医学講座
明日から第74回さっぽろ雪まつり
今日は2024年2月3日(土)です。
昨夜の風はおさまりましたが雪が降りました。
明日から第74回さっぽろ雪まつりです。
雪化粧という言葉が合うくらい、
今朝の札幌市内は真っ白になりました。
外国人観光客をたくさん見かけます。
人手不足で大変なようです。
■ ■
2024年2月3日、北海道新聞の記事です。
札幌の飲食宿泊業界「雪まつり特需」期待 人手不足/人件費高騰で課題も
4日に札幌市中央区の大通公園などで開幕する「第74回さっぽろ雪まつり」(札幌市、札幌観光協会など主催)に、新型コロナウイルス禍で打撃を受けた宿泊施設や飲食店が期待を寄せている。4年ぶりに3会場の全面開催となり、11日までの期間中、外国人を中心に多くの来場が見込まれるためだ。一方、「雪まつり特需」は人手不足や人件費高騰などコロナ禍前から抱えていた課題を再び表面化させており、観光客の受け入れ拡大に課題も見える。
1月下旬の昼前。札幌・ススキノの新しい複合商業施設「ココノススキノ」のカフェは多くの外国人客でにぎわっていた。「コロナが5類に移行してから初の雪まつり。期待は当然大きい」。同店を含めススキノを中心に居酒屋やバーなど30店以上を運営するAPRグループ(札幌)の青木康明社長(36)はこう話す。
グループの売上高はコロナ禍で一時は以前の4分の1に落ち込んだ。コロナが5類に移行した昨年5月以降は外国人客らを中心に回復し、昨年12月の売上高は前年同月比48%増だった。
それでも人件費高騰が経営を圧迫し、もろ手を挙げて喜べる状態ではない。リクルート(東京)によると、コロナ禍前は800円台だった道内飲食店関連のアルバイト時給は2023年12月で1044円に上昇した。青木社長は「グループ店の時給も同じように上がっている。コロナ禍前と同水準の売り上げに戻るだけでは経営的に厳しい」と語る。
さっぽろ雪まつりの来場者数はコロナ禍前の2019年、過去最多の273万7千人に上った。昨年は175万人で、今年はこれを上回る見込みだ。
宿泊施設も期待する。札幌市中央区のホテル「ウィンダムガーデン札幌大通」(132室)は2022年6月のオープン後はコロナ禍で空室が目立ったが、2023年の雪まつり期間中は連日満室が続いた。今年の期間中も週末は早くから埋まり、平日も満室を見込めそうという。杉本初総支配人は「昨年と比べタイや韓国からの団体客が好調。日本人の個人客の予約も入り始めた」と話す。
札幌ホテル旅館協同組合によると、市内の他のホテルも予約は好調だ。ただ、外国人客は完全には回復していないという。中国本土から新千歳空港への直行便が回復していないためだ。
コロナ禍で従業員を減らし、客室をフル稼働できない施設もある。市内の宿泊関係者は「客室の清掃スタッフを応募しても集まらない施設が多い。同居する高齢者への感染を気にして不特定多数が出入りする客室の清掃業務を控える傾向があるようだ」と明かす。
同組合の橋本吉巧(よしのり)理事長は「雪まつりは札幌の魅力を世界に発信できる絶好の機会。人がいればもっと宿泊客を受け入れられるのだが」と雪まつり需要を生かし切れない宿泊業界のもどかしさを語る。(伊藤友佳子、岩内江平)


APRグループが運営するススキノのカフェで従業員と語る青木社長。さっぽろ雪まつりへの期待は大きい

(以上、北海道新聞より引用)
■ ■
36歳で30店以上を運営するAPRグループの青木康明社長さんはすごいです。
HPを見ると海外にも進出されているようです。
それにしても、
コロナ前が800円台だった時給が、
2023年12月で1044円に上昇したのはつらいです。
医療関係でも求人に苦労しているところが多いです。
お天気の神さまにドカ雪を降らせないようにお願いしたいです。
飛行機の欠航が困ります。
医学講座
関東以北は真冬の寒さ_北日本はふぶく所も
今日は2024年2月2日(金)です。
さっぽろ雪まつりの準備が進んでいます。
2月4日(日)から第74回さっぽろ雪まつりです。
