医学講座
札幌市の排雪問題2024
今日は2024年11月22日(金)です。
昨日、大通公園のホワイトイルミネーションの試験点灯がありました。
今日から12月25日(水)までです。
駅前通会場は2025年2月11日(火)までです。
いよいよ冬になります。
自転車通勤もあと一週間です。
■ ■
2024年11月20日のYahoo!ニュースです。
“歴史の転換点”?パートナーシップ「札幌市が全額負担」を検討 雪国の宿命・排雪制度見直し
生活道路の排雪について札幌市は、市と町内会などが費用を分担する「パートナーシップ排雪制度」を見直し、市が全額を負担する手法を検討していることがわかりました。
2024年11月20日に開かれた専門家らによる検討会では、生活道路の排雪手法について、市から新たな案が提示されました。
札幌市では1992年から、市と町内会などが費用を折半し、生活道路を排雪する「パートナーシップ排雪制度」が設けられています。
町内会などの希望に応じてシーズン1回まで排雪していて、市内2600キロを対象に35日間の作業日数がかかります。
新たな案は、市内の生活道路3800キロを50日間かけて排雪するもので、費用は全額市の負担とします。
開始時期の前倒しや道路状況に応じて作業を進めることにより、費用を抑えて作業人員の確保につなげます。
市は2024年度、白石区や西区などの4地域で試験的に実施し、今後の方針を決める予定です。

(以上、Yahoo!ニュース、STVニュース北海道より引用)
■ ■
除雪は札幌市民にとって大問題です。
昔は市議会議員選挙で、
私が当選したら除雪を入れますが大きなポイントでした。
私が住んでいるマンションには、
除雪ボランティアがいらして、
雪が降ると通勤路の歩道を除雪してくださいます。
札幌市では歩道の除雪は限られた道しかしてくれません。
■ ■
パートナーシップ排雪制度は札幌市独自のものです。
札幌市と町内会が費用を折半して排雪をします。
最近は町内会に加入しない人もいます(義務ではありません)。
まじめに町内会費を払う人だけ損をするという意見があります。
もっともなことだと思います。
新しい制度では排雪幅を狭くして、
路面に残す雪も多くするようです。
そうすると歩きにくいですし、
車が埋まる可能性もあります。
どうなることかわかりませんが、
北国に住む者としては生活道路の除排雪をしっかりしてほしいです。
医学講座
保線_苦しむJR北海道
今日は2024年11月21日(木)です。
函館本線の保線を国の管理下にの続きです。
北海道新聞社がとてもいい記事を書いてくれました。
感謝です。
脱線事故、保線苦しむJR 修繕費10年で4割増 人材難、貨物の負担低く
渡島管内森町のJR函館線で起きた貨物列車の脱線事故で、JR北海道の安全運行体制の不十分さが明らかとなった。修繕費増加と人材難にあえぎつつ、保線コストの多くを担う国鉄分割民営化当時の仕組みを抱え、貨物列車も走る線路の維持を担う台所事情は苦しい。北海道新幹線の札幌延伸に伴い、今回の脱線地点を含む函館―長万部間は経営分離されるが、受け皿や費用負担を巡る具体論も煮詰まっていない。北の鉄路をどう守るのか、関係者が改めて直面した課題は重い。
「現場の責任ということではない。ルールの設定の方の問題だと認識している」。JR北海道の綿貫泰之社長は20日の記者会見で釈明した。
事故原因について、JRはレールのくびれにあたる「腹部」の著しい腐食を発見できなかったことを挙げる。社内の規定では、再検査となったレールの腹部を確認する決まりはないため、綿貫氏は「社員はルールに従って検査していた」と強調。ただ「検査をどう強化するかはこれから」とも述べ、再発防止には苦悩をにじませた。
JRの経営は厳しい。線路や車両などの修繕費(2023年度)は設備老朽化もあり、民営化した1987年度以降で最多の399億円に達し、ここ10年で4割増加。営業費用の3割を占める。
