医学講座

今日から暖房を入れました2016

 札幌は寒くなりました。
 私の家で一番寒いのは、
 おそらく玄関近くのトイレです。
 今朝トイレで温度計を見ると、
 18.8℃でした。
 冬はトイレにも暖房を入れます。
 10月はトイレの暖房は入れません。
      ■         ■
 札幌美容形成外科は、
 今日から暖房を入れました。
 エアコンのSWを、
 モードボタンを押して、
 暖房にするだけです。
 ありがたいことです。
 すぐに暖かくなります。
      ■         ■
 毎年、本間家では、
 奥さんと暖房をめぐっての闘いがあります。
 もう一枚着たら
 2014年10月5日の院長日記です。
 寒がりの私は、
 寒い寒いを連発。
 暖房を入れたいなぁ~
 …と思いながら、
 奥さんの目を恐れて入れられません。
      ■         ■
 関西生まれの奥さんと、
 私の体感温度が違います。
 職場でも、
 体感温度が違う人と同じ部屋だと、
 いろいろ大変なことが多いです。
 私は暑がりで
 寒がりです
      ■         ■
 2014年は大変な年でした。
 電気料金値上げ
 リッター100円以上する灯油
 …のために、
 家では寒くてもがまんの生活でした。
 奥さんには、
 寒いんだったら
 もう一枚着たら?
 …と言われます。
 もう一枚着ても寒いので、
 2014年はもう2枚着ることにしました。 
      ■         ■
 北海道は灯油価格で景気が変わります。
 リッター100円以上する灯油では、
 どうしても財布のひもはかたくなります。
 灯油がないと冬が越せません。
 ちょっとくらい具合が悪くても病院へは行きません。
 外食も減らします。
 スーパーでも一円でも安いものを買います。
 当然、美容形成外科なんて行けません。
      ■         ■
 札幌美容形成外科は2014年11月が、
 開院以来一番売上が少ない月でした。
 私は電気と灯油のせいだと思っています。
 幸いなことに、
 今年の灯油価格はふつうです。
 お客さんの数もふつうです。
 年末の予約はかなり混んできています。
 老朽化したビルでも
 暖かい暖房と、
 温かいスタッフがお待ちしています。

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昔の記憶

藤枝正道先生の3年7組

 昨日の院長日記で、
 私の同級生すみれさんからのコメントをご紹介させていただきました。
 62歳になっても、
 本間くんと呼ばれた時代はなつかしいものです。
 3年7組はいい学級でした。
 下の写真は当時の藤枝正道先生です。
       ■         ■
 藤枝先生は、
 2017年1月1日に満80歳になられます。
 傘寿さんじゅ
 …というそうです。
 私が18歳だった頃は、
 今から44年前です。
 藤枝先生は35歳だったことになります。
      ■         ■
 藤枝先生は日本史の先生です。
 札幌西高校で、
 女子生徒
 圧倒的人気
 …だったそうです。
 今だっらよくわかります。
 先生はかっこいいです。
      ■         ■
 藤枝先生大好きで、
 日本史が大好きになった女の子がいると聞きました。
 西高祭という学校祭で、
 すみれさんが主演をなさって、
 見事に優勝した記憶があります。
 西高には、
 運動会や、
 行燈行列という行事もありました。
 来年傘寿をお迎えになる先生をお祝いするため、
 平成28年11月23日にクラス会を企画しています
 私が幹事です。
1977

藤枝正道先生1977年

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昔の記憶

すみれさんからのコメント

 大手美容外科の先生
 2016年10月3日の院長日記に、
 すみれさんからコメントをいただきました。
 はじめまして、すみれです。今日から仲間入りさせていただきます。先日からこのブログを読んでいます。実は本間さんと高校の同級生です。この前クラス会の連絡をいただきブログを知りました。人生には何があるかわからないもので55歳に難病になり今は外は歩けず、書くことも、会話する事も出来ません。月末にはショートステイに行きますので、コメントできませんが、よろしくお願いします。本間さんは、高校時代から優秀でした。立派な先生になられたのですね。
      ■         ■
 コメントをいただき感慨深いものがあります。
 すみれさんは、
 札幌西高校でアイドルような存在でした。
 西高祭という学校祭で主演をなさり、
 3年7組が優勝しました。
 脚本を書いた男子生徒は、
 その後、北海道放送に勤務しました。
      ■         ■
 私は青白い顔をした、
 不健康そうな男子でした
 いつも風邪をひいていました。
 熱を出して学校を休んだこともよくありました。
 一浪して受けた自治医大の面接で、
 きみは高校をよく欠席しているが、
 そんなに身体が弱くて僻地の医師になれるのか?

