医学講座

衆院選投票率_全国トップは山形県

 今日は2024年11月11日(月)です。
 新聞休刊日です。
 毎朝、北海道新聞を読むのが日課です
 新聞販売店は休みがないので大変です。
 私は紙の新聞が大好きなので、
 販売店にがんばっていただきたいです。
 今日のYahoo!ニュースに山形県の投票率が載っていました。
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 2024年11月11日、Yahoo!ニュースです。
 衆院選の投票率「60.82%」で全国トップは山形県、これで国政選5連覇…要因は「真面目な県民性」?
 10月27日に投開票された衆院選で、山形県内の投票率(小選挙区)60.82%は全国トップだった。参院選も含め、国政選挙の投票率で「5連覇」を達成。投票率が高い理由ははっきりとはわからないが、「真面目な県民性」「3世代同居率の高さ」などを要因として挙げる声もある。(仲條賢太)
 唯一「60%超」
 県内の投票率は、2017年の衆院選から全国1位を維持している。前回2021年の衆院選は64.34%で、全国平均(55.93%)を大きく上回った。
 その後、投票率は減少傾向にあるものの、2022年の参院選(61.87%)、今回の衆院選(60.82%)と、都道府県別で60%を上回ったのは山形県だけだった。
 今回の衆院選は、前回衆院選より3.52ポイント低下したが、全国平均53.85%は大幅に上回った。なお、最下位は広島県の48.40%だった。
 県選管は投票率の高さについて「明確な背景を言うのは難しい」としつつ、「地道な啓発活動が実を結んでいるのではないか」としており、次回の国政選での「6連覇」も視野に入れる。
 特徴的CM
 「山形県民は選挙に行っちゃってる!」
 公示後に放送されたCMでは、人気お笑いコンビ「コロコロチキチキペッパーズ」のナダルさん(高畠町生まれ)が、自らのギャグ「イっちゃってる!」をもじって投票を呼びかけた。ナダルさんは2021年の衆院選でもCMに起用され、好評だったという。
 このCMはテレビ、ラジオ、動画配信サイト「ユーチューブ」に加え、今回から民放の無料動画サイト「TVer(ティーバー)」で流された。ユーチューブの場合はCMを途中で飛ばせるが、ティーバーではそれができず、視聴者に最後まで見てもらえるのがメリットという。
 県選管は若者向けの啓発にも力を入れており、初めて選挙権を持つ18歳向けの啓発として、県内の高校に対し、校内放送で投票を呼びかけるよう依頼した。高校などへの出前講座は2023年度に42回実施し、前年度の1.4倍に増やした。
 尾花沢市は県内で初めて、車両内で投票できる「移動投票所」を山間部の集落向けに導入。同市の小選挙区の投票率は69.11%と、前回衆院選(70.59%)から微減にとどまった。
 結局、県民性?
 ただ、啓発活動は他県でも行っており、殊更に特別な活動というわけではない。
 吉村知事は10月31日の定例記者会見で、投票率の高さについて所感を問われ、県や各市町村の選管の地道な活動の成果を評価した上で、「堅実で真面目な、本県の県民性の表れがあるのかなというふうに思っている」と述べた。
 また、3世代同居率が13.9%(2020年国勢調査)と、全国1位の高さであることも影響している可能性がある。親や祖父母が幼い子どもを連れて投票に行く機会が多いとみられ、吉村知事は「幼い頃から投票するのは当たり前のことだと身に付いている有権者もたくさんいると思う。良い投票の連鎖が根付いているのかもしれない」と推し量った。
 (以上、Yahoo!ニュース、読売新聞より引用)

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 私はさくらんぼさんと知り合うまで、
 山形県のことはよく知りませんでした。
 NHKで放送されたおしんで山形という地名を思い出したくらいです。
 北大形成外科に山形出身の川嶋邦裕先生がいらして、
 ご実家から医局に送っていただいたラ・フランスを一口食べて、
 今まで食べたことがない素晴らしい味でした。
 Yahoo!ニュースに書いてある、
 堅実で真面目な県民性はほんとうだと思います。
 さくらんぼさんには収穫時期でお疲れなのにコメントをいただき感謝しております。

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北海道新幹線札幌延伸、開業はいつ?