線路の点検や補修といった保線業務は、夜間の屋外作業や地方勤務がつきものだ。23年度の自己都合退職者236人のうち、保線を含む工務・電気関係は半数を占める。JR幹部は「ぎりぎりの状態。地方の社宅建て替えなどの対策をとっているが、若手がなかなか定着しない」と嘆く。
JR貨物は線路を保有せず、JR北海道に線路使用料を年20億円程度支払っている。その金額は、分割民営化時に国主導で定められた「アボイダブルコスト(回避可能経費)ルール」で安く抑えられている。国土交通省関係者にさえ「本来支払うべき金額の10分の1」との見方がある。
貨物列車が通過しなければ避けられたレールや枕木の交換費用などが対象だが、貨物専用線の除雪費などはJR北海道の負担。函館線の森―長万部間の特急・普通列車と、貨物列車の1日あたりの運行本数はそれぞれ40本程度とはいえ、貨物の方が車両数が多く重量もある。JR北海道の23年度の営業損益は499億円の赤字だった。同社には「線路を消耗させているのは貨物列車」という不満がくすぶる。
JR貨物側は、割安な使用料の維持を望む。出費が増えれば、貨物鉄道を利用する物流会社や荷主への価格転嫁につながり、消費者の負担増加につながる―との思いもある。線路使用料はJR貨物とJR6社の協定に基づいており、27年に契約期限を迎える。JR貨物が事実上優遇されるルール自体を見直す機運は、なお高まっていない。
札幌延伸時期が固まっていない北海道新幹線の開業後の鉄路のあり方も、事態を左右する。函館―長万部間は並行在来線で、JR北海道から経営分離される。貨物線として維持される方向だが、国や道が有識者会合で詳細を検討中。25年度中に結論を出す予定にもかかわらず、線路設備の保有主体や維持費を巡る議論は進んでいない。
近年、JR北海道は訪日客関連の増収や不動産事業の拡大を図っているが、列車運行の安全が大前提となる。同社の経営改善委員を務める北大公共政策大学院の石井吉春客員教授は「保線体制が行き届いていなかったことが最大の課題。安全を守る体制は限界にある」と指摘。国の追加支援を含め、人材や予算の手当てを通じた持続可能な保線の仕組みが不可欠だと訴える。(工藤雄高)


定例記者会見でJR貨物脱線を陳謝するJR北海道の綿貫社長=20日、札幌市中央区のJR北海道本社(石川崇子撮影)



(以上、北海道新聞より引用)
■ ■
うちの奥さんの父親は保線区でした。
保線区の仕事は大変です。
列車が運行しない夜間の作業です。
函館本線は夜間も貨物列車が通ります。
人身事故を起こさないように、
寒い夜に保線や除雪をするのが大変です。
若い人が定着するわけがありません。
国が線路を守ってくれないと誰も保線をしなくなります。
医学講座
函館本線の保線を国の管理下に
今日は2024年11月20日(水)です。
JR函館本線_貨物列車脱線事故がようやく復旧しました。
函館本線が不通になると、
北海道の物流が止まります。
札幌市内の書店やコンビニの雑誌が届かなくなります。
農産物の輸送も止まります。
■ ■
2013年にも脱線事故がありました。
同じ函館本線です。
2013年は海の近くではありませんでしたが、
道南の七飯町で起きました。
この時には保線作業の不備が原因として指摘されました。
この区間は北海道新幹線が開通すると、
並行在来線としてJR北海道から切り離される線区です。
■ ■
この並行在来線がどうなるのか決まっていません。
私は北海道の物流に必要不可欠な鉄道なので、
ダーチャンさんからいただいたコメントのようにしてほしいと願っています。
元々利益を求めて鉄道事業を行っている私鉄と異なり、公共性を重視して整備された旧国鉄のインフラを、そのまま民営化されたJRや地方自治体に管理を委ねること自体無理があると考えます。JRや地方自治体の負担を軽減させるとともに、管理水準を一定レベルに保つために、旧国鉄の鉄道インフラを、国道と同じように線区によって国の管理下において整備・維持できないものかと思います。
特に長距離貨物輸送を担う路線では、他地域への影響も大きいことから国の管理下に置き、JRは一定の使用料を国に払って列車の運行を行うといった形はできないものでしょうか?