 …と面接官から質問されたくらいでした。
      ■         ■
 私たち札幌西高校23期は、
 1970年4月(昭和45年4月)入学
 1973年3月(昭和48年3月)卒業です。
 私は夕張市の山奥、
 大夕張の鹿島中学校から
 札幌西高校に入学しました。
 札幌の高校に入学したものの、
 山奥から出てきたけんいち少年
 勉強ができませんでした。
 英語のテストは赤点でした
      ■         ■
 当時の札幌西高校は一学年450人でした。
 45人のクラスが10組ありました。
 おおよそ男子300人、女子150人程度で、
 圧倒的に女子が少ない学校でした。
 北海道の高校ランキングでは、
 ①札幌南
 ②札幌北
 ③札幌西
 …という順位でした。
 自由な校風が特徴でした。
      ■         ■
 3年7組が私たちのクラスでした。
 下の写真は2007年9月8日に開催された男子ばかりのクラス会です
 残念なことに、
 写真に写っている2人が故人となってしまいました。
 健康不良児だった私がまだ働いているのは、
 何か不思議な気がします。
 すみれさんに応援していただき、
 少しでも長く続けたいと思います。
 コメントをいただきありがとうございました。
20070908

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医学講座

大手美容外科のその後

 昨日の院長日記、
 大手美容外科の先生に、
 私が48歳で失業した時のことを書きました
 私は2002年7月に札幌医科大学を退職しました。退職というと聞こえはいいですが、事実上は医学部長に追い出されました
 私を札幌医科大学へ招いてくれたのも、追い出してくれたのも同じ人でした。
 48歳の時でした。子供はようやく大学に入ったばかりと、高校生の2人でした。2人とも私立で、お金がかかる時期なのに困りました。
      ■         ■
 その前から、嫌な予感がしていたので退職しようと考えていましたが、突然、解雇通告を受けたようなものでした。
 開業を考えましたが、資金も準備期間もありませんでした。
 その4年前に、美容外科医になろうと思っていました。
 解雇通告を受けてから、紹介していただいたり、自分で応募して、ほとんどの大手美容外科に面接に行きました
 たくさん募集広告が出ていたので、簡単に就職できるだろうと安易に考えていました。結果は、不合格やら条件が合わないなどで、惨憺さんたんたるものでした。
      ■         ■
 技術的に問題があるとか、大学をクビになったからとかの理由ではありませんでした。
 私のように、大学の形成外科講師になってしまった人間は、チェーン店ではとても使いづらいのです。
 経営者の言う通りに、なんでもハイハイと手術を引き受ける先生でなければ、チェーン店の美容外科医としては失格なのです。
      ■         ■
 チェーン店の美容外科は医師が経営しているところと、医師以外が経営しているところがあります。
 医師が経営しているチェーン店は、全て私よりも若い先生が経営者でした。
 自分より年長の、うるさそうな形成外科医を採用しても、うまく仕事をしてくれそうもない。今なら、よく理解できます。
      ■         ■
 大学は追い出されるは、次の就職先は見つからないは、開業するにも資金はないは、で本当に困りました。
 その時に助けていただいたのが、親しくしていた医療機器メーカーの社長さんでした。
 JMECの故森下純一社長さんが、中央クリニックの社長さんを紹介してくださいました。
 ようやく、私の就職先が見つかりました。
 今でも、紹介してくださった森下純一社長さんと、採用してくださった中央クリニックの社長さんに心から感謝しています。
      ■         ■
 当時の私は形成外科医として十分な経験と知識があり、札幌の老舗美容外科で副院長も経験していました
 ところが、チェーン店の美容外科は、手術件数の桁が違いました
 普通、市立札幌病院などの総合病院では、手術日が決まっています。
 形成外科の手術日は多くて、週に3日、少ないところでは2日です。
 年間の手術件数も、数人の形成外科医がいて、多くても1,000件程度でした。
      ■         ■
 中央クリニック札幌院に私が在籍していた時は、一人でそれまでの数倍の手術をしました。
 毎日、朝から夜まで手術をしていました。
 医師になってはじめて、手術のしすぎで手に豆ができました。
 形成外科医の時は、手術する相手は患者さんでしたが、美容外科ではお客様でした。
 スタッフも美人の若い女性ばかりでした。私の生活はそれまでと一変しました。
      ■         ■
 今になって思うと、大学を辞めてよかったと、私を追い出してくれた医学部長にも感謝しているくらいです。
 人生には、予期できないことがたくさんあります。自分が正しいと思ってしていたことでも、他人からは悪く思われ、職を失うこともありました。
 医師免許は、簡単に手に入れられるものではありませんが、医師免許があるからといって安泰ではありません。
 自分を助けてくれる人、自分を陥れるおとしいれる人。さまざまな人がいます。
 どんなことがあっても、しっかりと自分の考えを持ち、信念を貫くことが大切だと私は考えています。

