院長の休日
ガン治療推進チャリティーコンサート
平成21年12月1日の北海道新聞朝刊に、
次の記事が掲載されていました。
妻の遺志継ぎがん治療応援
札響、あす慈善公演
「がんに苦しむ人に手を差し伸べるのが私の最後の使命」という亡き妻の遺志を実現しようと、がん治療推進チャリティーコンサーートが2日、札幌コンサートホール・キタラ (札幌市中央区)で開かれる。麻酔科医として、治療に当たった夫が企画し、札幌交響楽団(札響)が演奏する。売り上げは妻の遺言に従い、全額をがん治療の研究費として北大医学部に寄付する。
元北大医学部教授で、北海道社会保険病院顧問の劔物(けんもつ)修さん(69)=札幌市中央区=。妻の弘子さんは2007年暮れに卵巣がんと診断され、2009年8月19日に70歳の生涯を閉じた。
2人は修さんが東京から小樽に疎開した幼いころに知り合った。終戦の年だった。その後、医師と服飾デザイナーと歩む道は違ったが、「出会って63年、結婚して45年。こんなに長い間付き合えたのは、僕たちの誇り」と修さん。
最愛の人の病気が分かると、修さんは自ら主治医のー人となり、一緒にがんと戦った。二人三脚の治療によって、あと半年と言われた余命は、1年8ヵ月まで延びた。
弘子さんは最後に「わがまま」を言った。「葬儀はしないで。その代わりにがん治療の重要性をみんなに伝えてほしい」。修さんが「それならキタラでお別れ会をやろう」と言うと、弘子さんは「すてき」とうなずいた。
修さんは古くから札響を支援する会員で、協力を求めたところ、札響側も快諾。2人と親交のある札響正指揮者の高関健さんが指揮し、弘子さんが大好きだったというビバルティ「四季」の「冬」やサンサーンス「白鳥」などを演奏する。ロビーには献花台や、がん治療に関するパンフなどを置いたブースを設ける。
修さんは話す。「コンサートが、がんの知識を深めるきっかけになれば弘子も喜ぶ。僕も医師として引き続き、がん治療に当たる」
開演は2日午後6時半。チケットは3千円で、キタラ011-520-2000で扱っている。
■ ■
昨夜、キタラのコンサートへ行って来ました。
素晴らしいコンサートであり、
お別れ会でした。
劔物修(けんもつおさむ)先生は、
私の札幌医大の先輩です。
札幌医大の卒業生としてはじめて、
北大医学部の臨床系教授に就任されました。
私が北大病院でチーフレジデントをしていた、
昭和60年11月でした。
■ ■
劔物先生は札幌医大麻酔科から、
東邦大学医学部麻酔科教授に就任されていました。
北大医学部麻酔科の教授選で選ばれ、
東京から札幌へ戻って来られました。
当時の北大は麻酔科医不足で、
手術申し込みをしても、
麻酔科医が足りないので、
手術ができないこともありました。
■ ■
麻酔科医局長だった佐々木先生が、
申し訳ございませんが…
この手術は無理…と言いかけたところ…
新任の劔物教授が、
その麻酔は私がかけますから
引き受けてください
と言われたのを…
今でもはっきり覚えています。
■ ■
劔物先生は、
高橋長雄先生の弟子です。
平成21年6月7日の葬儀では、
弔辞を読まれました。
奥様の死期が迫っていた中で、
恩師の弔辞を読まれた先生は、
どんなお気持ちだったのだろうか…?
