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                            オンライン診療と遠隔医療                                                    
    
                         今日は2020年4月22日(水)です。
 札幌美容形成外科は休診日です。
 昨日、札幌市保健所から、
 オンライン診療についての書類が届きました。
 札幌美容形成外科では、
 オンライン診療は行いません。
 オンラインでは手術も処置もできません。
      ■         ■
 形成外科は、
 オンライン診療には向かないと(私は)思います。
 キズを画像で見て、
 お薬を送って、
 治り具合を見る、
 …という先生はいらっしゃるのかなぁ~?
 少なくとも初診は直接見ないと方針も決められません。
      ■         ■
 ピルネット販売?
 2008年1月22日の院長日記でご紹介した記事です。
 朝日新聞社は宮川先生を悪者にしたようですが、
 私はとても♡いい先生♡だと思います。
 今回のコロナ騒ぎで、
 宮川先生のところの遠隔医療が認められました。
 日本遠隔医療学会もあります。
 離島に住んでいる人でも、
 安心してピルを処方してもらえます。 
                        
                        
                     
                                    
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                         今日は2020年4月21日(火)です。
 札幌は昨夜の雨が上がっていい天気です。
 札幌市内は、
 全国緊急宣言のため、
 デパートも、
 地下街も閉店しています。
 ススキノにも人がいません。
 元気がないです。
      ■         ■
 2020年4月21日、北海道新聞朝刊の記事です。
 「安心して休めない」対象業者、支援額に不満相次ぐ
■「お客さん見放せない」営業のネット喫茶も
 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、全国に拡大された緊急事態宣言を受け、鈴木直道知事が20日、全道的な休業要請を表明した。代わりに示した支援金は10万~30万円。要請対象のスナックやバーから「安心して休業できる金額ではない」と不満が相次いだ。飲食業以外で対象となったインターネットカフェの中には「住む場所がない人を放っておけない」とし、通常営業を決めた店も出ている。
 「要請があればすっきり休業したいと思っていた」。札幌・ススキノでバーを営む市川修司さん(33)は売り上げが激減する中、踏ん切りがついた様子で語った。ただ、支援金については「ないよりはましだけど、家賃1カ月分程度。独自に緊急事態宣言を出す知事だったので、もっと踏み込んだ政策を出すと期待していたのに」と残念がる。
 釧路市の繁華街・末広地区でバー「AQUA DROP(アクアドロップ)」を経営する坂入信行社長(59)は休業には協力するが、「いつもらえるか分からない支援金より、お金を借りやすくしたり、税金を安くしたりする支援が今すぐ必要だ」と要望する。
 20日から5月6日まで臨時休業を決めたススキノのスナック「アモール」ママの浜田愛さん(40)は要請前に休んだ店が対象に入るのか、自分の店はいくらもらえるのか、疑問点だらけといい、そもそも「家賃すら払えません」と嘆く。
 旭川市内の繁華街3・6街でスナック「海月」を経営する松居まりさん(51)も「1回きりの支援金では不十分」と冷めた様子。客は激減し、1日1組来店するかどうか。それでも店を開けるのは「店は癒やしの場。お客さんが行きたいと思った時に開いていない状況にしたくないから」といい、できる限り営業は続けるつもりだ。
 10万円の支援金で、アルコールの提供時間の短縮を求められた居酒屋からも不満の声が漏れた。札幌市中央区の「鳥のきんちゃん」店主松本潔さん(72)は「家賃の支払いなどもある。要請通り午後7時までの提供にしたら経営は成り立たない。追加の支援金がない限り、営業を続けるしかない」と語気を強める。
 一方、同市中央区のミニシアター「シアターキノ」の中島洋代表は「休業補償はずっと求めてきた」と支援金を歓迎する。売り上げは通常の半分以下となり、20日から臨時休館したが、「クラウドファンディングなどで全国から支援も寄せられている。何とか乗り越えたい」と話す。
 同市中央区のネットカフェの男性店長は「お客さんを路頭に迷わせたくない」と営業継続を決めた。1年以上利用する約10人の大半は40歳以上。全員顔見知りで仕事や家族関係など事情も理解する。換気や消毒は徹底している。行政から対策が示されない以上、「絶対に見放さない」と強調した。(山口真理絵、今井裕紀、下山竜良)