■ ■
国道と同じように国が責任を持って管理すれば、
今回のような事故は防ぐことができると思います。
冬に大雪が降った時に、
元保線区の方から北海道新聞に投書がありました。
昔は線路を守るために必死で除雪をして列車を運行させた
…と書かれていた記憶があります。
線路を守るシステムづくりが必要だと思います。
医学講座
レール腐食 破断か_専門家は塩害を指摘
今日は2024年11月19日(火)です。
雪が降りました。
積雪はそれほどでもないですが、
朝は雪道でした。
交差点で凍結しているところがありました。
転倒に注意して来ました。
もう根雪になるのかなぁ~?です。
■ ■
今日の北海道新聞に、
JR函館本線_貨物列車脱線事故が出ていました。
レール腐食 破断か JR貨物脱線 レール腹部3ミリは「今まで見たこともない腐食」専門家は塩害を指摘
【森】渡島管内森町のJR函館線で16日未明に起きた貨物列車の脱線事故は、著しく腐食したレールが引き起こした可能性が高まった。JR北海道は18日の記者会見で、通常15ミリの厚さがあるレールの「腹部」が腐食で5分の1まで減少していたと発表した。運行の安全性が懸念される状態まで劣化していたが、JR北海道は事故2カ月前の点検で見逃していた。なぜ事故は防げなかったのか。
「腐食がここまでひどい状況は会社発足以来初めて。今まで見たこともない」。JR北海道の島村昭志・鉄道事業本部長は18日の記者会見で脱線事故の原因の一つとなったとみられるレールの腐食についてそう説明した。
JRによると、腐食したレールは脱線した貨物列車から590メートル後方にある鷲ノ木道路踏切(渡島管内森町)内に敷設され、側面が敷板に覆われていた。敷板は少なくとも14年間はがされたことはなく、何らかの原因でレールの腐食が進んだとみられる。
腐食によって細ったレールの腹部の厚さはわずか3ミリ。「垂直方向の加重を受け止めることはかなり難しい」(島村本部長)状況だった。
JRは9月12日に事故現場付近で超音波によるレール検査を実施した際、異常を覚知していたが、敷板をはがしてレールの状態を確認することまではしなかった。
敷板に覆われた状態で見えるのは、列車の車輪と接触するレールの「頭部」のみで、目の届かない腹部の腐食は見つけられなかったという。
なぜ検査は徹底されなかったのか。国土交通省は省令で鉄道各社にレールの定期検査を行うよう求めているが、具体的な検査周期や手法は各社の判断に委ねている。
JR北海道は1~4年に1回の頻度で探傷車を使ったレールの検査を行うと内規で定めているが、敷板を取り除いてレールを調べることまではルール化していなかった。
JR東海は過去の検査などで腐食が疑われた踏切のレールについて、5年に1度の頻度で敷板をはがして検査を行っているという。
レールの深刻な劣化が見逃されていた事態に専門家らは危機感を強める。
日本大の綱島均特任教授(鉄道工学)はレールの腐食について、塩害によって進んだと推測。鷲ノ木道路踏切は海岸沿いにあり、魚などを載せた漁業関係者の車両の通行も多いため「塩水が敷板の下にたまるなどし、長期間にわたってレールの腐食が進んだ可能性がある」という。
JRに対し「検査が表面的だったのではないか。これでは安全運行は絶対にできず、相当な責任が問われる」と早急な検査態勢の見直しを求める。
1996~2000年までJR北海道で保線などを担当した北見工大の白川龍生准教授(鉄道工学)は塩害に加え、多くの大型車両や貨物列車の通行によって踏切内のレールに過重な負担が掛かり、劣化が進んだとみる。「同様の条件がそろえば、レールの著しい腐食は他の場所でも起こり得る」と指摘し、海岸が近いなど類似の条件下にある踏切の点検を早期に実施すべきだと訴える。
今後、レール管理や点検に関する社内ルールの見直しを進めるJR北海道に対し、工学院大の高木亮教授(鉄道システム論)は注文する。
「今回の脱線事故は複合的な要因で起きたと考えるべきだ。ここまで劣化したレールを放置していたことは問題で、保線態勢の検証が急務だ」(尹順平 、田中うた乃)


線路内から撤去される鷲ノ木道路踏切内で破断したレール。腐食が進んでいるのが目視で確認できる=17日午前10時40分、森町富士見町(野沢俊介撮影)
【森】渡島管内森町のJR函館線森―石倉間で16日未明にJR貨物の貨物列車(21両編成)が脱線した事故で、JR北海道は18日、脱線の起点とみられる「鷲ノ木道路踏切」で破断したレールが著しくさびて腐食していたと発表した。同社は「脱線原因の一つの可能性が高い」と説明。上下線のレール計4本のうち、破断した1本で腹部の腐食が約4メートル生じ、検査で把握できなかった。