と考えながらコンサートをお聴きしました。
■ ■
昨夜の追悼コンサートは、
私が今までに参列した、
どのお葬式やお別れ会より、
素晴らしい会でした。
ロビーには献花台が置かれ、
先生と奥様の楽しそうな写真が、
たくさん飾られていました。
今年の春には、
弘前の桜を見に行かれたようでした。
■ ■
70歳という年齢は、
まだまだ若すぎる歳です。
どんな名医の奥様でも…
あっという間に他界されてしまいました。
奥様からのメッセージが、
プログラムに同封されていました。
みなさん、がん検診を受けてください。
心からHIROKO様のご冥福をお祈りいたします。
■ ■
本日はコンサートにおいで下さり有り難うございます。
さて、日本人の2~3人に1人はガンと言われています。
ある日突然「貴方はガンです。」ショックは大きいですよ。
ガンの治療には早期診断と早期治療が最も大切です。
嫌がらずに積極的にガン検診を受ける事です。
怖がらずにガンと正面から向かい合うのです。
ガンの診断と治療の向上は日進月歩です。
子宮頸癌にはワクチンが使用出来る様に成りました。
胃ガンの多くはピロリ菌が関係しています。除菌する事です。
卵巣ガンは発見しにくいガンの代表です。
女性は40歳を過ぎたら、腹部のエコー検査と血液検査を
定期的に受ける事が大切です。
ガンの免疫治療(遺伝子治療)も始まりました。
近未来に人類はガンを必ず克服します。
皆さん、もっとガンについての正しい知識を知る事が大切ですよ。
~HIROKO~
「2人で一つ。いつもそぱにいる存在だった」
と遺影を持ちながら弘子さんとの思い出を話す修さん
(北海道新聞より引用)
(プログラムより引用)
HIROKO様が描かれた絵です
昔の記憶
私が風俗へ行かない理由
HIVやエイズの話しになると、
日本の性風俗産業が話題になります。
プラジルの…
アラウージョさん(52)が驚くように…
繁華街にはコンドームを使用しない…
性風俗があふれているようです。
下でしなければ大丈夫と…
口でしてもらって…
女性の喉(のど)から、
淋菌(りんきん)に感染した方もいらっしゃいました。
■ ■
前の勤務先では、
性感染症の治療もしていました。
男性の淋菌性尿道炎で、
下着が膿で汚れて…
痛くておしっこもできない人を、
何人も診察しました。
女房には何と言えばよいでしょうか…?
小さな子どもがいるのですが…
私の下着と一緒に洗濯して…
子どもに移る心配はないでしょうか?
■ ■
快楽を求めて…
遊びに行った結果…
家庭不和の原因を作ってしまいました。
女性でも…
若気のいたりの結果…
クラミジアに感染してしまい…
抗体(こうたい)という消せないキズ痕が
生涯、身体に残っている人もいます。
妊娠して検査をするとわかります。
■ ■
私も風俗に興味を持ったことはあります。
風俗へ行った人から…
本間は、どうして行かないの…?
天国みたいなとこだょ…
と誘われたこともありました。
奥さんに…
天国みたいなとこだそうだから…
死ぬまでに一度は行こうかなぁ…?
と言うと…
行ったら…と言われます。
■ ■
高校生で風俗へ行く人はマレですが、
私の知っている人で…
高校生で風俗デビューした男性もいます。
医者の同級生や友人は、
大部分が大学入学後に初めて行きました。
確かに…
受験も終わって開放的になり、
興味を持たない方がおかしい年齢です。
ススキノにはたくさんの風俗店があります。
■ ■
私は大学の講義を真面目に聴いていました。
細菌学の講義で、
梅毒のことを習いました。
(私が医学生だった30年前には…
HIVもエイズもありませんでした)
先生が講義で、
梅毒の末期だという…
女性の写真を見せてくれました。
この女性は…
すすきので女王と呼ばれた人です。
■ ■
その写真が衝撃的だったのは…
交通事故の写真以上でした。
風俗へ行った同級生は、
講義の後で必死で教科書を調べて…
赤線を引いて心配していました。
ちょっと皮膚に発疹が出ると
これはバラ疹(ばらしん)ではないか…?