      ■         ■
 2002年に私が面接に行った美容外科の中には、
 倒産してしまったところもあります
 2010年5月にネットに掲載されていた記事です。
 レーシック「神奈川クリニック眼科」など運営医療法人社団博美会破産手続き開始決定受ける負債68億円
 「東京」医療法人社団博美会(資産総額2億9851万1987円、新宿区西新宿6-5-1、理事長山子大助氏<やまご・だいすけ>)は、2010年5月6日に東京地裁へ自己破産を申請し、破産手続き開始決定を受けた。
 申請代理人は尾崎純理弁護士(東京都千代田区二番町9-8)。
 1982年(昭和57年)1月創業、96年(平成8年)8月に法人改組。神奈川クリニックグループの中核法人で、美容外科「神奈川クリニック」を中心に事業を拡大、その後、「神奈川クリニック眼科」を東京、大阪、名古屋で開院、医療用レーザーによる視力回復手術「レーシック」事業に参入したことで業容を順調に拡大させ、2008年7月期には年収入高約116億7100万円を計上していた。
 その一方で、レーシック事業への先行投資が負担となり、2005年7月期には債務超過に転落、その後2008年7月期には債務超過を解消したものの、美容整形部門における競争激化などから2009年7月期までにクリニックの閉鎖を進め、2009年4月時点のクリニック数は14ヵ所にまで縮小していた。その後、美容外科クリニックに関しては別法人に事業譲渡し、直近では眼科事業のみでの営業となっていた。
 その間、2009年2月に「銀座眼科」(東京都中央区)でレーシック手術を受けた患者639人の約1割に当たる67人が感染性角膜炎などを発症していたことが発覚、同手術の安全性が注目された。加えて、8月にはレーシック業界最大手の「品川クリニック」とともに、公正取引委員会より料金表示について景品表示法の規定に違反する恐れがあるとして、誤認するような表示を行わないよう警告を受けるなど、経営環境が悪化していた。
 また、2009年7月にはクリニックの広告宣伝を手がけていたグループ会社の(株)サザンウインド・インターナショナル(資本金1000万円、同所、代表藤井眞美子氏)に対して、広告関係の業者によってドメイン名の仮差押がなされるなど、取引業者との支払に関するトラブルが表面化していた。
 なお、眼科事業に関しては医療法人社団稜歩会(兵庫県神戸市)に譲渡する予定としている。負債は約68億円

      ■         ■
 当時は毎日TVでCMを流していました。
 ♪かーながわクーリニック♪
 今でもそのフレーズを覚えています。
 神奈川クリニックには優秀な形成外科医も勤務していました。
 元神奈クリの医師で、
 今はご自分で開業して繁盛している先生が、
 何人もいらっしゃいます。
      ■         ■
 神奈川クリニックは技術的に問題があるとかではなく、
 美容外科の低価格競争
 その後にレーシック事業を拡大したのが
 倒産の一つの原因だと(私は)思っています。
 大手美容外科だから安心はありません。
 私は美容外科にかかるなら、
 地味でも、
 お医者さんが一人でこつこつやっているクリニックをすすめます。
 TVで宣伝しているのは、
 美容整形も弁護士もすすめません

