医学講座

2025年6月30日

 今日は2025年6月30日(月)です。
 2025年が半分終わってしまいました。
 札幌の天気は雨→曇りです。
 朝は降っていなかったので、
 今日も自転車で来れました。
 ちょっとラッキーでした。
      ■         ■
 2025年は大変な年です。
 米の価格高騰が、
 備蓄米放出のおかげで下がってきました。
 小泉進次郎_農林水産大臣のおかげです。
 小泉さん効果でも、
 都議選で自民党がダメでした。
      ■         ■
 トランプ米大統領は、
 戦争をやめさせると言っていたのに、
 戦争が拡大しています。
 トランプ関税も解決していません。
 日本の自動車産業が大変そうです。
 安くて性能がいい日本車が上がったら、
 米国民も困るだろうに、、、
 …と思っています。
 7月の参議院議員選挙がどうなるのかなぁ~???と心配しています。

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医学講座

タダほどこわいものはない

 今日は2025年6月29日(日)です。
 札幌の最高気温30℃、
 さくらんぼさんのところは32℃です。
 暑い中でブドウ摘粒作業お疲れ様です。
 果樹園にはエアコンがなく、
 日差しが強いところの作業が多いので、
 熱中症が心配です。
      ■         ■
 70歳のじじ医が思うことです。
 一年前にぼったくりバーのような美容医療を書きました。
 ぼったくり美容外科
 2007年1月9日の院長日記。
 ぼったくり美容外科商法2016
 2016年6月22日の院長日記。
 行ってはいけない美容外科2022
 2022年3月15日の院長日記。
 何度も書いています。
      ■         ■
 とても残念に思っています。
 私は無料カウンセリングがよくないと思います。
 スーパーの試飲販売や、
 新商品を街頭で無料配布するのとは違います。
 無料カウンセリングの罠わな
 医師法違反無料カウンセリング
 無料カウンセリングはありません
      ■         ■
 最近、この無料カウンセリングが、
 歯科のインプラントにもあるようです。
 キティちゃん100円脱毛の、
 ミュゼプラチナムもどうなるのか?
 厚生労働省や消費者庁に、
 無料カウンセリングを何とかしてほしいです。
 タダほどこわいものはありません

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医学講座

手術室の室温

 今日は2025年6月28日(土)です。
 昨日は最高気温23℃なのに…
 冷房を入れていました
 さくらんぼさんから、
 膝の時は歩いて手術室に行ったのですが極寒でしたコメントをいただきました
 季節的なものなのか?
 極寒だった理由がよくわかりません。
      ■         ■
 ふつうの病院の手術室は、
 患者さんに合わせて室温を調節します
 大きな病院でいくつも手術室がある場合は、
 部屋ごとに室温調節ができるようになっています。
 形成外科で手術をする場合、
 局所麻酔の手術でしたら、
 患者さんが一番快適な室温にします。
      ■         ■
 MKタクシーに乗車すると、
 運転手さんから『車内の温度』が快適かどうか聞かれます。
 私も患者さんに確認するようにしています。
 今の病院は病院の大きな建物の一部を、
 手術室にしているところが多いです。
 昔の釧路労災病院は、
 手術棟という独立した建物になっていました
      ■         ■
 手術棟の暖房は夜間は止めていたようです。
 緊急手術が入った時、
 一番最初にすることが、
 『ボイラーに電話して!
 『手術棟の暖房入れて!
 …でした。
 手術室の当直看護師がしていました。
 今では考えられないことだと思います。
      ■         ■
 それでも手術棟が温まるまでは時間がかかりました。
 私たちは患者さんが寒くないように、
 保温マットと使ったり、
 麻酔科部長の大久保先生は、
 救急で使うレスキューシートという、
 銀紙のようなシートを使ってくださいました。
 なつかしい思い出です。

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医学講座

冷房を入れています

 今日は2025年6月27日(金)です。
 最高気温23℃なのに…
 冷房を入れています
 つい6週間前に暖房を切ったのに、
 毎日冷房のお世話になっています。
 都市ガスの空調システムなので、
 それほど経費がかからずありがたいです。
      ■         ■
 札幌医大に入学した時は、
 血を見るのがこわった私が、
 形成外科医になったのは、
 手術室が快適だったからです。
 北海道の病院には、
 昔は冷房がありませんでした。
 今でも病室に冷房がない病院があります。
      ■         ■
 昔から冷房があって、
 夏でも快適だったのが、
 手術室でした。
 札幌医大6年生の後半に、
 外科系に魅力的な先生がたくさんいらしたので、
 外科系に進むことを考えていました。
 北大に行くことは迷っていました。
 札幌医大の先輩、大岩彰先生から、
 私でもやっているんだから大丈夫だょ
 …という一言で北大に行くことに決めました。