と心配していました。
もしこの写真を見ていなかったら…
誘われて風俗へ行ったかもしれません。
■ ■
性感染症を専門にしている先生に伺うと…
風俗よりも怖いのが素人。
風俗産業は、
大切な従業員が性感染症になると…
商売ができなくなるので、
感染予防にも熱心だそうです。
最近は激安店もできて、
風俗産業も大変なんだそうです。
自分だけは移らない
と信じて疑わない素人さんが、
実は一番危険なんだそうです。
中学生や高校生に…
衝撃写真を見せて教育するのが、
HIVやエイズ予防に効果的だと思います。
医学講座
世界エイズデー
今日、12月1日は世界エイズデーです。
平成21年11月30日、朝日新聞夕刊に次の記事が掲載されていました。
エイズ増加直視して
12月1日は世界エイズデー。先進国で唯一、感染者、患者とも報告数が伸びているとされるのが日本だ。プラジル・サンパウロ在住のNGO代表、ジョゼ・アラウージョ・リマ・フィーリョさん(52)は横浜で国際エイズ会議が開かれた15年前から来日し、警鐘を鳴らし続けている。「現実から目をそむけないで」(石田博志)
ブラジルのNGO代表「日本の対策は後退」
アラウージョさんは自身もHIV感染者で、国の生命倫理委員会委員を務める。今回は在日プラジル人らが運営する市民団体「クリアチボス」の招きで、3年ぶりに来日した。日本訪問はこれで13回目。名古屋市で26~28日に開かれた日本エイズ学会に出席したほか、12月8日まで各地で講演して回る。
日本のエイズ対策を長年みてきた。「現実を直視しない姿勢は変わらない。むしろ後退している」という。
アラウージョさんによると、プラジルではコンドームの無料配布や青少年への性教育を積極的に進めることで、感染者数が新たに増えるのを抑えている。感染者は各地の保健所で抗ウイルス薬の処方を無料で受けられる。「現実を放置すれば、待ち受けているのはより悲惨な状況だから」
それに比べ、日本の取り組みはあまりに対照的に映る。繁華街にはコンドームを使用しない性風俗があふれている。性行為の低年齢化は進んでいるのに、学校での性教育ではセックスについてもエイズについても詳しく語られることはない。
こんな中、日本国内の感染者の総数は2008年までに1万人を超えた。潜在的な感染者は数倍いるとみられる。アラウージョさんは妊娠や性感染症を防ぐコンドームについて子どもに教える重要性をこう語る。「無免許の人が車に乗ったら、必ず事故は起きる。なぜセックスについては同じように考えないんだい?」「『寝た子を起こすな』という日本人の態度は、将来を担う世代に対して無責任だ」(以上、朝日新聞より引用)
■ ■
私は…
JA帯広厚生病院形成外科に勤務していた頃に、
院内感染対策委員をしていました。
当時の感染対策委員長が、
川口勲先生でした。
(現:JA帯広厚生病院病院長)
医師の他に、
看護師、
臨床検査技師など、
病院の各部署から委員が選ばれていました。
■ ■
JA帯広厚生病院では、
北海道内の病院ではいち早く、
全入院患者と手術患者に
HIV検査を実施しました。
私たち医師よりも、
検査部門で毎日血液を検査している、
臨床検査部門から、
HIV検査の必要性を説明されました。
■ ■
エイズが一般に知られるずっと前から、
ニューヨークへ留学した先生が…
米国ではとても怖い病気が流行っている。
とても怖くて、
性風俗の店なんか行けない…
と話されていたことがありました。
(医師にも風俗好きな先生もいます)
これがエイズだと知ったのは…
だいぶ後になってからでした。
■ ■
エイズ後進国なんて…
不名誉なことです。
日本は安全で清潔な国のはずです。
もしエイズが心配でしたら、
保健所の無料検査の他に、
厚生労働省の
研究班の協力研究員の医療機関では、
有料で即日検査を実施しています。
■ ■
札幌市内の協力研究員の医療機関として、
医療法人社団吉尾産婦人科医院
札幌市中央区 南8条西3丁目1-7
TEL 011-511-5564
HIV検査受診の日時
受検できる日時:
月・水・金曜日、9:00~12:00、14:00~17:00