同社は内規に従い検査していたが、結果的に脱線の引き金とみられる腐食を見逃した。同日夕に記者会見した島村昭志・鉄道事業本部長は陳謝した上で、検査態勢を見直す考えを表明した。
林芳正官房長官は18日の会見で両社に再発防止策などの検討を指示したと明らかにした。
レール断面は「工」の形で、腹部は車輪が乗る頭部と土台の底部の中間部分。腐食した腹部は通常15ミリの幅が約3ミリだった。腐食し破断したレールは札幌方面行き(下り線)の右側で、1992年から使用。残り3本に異常はなかったという。
同社は、敷板で目視が難しい踏切内のレール検査を、超音波を出す探傷車と探傷器で行う。7月11日と9月12日の検査で反射の乱れを確認したが、レール頭部の目視のみ行い、敷板を外して腹部を調べなかった。同社に敷板を外す検査手順やレールの交換時期を定めた内規はなかった。
国土交通省は省令で鉄道事業者にレールを含む施設の定期検査を義務付けているが、検査の細部は事業者に任せている。
同社は、塩害などが懸念される鷲ノ木道路踏切と条件が近い鹿部―長万部間の踏切内10カ所を18日までに緊急点検して安全を確認。検査は別区間にも広げるという。
脱線は16日、鷲ノ木道路踏切を通過した貨物列車の車両5両で発生した。同踏切内でレールが破断するなどした。

鷲ノ木道路踏切内で破断したレールの断面(左)と作業中に切断されたレールの断面。破断した断面のくびれた部分「腹部」は腐食が原因なのか、やせ細って見える=17日、森町富士見町(野沢俊介撮影)
(以上、北海道新聞より引用)
■ ■
とても残念な事故です。
私はダーチャンさんからいただいたコメントが正しいと思います。
元々利益を求めて鉄道事業を行っている私鉄と異なり、公共性を重視して整備された旧国鉄のインフラを、そのまま民営化されたJRや地方自治体に管理を委ねること自体無理があると考えます。JRや地方自治体の負担を軽減させるとともに、管理水準を一定レベルに保つために、旧国鉄の鉄道インフラを、国道と同じように線区によって国の管理下において整備・維持できないものかと思います。
特に長距離貨物輸送を担う路線では、他地域への影響も大きいことから国の管理下に置き、JRは一定の使用料を国に払って列車の運行を行うといった形はできないものでしょうか?
■ ■
家内の父は国鉄マンでした。
定年退職する前は、尼崎保線区長でした。
結婚前に家内から聞きました。
うちのお父さんは、旅行に行っても…
必ず線路を見ている。
義父から聞いた印象に残っている言葉があります。
台風や大雨が降った時の列車の運行です。
保線区長がOKを出さなければ、
たとえ特急でも停止して待たなければならない。
それほど、自分の職務に自信と責任を感じていた人でした。
■ ■
義父が生きていたらさぞ残念に思うと考えています。
私はJR北海道を責めるのは酷だと思います。
ダーチャンさんかのコメントのように、
旧国鉄の鉄道インフラを、
国道と同じように線区によって
国の管理下において整備・維持するべきだと思います。
国防の意味からも重要です。
今回の事故を教訓にして国に考えてほしいです。
医学講座
「災害級」大雪 今冬も?
今日は2024年11月18日(月)です。
天気予報で雪マークがついていて、
冬靴が必要と言われています。
朝はとても寒かったですが、
晴れのいいお天気でした。
これから雪が降るのでしょうか?
70年北海道に住んでいてもドカ雪は嫌です。
■ ■
今日の北海道新聞トップ記事です。
今冬の北海道、大雪や暴風雪警戒 「記録的」2021~22年冬と状況似る可能性
北海道内は12月以降、例年に比べ大雪や暴風雪が発生しやすくなり、交通障害が多発した2021~2022年の冬に似た状況になる可能性がある。専門家は南米ペルー沖で海面水温が平年より下がる「ラニーニャ現象」の影響で、道内は冬型の気圧配置が強まり、日本海側やオホーツク海側を中心に例年より降雪が多くなると予測する。気候変動の影響で「災害級」の暴風雪が数日間続く恐れもあるという。
道内は2021年12月から2022年2月にかけて低気圧の影響を受けた日が多く、札幌市など各地で記録的な大雪となった。道路の通行止めが相次ぎ、市民生活は混乱。JRや空の便もダイヤが大きく乱れ、22年2月下旬にはJR千歳線が3日間完全運休となり、新千歳空港で4千人が足止めされた。