今年はたくさんの観光客がいらっしゃると思います。
すでに雪まつりの前から、
たくさんの外国人観光客を見かけます。
気になるのがお天気です。
■ ■
2024年2月2日のYahoo!ニュースです。
2月2日 気温は前日よりダウン 関東以北は真冬の寒さ 所々で雨 北日本はふぶく所も
今日2日は、関東などで最高気温が前日より大幅に低下。春の暖かさから真冬の寒さへ。西日本は太平洋側を中心に所々で雨。北日本の日本海側は雪で、ふぶく所も。
沿岸の地域 強風や高波に注意
今日2日は、次第に冬型の気圧配置が緩みますが、上空には寒気の流れ込みが続きます。一方、南の海上には前線がのびて、日本海側だけでなく、太平洋側でも雨や雪の降る所があるでしょう。
また、等圧線の間隔が狭く、全国的に風の強い状態が続きます。沿岸の地域を中心に、強風注意報や波浪注意報が発表されています。引き続き、ご注意ください。
北日本は雪 西日本は午前を中心に雨
今日2日は、北海道は日本海側を中心に、断続的に雪が降りそうです。東北の日本海側も、朝晩は所々で雪が降るでしょう。昨日1日のような猛吹雪にはならない見込みですが、ふぶいて見通しが悪くなる所もありそうです。積雪や凍結による交通への影響にご注意ください。太平洋側は晴れますが、山沿いを中心に雪雲が流れ込むでしょう。
北陸は雲が広がりやすく、朝晩は新潟県を中心に雪が降りそうです。関東甲信や東海は、おおむね晴れるでしょう。空気の乾いた状態が続くため、火の取り扱いに注意が必要です。
近畿から九州は晴れ間も出ますが、午前中ほど雲が多いでしょう。前線に近い九州南部や四国は、昼頃にかけて雨が降りそうです。日本海側も、所々で雨や雪が降るでしょう。
沖縄は、昼頃までは広く晴れる見込みです。ただ、本島地方や八重山地方では、昼過ぎから雨の降る所があるでしょう。
前日との気温差大 急な寒さへの対策を
最高気温は、昨日1日より低い所がほとんどで、関東では真冬の寒さが戻るでしょう。
沖縄は日差しで気温が上昇。那覇では3日連続で、最高気温が25℃以上の夏日になりそうです。九州と四国は15℃前後まで上がる所もあり、雨が降っても平年より気温が高いでしょう。
中国地方や近畿は10℃くらいの所が多く、昨日と同じか2℃ほど低くなりそうです。
東海や関東甲信、東北の太平洋側は、昨日の暖かさから一転。空気は冷たいままでしょう。東京都心の最高気温は8℃と、真冬の寒さになりそうです。
北陸は5℃くらい、東北の日本海側は0℃から2℃くらいの所が多いでしょう。北海道は、最高気温が0℃未満の真冬日が続きそうです。日中も凍てつくような寒さが続きますが、昨日のように朝から気温が下がり続けることはないでしょう。
日本気象協会本社 青山亜紀子

(以上、Yahoo!ニュース、tenki.jpより引用)
■ ■
Yahoo!ニュースの天気情報をよく見ています。
警戒という文字が入っている時には、
気をつけています。
上の天気図を見ると、
北海道の北に強そうな低気圧がいます。
昨日はすごい風でした。
第74回さっぽろ雪まつりが無事に終わることを願っています。
医学講座
避難所の暖房2024
今日は2023年2月1日(木)です。
北海道新聞に避難所の様子が出ていました。
能登半島の被災地がまだまだ大変です。
北海道で冬に地震が起きて停電になると凍死です。
何とか暖房を考えなくてはいけません。
昔は石炭ストーブがありましたが、
今はそんなものはありません。
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ストーブには煙突が必要です。
サンタクロースが入ってくる煙突えんとつです。
北海道でも煙突がある家はまれです。
北海道の暖房は灯油が大部分です。
ガスを使っている家もあります。
今の暖房器具は電気がないと灯油もガスも使えません。
これが一番困ります。
■ ■
灯油は保管が難しいです。
一年前の灯油ですら使わないように言われます。
避難所に準備するにも、
電気がないところで使える暖房器具はとても少ないです。