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医学講座

大手美容外科の先生

 最近、他院で診察や手術を受けた後で、
 困ってメール相談をいただくことがあります。
 私は根が正直で真面目です
 困っている人には、
 なるべく親切に返信を書いています。
 62歳の役割だと思っています。
 あと何年続けられるかわかりませんが、
 がんばれるだけ続けます。
      ■         ■
 大手美容外科にはたくさんの先生がいます。
 初期研修終了後のお兄ちゃんみたいな先生、
 お化粧が上手なお姉ちゃん先生もいます。
 お化粧は上手でも、
 患者さんがショックになったとか、
 心配停止になった時に、
 おろおろするだけの先生もいます。
 こわいことです。
      ■         ■
 若くて開業した先生の中には、
 業者さんにすすめられるままに、
 外国から個人輸入で最新の機器を買って、
 患者さんのほっぺにぱしぱし打って、
 Ⅱ度熱傷を起こしてしまった先生もいます。
 先生を選ばないと、
 大変なことになります。
      ■         ■
 大手美容外科には、
 自分がチェーン店の美容外科に勤務した後で、
 若くして開業した先生もいれば、
 医師ではない方が経営しているところもあります。
 私は48歳で失業しました
 札幌医大を追い出されました
 下の子はまだ高校生でした。
 ほんとうに困りました。
      ■         ■
 当時の大手美容外科チェーン店には、
 ほぼすべて面接に行きました
 たくさん医師募集広告が出ていたので、
 簡単に就職できるだろうと安易に考えていました。
 結果は不合格やら条件が合わないなどで、
 惨憺さんたんたるものでした。

 後になって考えてみると、
 不採用の理由は簡単でした。
      ■         ■
 技術的に問題があるとか、
 大学をクビになったからとかの理由ではありませんでした。
 私のように大学の形成外科講師になってしまった人間は、
 チェーン店ではとても使いづらいのです。
 経営者の言う通りに、
 なんでもハイハイと手術を引き受ける先生でなければ、
 チェーン店の美容外科医としては失格なのです。
      ■         ■
 医師が経営しているチェーン店は、
 全て私よりも若い先生が経営者でした。
 自分より年長のうるさそうな形成外科医を採用しても、
 うまく仕事をしてくれそうもない。
 大切な腕のいい受付さんともうまくできそうにない
 今なら、よく理解できます。
      ■         ■
 大学は追い出されるは、
 次の就職先は見つからないは、
 開業するにも資金はないはで本当に困りました。
 その時に助けていただいたのが、
 親しくしていた医療機器メーカーの社長さんでした。
 JMECの故森下純一社長さんが
 中央クリニックの社長さんを紹介してくださいました。
 残念なことに
 森下社長は2009年に60歳でお亡くなりになってしまいました。
      ■         ■
 森下社長のおかげで、
 ようやく私の就職先が見つかりました。
 ご恩は一生忘れません
 採用してくださった中央クリニックの社長さんにも、
 心から感謝しています
 中央クリニックの社長さんは、
 医療のことには一切示指はされません。
 これは今でも同じです。
      ■         ■
 2016年10月現在、
 日本にはたくさんの美容外科があります。
 私の推測では、
 およそ数百人の医師が働いています。
 大手美容外科チェーン店には、
 お兄ちゃん先生
 お姉ちゃん先生
 腕のいい形成外科専門医の先生もたまにいます。
      ■         ■
 残念なことですが、
 腕のいい形成外科専門医の先生でも、
 若い経営者の先生が決めた通りに、
 あんしん麻酔や、
 つけなくてもいいオプションをつける先生もいます
 それは売上のためです
 自分の身内だったら絶対にしない手術でも、
 引き受けなければならないチェーン店もあります。
 クリニックや先生はくれぐれも慎重に選んでください。
 練習台のモニター患者では受けないでください
 私からの忠告です
20160306-12koma

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医学講座

担当医の名前は書いてください

 メール相談への礼儀
 2016年5月16日の院長日記です。
 私は自他共に認める、
 ばかが10個くらいつく、
 くそ真面目な人間です
 曲がったことは大嫌いです。
 人をだますのも大嫌いです。
 自分もだまされたことがあります

      ■         ■
 メール相談へのお願い
 2015年7月30日の院長日記です。
 最低限必要なのは、
 いつ、
 どこで、
 どんな治療を受けたか?
 お名前もフルネームで、
 住所も電話番号もしっかり記載してください。

 そうしないと正確に回答できません。
      ■         ■
 メールの送信は、
 相談フォームからその都度送信してください
 そうすると、
 自動返信メールが届きますし、
 セキュリティーがしっかりしたメールになります。
 もし心配なことがあれば、
 治療を受けたクリニックに、
 何という薬を、
 どれだけ注射したか聞いてください。
      ■         ■
 法律で定められたカルテの保存期間は5年間です。
 どんなクリニックでも、
 法律で、
 治療内容を記載する義務があります。
 自分がどんな治療を受けたのか?
 何という薬を注射してもらったのか?
 正確に知っておくことが大切です。
 ネットの情報にはうそもたくさんあります
 注意してください。

