院長の休日

父の日2012

 今日は父の日です。
 私の父は86歳です。
 たくさん薬をのんでいますが…
 元気です。
 ありがたいことです。
 薬剤師なので薬のことには詳しいです。
      ■         ■
 昔はよく父と喧嘩をしました。
 最近は…
 喧嘩をすることもなくなりました。
 たまに顔を見る程度です。
 電話をしても…
 『あぁ、そう』
 『じゃぁ…』
 …という程度です。
      ■         ■
 私の息子は…
 今年の春まで学生で
 自宅から通学していました。
 この春から東京へ就職しました。
 わが家は…
 嫁さんと犬だけになりました。
 さびしくなりました。
      ■         ■
 自分の息子がいなくなってわかりました。
 おやじは…
 息子が元気で生活しているのが一番。
 寮生活で…
 こんなものを食べている…
 …という写メがうれしいです。
 息子から、めったに電話は来ません。
      ■         ■
 今日の父の日には…
 特に何もしませんが…
 じいちゃん
 元気?
 あぁ、そう
 …くらいの電話をしようかと思っています。

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院長の休日

さくらんぼをいただきました2012

 山形のさくらんぼさんから、
 今年もさくらんぼをいただきました。
 山形のさくらんぼ世界一です。
 宝石のようにきれいです。
 果樹園の方が、
 丁寧にていねいに育てていらっしゃいます。
 芸術祭参加作品です。
      ■         ■
 山形のさくらんぼは、
 私が利用するANAの機内販売誌にも…
 毎年掲載されています。
 ~さくらんぼで笑顔をつなげよう~
 東北応援プログラム
 …と紹介されています。
      ■         ■
 この最高のさくらんぼは、
 外国では絶対に真似ができないと思います。
 日本人が考えて…
 日本人の手づくりでできた…
 最高の作品だと思います。
 見ているだけで…
 十分に美味しいです。
      ■         ■
 2011年
 2010年
 2009年
 2008年
 もう5年間も毎年いただき、
 ほんとうにありがとうございます。
 職員一同感謝しております。


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院長の休日

耳鳴りと上手につき合う

 昨年2月に、
 とも耳鼻科クリニックを受診して…
 耳鳴りの検査をしていただきました。
 最近…
 耳鳴りがひどくなったかなぁ~?
 右耳だったけど…
 左耳もかなぁ~?
 …と感じていました。
      ■         ■
 新谷朋子先生の…
 一年に一度は…
 検査をなさってはいかがですか…?
 …というお言葉を思い出して…
 とも耳鼻科クリニックを受診しました。
 受付のお嬢さんも…
 看護師さんも…
 言語聴覚士の女性の先生も…
 私のことを覚えていてくださいました。
      ■         ■
 とも耳鼻科クリニックは…
 開院以来同じスタッフさんが勤務してくださっているそうです。
 開業医として…
 すごいことです。
 もうすぐ開院されて2年になるそうです。
 近くではご主人の新谷直昭先生が、
 しんたに内科消化器科を開業されています。
      ■         ■
 新谷朋子先生のお人柄が素敵なので…
 クリニックのスタッフも…
 ご主人も…
 笑顔で生活していらっしゃるのだと思います。
 名医に診ていただくと…
 治らない耳鳴りも快くなった気がします。
      ■         ■
 精密聴力検査の結果…
 私の耳鳴りは…
 昨年と同じレベルだそうです。
 日常生活に支障はありません。
 ただ…
 静かになった時に…
 秋の虫が頭の中にいるような感覚です。
 夜間もよく眠れるので…
 耳鳴りと上手につき合うつもりです。
 新谷朋子先生ありがとうございました♪