防寒対策で気密性をよくすると、
一酸化炭素中毒の危険性があります。
どうしたらいいものか?困っています。
医学講座
2024年1月31日
今日は2024年1月31日(水)です。
今朝は路面が凍結していました。
私の前を歩いていた人がすべったので、
自分も気をつけて歩いてきました。
2024年1月は大変な月でした。
元旦から令和6年能登半島地震が起きて、
翌日には羽田でJAL機炎上がありました。
■ ■
被災地の方が何人も、
元旦から、、、
…と言われてました。
ほんとうに元旦から地震なんて考えてもみませんでした。
今朝の北海道新聞に地震直後のことや、
札幌大学の大学生が帰省中に地震にあったことが出ていました。
災難はいつやってくるかわかりません。
■ ■
私が何度も言っているように、
冬の地震と停電が困ります。
暖房が使えません。
今日の道新によると、
避難所にストーブやダンボールベッドを準備しているところが少ないそうです。
能登半島地震で寒さで凍傷になった人のことが載っていました。
北海道はもっと大変です。
明日から2月で寒さはまだ続きます。
北海道でも避難所の備品を整備してほしいです。
医学講座
札幌西武跡地、地上32階地下7階
今日は2024年1月30日(火)です。
札幌は晴れのいいお天気です。
山形のさくらんぼさんの果樹園が、
小雪で心配しています。
札幌も例年より雪が少ない印象です。
ドカ雪は困りますが異常気象も困ります。
適度に降ってほしいです。
■ ■
2024年1月30日、北海道新聞の記事です。
札幌西武跡地、地上32階地下7階に 再開発組合設立 2028年完成目指す
JR札幌駅南口の札幌西武跡地を含む札幌市中央区の北4西3街区再開発事業で、家電量販店大手のヨドバシホールディングス(東京)や平和不動産(同)など地権者らが再開発組合を設立した。同組合は29日、計画概要を発表。札幌市中心部の再開発でも有数の規模となる地上32階、地下7階、高さ約165メートルの複合高層ビルを2024年度に着工し、2028年の完成を目指す。
再開発組合の設立は26日付。計画概要によると、複合高層ビルはJR札幌駅に面した地上10階建ての北棟と、地上32階建ての南棟からなり、延べ床面積は計約20万3千平方メートル。北棟の地下2階~地上9階と、南棟の地下2階~地上4階の一部を商業施設とする。南棟の地上2階の一部と地上6階以上をオフィスとし、働く人などが利用する宿泊滞在機能を一部に設ける。両棟ともに地下3階以下には駐車場を設ける。
同街区の再開発では、地権者らが2019年に準備組合を設立。当初は35階建てで上層階にホテルを設ける計画だったが、建設費高騰をなどを受けてホテルを取りやめ、31階建てにする方向だった。最終的には32階建てとし、収益性が見込まれるオフィスの面積を広げる。JR北海道などが札幌駅南口に整備する大規模再開発ビル(北5西1、西2)の着工が延期される中、札幌駅周辺の商業集積地としても存在感を示しそうだ。(高橋祐二)


北4西3街区の再開発で計画されている複合高層ビルの完成予想図(再開発組合提供)

(以上、北海道新聞より引用)
■ ■
札幌西武が閉店したのが、
2009年9月30日でした。
もう14年になりました。
時間がかかりました。
ようやく今年中に着工らしいです。
あと4年後にはどうなっていることやら、、、
地下3階から地下7階までが駐車場だそうです。
ずいぶん深く掘るものです。

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楽しい手術
今日は2023年1月29日(月)です。
昨夜からの新雪が積もっています。
とてもきれいです。
この程度の雪なら歓迎です。
雪まつりの雪像づくりが北海道新聞に載っていました。
今年は2月4日(日)~11日(日)までです。
たくさんの方がいらっしゃると思います。
■ ■
患者さんからご質問がありました。
先生にとって一番楽しい手術は何の手術ですか?
