
 フェイスリフト手術と顔面神経麻痺⑤
 というシリーズを書いています。
      ■         ■
 米国でもフェイスリフト手術のトラブルはあります。
 なんちゃって美容外科医かどうか…?
 講演ではわかりませんでしたが、
 耳の前の…
 まっすぐ縫いの傷が、
 目立っていた
 有名なカナダ人の写真が出ていました。
      ■         ■
 Nahai先生ご自身が手術をした患者さんでも、
 手術後にトラブルになった例があると、
 衝撃的な写真も見せてくださいました。
 一番多いフェイスリフト合併症は、
 血腫です。
 傷の中にがたまり、
 皮膚が壊死になってしまいます。
      ■         ■
 たくさんの注意点を教えてくださいました。
 たばこを吸っている人は注意
 血液をさらさらにする薬は…
 2週間前から減らす
 ボスミンという血管収縮剤は…
 40万倍に薄めて使う
      ■         ■
 米国では、
 手術のトラブルは訴訟になります。
 美容外科のトラブルデーターを、
 細かく解説してくださいました。
 一番多いトラブルは、
 お腹の『たるみ』を取る手術でした。
      ■         ■
 Nahai先生ご自身が手術をしても、
 フェイスリフト手術の後で、
 一時的に左の口角に麻痺が残った患者さんを、
 講演で見せてくださいました。
 なんと女性医師の患者さんでした。
 幸い一過性の麻痺で回復していましたが、
 患者さんは心配顔でした。
      ■         ■
 トラブルを防ぐためには、
 細心の注意をして、
 信頼できるチームで、
 慣れた看護師と組む必要も示唆してくださいました。
 安全に手術をするのは、
 世界中どこへ行っても大変ですし、
 ベテランでも常に気をつけていることがわかりました。

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医学講座

第34回日本美容外科学会(福岡)②

 今日は8:00から学会を聞いていました。
 朝8:00は早いですが、
 米国の学会では…
 early bird言って…
 もっと早かった気もします。
 たくさんの先生がいらしていました。
      ■         ■
 私は主に目の発表を聞きました。
 【上眼瞼形成:じょうがんけんけいせい】
 加齢性眼瞼下垂症手術における術中調整と結果
 7人の先生の発表がありました。
 発表を聞いた感想。
 眼瞼下垂症は難しいです。
 どんなに手術中に調整しても、
 左右対称で美しい目を作るのは…
 実に難しいです。
      ■         ■
 比較的容易に美しい目にできる人もいますが、
 誰が手術をしても…
 難しい人はいます。
 正直な感想は…
 みんな苦労してるなぁ~
 でした。
      ■         ■
 座長の信州大学形成外科の松尾清先生は、
 眼瞼痙攣(がんけんけいれん)の手術を
 たくさんしていらっしゃるそうです。
 どんなにしっかり治しても、
 患者さんが最後に言うのは…
 (瞼の)かたち
      ■         ■
 保険診療で手術をしても、
 自由診療で手術をしても、
 形が悪ければ…
 患者さんから評価されません。
 形成外科や美容外科のつらいところです。
 ただ、目が開けば良いではだめです。
      ■         ■
 学会に参加することで、
 いろいろな知識を吸収できます。
 悩みを他の先生と話すことで、
 解決できることもあります。
 若い先生にも…
 たくさん参加していただきたいです。

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医学講座

第34回日本美容外科学会(福岡)①

 明日(平成23年9月29日)から
 第34回日本美容外科学会です。
 会長は福岡大学形成外科教授の、
 大慈弥裕之先生です。
 大慈弥先生は私と同年代。
 私の主治医である、
 聖路加国際病院形成外科と同じ、
 北里大学の同門です。
      ■         ■
 今回の学会は朝8:00開始です。
 明日の朝から
 教育講演1
 眼瞼の解剖と生理
 柿崎裕彦先生、松尾清先生
 9:00からは
 シンポジウム1
 上眼瞼形成:加齢性眼瞼下垂症手術における術中調整と結果
 座長:宇津木龍一先生、松尾清先生
 興味深いテーマがたくさんあります。
      ■         ■
 今日は札幌→福岡への移動日です。
 ANAの直行便で行きます。
 3日間の休診日でご迷惑をおかけしますが、
 しっかり勉強して参りますので、
 どうぞよろしくお願いいたします。
 無事に福岡に着きました。
 札幌と比較すると…
 暑いと感じます。
 日本は広いです。

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昔の記憶

車の運転

 私は若い頃…
 車の運転が好きでした。
 最初の車は…
 先輩から無料(ただ)でいただいた、
 ドアの開かないサニーでした。
 北大病院の研修医で給料は日給3,300円程度、
 月給が手取り99,000円程度でした。
      ■         ■
 助手席に乗った家内は(当時は結婚前)…
 内側からドアを開けられません。
 私が運転席から降り…
 助手席側に回って…
 MKタクシーのドライバーさんのように…
 外からドアを開けていました。
      ■         ■
 貧乏でお金もありませんでしたが…
 人生で一番しあわせな時代でした。
 その先輩からいただいたサニーは…
 実によく走りました。
 写真部の旅行で…
 札幌⇔稚内を往復したこともあります。
 釧路にも行きました。
      ■         ■
 当時は若かったので、
 何時間運転しても…
 あまり疲れませんでした。
 子供が小さかった頃は、
 道内どこへ行くにも…
 私が一人で運転していました。
      ■         ■
 いつの頃からか…
 はっきりと覚えていませんが、
 車の運転が苦痛になってきました。
 今から思えば…
 少しずつ眼瞼下垂(がんけんかすい)になったためです。
 信号を見上げたり、
 夜間の運転が辛くなりました。
      ■         ■
 疲れるので…
 しばらく走ると…
 家内に運転を交代してもらいました。
 冬道とか…
 峠道とか…
 難しいところは私が運転し、
 平坦な道は奥さんの担当になりました。
      ■         ■
 昨年12月1日に、
 眼瞼下垂症手術をしていただき、
 10ヵ月になります。
 車の運転が楽になりました
 (運転を)代わって…
 …と奥さんに言わなくなりました。
      ■         ■
 若い頃に比べると、
 車を運転する頻度はぐっと減りましたが…
 手術をしていただいてから…
 札幌⇔函館も往復できるようになりました。
 ちょっとした目の開き方で、
 ずいぶん違うものです。
 大竹尚之先生に感謝しています。
 