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医学講座

爪の下の血豆

 爪の下に血豆ができることがあります。
 爪甲下血腫(そうこうかけっしゅ)と言います。
 爪をつぶした
 爪の上にものを落とした
 知らない間にできていた
 いろいろな原因があります。
      ■         ■
 意外と医師国家試験にも出ません。
 古くからの知恵があります。
 血豆が黒くなって…
 固まっていることがあります。
 なかなか黒いのが取れません。
 爪の下で固まっているからです。
      ■         ■
 私が昔教えていただいた方法は、
 文房具のクリップを…
 ライターの炎で熱して…
 爪あてて焼く方法です。
 小さな穴があきます。
 ちょっと乱暴に思いますが…
 血が抜けて痛みも楽になります。
      ■         ■
 さすがに形成外科外来で…
 クリップで焼いたことはありません。
 注射針で爪に穴を開けて…
 どろっと固まった血を抜きます。
 こつは…
 ある程度固まってから抜くことです。
      ■         ■
 爪をつぶして…
 腫れて痛い時にはしません。
 爪の治療は…
 形成外科でも、
 皮膚科でも、
 整形外科でもしています。
      ■         ■
 骨折した…?
 …と思った時は、
 整形外科か、
 大きな病院の形成外科を受診してください。
 私たちのようなクリニックの形成外科には、
 レントゲン設備が無いところが多いです。
 皮膚科にもレントゲンは無いと思います。
 たかが爪の血豆でも痛いものです。 

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医学講座

指のけが

 昨日の院長日記で…
 指を食いちぎられて…
 爪もないのに…
 多少骨が出ていても…
 消毒して…
 アルミ箔で巻いておくと…
 指先のケガは治ります。
      ■         ■
 …と書きましたが、
 きれいに治したい人は、
 必ず病院にかかってください
 指のけがで…
 一番、困るのが…
 爪の変形です。
 がたがたになった爪を治すのは…
 美容整形でも無理です
      ■         ■
 指先は…
 点字が読めるほど神経が発達しています。
 ものをつかんでも…
 皮膚が破れないように…
 とても丈夫にできています。
 爪があるのも…
 指先を丈夫にするためです。
      ■         ■
 指先のけがは、
 指尖部損傷(しせんぶそんしょう)と言います。
 古くから…
 いろいろな手術法や治療法があります。
 新しい薬を使った治療法も出ています。
 専門は手の外科の先生です。
      ■         ■
 一番難しいのは…
 子どもさんの指先を切断した場合です。
 再接着という顕微鏡を使った手術もあります。
 ただ…
 血管が細いとつなげないこともあります。
 取れた指先を…
 そのまま縫い付ける手術もあります。
 composite graft(コンポジットグラフト)
 複合移植と言います。
      ■         ■
 将来、指や爪が変形しないように治療するのは、
 専門的な知識と技術が必要です。
 手の外科の専門家は、
 さくらんぼさんがご紹介してくださった、
 荻野利彦先生です。
 今は札幌の北新東病院にいらっしゃいます。
 指のけがは手の外科の先生です。

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医学講座

刑事さんがいらっしゃいました2012

 昨日(平成24年6月11日月曜日)、
 札幌西警察署の刑事さんがいらっしゃいました。
 私も…
 職員も…
 てっきりオウムの高橋容疑者の件?
 …と思ったら違いました。
      ■         ■
 平成24年5月7日午後5時29分ころ
 札幌市内区八軒(はちけん)で発生した、
 ひったく事件の犯人捜査です。
 札幌西警察署HPの情報です
 札幌市西区の共同住宅玄関において、
 現金4千円等の入ったトートバッグがひったくられる事件が発生しました。
 被害者は犯人を追跡し、もみ合いの末バッグを取り返しました。
 その際、犯人は被害者に右手の指の一部をかみ切られましたが、
 そのまま自転車で北方向に逃走しました。
      ■         ■
 私も新聞報道で見たので覚えています。
 刑事さんがいらしたのは…
 犯人は右手の指を食いちぎられたので…
 治療に来なかったか?
 …という理由でした。
 札幌市内の全医療機関を訪問されているそうです。
      ■         ■
 残念ですが…
 札幌美容形成外科は受診していません。
 以下は私が刑事さんにお話しした内容です。
 犯人は治療を受けていないと思います。
 おそらく、指の傷ももうほぼ治っていると思います。
 刑事さん…
 指を食いちぎられて…
 爪もないのに治るのですか…?
      ■         ■
 はい、多少骨が出ていても…
 消毒して…
 アルミ箔で巻いておくと…
 指先のケガは治ります。
 感染さえしなければ…
 指先のケガは傷が縮んで治ります。
      ■         ■
 捜査は…
 指先にケガをした人を捜すのではなく、
 右手を隠している人。
 右手を軍手や手袋で隠している人。
 右手をポケットから出さない人を捜すべきです。
      ■         ■
 指先のケガは…
 指尖部損傷(しせんぶそんしょう)と呼びます。
 形成外科や手の外科の教科書には、
 さまざまな修復法が載っています。
 再接着といって…
 細い血管を縫う方法もあります。
      ■         ■
 船上の事故など…
 すぐに手術を受けられない場合もあります。
 古くからの知恵だそうですが…
 指の先端にイソジンゲルという消毒薬をつけて、
 指先をアルミホイルで巻く方法があります。
 この方法で傷は治ります。
 犯人が知っていたかどうかわかりませんが、
 おそらく病院にはかかっていないと思います。
      ■         ■
 犯人
・年齢:40歳代から50歳代
・身長:175㎝前後
・ガッチリした体型
・ハンチングをかぶった男
・カゴ付の自転車を使用
 右手を不自然に隠している。
 右手の指にサビオをしている。
 こんな男を見つけたら…
 110番するか…
 北海道札幌方面西警察署、
 盗犯係
 011-666-0110へ通報してください。