道の休業要請の対象となったスナックなどが並ぶ札幌・ススキノ。休業か営業継続かで対応は割れそうだ=20日午後6時35分、札幌市中央区南5西4(野沢俊介撮影)
(以上、北海道新聞より引用)
      ■         ■
 ススキノの飲食店も、
 街の飲食店も大変です。
 それ以上に人がいないのが、
 新千歳空港の飲食店や土産物店です。
 新千歳空港は、
 北海道で最も土産物が売れるところです。
 それがほぼゼロです。
 札幌市内のホテルも大変です。
 どこも電気が消えたままです。
 新しく建てられたホテルも多いです。
      ■         ■
 病院も大変です。
 定期手術ができません。
 きっと売上激減です。
 このままだと民間病院はもちません。
 早く新型コロナを何とかしないと、、、
 …という思いです。
 死ななくてもいい病気にさえなれば、、、
 人々の不安は取り除かれます。
                        
                        
                     
                                    
                                                院長の休日
                        
                            本間瑞子92歳の誕生日                                                    
    
                         今日は2020年4月20日(月)です。
 全国緊急事態宣言の中、
 関係がないことで申し訳ございません。
 今日は私の母親、本間瑞子、92歳の誕生日です。
 1928年4月20日(昭和3年4月20日)生まれです。
 2020年2月20日(木)に、
 サービス付き高齢者向け住宅サ高住へ引越しました。
 いい時に引っ越しました。
      ■         ■
 最初は3月に引っ越しを予定していました。
 お部屋が早く空いた
 …という連絡をいただき、
 急遽、引越しを2月にしました。
 3月になると、
 引っ越し屋さんが忙しくなるから、、、
 …という理由でした。
      ■         ■
 もし引越しが遅れていたら、
 新型コロナの影響で入居できなかったかも?です。
 おかげ様で元気です。
 下肢がしびれる、
 痛いいたい、
 …と言っていますが、
 3食付きの施設でお世話になっています。
 緊急事態宣言で誕生日のお祝いはありません。
 元気で93歳まで生きてほしいです。
 (本人は生きたくないと言ってます)

                        
                        
                     
                                    
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                            休業の嵐、消えた週末 緊急宣言拡大 札幌も地方も閑散                                                    
    
                         今日は2020年4月19日(日)です。
 日曜日なのに、、、
 デパートも商店街もお休みです。
 札幌美容形成外科の近くにある、
 三越札幌店、
 札幌パルコ
 四丁目プラザ、 
 …どちらも閉店しています。
 大丸札幌店も閉店です。
      ■         ■
 2020年4月19日、北海道新聞朝刊の記事です。
 休業の嵐、消えた週末 緊急宣言拡大 札幌も地方も閑散
 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府の緊急事態宣言の対象地域が全都道府県に拡大されてから初の週末となった18日、道内も商業施設や観光地の休業が相次ぎ、市街地は閑散とした。普段は買い物客でにぎわう通りも、人影はまばら。さらに強まる自粛ムードに関係者らからはため息が漏れた。
 札幌市中央区の大通公園やJR札幌駅付近では、商業施設が軒並みシャッターを下ろし、臨時休業を知らせる張り紙を前に、途方に暮れる市民の姿も。南区のパート従業員長野真弓さん(64)は「毎週土曜に食品を買いに来る店が閉まっていた。開いているところを探している」と困り顔だ。
 中央区の会社員鈴木健士さん(34)も「家で過ごすため、デパートで良い総菜を買おうと張り切って来た。どこで買えばいいのか」と困惑。4月に登別から引っ越してきたという南区の自衛隊員和田賢汰郎さん(19)は「生活用品がなく、やむを得ず外出した。人が少なく寂しい」と話した。
 デパートも18日から丸井今井札幌本店と札幌三越の2店が臨時休業。さっぽろ東急百貨店も、平日の地下1階食料品売り場を除き、臨時休業する。
 一方、18日は全館営業した大丸札幌店の食料品売り場には人だかりができていた。中央区の40代会社員女性は「病院の帰りに立ち寄った。近所にスーパーがないので、ここが閉まると困る」と心配する。同店は19日は全店休業し、20日から食品フロア以外を休業予定という。
 旭川市中心部の平和通買物公園も客足はまばらだ。市内の会社員の横山泰治さん(46)は食料品が入った買い物袋を両手に持ち、「感染したら会社にも迷惑がかかるので、買い物以外の外出を控えている」。通り沿いで喫茶店を経営する前川裕司さん(65)も「2月から来店者がどんどん減り、宣言でほとんど消えてしまった」とこぼす。
 JR旭川駅に直結するイオンモール旭川駅前も、18日から専門店や映画館が休業した。テナントの飲食店で働くパート従業員の女性(25)は「休み中の給料が補償されるのか分からないまま、いきなり休業になった。先行きが見えず不安です」と表情を曇らせた。
 函館市内では、五稜郭タワーや函館山ロープウェイ、金森赤レンガ倉庫などの主要観光施設がいずれも5月6日まで臨時休館となった。市内で居酒屋を営む佐々木京子さん(59)は「ここ最近はお客さんがゼロの日もあった。商売を続けたいけれど、食品ロスも重なって赤字がかさむ」と吐露。「休業補償があれば、少しでも水道や光熱費の足しになるのに」と要望した。(木村みなみ、若林彩、伊藤友佳子)