札幌管区気象台によると、今冬の道内も2021年~2022年冬と同様にラニーニャ現象の影響を強く受けると予想される。同現象によってペルー沖の海水温が下がる一方、インドネシア付近の海水温は通常より高くなる。この海水温の変化によってインドネシア近海で積乱雲の活動が活発化し、偏西風が日本付近で南側に蛇行すると考えられる。
日本気象協会北海道支社の岡本肇気象予報士(40)は、蛇行した偏西風は西高東低の冬型の気圧配置を強めると予想。強い寒気をもたらすシベリア高気圧が例年より本州に近づき、東側にあるアリューシャン低気圧が北海道の近くで強まる可能性が高いという。
別の発達した低気圧が北海道付近に居座りやすくなり、大雪・暴風雪が数日続く恐れがある。
道内に大雪をもたらす要因は他にもある。
気象庁は11月9日~12月10日にかけての海面水温の見通しで、オホーツク海南部と日本海、北海道南東方は平年より「かなり高い」と発表。海水温の上昇によって水蒸気が大量供給され、道内上空に雪雲の材料がたくさん集まるとみられる。
岡本予報士は「近年は温暖化の影響もあり、降雪の時期は短いが、降る時は一気に降り積もる傾向がある。今冬も湿ったドカ雪が多くなることは十分あり得る」と指摘。雪害から身を守るため、気象情報をこまめに確認するよう注意を呼び掛けている。(竹田菜七)


(以上、北海道新聞より引用)
■ ■
困ったなぁ~? です。
1月と2月にも学会があります。
2月の学会はやめておいた方がいいかなぁ~?と迷います。
お天気の神さまにはかないません。
さくらんぼさんの果樹園では、
夜間の低温がないために、
フジりんごに蜜が入りません。
せっかく育てられたのに残念です。
今日から気温が下がって雪が降る前に蜜が入ってほしいです。
ドカ雪だけは勘弁してください。
医学講座
JR函館本線_貨物列車脱線事故
今日は2024年11月17日(日)です。
天気予報は雨でしたが、
朝は降っていなかったので自転車で来ました。
今日はそれほど寒くなく、
最高気温16℃
最低気温3℃です。
さくらんぼさんの果樹園は、
気温が下がらないとフジに蜜が入りません。
蜜が入る気温になることをお祈りしています。
■ ■
今日のYahoo!ニュースです。
北海道 JR函館線脱線事故、少なくとも18日まで一部で運休
北海道のJR函館線で貨物列車が脱線し、札幌と函館を結ぶ特急などが少なくとも18日まで運休を決めています。
11月16日午前1時半ごろ、北海道森町のJR函館線で、貨物列車の貨車5両が脱線しました。原因は明らかになっていませんが、列車が停止した位置からおよそ600メートル手前でレールなどの損傷が見つかりました。
運輸安全委員会 西本正人 鉄道事故調査官
「レールが折れている状態。なぜ折れたのか、いつ折れたのかを含めて、今から調査する」
JR函館線は少なくとも18日まで一部区間で運転を見合わせ、札幌と函館を結ぶ特急などが運休を決めています。19日以降の運転計画は決まっていません。
物流にも影響が出ていて、佐川急便によりますと、北海道発着の荷物の配達が遅れているということです。

(以上、Yahoo!ニュース、TBS NEWSより引用)
■ ■
2013年にも貨物列車の脱線事故がありました
上の写真でわかるように、
函館に近いところです。
海のすぐ近くに線路があります。
このあたりから駒ケ岳がとてもきれいに見えます。
脱線の原因調査はこれからです。
この区間は北海道新幹線が開通すると、
並行在来線としてJR北海道から切り離される線区です。
貨物列車が走る線路をどうするかまだ決まってません。
■ ■
地元自治体に並行在来線は無理です。
赤字のJR北海道にも無理です。
重い貨物列車を走らせる線路の維持は大変です。
今回の事故をきっかけとして、
国に線路のことを考えてほしいです。
函館本線の貨物輸送が止まると、
週刊誌が届かなくなります。
宅配便も困ります。
農産物輸送も困ります。
JR北海道におんぶにだっこはやめてほしいです。
医学講座
秋田大学病院形成外科で治療したクマ外傷15例
今日は2024年11月16日(土)です。
昨夜、札幌に帰ってきました。
北海道は寒いです。
毎回感じることです。
新千歳空港に着いて飛行機から搭乗橋に出たとたん、
北海道の冷気を感じます。
夏はいいのですがこれからの時期はつらいです。
■ ■
有意義だった第42回日本頭蓋顎顔面外科学会、
一番衝撃的だったのが、