 今日は2024年11月10日(日)です。
 道路の端に雪が残っていましたが、
 転倒しないように注意して自転車で来ました。
 あと3週間で駐輪場が終わります。
 今年は秋が短かった気がします。
 今は晩秋~初冬の気候です。
 大通公園の花壇もお花は片付けられました。
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 今日の北海道新聞トップ記事です。
 北海道新幹線札幌延伸、開業はいつ? トンネル掘削は難航、地質調査にも時間 年度内の表明見えず
 北海道新幹線の札幌延伸時期の見通しが一向に立たない。2030年度の開業断念が事実上決まってから半年が経過したものの、渡島トンネル(北斗市―渡島管内八雲町)などで難工事が続き、開通時期を見極める材料となる地質調査の結果もまだ出ていない。国土交通省には、新たな開業時期を本年度内に示せるのではと期待する声もあるが、状況は不透明だ。
 トンネルが完成してから営業運転を始めるまでには、線路敷設や試運転などで4年ほどかかる。建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構はもともと、30年度末の開業に向けて26年度までの土木工事完了を目指していたが、5月8日に数年単位で遅れると表明した。
 渡島トンネルは全7工区のうち、地質がもろい台場山工区(3.5キロ)と、粘土質の南鶉(みなみうずら)工区(3.9キロ)の掘削が難航している。本来は月に70メートル前後掘り進むはずが、今年のペースは平均で二十数メートルにとどまっている。進捗(しんちょく)率は両工区とも約4割で、仮に今後も同様のペースが続けば貫通まで8年ほどかかる計算だ。試運転などの時間を考慮すると、開業は30年代後半にずれ込む可能性すらある。
 ただ、難しい地質がどこかで途切れれば工事を加速できるため、同機構は現地で2種類の地質調査を実施。分析結果が出るまでにボーリング調査はあと1~2カ月、地上からの電磁波調査はさらにもう少し時間がかかる見通しだ。結果を基に国交省の有識者会議が新たな開業時期を議論する。今回の調査では地質の判断がつかず、追加調査などでさらに時間がかかる可能性もある。
 また羊蹄トンネル(後志管内倶知安町―同管内ニセコ町)では、岩塊が全2工区の9カ所で確認された。現在は有島工区(4.2キロ)で掘削を止め、岩塊を撤去中。比羅夫工区(5.6キロ)でも一時、掘削が2年4カ月中断するなどした結果、工事は既に3~4年遅れとなっている。
 同機構は現時点で、5カ所の岩塊は工事を止めて撤去しなくても問題ないとみているが、国交省幹部は「さらに撤去が必要になれば掘削が1~2年停止する」と懸念。同トンネルの貫通にめどが立たなければ正確な開業時期は決まらないとの見方を示す。
 一方で国交省内には、新たな開業見通しをできる限り早く示した方が良いとの意見もあり、一案として、幅を持たせた表現で発表する方法が検討されている。例えば「30年代半ば」などの表現が候補になるとみられる。
 だが、そうした発表をするにはハードルがある。札幌延伸が経営自立に影響するJR北海道の関係者は、時期の発表の仕方について「幅が大きすぎては意味がない。少しでも絞ってほしい」。新駅ができる渡島管内八雲町の岩村克詔町長は「時期に幅があると、道路などのインフラ整備や企業誘致も思うように進まない」と話し、開業時期をピンポイントで示すよう求めている。(工藤雄高 、椎名宏智 、山田一輝)


(以上、北海道新聞より引用)

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 さすが道新の記事は正確です。
 トンネルが完成してから
 線路敷設や試運転などで4年です。
 渡島トンネルが難航してあと8年もかかったら、
 2030年代後半?でも無理かも?です。
 私の新幹線で山形に行く夢はどうなることやらです。
 あと10年以上もかかったら80台になります。
 2030年の札幌オリンピック断念のためかなぁ~?
 …と考えています。

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卵の価格高騰いつまで?

 今日は2024年11月9日(土)です。
 昨日の雪が残っていたので、
 自転車通勤をあきらめました。
 寒いです。
 あと何日自転車に乗れるかなぁ~?です。
 駐輪場は11月30日(土)まであと3週間です。
 卵の価格が上がっているそうです。
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 昨日のYahoo!ニュースです。
 家計を直撃! 卵の価格高騰いつまで続く?【WBS】
 11月5日は語呂合わせで「いいたまご」の日でした。料理からお菓子まで様々なものに使われる卵がいま急騰しています。卵に何が起きているのでしょうか?
 東京・足立区に店を構える「キッチンエッグス」はランチには行列ができる人気店です。並んでも食べたい人気メニューがケチャップがかかった昔ながらのオムライスです。
 たっぷりの卵をスクランブル状にし、その中にご飯を包み込むふわふわのオムライスですが、今、店主が頭を悩ませているのが卵の高騰です。
 オーナーの神山雅明さんは「ここ数年で1ケース3000円台が普通になってきて厳しい。オムライス店としてやっているので、卵を減らすわけにいかない」と訴えます。
 1カ月で卵にかかる費用は約20万円と3年前から5万円ほど上がりました。一昨年メニューを値上げしたといいますが、神山さんは「来年は価格の値上げなどを考えなければいけないと思っている」と話します。
 価格高騰の波は家計にも。東京都足立区のスーパー「ベニースーパー佐野店」の赤津友弥さんは「1パックあたり50円前後値段が上がっている状況だ」と話します。
 Mサイズは10個入りで263円、Lサイズは284円と300円台に近づいています。今年1月には、1キロ180円まで下がった卵の卸売価格ですが、先月には275円まで高騰しています。
 「客を誘引するために卵の価格を政策的に安くする形でよく使われる。今ある価格がなるべく維持できるようなものにしてほしい」(赤津さん)
 なぜ卵の価格が高騰しているのか。卵の流通などに詳しい元東京農業大学教授の信岡誠治さんは「昨年の5月まで鳥インフルエンザが大発生して殺処分を大規模にやったが、殺処分した羽数がまだ完全に戻っていない。鶏の羽数そのものが減っているということで需給が非常に締まってきている。もう一段値段が上がる可能性はある」と話しました。

一時は1キロ180円まで下がった卵の卸売価格だが、先月は275円まで高騰(テレビ東京)
(以上、Yahoo!ニュース、テレビ東京、ワールドビジネスサテライトより引用)

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 昨日の北海道新聞にも載ってました。
 道新の記事には、
 西日本が猛暑で暑さに弱いニワトリの産卵数が減ったこと、
 今年春から夏にかけて卵価格が安かったため、
 養鶏場が新しいヒナの仕入れを見送り、
 採卵鶏が減ったと書いてありました。
 Yahoo!ニュースより道新の記事が正確だと思います。
 どちらにしても卵が高くなるのは困ります。
 物価の優等生を維持してほしいです。

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地下鉄駅天井のガラス落下_金具の劣化原因か?