火・土曜日、9:00~12:00、13:00~15:00
日曜日、9:00~12:00
■ ■
岩澤クリニック
札幌市中央区 南1条西16丁目 レーバンビル2F
TEL 011-613-6000
検査日時
平日/月・水・金曜日 8:30~11:30
夜間/月・水・金曜日 18:00~19:00
があります。
心配な方はこちらでも検索できます。
以前に書いた、
HIVについての日記も参考にしてください。
(朝日新聞より引用)
医学講座
アメーバ角膜炎
今日で11月も終わりです。
11月の新聞記事で気になったのが、
朝日新聞に連載されている、
患者を生きるシリーズです。
以下が朝日新聞の記事です。
■ ■
千葉県の稲葉恵子(いなばけいこ)さん(29)=仮名=は2008年12月下旬、帰宅途中の電車内で、右目が急に痛くなった。
学生時代から2週間使い捨てのソフトコンタクトレンズを使っていたが、少し前に、酸素透過性が高く、より目に優しいという1カ月使い捨てタイプに切り替えていた。まだ新しいレンズが目になじまず、仕事中もつけたり、外したりしていた。
この時もすぐ外したが、特に充血はしていなかったので、そのうちに治ると思った。
ところが、翌日も痛みはひかなかった。レンズをつけないまま過ごしたが、日がたつにつれて、右目が赤くなってきた。(以上、朝日新聞より引用)
■ ■
コンタクトを使用したことがある人なら、
誰でも一度は経験したことがある症状です。
この方は、
大学病院の眼科に入院し、
失明の危機に直面することとなりました。
仕事も辞めなければならないほど…
重症の感染症でした。
原因はアカントアメーバでした。
■ ■
昔、生物で習ったことがある、
単細胞の原生動物がアメーバです。
1988年に加藤医院吉原分院(静岡県富士市)の
石橋康久(いしばしやすひさ)先生が
国内初の症例を報告しました。
コンタクトの使用や
目の外傷で角膜が傷つくと、
そこから感染します。
■ ■
石橋先生によると…
煮沸消毒が主流だった時代には
この病気が問題になることは少なかった
二週間交換型のソフトレンズと、
洗浄や保存などが一つでできる
「MPS」と呼ばれる液体の普及で増えました。
■ ■
石橋先生がおすすめされる予防法です。
MPSだけでアメーバが完全に死滅することはない。
レンズのこすり洗いとすすぎをきちんとすること、
レンズケースは乾かし
定期的に交換することを
徹底してほしい
■ ■
私が医学生の時代には、
講義でアメーバ角膜炎は習いませんでした。
眼科専門医以外には、
馴染みのない感染症です。
通販でコンタクトを購入する。
量販店でカラコンを購入する。
眼科へは行っていない。
こういう方が増えています。
■ ■
水道水でコンタクトを洗うのもダメです。
こちらのページには、
詳しい解説があります。
こちらの公認会計士の先生も、
ブログで闘病記を書かれています。
目は大切な器官です。
目のお化粧や形も大切ですが、
コンタクトは眼科医の診察を受けて、
適切に使いましょう。
札幌美容形成外科では、
道庁前眼科をご紹介しています。
院長の休日
山形へのアップルパイ
さくらんぼさんへ、
アップルパイをお送りしました。
原料の紅玉をいただいたので、
‘試作品’ですが…
恥ずかしながらお送りしました。
75点をいただき光栄です。
ちょっと点数が甘かったと思います。
なんと…
リンゴを買いに
菓子職人さんがいらしていたそうです。
■ ■
菓子職人のパティシエさんは…
わざわざ果樹園まで出かけて…
原材料のリンゴを仕入れるとは…
まったく知りませんでした。
さくらんぼさんの果樹園は、
全国的にも有名なのだろうと思います。
苦労して育てていただいた、
ラ・フランスもリンゴも最高です。
果樹園の木も…
土も…
水も…
手入れも…
最高なのでしょう。
■ ■
山形へ送ろうと思ったのはいいのですが、
困ったことがたくさんありました。
まず、
アップルパイを入れる容器。
適当な大きさの容器がありません。
次は…
形が崩れないか…?