      ■         ■
 困るのが、
 次のようなメールです。
【お名前】:はなこ
【性別】:女性
【年齢】:22
【ご住所】:〒 0600001 北海道札幌市
【電話番号】:060-000-0000
【メールアドレス】:hanakokomattemasu@gamail.com
【ご相談項目】:眼瞼下垂
【ご相談内容】:自分の目が眼瞼下垂と他の病院で言われました。その病院では保険適応にならないと言われました。保険適応になるかどうか写真で見てもらえますか?

      ■         ■
 メールでいくら相談してもらっても、
 実際に診察をしてみないとわかりません。
 北海道以外からの相談メールも多数届きます。
 どこの病院で手術を受けたのか?
 今までに何回手術を受けたのか?
 詳しくわからなければ正確な回答はできません。
 せめて姓名くらいは入力するのが、
 最低限の礼儀だと私は思います。
      ■         ■
 奥さんと喧嘩しながら返信することもあります
 メールの返事書いているから静かにして!
 『考えているから黙っていて!』
 家内も負けじと反論します。
 『あなたは四六時中仕事をしている。』
 家庭の団欒(だんらん)というのがない。』
 じゃぁ、あんた代わりに書いてょ!』
      ■         ■
 私は働き者の頑固おやじです。
 メールのご返事も…
 ためてしまうと書けなくなるので、
 時間がある時に…
 すぐに、ご返事をするようにしています。
 返事に困るメールもいただきます。
 できる限り、
 親切にご返事を書くようにしています。
 最低限の礼儀はわきまえて送信してください。
 そのほうがいっぱい返信を書いてもらえます
      ■         ■
 最近はセカンドオピニオンを求めるようなメールもいただきます。
 こんにちは。
 この医師の見解について先生のご意見をお伺いしたいと思うのですが、
 よろしいでしょうか?

 私はある美容外科にカウンセリングに参りました。
 いただいた見積りに、なぜか静脈麻酔が入っておりました
 静脈麻酔について質問をしたところ担当の先生から次のような回答が来ました。
 以下は、そのコピペです。

 相談者からのメールには、
 どこのクリニックに行ったのかも?
 担当医の名前も書いていませんでした
      ■         ■
 はぁ~またかぁ~
 相談者のお名前は書かれていましたが、
 行ったクリニックの名前
 先生の名前も書いていませんでした
 もし無料で静脈麻酔がついているのでしたら、
 その先生はいい先生の可能性があります。
 でも【見積り】と書かれていたので、
 おそらく【無料相談】【無料カウンセリング】の美容外科で、
 腕のいい受付さんが作成した見積もりだと思います
      ■         ■
 美容外科は簡単ではありません。
 『切る手術』はキズが残ります。
 相談者の方には、
 目の手術は眠る麻酔を避けてください
 オプションをすすめる美容外科は避けて
 …をぜひ読んでいただきたいです。
 くそ真面目な62歳の(美容)形成外科医からの助言です。
20150303-1

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医学講座

レディエッセによる失明(その後)2016

 早いもので今日から10月です。
 一年はあっという間です。
 札幌は寒くなってきています。
 半袖では無理です。
 長袖の上に一枚必要です。
 大雪山の旭岳に冠雪した写真が新聞に出ていました。
 ホームセンターや家電量販店では、
 暖房器具が販売されています。
      ■         ■
 私は毎日実直に生きています。
 大同生命との裁判にも負けません。
 2016年10月24日(月)25日(火)には、
 京都で日本美容外科学会があります。
 京都まで行きます。
 正直なところ、
 京都は宿泊が高いです。
 同じ関西でしたら大阪がいいです。
      ■         ■
 レディエッセを中止しました2015
 2015年9月3日の院長日記です。
 「プチ整形」まさか失明
 2016年6月12日に朝日新聞が取り上げてくれました。
 「プチ整形」のつもりが失明・鼻欠損、包茎手術でも性器壊死…フィラー注射の事故多発
 2016年7月9日には産経新聞が掲載してくれました。
      ■         ■
 残念なことですが、
 厚生労働省からの通達は何もありません
 札幌美容形成外科ではレディエッセを中止しましたが、
 他の美容外科では続けているところあります。
 失明や、
 鼻の壊死について説明している美容外科は少ないです。
 残念なことだと思っています。
 フィラーは100%安全ではありません
      ■         ■
 レディエッセを中止しました2015に、
 さくらさんからご質問をいただきました。
 レディエッセを打ち続けて4年になります。
 最近鼻先に少し流れてきているみたいで
 鼻先の皮膚全体が固くなっているのですが、
 流れてきているのでしょうか?
 鼻先に入って壊死だったり、
 失明だったりとの情報があるので少し怖くて連絡してみました。