 今日は2024年11月8日(金)です。
 昨日の雪が残っていて寒いです。
 地下鉄ホーム天井からガラス落下の記事が道新に載っていました。
 地下鉄さっぽろ駅天井のガラス落下 金具の劣化原因か 札幌市交通局
 札幌市交通局は7日、同市中央区の札幌市営地下鉄南北線さっぽろ駅のホームで4日に天井からつり下げられたガラスが落下した原因について、つり下げるための金具が劣化した可能性があると発表した。
 同局によると、落下したガラスは、火災時に有毒な煙の拡散を遅らせるための「防煙垂れ壁」で、走行路とホームの間に設置している。ガラスの大きさは、1枚縦50センチ、横1メートル。真駒内行きのホームで4枚が落下、破片がホームと走行路上に散乱し、一部区間で運休が発生した。けが人はいなかった。
 落下した原因について、車両がホームに進入したり、発進したりする際に発生する風を繰り返し受けた結果、ガラスをつり下げる金具が劣化した可能性があるという。
 同局は6日、市営地下鉄全駅で計899カ所に設置されている垂れ壁の状況を目視で確認。7、8日は、落下した垂れ壁と素材や設置した年代が近い垂れ壁がある南北線さっぽろ駅と北24条駅で、専門業者による安全確認を行う。
 南北線では、4月に走行中の車両のタイヤ1本がパンクする事故が発生。10月には市交通局が走行路面に亀裂を確認した後も2時間半にわたり運行を続けた。
 一連の事案を受け、札幌市の秋元克広市長は7日の定例記者会見で「修繕計画や定期的な点検のあり方を見直す必要がないか検討するよう交通局に指示した」と述べた。( 田中華蓮 )

地下鉄南北線北24条駅ホームの天井に設置されているガラス製の垂れ壁(中央上部)=札幌市交通局提供
(以上、北海道新聞より引用)

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 さっぽろ駅で事故があった箇所には、
 粘着テープが貼られていました。
 天井からの漏水防止と思われるビニールとホースもありました。
 水が漏れて金属がさびて劣化したのでしょうか?
 地下鉄南北線さっぽろ駅の上には、
 地下歩行空間ちかほがあります。
 昨夜はJR石勝線で特急が木の枝と衝突し最大約7時間も遅れたそうです。
 交通機関の事故は困るので対策を立てていただきたいです。

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昔の記憶

本間瑞子一周忌

 今日は2024年11月7日(木)です。
 私の母親、本間瑞子の一周忌です。
 あっという間に一年が過ぎました。
 今日の札幌は雪です。
 一年前は雪はなく穏やかな天気でした。
 米国大統領選挙ではトランプ氏が132年ぶりに再選されました。
 どうなるかわからない世の中です。
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 毎年秋になるとお墓の枯葉掃除に行ってました。
 平岸霊園にはたくさんの樹木があるので、
 毎年、大量の落ち葉がお墓にやってきます。
 それを片付けないとラベンダーが埋まってしまうので、
 秋にもお墓に行ってました。
 雪が降る前に行こうと思っています。
 残念なことに今日は悪天候で無理です。
      ■         ■
 さくらんぼさんにご指摘いただいたように、
 父親の時より喪失感が大きいです。
 強烈な個性のばあさんでした。
 本間家は無宗教なので何も行事はありません。
 2024年10月14日に納骨をしました
 11月の札幌は寒くて大変なので、
 気候がよくなったら何かしようかなぁ~?と思っています。