臨時休業で軒並み店舗のシャッターが下りた「さっぽろ地下街」。週末にもかかわらず、人通りはまばらだ=18日午後3時、札幌市中央区(浜本道夫撮影)

政府の緊急事態宣言の対象地域が全都道府県に拡大されてから初の週末となった札幌市中心部は臨時休業が相次ぎ、閑散としていた=18日午後0時30分、札幌市中央区南1西3(浜本道夫撮影)
(以上、北海道新聞より引用)
      ■         ■
 札幌美容形成外科の近くも、
 人通りが少ないです。
 人が歩いていません。
 これで感染者数が減るといいのですが、
 私は予定通りには減らないと思います。
 病院内での院内感染が増えて、
 検査件数が増えているので、
 感染者数は増えると思います。
 死者数は米国ほど増えないと予測しています。
      ■         ■
 報道によると、
 日本感染症学会シンポジウムでは、
 「特効薬はなく100点満点の薬もない」などと、
 いずれも決め手に欠けている現状を指摘する声が相次いだ。
 出席者はインフルエンザ薬として開発された
 「アビガン」などの臨床研究の現状、患者への投与例を報告した。
 川名明彦防衛医大教授は
 「特定の薬剤がとても良く効いた印象はない。投与のタイミングが重要だ」と述べた
 …と書かれていました。
      ■         ■
 最前線の医療現場では、
 懸命の治療が続いています。
 重症化を防いでいる薬もあります。
 特定の薬を宣伝することはよくありませんが、
 少しは希望が持てる報道をしてほしいです。
 死にそうな患者さんの家族は、
 少しでも望みがあれば、
 臨床試験薬でも、
 使ってほしいと願います。
                        
                        
                     
                                    
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                            支援届かぬうちに仲間は閉めていった                                                    
    
                         今日は2020年4月18日(土)です。
 新型コロナで大変な毎日です。
 2020年4月18日、北海道新聞朝刊の記事です。
 支援届かぬうちに仲間は閉めていった 道内飲食店「行政の対応遅い」
 全国に拡大された緊急事態宣言を受け、鈴木直道知事は17日、道内での休業要請の実施を「国と協議して検討する」と述べた。札幌・ススキノなどの事業者からは「対応が遅く、休業補償を出したくないようにしか見えない」と冷めた声が上がった。道民に向けられた外出自粛要請が響いてすでに経営が厳しくなっている店舗も多く、店主らは「協力金などの支援がなければ生活できなくなる」と不安を訴えた。
 「(7都府県という)休業要請の先行例があるのに道や札幌市の対応は遅い」。来店客が5割以上減ったススキノの居酒屋の沢田隆史店長(29)は憤る。
 店は定休日を週1日から3日に増やし、経費を限界まで圧縮したが、家賃約20万円の支払いも難しくなり、家主に分納を相談している。沢田店長は「支援が届かないうちに店を閉めた同業者も少なくない。地元自治体に求められるのは、一刻も早い補償などの支援策のはずだ」と強調する。
 国は直接的な補償をしておらず、都道府県ごとの判断となる。先行して休業要請した7都府県は東京都が協力金50万~100万円、神奈川県は最大30万円など自治体間で差が出ている。
■事業者への配慮なく乱暴
 ススキノでスナックを営む仙北屋真知子さん(45)は、4月の売り上げが9割減り「東京ぐらいの補償があれば、感染防止のためにとっくに臨時休業できていた」という。「国や道は夜の店を悪者にするばかり。『外出自粛を強く求める』なんて簡単に言わないで」と語気を強める。
 ススキノでバーを営む尾張慶三さん(57)も「行政がパトロールで外出自粛要請を呼びかけている以上、十分な支援メニューを示すべきだ」。店は2次会で使われることが多く、午後10時以降が来店のピークだったが、今月13日にパトロールが始まってから来客ゼロの日が続く。尾張さんは「あくまで客への自粛要請で飲食店への休業は求めていないというやり方は乱暴過ぎる」と憤る。
■1日 2、3人に
 一方、7都府県では飲食店に午後8時までの営業短縮や、夜間の酒類提供の自粛を求めている。札幌市北区の地下鉄南北線北24条駅近くで、午前0時まで営業しているラーメン店「山水ラーメン」を経営する高橋行祐さん(80)は「客が激減する中、遅い時間に来てくれる客もいる。大幅な営業短縮を求められるなら、店を閉めるしかない」とする。来店客は1日2~3人まで減っており、高橋さんは「北24条も大変な状況。ススキノ以外にも目を向けた支援を」と訴える。
 7都府県で休業要請の対象となった札幌市中央区のネットカフェの店長は「住む場所を失う人が出かねず、休業要請が出たとしても素直にうなずけない」。
 店の個室50席の利用は約4割減り、他に住む場所がなく4年間利用し続ける客からは「店を閉めてしまうのか」と不安げに言われた。店長は「休業はネットカフェ難民をさらに追い詰める。要請するなら困窮して長期利用せざるを得ない人への一時的な住居確保策が必要だ」と要望している。(岩崎あんり、石垣総静、下山竜良)