      ■         ■
 私からの回答です
 レディエッセによる失明は、
 注射直後に起こります。
 注入剤の中に入っている、
 ハイドロキシアパタイトという微小粒子が、
 血管の中に入ってしまい、
 血管がつまることが原因です。
      ■         ■
 鼻の壊死も同じです。
 注入方法が不適切だと、
 レディエッセやフィラーを注入する際に、
 鼻に行く血管に粒子を入れてしまったり、
 フィラーで鼻に行く血管を圧迫してしまうのです。
 鼻の皮膚が循環障害になり、
 鼻が壊死になります。
      ■         ■
 相談者のさくらさんのように、
 注入からある程度の時間経過した場合は、
 レディエッセの粒子が血管に入ることは、
 まず考えられません。
 鼻先の皮膚がかたくなってきている原因は、
 実際に診察をしてみなければわかりません。
 ふつうは全体が硬くなることはまれです。
 注入を受けたクリニックか、
 ご心配でしたら日本医大形成外科のように、
 注入物による健康被害をたくさん診ている、
 形成外科にご相談ください

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医学講座

建物明渡し訴訟の被告(2016年9月30日)

 早いもので9月も今日で終わりです。
 この院長日記のいいところは、
 カレンダーがついていることです。
 はて
 一年前の9月30日は?
 何を書いたのかなぁ???
 自分でも忘れています。
 PCですと院長日記の左側にカレンダーがあります。

      ■         ■
 スマホや携帯ですと、
 一番下にカレンダーがあります。
 そのカレンダーの下に、
 過去の院長日記更新・情報があります。
 2015年の9をクリックすると…
 2015年9月の院長日記が出てきます
 カレンダーが2015年9月に変わります。
 一日も休まず書いているので順番に読めます。
      ■         ■
 一年前には、
 まさか建物明渡し訴訟の被告になるとは
 夢にも考えていませんでした
 お隣の大同生命ビルは、
 10月末で管理事務所も無くなります。
 ビル管理の方がお一人だけ残り、
 この老朽化したコンタクトオフビルの地下にある
 老朽化した管理室に移られます。
 管理人の方はお気の毒なことと思います。
      ■         ■
 札幌美容形成外科はまだ裁判の最中です。
 裁判は、
 第1回弁論準備手続まで進みました
 相手方は、
 私が平成28年1月6日午後3時半に、
 電話で話したことが高圧的で語気鋭く詰問であり、
 その後に院長日記で書いたことを第一の問題としています。
 それで店子として不適格なので、
 【賃貸契約の継続は不可能】と主張しています。
 私が日本初のブログ裁判
 2016年7月24日の院長日記で書いた通りです。
      ■         ■
 こちら側としては、
 高圧的で語気鋭く詰問したつもりはないので、
 新証拠として、
 平成28年1月6日に大同生命から電話があった際の
 札幌美容形成外科の防犯ビデオの録画ファイルを提出しました。
 相手方に対して、
 どこが高圧的で語気鋭く詰問で、
 店子として不適格なのかを、
 何時何分(ビデオに時計が入っています)の部分が詰問なのか?
 明示していただきたいと高橋智弁護士から要望しました。

      ■         ■
 私が
 20160620
 2016年6月20日HTB北海道テレビの番組、
 イチオシ!
 どう変わる札幌中心部再開で取材を受け
 YouTubeで熱く語っているように
 裁判は時間がかかります
      ■         ■
 私が2016年1月6日にかかってきた電話
 大同生命が所有権を取得するんですか?
 …っていうことは、ここを取り壊すっていうことですか?
 ビルの建て替えのときに、
 ここのビルも取り壊して
 建て替えますよっていうことなんですね?