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三樹会泌尿器科病院_佐藤嘉一先生

 今日は2024年11月6日(水)です。
 札幌は朝は晴れのいいお天気でしたが雨になりました。
 今夜から寒くなり明日は雪の予報です。
 昨日のYahoo!ニュースに、
 札幌の三樹会泌尿器科病院の佐藤嘉一先生が出ていました。
 道北の豊富町までHACの飛行機で出張されています。
 泌尿器科医として道北の医療を支えられて素晴らしいことです。
      ■         ■
 2024年11月5日のYahoo!ニュースです。
 広い北海道の距離の壁をなくしたい住民の健康を守る出張医と北海道エアシステムが医師の搭乗料金無料地域医療パスポート導入で地方の医師不足解決へ支援
 北海道内でも地方の医師不足が深刻です。問題の解決につながるのでしょうか。地方で医療をつなぐ「出張医」と支援の輪の現場を見つめます。
 稚内空港に降り立った1人の医師。札幌市の三樹会泌尿器科病院の佐藤嘉一(さとう・よしかず)理事長です。
 向かった先は…。人口3500人。酪農のマチ、北海道豊富町です。
 佐藤理事長は、このマチの診療所に通う、いわゆる「出張医」です。
 「出張医」とは…都市部の医療機関の医師が、地方の医療機関に出向くもので、医療体制が十分ではない地方への支援が主な目的です。
 広い北海道の地域医療では、欠かせない存在になっています。
 3年前に泌尿器科が新設されるまで、患者はおよそ100キロ離れた名寄市の病院や、稚内市の病院まで通う必要がありました。
●三樹会泌尿器科病院 佐藤嘉一 理事長
 「おしっこ近いですか?」
■豊富町の男性(75)
 「近い。それだけなんだけど…」
●三樹会泌尿器科病院 佐藤嘉一 理事長
 「町の検診で前立腺がんの検査しましたけど、そちらは大丈夫ですね」
 泌尿器科の常勤医を確保できなかったマチは、札幌市の病院に依頼し、月に1度だけ、佐藤理事長自らによる「出張医」の派遣を受けています。
■豊富町の男性(72)
 「稚内(の病院)は混んで混んですごい。こうやって(医師が)来てくれるから、だから元気で働ける」
 北海道内の医師の数はおよそ1万5000人。しかしその半数あまり、8000人以上が札幌市に一極集中している一方で、宗谷地方にはおよそ100人。
 0.6%ほどしか医師がいないのです。
 医療設備や報酬などの待遇面で劣る地方で、医師を確保することが難しく、「出張医」に頼らざるを得ない現状があります。
 ドクターヘリで救急患者を受け入れる北海道東部の町立中標津病院です。
 根室地域を支える中核病院のここでさえも、医師の確保に四苦八苦しています。
 町立中標津病院 走出利政 事務長
 「1か月で延べ110人程度の出張医で診療体制をまかなっている。当院だと(大学)医局の応援があるので、診療体制をまかなうことできているが、これを自治体独自でやると思うと相当ハードルが高くなる」
 中標津病院ではことし2月、1人しかいなかった泌尿器科の医師が一身上の都合で退職。患者が受診できない事態に陥りました。
 このままでは地域医療の崩壊を招きかねないと、「出張医」の派遣に名乗りを上げたのが、豊富町に「出張医」を派遣している札幌市の三樹会泌尿器科病院でした。
●三樹会泌尿器科病院 佐藤嘉一 理事長
 「マンパワーがそんなにないが、何とか広い北海道の距離の壁をなくしたい。われわれも北海道で最初の泌尿器科の専門病院としてつくられた病院ですから」
 決して自身の病院の医師に余裕があるとは言えない中、支援に踏み切ることができたのは、ある会社が動き出したからでした。
 札幌市の丘珠空港を拠点に、道内外9路線を持つ北海道エアシステムです。
 中標津便の新規就航をきっかけに、中標津病院に向かう泌尿器科医の搭乗料金を何度でも無料にする「地域医療パスポート」の運用を4月から始めました。
■北海道エアシステム 武村栄治 社長
 「陸路で行くと6時間、離島は9時間が当たり前の世界を、1時間で結んでいるので、その時間価値を提供するのがわれわれの仕事だと思っている。北海道民の翼としてできることは地域になるべく入っていって、協力していく」
 中標津病院では昨年度、経営に要した事業費はおよそ47億円。
 当然、患者からの受診料では賄いきれず、マチから10億円以上の繰入金で補填している赤字経営が続きます。
 中標津町の西村穣町長は、受け入れ側にも大きなメリットがあるといいます。
■中標津町 西村穣 町長
「町の持ち出しも相当額がありますので、出張費が少しでも減るのは、病院の財政にとってもうれしい話」
 この日、「地域医療パスポート」を利用して、中標津町に向かうのは「出張医」の安田満(やすだ・みつる)医師です。
●出張医 安田満 医師
 「日帰りでは診察時間が確保できない。出張という形で行かないとちょっと難しい。マイナー系と呼ばれる診療科だと、どうしても地方へ医師を派遣するのが難しくなってくるので」
 安田医師の診療は2週間に1度。病院に到着したこの日の午後は34人もの予約がありました。昼食もとらずに、患者のカルテを読み込むほどです。
●出張医 安田満 医師
 「やはり限られた時間内にたくさんの患者をこなさなくてはならないので、あらかじめデータチェックをしておくとスムーズにできるので早めに来てやっている」
 地域医療でうまれた支援の輪を北海道内全体に広げることがいま、求められています。

(以上、Yahoo!ニュース、北海道放送(株)より引用)

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 佐藤嘉一先生は札幌医大泌尿器科臨床教授です。
 私が札幌医大で働ていた時にお世話になりました。
 私の母親も三樹会泌尿器科病院で診ていただきました。
 おだやかで優しい先生です。
 北海道エアシステムが中標津線だけでも医師の搭乗料金を無料にしてくださるのは、
 医療機関にとってとてもありがたいです。
 ふつう先生の飛行機代は中標津町立病院の負担になります。
 稚内便の料金はかかるようですが、
 北海道などにも援助していただきたいです。
 三樹会泌尿器科病院の佐藤嘉一先生にがんばっていただきたいです。

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医学講座

地下鉄南北線_ホーム天井からガラス板が落下

 今日は2024年11月5日(火)です。
 札幌は寒いです。
 最高気温9℃
 最低気温4℃です。
 昨夜のYahoo!ニュースです。
 札幌市営地下鉄南北線の駅ホームの天井からガラス板が落下し南北線が一時運転を見合わせていましたが、11月4日午後8時まえに再開しました。
 11月4日午後6時30分ごろ、地下鉄南北線さっぽろ駅の真駒内方面に向かうホームで天井に設置されていたガラス板が落下しました。
 ケガ人はいませんでした。
 この影響で南北線は北24条駅から大通駅間で一時運転を見合わせ、一部の区間で折り返し運転となっていました。
 札幌市交通局によりますと、約1時間30分後の午後8時まえに運転を再開しました。
 今後、ガラスが落下した原因を調べる方針です。

駅のホームに砕け散ったガラスの破片。
(以上、Yahoo!ニュース、北海道ニュースUHBより引用)

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 私もよく利用するホームです。
 今日のニュースによると、
 火災発生時などに煙の拡散を遅らせるための、
 「防煙垂壁」と呼ばれるガラス製の設備の一部が落下したそうです。
 ケガ人がいなくてよかったです。
 平日の通勤時間帯でしたら大変だったと思います。
 地下鉄南北線は52年前の1971年12月16日にできました。
 私が高校生の時です。
 原因を調べていただき他のガラスも点検してほしいです。

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北海道上空に強い寒気_7日の朝は雪?