パネルディスカッション2
秋田大学病院形成外科で治療したクマ外傷15例
手塚崇文(秋田大学医学部形成外科)
…でした。
秋田県と岩手県のクマ外傷が激増しています。
ツキノワグマの頭数が増えたそうです。
■ ■
ツキノワグマに襲われて、
顔が無くなってしまった人がいました。
やぶからいきなりクマが出てきて、
鼻を食いちぎられました。
救急隊が食いちぎられた鼻を持ってきてくれたので、
手塚先生の見事なマイクロサージャリーで血管吻合をして、
鼻をくっつけてくださいました。
私なら無理です。
■ ■
ツキノワグマは北海道のヒグマより小型です。
ヒグマと違うところは、
やぶからいきなり出て来て瞬時に襲われるところです。
両眼が失明した患者さんもいらっしゃいました。
クマの駆除は日本全体の問題です。
手塚崇文先生の発表を札幌高裁の小河原寧裁判官に見てほしいです。
自分の子供がクマに襲われることを考えてほしいです。
秋田大学医学部形成外科の手塚崇文先生は素晴らしい形成外科医です。
医学講座
第42回日本頭蓋顎顔面外科学会(東京)③
2日間の第42回日本頭蓋顎顔面外科学会が終わりました。
羽田空港から札幌に帰るところです。
学会長の千葉大学形成外科学三川信之教授は、
私が尊敬する真面目な先生です。
とても手術がお上手です。
生まれつきあごが小さくて、
呼吸ができない赤ちゃんがいます。
■ ■
気道閉塞になってしまうので、
気管切開をされている赤ちゃんもいます。
三川信之先生は気管切開をせずに、
骨延長器を使って赤ちゃんの骨をのばします。
昨日の学会で見せていただいた子供さんは、
とてもよく治っていました。
■ ■
シンポジウム2 眠りを整える
顎低形成による閉塞性睡眠時無呼吸を伴った幼小児に対する顎骨延長術
千葉大学医学部形成外科 三川信之
昨日のシンポジウムで、
寝る時に鼻で呼吸をするとよく眠れると教えてもらいました。
口を開けて寝るのはダメだそうです。
鼻の通りをよくすると眠れるようになります。
三川先生は赤ちゃんの骨を治して、
睡眠時無呼吸も顔の形も治してくださいます。
困っている赤ちゃんがいたら、
千葉大学医学部形成外科三川信之先生です。

医学講座
第42回日本頭蓋顎顔面外科学会(東京)②
今日は2024年11月14日(木)です。
東京はいいお天気です。
今日と明日の学会は、
東京の御茶ノ水で開催されます。
御茶ノ水、ソラシティ・カンファレンスセンターです。
同じ会場で2016年11月10日(木)11日(金)にも開催されました。
第34回日本頭蓋顎顔面外科学会です。
■ ■
今日の学会で一番印象に残ったのが、
海外招待講演David Dunaway先生でした。
三川先生が留学されたLondonの、
Great Ormond Street Hospital for Children
ロンドンの有名なこども病院です。
日本で見たことがありませんでした。
頭蓋結合双生児Craniopagus Twinsの分離手術です。
■ ■
頭蓋結合双生児は250万人に一人の割合で生まれるそうです。
下の写真のように、
双子の赤ちゃんの頭がくっついて生まれました。
世界中からロンドンのDavid Dunaway先生のところに患者さんがきます。
皮膚や骨だけではなく、
脳もくっついています。
精密に計画された手術で分離されていました。
この講演を見ることができただけで来たかいがありました。


医学講座
第42回日本頭蓋顎顔面外科学会(東京)①
今日は2024年11月13日(水)です。
明日から東京で第42回日本頭蓋顎顔面外科学会が開催されます。
今日は移動日です。
最高気温9℃の札幌から、
最高気温21℃の東京へ移動です。
山形の最高気温は15℃のようです。
■ ■
下が学会プログラムの表紙です。
わかりやすいデザインです。
顔の骨や頭の骨を整える学会です。
形成外科が得意な分野です。
学会長の千葉大学形成外科学教授三川信之先生は、
とても真面目で技術力のある先生です。
■ ■
表紙のデザインは、
刺繍だそうです。
三川先生の解説です。
本学会のポスターは私の考えた原案を、私の故郷である富山県出身の刺繍作家、大舘佳奈氏にデザイン、刺繍にしていただきました。絵ではなく綿密な刺繍であるため、立体的で絶妙な色合いであり、まさに最高のオリジナル作品に仕上がったと自負しています。大舘佳奈氏にはこの場を借りて深謝申し上げます。
2日間の学会でしっかりと勉強をしてきます。
気温差だけが心配です。