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医学講座

指名手配犯の顔

 TVで顔の変化について話題になっています。
 逃走中のオウム真理教の高橋克也容疑者の顔です。
 顔の印象はいろいろな条件で変わります。
 私は下の4枚の写真の中で…
 防犯カメラに写っている顔が…
 一番本人に近い印象だと思います。
      ■         ■
 男性も女性も…
 体重のつき方で…
 顔の形が変わります。
 まぶたや頬の脂肪が変化します。
 頭髪と眉も印象を変えます。
 高橋容疑者の頭髪は…
 生え際が後退しています。
      ■         ■
 指名手配犯を…
 顔写真に重点を置いて探すと…
 取り逃がすことになります。
 犯罪捜査にはあまり使われていないようですが…
 TVでこれだけの顔を流すのなら…
 その時にちょっとをつけると良いです。
      ■         ■
 20年くらい経っても…
 意外と変わっていないのがです。
 話し方の癖もあります。
 顔の指名手配だけではなく…
 も指名手配すると良いと…
 私は考えます。

高橋克也容疑者

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院長の休日

北大祭2012

 今日は北大祭へ行ってきました。
 2008年6月5日にも
 北大祭をご紹介しています。
 毎年楽しみにしているのが、
 広島県人会がやっている、
 広島焼きの模擬店です。
      ■         ■
 今年は、医学部前にありました。
 広島焼きは、
 広島風お好み焼き。
 特徴は、焼きそばをはさんだお好み焼き。
 キャベツがたくさん入っていて美味しいです。
 毎年、行列ができる模擬店です。
 かなりボリュームがあり、400円です。
      ■         ■
 自分が北大病院で研修医をしていた頃は…
 北大祭に行った記憶がありません。
 きっと…
 仕事が忙しかったり…
 覚えることがたくさんありすぎて…
 北大祭へ行く余裕がなかったのだと思います。
      ■         ■
 今年の広島焼きも美味しかったです。
 若い学生さんが一生懸命でした。
 卵を焼く係り…
 キャベツを焼く係り…
 焼きそばを焼く係り…
 若い人の姿はたくましいです。
 また来年も行きたいです。

広島出身の学生さん?
毎年、行列ができます
400円です

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院長の休日

そら君のおかげ

 昨日の院長日記
 おやじのせなか〈石原慎太郎さん〉に、
 なっちゅんさんからコメントをいただきました
 私には子供が居ないので、犬を相手に躾する程度。
 気楽だけど、結構我が家の愛息は頑固で困ります。
 玄関チャイムで吠えるのが困り物。
 依然直りません。