 今日は2024年11月4日(月)です。
 札幌は小雨が降っていてお天気が悪いです。
 うちの奥さんは11月が嫌いだそうです。
 寒くなってくるし、
 きれいなところはないし、、、
 確かに私も寒いのが嫌いです。
 北海道民としては寒い冬に向けて、
 タイヤ交換をするのが11月です。
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 今日のYahoo!ニュースです。
 北海道上空に強い寒気7日木曜日の朝は雪かきが必要なところも_札幌もシャーベット状に積もる可能性_峠や山間部は積雪路面に注意
 10月は全国的に気温が平年よりも大幅に高く、記録的な暖かさとなりましたが、北海道は11月3日、道北やオホーツク海側の広く範囲で気温が1桁にとどまりました。今週は季節が一気に前進し、道内は平地でも雪が積もる日がありそうです。
あす5日から一気に寒くなる見込み
 きょう4日の雨のあと、あす5日以降、北海道上空には平地でも雪を降らせるほどの寒気が流れ込み一気に寒くなります。
 あすの最高気温は、札幌では9度の予想で、今シーズン初めて1桁にとどまるなど、日本海側やオホーツク海側を中心に気温の上がり方が鈍くなるでしょう。
 7日木曜日は、今季1番の寒さで、最高気温でも5度前後にとどまる見込みです。日中でも手袋やマフラーなどが防寒具が欲しくなる寒さとなりそうです。
7日朝は雪かきが必要なところも
 今週は上空の強い寒気の影響で、北海道では平地でも雪が降り、積もる所もあるでしょう。
あす5日
 日本海側や知床半島付近で雨やみぞれ。峠や山間部は雪。三国峠や石北峠などで積雪状態となりそうです。札幌近郊の中山峠も路肩にうっすら積もり、路面凍結のおそれがあります。札幌中心部は晴れ間が出る見込みです。
6日夜7日
 上空に12月上旬並みの寒気が流れ込み、日本海側やオホーツク海側を中心に広く雪が降ります。道北や道央、オホーツク海側など7日朝は、雪で路面が白くなり、幌加内町周辺など軽い雪かきが必要な所も。峠や山間部はしっかり積雪路面に。札幌も7日朝は、市街地でも雪がシャーベット状に積もる可能性があります。
 ●寒さや雪は一時的 土日は小春日和に
 8日金曜日までは、寒気の影響で雪や雨の残るところがありますが、土日は晴れて日差しの暖かさが戻ってくるでしょう。10日日曜日の札幌の最高気温は10月下旬並みの14度まで上がる見込みです。
 この先も暖かさと寒さを繰り返しながら、少しずつ季節は本格的な冬へと進んでいきそうです。(HBCウェザーセンター:篠田勇弥気象予報士)

北海道上士幌町の三国峠(4日午後1時すぎ 提供:日本道路交通情報センター)
(以上、Yahoo!ニュース、北海道放送(株)より引用)

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 11月7日(木)は雪かぁ~。
 とうとう寒い冬がやってきます。
 駐輪場は11月30日までですが、
 いつまで自転車に乗れるかなぁ~です。
 2024年はいいことがなかったので、
 何とかこのまま無事に終わりたいです。
 雪が降って転倒しないように気をつけます。

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ヒグマの駆除はできなくなるが、それでもいいのか?