 …と言っているのがはっきり防犯ビデオに映っています
 裁判がどう進むのかわかりませんが、
 こちらとしては
 高圧的で語気鋭く詰問したつもりはありません
      ■         ■
 札幌美容形成外科は、
 係争中の裁判でも、
 情報はすべて公開しています
 東京都とは違います。
 患者さんに安心していただくためです。
 私は高橋智先生と、
 次回11月4日(金)16:00から第2回弁論準備手続のために、
 準備書面を用意します。
 たとえ最後の一店舗になっても診療を続けます
 どうぞご安心ください。

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院長の休日

北海道日本ハムおめでとう

 平成28年9月29日、北海道新聞夕刊の記事です。
 おかえり_日ハムVナイン一夜明け帰道
 【千歳】28日にプロ野球パ・リーグを4年ぶりに制した北海道日本ハムの選手らは29日、本拠地・札幌ドームのある北海道に戻った。羽田から 新千歳空港 に到着したチームを、大勢のファンが祝福した。
 大谷翔平選手、中田翔選手らが相次いでロビーに姿を現すと、100人以上のファンから拍手が送られた。「おかえり」「おめでとう」との声に、手を振って応えた。小樽市の専門学校生村上恵里奈さん(20)は鍵谷陽平投手と握手を交わしたといい、「大好きな選手を間近で見られて最高」と興奮気味に話した。
 チームは29日休養し30日に札幌ドームで千葉ロッテとのレギュラーシーズン最終戦に臨む。
20160929

大勢のファンから拍手と大歓声でリーグ優勝を祝福される大谷選手(中央)=29日午後0時45分、新千歳空港
(以上、北海道新聞より引用)

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 私は野球ファンではありません。
 札幌ドームにも数えるほどしか行ったことはありません
 めったに野球中継も見ません。
 (野球が終わる頃まで仕事をしています)
 でも、
 昨日は奥さんと、
 家で日ハムを見ていました。
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 北海道日本ハムの、
 HOKKAIDOがうれしいです。
 栗山監督がインタビューで、
 北海道の台風被害のことを話していらっしゃいました。
 北海道は景気が悪く、
 アベノミクスの恩恵もありません。
 日ハムの優勝はとてもうれしいです。
 また札幌美容形成外科の前で
 優勝パレードをしていただきたいです

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医学講座

大きな病院を辞めた先生がおすすめです

 昨日の院長日記、
 紹介状なし負担額上げ_ 市立札幌病院、来月からに、
 市立病院前整形外科クリニック
 佐久間 隆先生をご紹介しました。
 佐久間先生は私と同年代で、
 元市立札幌病院整形外科部長です。
 私の88歳の母親も腰を痛めて通院しています。
 とてもいい先生です。
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 佐久間先生は定年前に市立札幌病院を退職され、
 市立病院前整形外科クリニックを開業されました。
 最近は、
 大きな病院に定年まで勤めずに、
 早期退職される先生がいます。
 私は札幌医大を追い出されて
 職を失って開業しました
 でもJA帯広厚生病院を退職して開業しようと思っていました
 まぁ医者としてやれるだけのことは一通りやったから、
 あとは自分のMyクリニックでやろうと思ったわけです。
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 終身雇用の日本では、
 大きな病院に定年まで勤める先生が大多数でした。
 でも今は、
 定年前に辞めて開業する先生も増えています。
 医者としての最高の出世は、
 医学部の教授に就任することと言われていました。
 今でもそのように考える医師が多いと思います。
 でも韓国では、
 医学部の教授が辞めて開業するのは珍しくないそうです。
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 私が尊敬する、
 鼻の手術の名医
 鄭東學(ジョン・ドンハク)先生。
 英語表記は、Dong-Hak Jung先生です。
 私を韓国へ何回も招待してくださいました
 Jung先生は元耳鼻科教授です
 鼻の再建手術でPRSという米国形成外科学会誌に、
 何本も素晴らしい論文を書いていらっしゃいます。
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 日本でも、
 大学教授を早期退職されて、
 ご自分で開業される先生がいます。
 元大学教授には信じてはいけない人もいますが
 大きな病院を辞めて、
 ご自分で開業されているいい先生がたくさんいます。
 市立札幌病院近くですと、
 桑園糖尿病内科クリニックの、
 柳澤克之やなぎさわかつゆき先生も、
 元市立札幌病院糖尿病・内分泌内科部長の先生です。
 とてもいい先生です。
 (柳澤先生は予約してから受診してください
 大きな病院を辞めて開業していらっしゃる先生を見つけて、
 しっかり病気を治してもらいましょう

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