ススキノでは、休業要請が出される前に臨時休業を決めた店も=17日、札幌市中央区(国政崇撮影)
(以上、北海道新聞より引用)
      ■         ■
 昨夜の安倍首相の記者会見で、
 国民一人10万円を支給するという方針が出ていました。
 私は、
 家賃の支払いも大変な中小事業者に、
 もっとあたたかい手を差し伸べる政策がいいと思います。
 ススキノの飲食店以外も大変です。
 新千歳空港の飲食店も大変です。
      ■         ■
 医療機関も大変です。
 新型コロナで病院はもうかっている?
 …と考える人はいないでしょうが、
 指定病院は大赤字になっていると想像します。
 ICUの診療報酬を2倍にするという案が出ていましたが、
 焼石に水どころか、
 病院存続の危機です。
      ■         ■
 私が勤務していた大きな病院では、
 集中治療部門や、
 救急部門は、
 もうかっていませんでした。
 莫大な費用がかかるからです。
 病院の稼ぎ頭は、
 手術をたくさんしている科でした。
 私の記憶では眼科や整形外科の売上が大きかったです。
      ■         ■
 新型コロナの患者さんを受け入れるために、
 定期手術が中止になっている病院がたくさんあります。
 稼ぎ頭の手術室が運営できないと、
 大部分の病院は赤字になります。
 今一番大切なのは、
 有効な治療法を見つけることです。
 マスコミには、
 感染者数が増えたという報道だけではなく、
 ○○という薬が効いていて、
 臨床試験がはじまっています
 …というような話題も報道していただきたいです。
                        
                        
                     
                                    
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                         今日は2020年4月17日(金)です。
 緊急事態宣言が全国に拡大されました。
 北海道でも患者数が増えています。
 院内感染も増えています。
 感染した看護師さんがお気の毒です。
 労災です。
 休業している間の手当を、
 手厚くしてほしいです。
      ■         ■
 コロナに感染したというだけで、
 ご家族まで苦労されています。
 きっと大変なことだと思います。
 また例によって、
 エビデンスがない本間理論です。
 批判は覚悟の上で書きます。
      ■         ■
 2020年4月17日現在では、
 医師がPCR検査を必要と判断した場合でも、
 保健所の判断がなければ検査はできません。
 院内感染を防ぐためには、
 まず感染源を見つけなければなりません。
 ふつうの検査のように、
 COVID-19のPCR検査ができれば、
 病院としてはもっといろいろな対策ができます。
      ■         ■
 今は肺炎の影があって、
 医師がCOVID-19のPCR検査を必要と認めても、
 保健所の判断を待たなければ検査ができません。
 これで院内感染を防げと言われても無理です。
 全員を感染源として疑って、
 検査や処置ごとに全部消毒しなくてはなりません。
 はっきり言って、
 仕事になりません。
      ■         ■
 これ以上の院内感染を防ぐには、
 COVID-19のPCR検査の自由化を求めます。
 もちろん検査費用は全額国の負担です。
 私はアベノマスクより効果があると確信します。
 和歌山県で発生した新型コロナウイルス肺炎が拡大しなかったのは、
 しっかり調べて和歌山県独自の方法で対処したからです。
 私は国の政策に納得できません。
                        