 今日は2024年11月3日(日)文化の日です。
 Yahoo!ニュースとMSNニュースに文春オンラインの記事が載っていました。
 ヒグマ駆除萎縮_逆転敗訴にハンター衝撃のことです。
 文春オンライン黒田未来雄さんの記事です。
 ヒグマの駆除はもうできん!怒りの声を上げる北海道の猟友会ヒグマ駆除ハンター猟銃許可取り消しの衝撃
 「驚きを通り越して呆れた。今後我々はヒグマの駆除はできなくなるが、それでもいいのか?」
 2024年10月18日に札幌高裁が出した判決に対し、北海道猟友会会長・堀江篤氏は語気強く語る。猟友会メンバーがヒグマを駆除した際の発砲が危険だったとして、北海道公安委員会が猟銃の所持許可を取り消した処分を、札幌高裁が法的に妥当だと判断したのだ。
 全国的にクマの出没が問題となっている今、北海道で一体何が起きているのか。住民の安全は、誰がどのように守るべきなのか。元NHK「ダーウィンが来た!」ディレクターで、ヒグマを撃った経験のあるハンター・黒田未来雄氏が関係者の声を聞くとともに駆除が行われた現場を取材した。
 市の要請子グマであっても駆除してほしい
 まずはこれまでの経緯についてまとめる。多少複雑ではあるが、今回の一件を理解するのには必要なことと思われるので、ご容赦いただきたい。
 ことの発端は、6年前にさかのぼる。
 2018年8月21日早朝、北海道猟友会砂川支部支部長の池上治男氏は、住宅が点在する山間部にヒグマが出没しているので駆除してほしいと、砂川市の要請を受け出動した。
 現場には、池上氏以外にも、市役所職員、警察官、もう1人の猟友会ハンター(A氏)の3名がいた。ヒグマはまだ1歳にもならない子グマだったため、池上氏は駆除の必要性はないと判断した。しかし市職員は、その地域で2日前からヒグマの目撃が相次ぎ住民の不安が高まっているため、子グマであっても駆除してほしいと要請、池上氏は駆除の決断をした。
 子グマはササが茂った斜面に隠れ、池上氏は銃を持って斜面の下の空き地に入った。斜面の上には道路があり、その先には民家もあった。そこで市職員と警察が民家を回り、住民に家の中に隠れるように指示し、その後、自分たちの安全を確保するため斜面上の物置の陰に隠れた。もう1人のハンターA氏は池上氏の指示により、ヒグマが斜面の上の道路に逃走しないかを警戒するため、銃を持って斜面の上に回った。
 弾は首の付け根に命中し
 池上氏はライフルを構えたまま発砲のチャンスを待った。午前7時45分ごろ、ヒグマが立ち上がり、上半身が見えた。池上氏は「撃つぞ!」と周囲に聞こえるように大声をあげ、銃弾1発を発射した。弾は首の付け根に命中し、ヒグマは絶命した。
 その後、池上氏、A氏、警官と市職員が集合し、ヒグマの死亡と、他に何も問題がなかったことを確認しあい解散した。ここまでは極めて順調な駆除だったと言える。
 ところがこの年の10月4日、A氏は池上氏が撃った弾が跳弾(弾が岩などに当たり予測不能な方向に飛んでいく)して自分の銃にあたり、銃床(銃を構えた時に肩に当てる木製の部分)を破損したとして、砂川署に被害申告を行った。捜査を行った砂川署は、池上氏の発砲は違法だったとして検察庁に事件を送致した。しかし同庁は本件を不起訴処分とした。
 銃で狩猟をするには、「狩猟免許」と「銃の所持許可」が必要だ。池上氏もその2つの免許を持っていた。A氏の告発に対し、狩猟免許を管理する北海道知事は、池上氏の狩猟免許の取り消しは行わないものとした。
 一方で、北海道公安委員会が銃所持許可を取り消し
 一方で、銃の所持許可を管理する北海道公安委員会は、2019年4月24日に池上氏の銃所持許可を取り消した。ただし取り消しの理由は、A氏の銃床が破損したからではなく、池上氏が撃った銃弾が、背後の建物に到達する可能性があり危険な発砲と判断される、というものだった。
 発砲の際、ハンターは獲物の後ろに「バックストップ」があることを確認する義務がある。バックストップとは、山の斜面などを指す。銃弾が獲物から外れる、あるいは貫通した場合、その弾をバックストップが受け止めることになる。発砲者以外の人間や器物の安全を守るための鉄則だ。
 池上氏は、自身の発砲は危険なものではなく、公安による猟銃所持許可取り消し処分は裁量権の逸脱・濫用であるとして札幌地裁に提訴した。地裁の裁判官は、自ら現場検証を行った。そして、ヒグマの後ろにあった斜面の高さが8メートルあり、池上氏が発砲した位置からは背後にある建物の屋根の一部が見えるか見えないか、という状況だったことから、バックストップの存在を認めた。また、そもそも公安による猟銃所持許可取り消しの理由にはA氏の銃床破損は含まれていないため、その件に関しては審議の対象外とした。そして2021年12月17日、札幌地裁は、池上氏の主張をほぼ全面的に認める判決を言い渡した。
 これを不服とした北海道公安委員会は、札幌高裁に上訴した。再度、今回は高裁の裁判官による現場検証が行われた。その結果、ヒグマは8メートルの斜面の中腹に立っており、バックストップと見なされるのは上部3メートルほどで、しかもその部分は斜度が緩く跳弾の可能性があり、バックストップとしては不十分だったと判断した。またA氏の銃床破損についても、池上氏が放った弾が跳弾したことで起こったと認めた。札幌高裁は今年10月18日、池上氏の発砲を、A氏及び市職員、警官3名の命を危険にさらし、周辺建物に損壊を与える可能性があったものとして、一審を完全に覆す判決を言い渡し、池上氏が敗訴した。
 池上氏は最高裁に上訴することを決めている。しかし、最高裁で行われるのは、法的判断のみで、事実関係の再確認などは基本的に行われない。池上氏の弁護士である中村憲昭氏によると「非常に厳しい戦いになるだろう」とのことだった。
 高裁判決により北海道中のハンターに動揺が走った
 ヒグマの駆除に協力することで、銃を取り上げられてはたまらない。一審で池上氏が勝訴した時、北海道中のハンターが安堵した。しかし二審の敗訴により、動揺が走っている。
 取材者である私は、2017年から銃による狩猟をしているハンターだ。ヒグマの駆除に携わったことはないが、狩猟で獲ったことはあり、ヒグマについてある程度の経験は持ち合わせている。今回の札幌高裁による判決が妥当なのか、客観的に確かめたいと思い、池上氏に取材を申し入れ、問題の現場も見させてもらった。
 知りたかった点は大きく2点。「バックストップが機能していたのか」と「跳弾の危険性はあったのか」についてだ。
 「車で体当たりしてでもヒグマを止めるしかない」地元住民からは強い不安の声が…ヒグマ駆除で“猟銃許可取り消し”渦中のハンターが語ったこと
 焦点となるのはバックストップ」と「跳弾の危険性
 取材者である私は、2017年から銃による狩猟をしているハンターだ。ヒグマの駆除に携わったことはないが、狩猟で獲ったことはあり、ヒグマについてある程度の経験は持ち合わせている。今回の札幌高裁による判決が妥当なのか、客観的に確かめたいと思い、池上治男氏に取材を申し入れ、問題の現場も見させてもらった。
 知りたかった点は大きく2点。「バックストップが機能していたのか」と「跳弾の危険性はあったのか」についてだ。
 まずはバックストップについて。発砲した場所について斜面を見た瞬間、これをバックストップと言わずして何をバックストップと言うのか、との印象を受けた。弾道方向には建物の屋根は見えず、ストーブの煙突の先端がかろうじて見えるのみだった。斜面は急で、高裁の言う通り、上部に向けて斜度が緩くなっている。しかし斜面最上部から3メートル下がった位置であれば、私としては全く問題ないように感じた。