楽しい手術はないです。
どんな手術でも難しいです。
人間の身体にメスを入れられるのは、
医師免許を持った人にだけ与えられる職業です。
簡単な手術も楽しい手術もないです。
■ ■
うれしいことはあります。
ご質問の患者さんは10年前にいらしてくださいました。
皮膚腫瘍の手術でした。
特に問題なく終わりました。
病理組織検査の結果も問題ありませんでした。
病理組織検査の結果は封筒に入れて保存してありました。
今回は別の手術でいらしてくださいました。
■ ■
10年前の診察券を持ってきてくださいました。
大切にしまっておいてくださったそうです。
こんな時はうれしいです。
患者さんに10年前の病理組織検査の結果をお渡ししました。
カルテの保存期間は法律で5年間です。
札幌美容形成外科では20年前のカルテも保存しています。
今年8月で20年になります。
大変なこともありますがうれしいこともあります。
手術をできる間は続けようと思っています。
10年たって、またいらしてくださった患者さんに感謝しています。
医学講座
東京で震度4の地震
今日は2024年1月28日(日)です。
暴風雪がうそのように晴れています。
安心していたらYahoo!ニュースに地震速報がでました。
2024年1月28日8時59分ごろ
震源地 東京湾
マグニチュード4.8
震度4が
東京都 中央区 港区 品川区 渋谷区 練馬区 葛飾区です


(以上、Yahoo!ニュースより引用)
■ ■
震源地が東京湾です。
首都直下型地震の前触れでないといいです。
もし首都直下型地震が起きて、
津波が来ると羽田空港は使えなくなります。
米軍横田基地の滑走路くらいしか使えないと思います。
首都機能はマヒします。
悪いことが起きないといいですが、、、
政治と金の問題だけじゃなくてもっと国会で論議してほしいです。
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市立札幌病院_救急医残業上限に特例を申請
今日は2024年1月27日(土)です。
札幌市内なは温がプラスになりました。
道路の雪がとけてシャーベット状です。
交差点には水たまりがあります。
凍結したツルツル路面よりましです。
この水が凍結するとこわいです。
毎日気をつけて歩いています。
■ ■
2024年1月27日、北海道新聞札幌市内版の記事です。
「救急医残業、上限に特例を」 市立札幌病院が道に年1860時間適用申請 長時間労働是正できす
4月から勤務医の残業時間の上限を原則年960時間に規制する「医師の働き方改革」を前に、札幌市中央区の市立札幌病院は、救急医療を担う医師の上限を年1860時間とする特例の適用を道に申請した。命に関わる重症患者を診る「3次救急」を担い、長時間労働をすぐに是正できないと判断。2月にも道の指定を受け、地域医療を支える「最後のとりで」となる救命救急センターなどの医療体制を維持する。ただ、政府は2035年度までに特例を解消する方針で、同病院は勤務時間削減の取り組みも本格化させている。
■体制維持し削減急ぐ
医師の働き方改革は、医師の長時間労働を解消するため、働き方関連法に基づき、時間外・休日労働を罰則付きで原則年960時間に規制。年960時間は月換算で脳・心臓疾患の労災認定基準「過労死ライン」と重なる。
ただし、地域医療などの現状に配慮し、救急医療やへき地医療などを担う医師や技能習得に取り組む研修医らの上限を、過労死ラインの2倍近い年1860時間とする特例も設定。医療機関は事前に都道府県から指定を受ける必要があり、休息時間を確保する「勤務間インターバル」といった対策が義務付けられる。
市立札幌病院によると、労働時間規制の対象から外れる「管理監督者」を除く医師123人の時間外・休日労働時間は2022年度、8人(6.5%)が年960時間の上限超えに該当した。