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昔の記憶

人間万事塞翁が馬

 人間万事塞翁(さいおう)が馬
 私が夕張市立鹿島中学校を卒業する時、
 卒業記念の寄せ書きに書いた言葉です。
 40年後の今でも好きな言葉です。
 私が尊敬する、
 弁護士の高橋智先生の、
 Sammy’sダイアリー
 法律相談でよく使う故事・その1・「人間万事塞翁が馬」で紹介されていました。
      ■         ■
 中学生なのに…
 難しい言葉を…
 …と思われるでしょう。
 同じ故事を、 
 高校で漢文の時間に学びました。
 私が中学生で知ったのは、
 NHKラジオの中学生の勉強室でした。
      ■         ■
 担当の、
 東京都立八潮高等学校
 小田島哲哉先生が、
 放送の中で紹介してくださいました。
 良いことがあって…
 おめでとうございます
 …と言われても…
 いいえ、塞翁(さいおう)が馬です
 …と言うと…
 …この人は謙虚で教養があると思われます。
 …と話された記憶があります。
      ■         ■
 Wikipediaからの引用です。
 国境の近くにあった塞(とりで)の近くに住んでいた翁(おきな)(老人)は、何よりも自分の馬をかわいがっていた。その馬は、周りからも評判が立つほどの駿馬だったが、ある日突然、蜂に刺された拍子に飛び出してしまう。一向に帰ってこない馬の様子に、周りからは翁に同情するほどだったが、翁は「これがきっかけで何かいいことが起こるかも知れない」とだけ言って、我慢強く待ち続けた。すると、どうだろうか。しばらくして、その馬が別の白い馬を連れ帰ってきたのだ。しかも、その白馬も負けず劣らずの優駿で、周りの者は口々に何と幸運なことかと囃し立てたが、翁は「これがきっかけで、別の悪いことが起こるかもしれない」と自分を戒め、決して喜ばなかった。
 それから、かわいがっていた息子がその白馬から落ちて、片足を挫いてしまった。周りはまた同じように慰めの言葉を掛けたが、翁はまた同様に「いいことの前兆かも知れない」と告げる。それからしばらくして、隣国との戦争が勃発した。若い男は皆、戦争に借り出されて戦死した。しかし息子は怪我していたため、徴兵されず命拾いした。そして、戦争も終わり、翁は息子たちと一緒に末永く幸せに暮らしたという。
      ■         ■
 私は何か良いことがあっても…
 悪いことがあっても…
 この【塞翁が馬】(さいおうがうま)を想い出しています。
 人間の運命や…
 吉兆は…
 自分の意志だけではどうにもできないことがあります。
 良い時はうかれず、
 悪い時は落ち込まず、
 心で思っても…
 なかなか難しいですが…
 この言葉を思い出して自分を戒(いまし)めたり
 励ましたりしています。

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医学講座

女性医師は安心か?

 たまにお問い合わせをいただくことがあります。
 そちらでは女性医師の診察は可能ですか?
 申し訳ございません。
 札幌美容形成外科には、
 医師は私一人です。
 他に医師はおりません。
      ■         ■
 女性器の手術や、
 乳房の手術など…
 女性医師だったら安心と…
 お考えになるのはもっともです。
 男性器の手術で、
 当院は全員男性スタッフと…
 逆に男性だけを売りにするクリニックもあります。
      ■         ■
 残念なことですが…
 信頼できる医師に、
 男性女性もありません。
 逆に言うと…
 なんちゃって美容外科医の…
 ちゃら男くんもいれば…
 なんちゃって美容皮膚科医の…
 ちゃら子さんもいます。
      ■         ■
 信じてはいけない女性医師の見分け方です。
①平成18年3月国立○○医科大学卒業
②平成23年7月○○ビューティークリニック開業
③○○美容皮膚科学会正会員
①国立大学卒業だからと言って…
 信頼できるとは限りません。
 試験の成績さえ良ければ国立大学に合格できます。
②卒後5年目で開業するのはすごいと思わないでください。
 2年間の臨床研修は義務です。
 臨床研修終了後に…
 3年しか経験を積んでいないのに…
 一人で開業は無謀です。
③医師免許さえあれば…
 正会員になれる学会はたくさんあります。
      ■         ■
 わきレーザー脱毛
 開業キャンペーン価格3,000円
 眼瞼下垂症手術保険適応
 臨床研修を終了して…
 3年しか経験がないのに…
 いきなり眼瞼下垂症の手術は無謀です。
 少なくとも…
 専門医くらい取得してください。
      ■         ■
 女性医師にも素晴らしい先生はたくさんいます。
 私の同期は約10%が女性医師です。
 いっしょに仕事をした先生もいます。
 患者さんを紹介する先生もいます。
 以前の院長日記で紹介した、
 時計台記念病院の藤井美穂先生
 恵み野皮膚科森川玲子先生
 素晴らしい女性医師です。
 間違っても…
 ちゃら子先生にはかからないでください。 

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