 また今回は、住民の不安が募り、駆除しなくてもいいのでは、と言う池上氏を市職員が説得したほどの緊急事態だ。同行した警官も住民を避難させ、池上氏が発砲できるように動いている。周囲を人間に囲まれ、異変を感じたヒグマは必死に逃げようとしているだろうし、ササ藪の中に隠れたクマは極めて見つけにくい。その状況下で、高さ3メートルの斜面を背にしてヒグマが立ち上がるという、願ってもない好機が訪れたのだ。その瞬間に発砲しなければ、ヒグマは再び身を隠し、現場は膠着状態に入り長期戦を余儀なくされただろう。そのまま逃げ切られる可能性も十分にあり得るし、そうなれば住民の不安は解消されず、安全も確保されない。本当に、それでも発砲しない方が良かったのだろうか。
 続いて跳弾ついて。問題となるのは斜面の「素材」と「斜度」だろう。柔らかい土なら銃弾を吸収し、硬いコンクリートなら跳ね返す可能性が高まる。斜面は土で覆われ、ササが生い茂る中に木々が立ち並んでいた。至って普通の、山の斜面だ。高裁は「斜面には草木が繁茂していたほか石も散乱し、跳弾が起こりやすい状況」としていたが、山の斜面に草木が生え、土に石が混じっているのは極めて当然のことだ。斜面に草木が生えて石が混じっていては跳弾の可能性があるとするなら、バックストップがあったとしても誰も発砲できない。
 また斜度については判決文には「緩やか」との記載のみで具体的な数字はない。もし今回の斜面の斜度が足りないのだとしたら、今後同じ事態が起こらないよう、全国のハンターの参考のためにも斜度を明記すべきだろう。判決文に添付された図は現場の鳥瞰図のみだったが、弾道方向の断面図も作成し、詳細に考察する必要があると私は考える。
 しかし、発砲時の池上氏とヒグマの立ち位置は、池上氏の記憶にあるのみで目撃者はいない。つまり、弾道を精密に割り出すことがそもそも不可能だ。ヒグマの上にあるバックストップは本当に3メートルだったのか、その部分の斜度は何度だったのか、跳弾を浴びたというA氏の正確な立ち位置はどこだったのか。誰も断定はできない。
 そして、実際に跳弾が起きたかどうかの決定的証拠となる、池上氏が撃った弾は見つかっていない。ヒグマの体内に残ったままで焼却処分されてしまった可能性が高いというが、真相は不明だ。
 尚、池上氏の発砲により銃が破損したと訴えているA氏にも面会したが「現在上訴中の状況なので、最終的な結論が出るまではコメントを差し控える」とのことだった。
 「裁判官は、駆除の現場のことを何も分かっていない
 今回の判決に対し、北海道猟友会会長の堀江篤氏に話を聞くと、「驚きを通り越して呆れた。高裁の裁判官は、駆除の現場のことを何も分かっていない」という言葉が返ってきた。特に跳弾の危険性については、今回の斜面でダメなら「もはや撃てるところはどこにもない」と言う。
 そもそも山の奥にヒグマがいても問題はなく、市街地に出てきたからこそ駆除の対象となる。そこには当然、人が暮らしているし建物もある。またハンターには、そうした危険動物を駆除する義務は本来ないにもかかわらず、時に自らの命を危険に晒し、自治体の要請に応じて駆除にあたっているのが現状だ。
 「こんなことになるなら、駆除はもう警察の方でやってくれ
 2023年の全国的なクマの大量出没を踏まえ、環境省は市街地での危険野生動物の駆除の際に銃を使えるよう、鳥獣保護管理法を改正しようとしている。今回の判決はそうした流れに「全く逆行している」と同氏は困惑を隠せないでいる。
 「本来、住民の命や安全を守るのはハンターの役目ではなく警察の役目。こんなことになるなら、駆除はもう警察の方でやってくれ」
 堀江氏は、北海道猟友会会長として、ハンターの身分をきちんと保証しなくてはならないと考えている。三役で協議して理事会を開き、今後自治体から駆除の要請があった場合に猟友会としてどのように対応すべきか、方針について話し合う予定だ。
 万が一の跳弾の可能性を危険と判断された場合、最も懸念されるのが、箱罠でヒグマを捕獲した際の止め刺し(とどめ)だ。現在、人里近くに出たヒグマの大部分は、金属でできた檻のような構造の箱罠で捕獲されている。罠に入ったヒグマにとどめを刺すのに使われるのが銃だ。檻の隙間に銃口を差し込み、至近距離から頭を撃つなどして、一瞬で命を絶つ。今回の判決からすれば、こうした銃による止め刺しも、「ヒグマを貫通した銃弾が金属の檻にあたって跳弾する可能性がある危険発砲」とみなされてしまうかもしれない。
 地元住民たちからは強い不安の声が
 池上氏が敗訴した10月18日以降、砂川市に仕掛けられた駆除用の箱罠の扉は、全て閉じられている。足跡などヒグマの痕跡はあり、確実に民家のそばをヒグマが行き来している状況にもかかわらず、捕獲してもとどめを刺すことができないため、わざと檻に入れないようにしてあるのだ。
 この状況に対し、地元住民たちからは強い不安の声が上がっている。
 「家のすぐそばをヒグマが歩いているのを見ることがある。お隣の80代のおばあちゃんは、朝早くから農作業をしている。早朝はヒグマが動く時間帯だからやめた方がいいと言ったが、長年の習慣は変えられないようで、そのうち襲われてしまうのではないかと不安でたまらない」
 「確実に駆除をしてきてくれたハンターの存在は地域にとって欠かせない。子どもが自転車のトレーニングをしているが、ヒグマが怖いので後ろから車でついて行っている。ハンターも警察も駆除をしてくれないのであれば、自分たちの身は自分で守るしかない。何かあったら車で体当たりしてでもヒグマを止めるしかないと、覚悟を決めている」
 「孫が、自転車で下校中にヒグマに遭遇して…」
 「数年前、小学校高学年だった孫が、自転車で下校中にヒグマに遭遇した。慌てて逃げ出すとヒグマを刺激して危険だと教わっていた孫は、ゆっくりと引き返して近所の家に逃げ込み、『家に送って下さい』とお願いして無事帰宅した。なんとか事なきを得たが、危ないところだった。自分は農家で、この土地を離れることもできない。警察も自衛隊も銃を持っているのにハンターに駆除をさせて、しかもその銃を取り上げるとは何ごとか。判決では『関係者3名を危険にさらした』と言っているそうだが、住民の安全より警察官の安全が大切、ということなのか」
 また、今回の駆除で、最も銃弾が到達する可能性が高かったとされる、斜面後方の家の住民にも当時の状況を聞いた。
 「発砲の瞬間、警察官に『家の中に入れ』と言われて避難していたので、特に危険は感じていなかった。小さくてもクマはクマ。家のすぐそばに出て、何をするか分からずとても不安だった。池上さんに撃ってもらって本当に良かった」
 75歳になる池上氏はハンターとして30年以上のキャリアを持ち、鳥獣保護の活動もしてきた。狩猟でヒグマを獲ることはなく、駆除であっても子グマを撃つことには特に抵抗を感じると言う。実際に去年は、衰弱した子グマを駆除せずに保護し、旭山動物園に預けている。「スナスケ」と名付けられたそのヒグマは、今や動物園の人気者だ。
 「ヒグマの痕跡をきちんと読めるのはハンターだけ
 駆除当日、立ち上がった子グマを目の当たりにした瞬間、池上氏の心中は複雑だった。体重7.5キロの小さな体。
 「なんでこんなところに出てきてしまったんだ、かわいそうに」
 それでも地域住民の安全のために、「すまない、ごめんな」と念じながら、引き金を引いたと言う。
 池上氏は、今も毎日、日の出と共にヒグマのパトロールで車を走らせる。巡回は、ヒグマの冬眠期以外、4月から12月まで行われる。池上氏はその結果を、地域住民、自治体、メディアなどに日々送信している。なぜ銃を取り上げられてもなお、そうした活動を続けているのか。
 「やっぱり警察には、ヒグマの行動は分からないからね。ヒグマの痕跡をきちんと読めるのはハンターだけ。銃はなくても、住民に注意喚起することはできるから」
 池上氏に発砲現場を見せてもらった当日、詳細に状況を確認するのに午前中一杯を要した。12時半、時計を見た池上氏は「おっと。13時から、昨日交通事故にあったエゾシカの解体を手伝うんだよね」と言うなり慌てて車に乗り込み、昼食も取らずに走り去って行った。