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医学講座

ファーム富田2025

 今日は2025年6月26日(木)です。
 昨日行った中富良野のファーム富田が、
 北海道新聞電子版に載っていました。
 初夏の丘ラベンダー色に染め 中富良野ファーム富田で見頃間近
 【中富良野】町内の観光農園「ファーム富田」でラベンダーが色づき始め、訪れた観光客らが富良野の初夏を満喫している。
 園内には5品種のラベンダーが栽培されており、24日現在、園内中央の「倖(さきわい)の畑」の「濃紫早咲(のうしはやざき)」という品種のつぼみが薄紫色に染まっている。園の担当者は「数日のうちに花が咲き始める見込み」という。
 今後、残りの「ようてい」「おかむらさき」「はなもいわ」「ラバンジン」も次々と咲き、8月上旬まで楽しめる。
 家族でシンガポールから訪れたゴー・イン・メイさん(49)は「シンガポールにラベンダーはあまりなく、見たことがなかったのでうれしい」と笑顔で記念撮影していた。
 同園は年中無休で午前8時半~午後5時半。営業時間外の入園は控えるよう呼びかけている。また、同園が上富良野町東中地区に置く施設「ラベンダーイースト」は28日にオープンする。(川上 舞)

(以上、北海道新聞電子版より引用)

      ■         ■
 濃紫早咲のうしはやざきという品種はきれいでしたが、
 他のおかむらさきなどはまだでした。
 今年は中国語を話すお客さんが少なったです。
 これから一番きれいな時期を迎えます。
 立派なラベンダー畑を無料で見せていただき、
 毎年ありがたく感謝しています。

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院長の休日

富良野のラベンダー2025

 今日は2025年6月25日(水)です。
 朝4:30に起きて、
 中富良野のファーム富田に行ってきました。
 2024年8月26日に開通した、
 美唄富良野線を通って行きました。
 美唄までは高速を使い、
 三菱美唄炭鉱があった地区を通り、
 昨年開通した山の中の道を走りました。
      ■         ■
 途中でキツネとシカを見ました。
 さいわい道路に飛び出してくることはありませんでした。
 【クマに注意】の道路標識はありましたが、
 クマに遭遇することはありませんでした。
 富良野へ行く道路でトンネルの照明工事のため、
 通行止があり、はじめて芦別経由で行きました。
 美唄と芦別で炭鉱閉山後の街並みを見ました。
 富良野のラベンダーはちょっと開花しただけでしたが、
 いい香りを楽しんできました。

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医学講座

秋野豊明先生ご逝去

 今日は2025年6月24日(火)です。
 北海道新聞に秋野豊明先生の訃報が載っていました。
 心からご冥福をお祈りいたします。
 札医大元学長
 秋野豊明さん(あきの・とよあき=札幌医科大元学長、同大名誉教授、医療法人渓仁会元理事長)
 6月22日午前10時48分、急性心筋梗塞のため死去、89歳。樺太・恵須取町(現ロシアサハリン州・ウグレゴルスク)出身。自宅は札幌市西区西野1の4.通夜は
6月25日午後3時半。告別式は6月26日午前9時、いずれも同市豊平区豊平4の3、北海斎場豊平で。喪主は妻京子さん。
 札幌医科大医学部卒。1982年から2004年まで同大教授。1998年から6年間、同大学長を務めた。2004年から医療法人渓仁会理事長を務め、ドクターヘリの導入や災`拠点病院、地域医療支援病院の整備などに尽力した。2011年に北海道功労賞、同年に瑞宝中綬章受章。

(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 札幌医大を大きく成長させてくださった先生でした。
 札幌医大卒業生で初の学長です。
 私が学生だった時には生化学Ⅰの助教授でした。
 ご専門は脂質
 先生は油あぶらが専門とおっしゃっていらっしゃいました。
 秋野先生のご尽力で、
 札幌医大に保健医療学部大学院ができました。
 文部科学省の認可を得るために、
 教授陣を集めるのにご苦労されました。
 最初は外国人の教授がいらっしゃいました。
 心からご冥福をお祈りいたします。