900時間以上960時間未満が8人、800時間以上900時間未満が10人(8.1%)。一般労働者の残業時間上限である720時間を超えたのは計36人で約3割を占めた。
24時間体制で深刻な患者を受け入れる救命救急センターをはじめ、産婦人科、外科といった緊急対応があり、医師数が不足している診療科に長時間労働が集中するという。
政府は35年度までに特例の適用対象の医療機関をなくすとの目標を掲げており、市立札幌病院は負担軽減策として、医師が担う業務の一部を他の医療専門職に移管する「タスクシフト」を進める方針だ。
医師の判断を待たずに一定の医療行為が可能な「特定看護師」7人を配置。うち2人は2024年度、医療行為の専従となり、医師をサポートする。札幌市病院事業管理者の西川秀司院長は「医師や看護師を簡単には増やせないが、体制を維持するために、特例を受けながら、労働時間の削減方法を模索したい」と話している。(蒲生美緒)


勤務医の残業時間の上限を超える特例を申請した市立札幌病院
(以上、北海道新聞より引用)
■ ■
私が市立札幌病院に勤務したのは、
1989年4月から1994年12月まででした。
自分の時間外労働がどのくらいだったか忘れました。
最初は形成外科専門医は私一人しかいなかったので、
夜間でも休日でも呼ばれると救急部に行きました。
若かったのできたと思います。
医師としての青春時代でした。
■ ■
救急の先生が増えるといいですが、
なかなか難しいです。
救急医学会専門医を育てるのは大変です。
私は救急専門医ではありませんが、
医師としての人生の一部分を救急で働けてよかったと思っています。
今でも忘れられない患者さんがいます。
若い先生が救急医を志してくれるとうれしいです。
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道内26日も猛吹雪、警報級の大雪恐れ
今日は2024年1月26日(金)です。
昨日の大雪が続いています
今日の北海道新聞の記事です。
JR449本運休 道内26日も猛吹雪、警報級の大雪恐れ
道内は25日、冬型の気圧配置が強まった影響で暴風雪に見舞われた。JR北海道が特急16本、快速エアポート84本を含む449本を運休し、約9万人に影響が出るなど交通機関は大きく乱れ。札幌管区気象台は26日も猛吹雪が続き、日本海側北部と太平洋側東部を中心に警報級の大雪になる可能性もあるとして、警戒を呼び掛けている。
気象台によると、25日午後8時までの最大瞬間風速は日高管内えりも町襟裳岬で34.4メートル、釧路管内弟子屈町で30.8メートル。24時間降雪量は根室管内羅臼町で54センチ、留萌管内苫前町古丹別で39センチを観測した。
石狩管内当別町内では、断続的にホワイトアウト状態になり、町内各地で車両が動けなくなった。25日午後6時40分ごろには、同町東裏で車両7台が立ち往生していると札幌北署に通報があった。当別消防署によると、午後8時半に解消された。
根室管内羅臼町栄町の国道では、25日午後3時ごろ、雪崩が起きたと町民から町役場に連絡があった。同町によると、国道は幅20メートルにわたって雪で埋まり、近くに止めてあった無人の乗用車2台が巻き込まれた。けが人はいなかった。
JRは函館線小樽―長万部間、宗谷線名寄―稚内間などで終日運転を見合わせた。同社ホームページはアクセスが集中し、一時閲覧しにくい状態となった。
北海道エアポート(HAP、千歳)によると、新千歳空港発着便は25日、155便が欠航。丘珠、女満別、稚内、紋別各空港は全便が欠航した。
道警交通管制センターによると、25日午後11時現在、高速道路2路線2区間、国道8路線16区間、道道65路線82区間が通行止めとなっている。
バスの運休も相次ぎ、北紋バス(紋別市)は都市間高速バスを全便運休。宗谷バス(稚内市)や斜里バス(オホーツク管内斜里町)なども全便運休した。
オホーツク管内清里町は町民会館に避難所を開設した。午後5時時点で避難者はいない。