                        
                     
                                    
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                         今日も新型コロナのお話しです。
 日本の感染者数が増えています。
 札幌市の感染者数も増えています。
 札幌市が感染拡大の第2波と認めています。
 このまま感染が続き、
 最悪の状態になると日本の死者は42万人になる?
 …と北大の西浦博教授の予測が出ていました。
      ■         ■
 まったく根拠がない【本間仮説】です。
 私は新型コロナの日本の死者数は、
 そんなに増えないと予測しています。
 感染者数が増えているのは、
 PCR検査の件数が増えた影響があると思います。
 ごまかせないのは、
 死者数です。
      ■         ■
 日本の新型コロナによる死者数は、
 欧米よりずっと少ないです。
 新型コロナは、
 不顕性感染がかなりあります。
 重症化するのは、
 (日本では)限られた人です。
 これから新薬が出てきて、
 重症化させない治療、
 重症化した人の治療法が変わると、
 世界恐慌以来最悪の不況も、
 何とかなると予測しています。
                        
                        
                     
                                    
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                         今日は2020年4月15日(水)です。
 新型コロナウイルスによる不況が、
 世界恐慌以来最悪の不況になるようです。
 新型肺炎と景気2020
 2020年2月1日の院長日記です。
 私は2020年は、
 ウイルス肺炎による不況になると予測しています。
 (縁起の悪い話しで申し訳ありません)
      ■         ■
 東京2020が延期になること、
 景気が悪化すること、
 …は予測していましたが、
 ここまで悪くなるとは、
 想定外でした。
 休業中の飲食業の方、
 航空関係の方、
 ホテルにお勤めの方、
 ほんとうに大変だと思います。
      ■         ■
 私の予測を超えたのが、
 欧米での死者の多さです。
 米国の感染者と死者が、
 中国を超えるとは予測していませんでした。
 医療制度の問題や、
 報道されているBCGワクチンの影響があると、
 (私は)考えています。
      ■         ■
 少し明るい話題も出てきています。
 重症化したサイトカインストームに効果がある薬の、
 臨床試験がはじまっています。
 私は効果が期待できると思います。
 死ぬことさえなければ、
 重症化さえ防ぐことができれば、
 そんなに恐れることはありません。
 効果が認められたら、
 すぐに保険適応にしてくれることを願っています。
                        
                        
                     
                                    
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                            あきらめない2020                                                    
    
                         今日は2020年4月14日(火)です。
 今日から札幌市内の小中高校が休校になりました。
 日本経済は大変なことになっています。
 特に飲食業、
 航空会社、
 ホテル、
 旅行会社など数えたらきりがありません。
      ■         ■
 成長産業だと思っていた、
 葬祭業も、
 新型コロナの影響で大変です。
 家族葬だけや、
 そのまま火葬だけの直葬だと、
 立派な斎場の経営ができません。
 ほんとうに大変なことです。
      ■         ■
 コロナで患者さんが増えている病院も大変です。
 感染対策で莫大なお金がかかります。
 定期手術と呼ばれる、
 ふつうの手術ができなくなると、
 病院も大減収になります。
 院内感染が出ると、
 通常診療ができません。
      ■         ■
 私の座右の銘が、
 最後まであきらめないです。
 今まで数々の困難がありました。
 移転先が無くなって、
 閉院の危機でした。
 新型コロナ肺炎も、
 サイトカインストームを回避できれば、
 死亡率が減ります。
 いい薬の臨床試験がはじまっています。
 効果があることを期待しています。
                        
                        
                     