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医学講座

都議選_自民_参院選へ危機感

 今日は2025年6月23日(月)です。
 アメリカがイランの核施設を攻撃しました。
 トランプ大統領は戦争をやめさせると言っていたのに、
 この先どうなるのか?心配です。
 ネットの情報によると、
 原油価格が高騰しそうです。
 せっかくガソリン価格が下がったのに、
 またガソリンや灯油が値上がりするのは困ります。
      ■         ■
 今日のYahoo!ニュースです。
 自民参院選へ危機感 物価高裏金が影響 国は手応え都議選
 自民党は22日の東京都議選で、第1党の座を失い、現有30議席(無所属含む)も維持できなかった。
 長引く物価高や、党派閥に続き都議会会派でも発覚した裏金問題が影響したとみられ、7月の参院選へ危機感が広がった。一方、立憲民主党や国民民主党など、国政の野党は手応えを感じている。
 昨年の衆院選で、自民は裏金問題が直撃し大敗した。都議会でも、政治資金パーティー収入の不記載が発覚。関与した幹事長経験者6人の公認を見送るなど、なりふり構わず影響回避に努めてきた。
 物価高対策に関しては、石破茂首相(党総裁)が告示日の13日、参院選公約に「2万円給付」を盛り込むと発表。政権幹部は「都議選への効果も期待した」と狙いを明かす。党重鎮は「現有議席を上回れば参院選へ追い風になる」と指摘したが、思惑通りの展開にはならなかった。
 自民は12年に一度、タイミングが重なる参院選の「先行指標」として、都議選を重視してきた。井上信治党都連会長は22日夜のNHK番組で、裏金問題などの影響に触れ、「非常に厳しい結果だ」と認めた。
 野党側は、立民の野田佳彦代表が連日のようにてこ入れ。定数1~3人の選挙区で共産党と事実上すみ分けた。現有12議席から上積みし、手塚仁雄幹事長代行はNHK番組で「この勢いを参院選で全国に届けたい」と強調した。
 現有ゼロの国民民主は、初めての議席を得た。ただ、備蓄米に対する玉木雄一郎代表の「餌」発言や、山尾志桜里氏の参院選擁立を巡る迷走で批判を浴び、党内には不安も残る。 

(以上、Yahoo!ニュース、時事通信社より引用)

      ■         ■
 うちの奥さんが、
 小泉さん効果でもダメだったのね、
 …と言ってました。
 東京都のことはよくわかりませんが、
 北海道の参議員議員選挙は大変そうです。
 候補者の数がすごいです。
 日本の将来を心配しています。

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院長の休日

さくらんぼをいただきました2025

 今日は2025年6月22日(日)です。
 さくらんぼさんからさくらんぼをいただきました。
 最高級のさくらんぼを毎年いただき、
 ほんとうに申し訳ございません。
 さくらんぼさんにはずっとお世話になっています。
 私が元気で働けるのはりんごのおかげです。
 けんいち少年はからだが弱い子でした。
      ■         ■
 70歳でも働けるように、
 作付面積を減らしています
 さくらんぼさんに教えていただきました。
 無理のない範囲で、
 私にできる手術をしています。
 こんなじじ医でもいらしてくださる患者さんに感謝しています。
 今年もさくらんぼをいただきありがとうございました。
 2024年
 2023年
 2022年
 2021年
 2020年
 2019年
 2018年
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 2011年
 2010年
 2009年
 2008年