 その癖、甘えん坊。
 それだけで手放しで慈しんで育てられます。
      ■         ■
 わが家も同じです。
 4月から息子が東京へ就職したので…
 2人+1匹になりました。
 そら君がいなかったら… 
 毎日、さびしいだろうと思います。
      ■         ■
 朝は私の顔を舐めて起こしてくれます。
 家内は、
 私は絶対にイヤ
 …と言っていますが…
 そら君ぺろぺろ攻撃は強力です。
 多少眠くても起きてしまいます。
      ■         ■
 玄関チャイムで吠えるのは、
 うちでも困っています。
 私が『そら!
 …と一喝すると少し静かになります。
 そら君も6月24日で3歳になります。
 私もそら君も、
 病気をしないで長生きしたいと思っています。

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昔の記憶

おやじのせなか〈石原慎太郎さん〉

 平成24年6月7日、朝日新聞の記事です。
 おやじのせなか
 石原慎太郎さん
 目の中のすす、なめてくれた
 小学生のころだった。蒸気機関車の窓を開けていて、目にすすが入ると、目玉を舌でパッとなめて取ってくれた。他人が聞けば気持ち悪いかもしれないけど、親だから僕は甘んじた。こすったりせず、本当にすぐ取れたな。無類の子煩悩だった。
 5、6年生になっても、よく風呂に誘われた。こちらは、ヘアも生えてきて、ちょっと恥ずかしいんだ。照れくさいけど、おやじが体を洗ってくれる。それで僕も「じゃあ、お父さん」と背中を洗った。一緒に入るのが楽しかった。
 おやじは汽船会社で不定期航路を配船する名人の一人だった。中学3年生の頃、「小さなヨットを買って」とせがんだ。バカ息子にベンツを買うのとは違い、ヨットは免許を取っても努力しないと乗れない。横浜の金沢八景から、ヨットを載せたリヤカーが来たときは、何とも言えないときめきで、お嫁さんが来たような気持ちがしたよ。
 手入れは兄弟で分担したけど、やがて弟が放蕩(ほうとう)を始めた。仕方なく僕が2人分をするけど、裕次郎の分はちょっと手を抜いちゃうんだ。おやじが梅雨時に、川に沈んでいるヨットを見つけて「売り払うぞ」と怒った。弟とずぶぬれで水をくみ、船を浮かしたこともあった。
 おしゃれでね。ぜいたくな布地の背広を着たり、カンガルーの革靴を履いたり。パイプを吸い、酒を飲み、51歳で高血圧で亡くなった。おやじの遺(のこ)した背広は少し短めだったけど、学生時代、とてもありがたかった。
 おやじが撮った写真は、僕らの後ろ姿が多い。幼いころに住んでいた北海道で、僕と弟が羊の群れに立ちすくむ姿、ピクニックで花を摘む姿。「こっち向いて」などと言わず、さりげない、子どもの本当の姿を撮っていた。なまじ正面を向いた写真より、その一日を思い出す。本当にいいスナップだったな。
 いま声をかけるなら「私はこれでよかったんでしょうかね、お父さん」だね。「おやじの背中」じゃないんだ。僕はいつもおやじを正面から眺めていた。おやじも正面から見ていてくれた。(聞き手・藤森かもめ)
      ■         ■
 いしはら・しんたろう 東京都知事。神戸市生まれ、79歳。一橋大学在学中に「太陽の季節」で芥川賞を受賞。俳優の故・石原裕次郎氏は弟。参院議員、衆院議員、環境庁長官、運輸相などを経て、現在4期目。
  (以上、朝日新聞より引用)
      ■         ■
 朝日新聞のおやじのせなかが好きです。
 寺脇 研さんの記事を、
 2008年6月15日に書いています。
 いろいろな…
 おなじのせなかがあります。
      ■         ■
 私も息子とよく風呂に入っていました。
 背中の流しっこはしませんが、
 風呂の中でいろいろな話しをしました。
 私の父親も『好きなことをしろ』
 …と言っていました。
 私も息子に同じことを言っています。
      ■         ■
 石原伸晃さんは、
 石原慎太郎さんのご子息です。
 次回のおやじのせなかでは…
 是非、石原伸晃さんに…
 父の慎太郎さんを語っていただきたいです。
 朝日新聞を楽しみにしています。

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