道教委によると、25日は小中高校など584校が臨時休校した。26日もオホーツクと根室の両管内で26校の休校が決まった。
JRは26日、特急14本、快速エアポート20本を含む220本を運休する。宗谷線音威子府―稚内間、石北線北見―網走間、釧網線釧路―網走間は終日運転を見合わせる。札幌圏の通勤通学時間帯は運行を大幅に減らす。高波の影響で運行を見合わせている函館線小樽―ほしみ(札幌市手稲区)間の再開は、26日午後以降になる見込み。
気象台によると、冬型の気圧配置は26日も続く。午後6時までの24時間降雪量は日本海側とオホーツク海側の多いところで50センチ、太平洋側で30センチの見通し。(野口今日子、河相宏史)


JRが運休したため、札幌方面への高速バスに乗り込む小樽市民ら=25日午前7時35分、小樽駅前バスターミナル(平岡伸志撮影)
降雪11センチで大量運休…なぜ? 札幌市民からJRに不満の声
道内が暴風雪に見舞われた25日、JR北海道は前日のうちに札幌圏発着の列車を中心に約290本の運休を決めるなどの安全対策を講じた。ただ札幌市中心部の25日午後1時までの24時間降雪量は11センチにとどまり、通勤通学時に交通手段を失った市民からは「肩すかしだ」との不満の声も出た。同社は「結果的に降雪量は少なかったが、安全に運行できない恐れがあったため必要な措置だった」と利用客に理解を求めている。
JR北海道は2022年2月、大雪で計7千本余りの大量運休を余儀なくされたことを教訓に、毎週土曜日に最終列車を繰り上げて除排雪を進めるなどの「計画運休」を実施している。これとは別に今回のように悪天候が見込まれる場合、ダイヤの乱れを最小限にとどめるため、運行の本数を事前に減らすなどの対策を講じている。
25日午前の札幌市中心部の降雪量は少なかったが、JR北海道は「荒天時に通常ダイヤで運行すれば、吹雪による視界不良で列車が動けなくなる可能性があり、後続列車も次々と立ち往生するなど影響が拡大する恐れがある」と説明する。
大雪時に運行本数を減らすのは、車両に付着した雪が進路を切り替えるポイントにたくさん落ち、運行に支障が生じるのを避ける狙いもあるという。
だが、こうしたJR北海道の主張が利用客に十分理解されているとは言えず、X(旧ツイッター)では25日午前、「予報ほど札幌は荒れていない」「雪はそれほどでもないのにJRはすぐに運休するので厄介」との投稿が相次いだ。
運休情報を伝えるJR北海道のホームページ(HP)が同日、一時閲覧しにくい状態になったことも利用客の不満を招いた。
運休情報が乏しい中、JR琴似駅で小樽方面へ向かう列車を2時間以上待った札幌市西区のパート従業員、後藤ひとみさん(65)は「待合室が寒くてつらいけど、JRが動き始めるのを待つしかない」と語った。
HPを閲覧できず、25日午前に札幌市豊平区の自宅から札幌駅まで2度足を運んだという銀行員の男性(64)も「運行情報が分からなかった。JR北海道は対策を考えてほしい」と注文した。(水上孝一郎、武藤里美)
(以上、北海道新聞より引用)
■ ■
私は札幌市民ですが、
降雪11センチで大量運休
…は仕方がないと思います。
札幌は11㎝でも江別えべつや当別とうべつ、
岩見沢いわみざわは大雪になることがあります。
確かにJR琴似駅は寒いです。
私もよく利用していました。
大雪の時はじっとがまんすることにしています。
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道内暴風雪JR287本運休136校臨時休校
今日は2024年1月25日(木)です。
ドカ雪が来ました。
さくらんぼさんの果樹園にも降りました。
名神高速道路では大雪で大変でした。
陸上自衛隊が災害派遣で除雪をしてくれ、
ようやく脱出できたようです。
ドカ雪は来てほしくないです。
■ ■