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医学講座

中嶋優子先生_日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2025

 今日は2025年6月21日(土)夏至です。
 北海道新聞に札幌医大の全面広告が出ていました。
 私が尊敬する中嶋優子先生です。
 日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2025になられたそうです。
 おめでとうございます。
 道新の広告はとても全部を載せられないので、
 電子版の記事を見つけました。
      ■         ■
 伸びゆく君へ国境なき医師団日本の代表 中嶋優子さんかっこいい自分大切にして
 世界各地の紛争地で、医療支援などに取り組む国際組織「国境なき医師団(MSF)日本」の会長を務める。札幌医科大出身の救急医、麻酔科医としてパレスチナ自治区ガザなどで、戦禍にさらされる命に向き合う。
 生まれはニューヨーク。父は総合電機メーカーの社員で、母と4歳下の妹と共に計11年間米国で育ちました。地元の学校に通っていましたが、家では英語が禁止で、日本語だけで会話していました。日本人であるというアイデンティティーを大事にしようという教育方針だったと思います。あまり人見知りもしないタイプだったので友達もいたけれど、どこか「アウェー」を感じながら生きていました。
 小学5年で帰国。東京の公立の小中高校に進んだ。将来の道を決める転機は、あるテレビ番組を見たことだった。
 米国生まれでしたが、むしろホームに帰ってきたという感じを覚えました。高校は帰国生も多かった都立高校に入学しました。1年生のころは、満員電車での通学が嫌で、こっそり自宅に帰ってしまうなど、あまり真面目な生徒ではありませんでした。そんな時、テレビで国境なき医師団の特集を見たんです。「すごい。かっこいい」。そして医者になりたいと思いました。ただ、成績は悪く、特に理数系はひどかった。担任の先生は「絶対、無理」。でも、私はその時に「世の中に絶対とかないじゃん」と思ったんです。
 1浪し札幌医科大に入学。初めての北海道生活を楽しんだ。
 小さいことはあまり気にしないおおらかな道民気質がすごく自分に合っていました。札医大ではアイスホッケーに打ち込みました。それでも日本の医師国家試験には合格し、卒業後の2008年には米国の国家試験にも合格。順調に医師として経験を積む中、思い出したように国境なき医師団に登録しました。09年です。初めての派遣は10年のナイジェリアでした。その後、シリアや南スーダンにも行きました。厳しい現場で、淡々と患者に向き合うことが試されます。過酷な状況下ですが、現場で医療活動をしていると「自分たちは見捨てられていないんだ」と思ってもらえる。希望をもたらす存在になれていることに、私はやりがいを感じました。
 今、医師団の役割は大きくなっているという。
 国境なき医師団は、政府からの拠出金がほぼ無い組織です。政治的なしがらみがありません。目で見たありのままの現状を世界に伝えることができます。今、米国政府が人道上の活動資金をカットしたりしていますが、私たちには直接的な影響がありません。ただ、一緒に活動していた組織がどんどん活動を縮小しています。そういう意味で、私たちは最後のとりでになっているのだと強く感じています。
 医師団は医療活動に加え、世界の状況を広く発信する活動も行う。日本の若い世代に伝えたいことがある。
 どの国に生まれたか、ただそれだけのことで、生活に天と地の差があります。平和な日本に生まれたのだから、何かができるはずだ。そういうマインドを一部の志高い人だけではなく、みんなが少しずつ持ってくれれば、自分たち自身、そして自分の国をかっこいいと思えるようになるはずです。紛争地に行っても、日本人はすごく頼りにされるし、尊敬もされている。国際舞台で「かっこいい日本」をつくってほしいです。
 自分の道を信じ続け、今がある。若い人へのメッセージには「鈍感力」としたためた。
 私は高校の時に「絶対無理」と言われましたが、その時に抱いた「そんなはずはない」という根拠のない自信が、結果的に人生で一番役立ちました。医師団を「かっこいい」と思えた自分を大切にしたんです。いろんな情報があって、どう進めばいいのか分からなくなる若い人は多いと思いますが、ひかれるものが見つかったらそれを大切にしてほしい。周囲に何を言われようとも、鈍感に突き進んでください。その先に、かっこいい自分がいるはずです。
 札医大ではアイスホッケー部に所属しましたが、実は経験ゼロ。「かっこいい」と思って始めたんです。女子部員はおらず、男子部員と同じ練習でした。それでも、楽しすぎて、医学部の仲間が5~6年生で医師の国家試験のために引退する中、「ホッケーやめるなら、国家試験落ちてもいい」と思うぐらい夢中になり、卒業間近まで続けました。
 なかじま・ゆうこ 1975年生まれ。札医大卒業後、都立墨東病院麻酔科の常勤医などを経て、米国の医師国家試験に合格し、米国救急専門医の資格を取得。2009年に国境なき医師団に登録。これまでシリア、イエメン、パキスタンなど計9回の海外派遣活動に参加。現在、米国を拠点に活動。22年から現職。(聞き手・矢野旦)

東倫太朗 撮影


(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 一番下の写真は中嶋優子先生の学生時代です。
 私が解剖学教室でした研究を手伝ってくださいました。
 ほんとうに勉強熱心な学生さんでした。
 中嶋優子先生はほんとうにかっこいいです。
 これからもお身体に気をつけて、
 がんばっていただきたいです。
 朝からすごい広告を見つけてうれしいです。

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