                                    
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                         今日は2020年4月13日(月)です。
 昨日が新聞休刊日なので朝刊がありません。
 昨日のYahoo!ニュースに掲載された、
 2020年4月12日、北海道新聞朝刊の記事です。
 北海道の感染者数が増えて、
 札幌市内の小中高が休校になっています。
 他人事ではありません。
      ■         ■
 2020年4月12日北海道新聞朝刊、社会面に掲載された記事です。
 コロナ犠牲の父、ひつぎ越し抱く 道内遺族「人ごとと思わないで」
 「決して人ごとだと思わないで」。新型コロナウイルスに高齢の両親が感染し、父親を亡くした道内の女性は力を込めた。女性は11日、父親の陽性確認からこれまでの日々を北海道新聞の取材に語った。大切な人を失う悲しみに加え、医療態勢の脆弱(ぜいじゃく)さや周囲からの差別、経済的困窮、「感染症で死ぬ」とはどういうことか…。ウイルス感染をめぐり起こる、さまざまな問題や苦悩がにじんでいた。
 「もっと早く入院できていたら、父は死ななかったかもしれない」。女性は今も「身震いする」ほどの怒りと悲しみを抱えている。
■感染確認遅れ
 同居していた父親の様子が急変したのは、3月上旬。深夜に突然、父親のうめき声が聞こえた。慌ててベッドに行くと、自力で起き上がれない状態だった。熱が39.5度も出ていた。道内は「緊急事態宣言」のまっただ中で、「コロナだ」と救急車を呼んだ。
 搬送先はなかなか決まらなかった。ようやく向かった病院でレントゲンと血液検査を受けたが、医師は「コロナじゃありませんね」と言った。ウイルスの感染を調べるPCR検査も受けられなかった。
 翌日も39度近い高熱が続いた。「父から『先生は、コロナ大丈夫って言ったよな』と聞かれるのがつらかった」。保健所に何度も連絡したが「医師が違うと言っているんでしょ。コロナの事ばかり考えているとおかしくなっちゃいますよ」と取り合ってくれなかった。
■迷惑恐れ退職
 搬送から2日後、別の病院を受診。防護服姿の看護師に検体を取られた。「やっぱりコロナだ。このまま入院させて」と祈ったが「外出しないように」とだけ言われ、自宅に帰された。
 次の日、陽性と連絡があった。自宅前に救急車が止まり、その後、防護服姿の保健所職員が現れ、近所に感染を知られた。
 道の発表では職業を伏せ、居住地も自治体名を出さないよう頼んだ。だが女性や女性の夫の職場の情報はすぐに周囲に広まり、職場からは「風評被害が出ている」と言われた。「親族や仕事場に迷惑をかけてしまう。もう仕事を続けられない」と退職した。
 入院した父親は日に日に弱っていった。3月下旬、医師から「もう最後だと思う。あなたも危ないけど会うかい」と聞かれ、防護服を着て3時間だけ面会した。父親を元気付けようと、ラップでくるんだ携帯電話越しに、親戚に「頑張れ」と声をかけてもらった。苦しそうに「うん、うん」とうなずく父親。その体にじかに触れることもできない。「何も心配ないから。ゆっくり休んで」と声をかけ続けた。
 家に帰り、着ていた服を全て捨ててお風呂に入った時、病院から電話が来た。「息を引き取りました」。父親の後に感染が分かって別の場所に入院した母親には、死を告げられなかった。「体調がさらに悪くなるのが心配だった」からだ。
■心ない言葉も
 感染予防のため、父親をひつぎ越しに抱いた。「死なせてごめんね」と何度も言った。お骨は夫と2人だけで拾った。
 しばらくして、親戚や親しい友人だけに父親の訃報を知らせた。心配してくれた人が居た一方で、「怖いから、もうあなたには会えない」「おまえの家には、1年は行けない」など、心ない言葉を投げかけられた。
 女性も夫もPCR検査を受け、いずれも陰性。それでも「自分が加害者になるかも」と、今も自宅からほとんど出ない。夫も「万が一にも迷惑をかけられない」と休職を続け、経済的にも厳しい日々が続く。
 家に居ると、大好きな父親を失ったのは夢じゃないかと思う。父親がどこで感染したかも分からないままだ。「こんなに何もかも苦しいと思わなかった」と女性。「心は負けていられない」と何とか自分を奮い立たせる。同じ苦しみは、誰にも味わってほしくない。(川崎学)
(以上、北海道新聞より引用)
      ■         ■
 保健所の職員から、
 医師が違うと言っているんでしょ。
 コロナの事ばかり考えているとおかしくなっちゃいますよ
 と取り合ってくれなかった。
 …というのが残念です。
 保健所にもいろいろな職員がいて、
 感染症が専門でない人も電話対応をしています。
      ■         ■
 札幌市では感染者数が増えているので、
 また学校を休校にしました。
 保健所の職員が感染したところもあるようです。
 今は、
 いつ、
 誰が感染してもおかしくない時期です。
 自分の体力をつけておくのが一番です。
 亡くなったお父様のご冥福をお祈りしています。