2024年1月25日、北海道新聞の記事です。
道内、暴風雪続く 25日もJR287本運休、小中高など136校臨時休校
道内は25日、冬型の気圧配置が強まる影響で前日に続いて暴風雪となることが予想される。JR北海道は特急14本を含む列車287本の運休を決め、一部区間で始発から終日、運転を見合わせる。小中高などは計136校が臨時休校する。札幌管区気象台は、日本海側を中心に同じ場所に雪雲が流入した場合、警報級の大雪になる可能性もあるとして、交通障害や強風などに警戒を呼び掛けている。
札幌管区気象台によると、千島近海の低気圧の影響で25日も強い風雪となり、海は大しけとなる見込み。
25日の最大瞬間風速は、日本海側や太平洋側の陸海上とオホーツク海側の海上で35メートルに達する見込み。波の高さは日本海側と太平洋側、オホーツク海側で6メートルと予報している。
25日午後6時までの24時間降雪量は日本海側とオホーツク海側で50センチ、太平洋側で40センチになる見込み。
JR北海道によると、25日は函館線の小樽―長万部間、宗谷線の名寄―稚内間、石北線の上川―網走間、釧網線の摩周―網走間が始発から終日、運転を見合わせる。根室線や石北線、釧網線の一部区間では運転を見合わせる時間帯がある。
札幌圏では始発から通勤通学時間帯までは大幅に減便する。日中は快速エアポートや各方面の普通列車を1時間に1本ずつ程度、上下線の運行本数を減らす。運転見合わせは行わない。
宗谷バス(稚内市)の都市間バスと、沿岸バス(留萌管内羽幌町)の全便は25日、運休する。新千歳発着便では、日本航空や全日空、AIRDO(エアドゥ)が80便以上の欠航を決めた。新日本海フェリーは苫小牧東と小樽発着の計5便を欠航する。
道教委によると、25日は留萌やオホーツク管内などの小中高校など計136校が臨時休校する。
一方、24日は宗谷管内を中心に暴風雪に見舞われ、市民生活は混乱した。
気象台は宗谷、石狩、渡島管内などで暴風雪警報を発表。午後8時までに観測した最大瞬間風速は稚内市宗谷岬で28.7メートル、檜山管内奥尻町で25.3メートルだった。24時間降雪量は宗谷管内中頓別町で50センチ、同管内豊富町で47センチ、稚内市沼川で32センチだった。
JRは稚内と札幌、旭川を結ぶ特急5本を含む列車計93本を運休し、約1万5千人に影響した。
稚内空港は終日閉鎖した。新千歳空港と丘珠空港では午後8時時点で釧路や女満別など道内と結ぶ計73便、函館空港では羽田などを結ぶ計10便が欠航した。
津軽海峡フェリーは函館―大間(青森)間の全4便と函館―青森間の計4便、青函フェリーは函館―青森の計6便、羽幌沿海フェリーは羽幌と天売・焼尻両島を結ぶ全2便を欠航した。
道警交通管制センターによると24日午後8時現在、吹雪などで、高速道路は豊富バイパス豊富サロベツインターチェンジ(IC)―豊富北IC間など2路線2区間、国道は2路線2区間、道道は9路線9区間が通行止めとなっている。
道教委によると、24日は宗谷や石狩管内などで計66校が臨時休校した。
稚内市では23日に続き市役所支所や温泉施設など10カ所以上を休止。ごみ収集も取りやめた。同市の無職門馬勝彦さん(79)は関東在住の身内に不幸があったが「飛行機が飛ばず、葬儀に行きたいが、どうなるのか」と心配していた。(工藤さえら、今関茉莉、菊池真理子)


札幌市中心部で降りしきる雪の中をうつむきがちに歩く人たち。午後4時すぎには石狩地方にも暴風雪警報が発表された=24日午後7時20分、札幌市中央区北1西3(舘山国敏撮影)
(以上、北海道新聞より引用)
■ ■
道新の記事によると、
函館本線のJR小樽―ほしみ間の線路に高波が来て、
25日は終日運行を見合わせていました。
小樽から札幌へ通勤通学する人が大変です。
きっと高速バスが混んでいます。
冬に高波で運休するのは珍しいです。
強力な千島近海の低気圧のためです。
ドカ雪は来てほしくないです。