車を運転する池上治男氏©黒田未来雄
(以上、文春オンラインより引用)

      ■         ■
 この文春オンラインの記事を読んで、
 ようやく事件の詳細がわかりました。
 どうしてクマを駆除してそこに警察官もいたのに、
 池上治男さんが処分されなければいけないのか?
 裁判所は現場のことを何も分かっていません。
 不当判決です。
 銃を持っている警察や自衛隊にクマを駆除してもらいたいですが、
 警察にも自衛隊にも無理だと(私は)思います。
 クマのことをわかっているのはハンターだけです。
 いい記事を書いてくださった黒田未来雄さんに感謝いたします。

“ヒグマの駆除はできなくなるが、それでもいいのか?”へのコメントを見る

医学講座

2030年度_エスタ跡にバスタ

 今日は2024年11月2日(土)です。
 北海道新聞に札幌駅前再開発ビルの記事が載っていました。
 これから寒くなるので、
 バス停がとても気になっています。
 あと何年寒いバス停でがまんしなければならないのか?
 一日でも早くバスターミナルを完成させてほしいです。
 今日はちょっといいニュースです。
      ■         ■
 20204年11月2日、北海道新聞の記事です。
 札幌駅前再開発ビル、2段階開業検討 30年度にエスタ跡先行
 建設費高騰で計画を見直すJR札幌駅南口の再開発ビル(札幌市中央区北5西1、西2)を巡り、JR北海道が商業施設「エスタ」跡地の西2街区を2030年度に先行開業する案を軸に検討していることが1日、分かった。当初一体で30年度開業を目指していた再開発を2段階に分け、工期分散で建設費を抑えつつ、バスターミナルの早期整備を目指す。高層ビルとする西1街区開業は31年度以降に遅らせる方向。
 ビルはJRや札幌市などでつくる再開発組合が整備する。関係者によると、組合は当初1棟を想定した建物を2棟に分割し、既に着手済みのエスタの解体終了後、26年度後半にも低層の西2街区のビル新築に着手。商業施設やバスターミナル部分の30年度開業を目指す。
 西1街区は、西2街区着工の後、着手する方向で検討している。北海道新幹線の札幌延伸時期など周辺環境もにらみつつ、具体的な開業時期を模索するとみられる。本年度内に全体計画を固める。
 当初は西1街区と西2街区にまたがる地上43階、地下4階、延べ床面積約38万6700平方メートルの建物を計画。低層階に店舗やバスターミナルが入るほか、西1側の中高層階にホテルやオフィスが入居する予定だった。だが、資材高騰などで建設費が1千億円以上増えて3千億円台半ばになる見通しとなったため、規模縮小など計画の見直しを進めている。
 道内では次世代半導体製造を目指すラピダス(東京)の工場建設や、札幌西武跡地一帯(札幌市中央区北4西3)、道銀ビルディングと新大通ビルディング(同区大通西4)の再開発と、25~27年に大型工事が集中。この時期を避けて高層の西1街区を開発することで、人材や資機材確保にかかる建設費の圧縮を狙う。
 再開発ビルには、交通の結節点をつくる国のバスタプロジェクトに基づいてバスターミナルを集約する計画がある。西2街区の先行開業で、一部バスタ機能の早期整備も図る。( 高橋祐二 )


解体後に建設する再開発ビルを先行開業する構想のある旧エスタ(中央左)と、西1街区の建設用地(手前)=10月9日(本社ヘリから、中島聡一朗撮影)
(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 バスターミナルだけでも早く開業してほしいです。
 私は北海道民が利用しない超高級ホテルよりも、
 毎日たくさんの人が利用する、
 バスターミナルを早く整備してほしいです。
 今のバス停は近くにトイレもありません。
 バスターミナルの早期整備に大賛成です。
 それでもあと6回は寒い冬を越さなければならないようです。

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