という心配。
パイは、パリパリになればなるほど…
手で持っただけで崩れます。
■ ■
送ったはいいが…
届いた時にばらばらでは…?
食べることもできません。
一度、クリニックへ運んでみて…
テストしてみました。
意外と崩れなかったので…
少し自信がつきました。
ちょっと固めに作って、
表面に杏(あんず)ジャムを塗りました。
■ ■
札幌⇔山形は飛行機の便が悪いため、
輸送に時間がかかります。
東京なら翌日配達なのに…
翌々日配達になってしまいます。
気温が低いので、
食品が傷む恐れは少ないものの…
リンゴから水分が出て、
パイ生地が柔らかくなってしまいました。
■ ■
何度かチャレンジしてみて…
アップルパイの難しさがわかってきました。
リンゴをなるべく大きく入れると…
美味しいアップルパイになりますが…
その分、パイに水分が出るために…
パリパリ感がなくなります。
表面にジャムを塗ると…
美味しくなりますが、
何も塗らない方が…
パイがよく膨らみぱりぱりになります。
■ ■
私は美容外科の手術が専門ですが、
食品の製造・販売も…
難しいものだと思いました。
ケーキの賞味期限が、
当日限りというのも理解できました。
もう少し研究して…
次は、
78点くらいを目指してがんばります♪
お菓子作りは…
意外と楽しいものです♪♪♪
昔の記憶
自分との闘い
11月も残すところ3日になりました。
来週からは師走です。
受験生には…
人生で一番厳しい季節です。
今の時期は…
誰でも弱気になります。
『もうだめだ…』
『また、来年もかぁ…』
と考える時期です。
■ ■
私は、この時期になると、
毎年、必ず矢野先生のことを想い出します。
矢野雋輔(やのしゅんすけ)先生は、
藤女子大学の教授でした。
私が通った、
桑園予備校(現在はありません)
札幌予備学院(現、河合塾札幌校)で、
生物の講義を担当してくださいました。
苦手だった…
生物の分類を『お経(きょう)のように覚える』
記憶法を教えてくださいました。
■ ■
単調になりがちな…
生物の講義を、
楽しく、興味深く教えてくださいました。
矢野先生がいらっしゃらなかったら…
私は医学部へ合格できなかったと思います。
受験生の頃…
見たいTVもがまんして…
彼女がいた友人を…
横目で羨ましく思いながら…
毎日、必死で勉強していました。
■ ■
あぁ~~!
今日もまた寝ちゃった!
ここまでやろうと思ったのに…
あぁ~~!
また同じ問題を間違った!
これで3回目だ。
あぁ~~!
また同じ単語の意味を忘れた!
前回、辞書を引いたのは、
つい一週間前だ。
(私は辞書の単語に日付をつけて、
何回、同じ単語を引いたか記録していました)
■ ■
こうして苦労して勉強していました。
合格発表の日まで、
自分が合格する自信はありませんでした。
私の生き方は…
この受験生時代に築かれたようにも思います。
後輩の先生が、
私のことを…
ストイックだと言ったことがありました。
良い意味なのか…?
悪い意味なのか…?
わかりませんでした。
■ ■
受験も…
ダイエットも…
同じだと考えています。
好きなことだけしていてもダメ。
好きなものだけ食べていてもダメ。
好きなだけ食べるのはもっとダメ。
私は自分の体重が増えると…
体調が悪くなるので…
自然と食べる量が少なくなります。
受験も痩身も自分との闘いです。
諦めずにがんばってください。
医学講座
体重コントロールの重要性
美しくなりたい
美しさを維持したい
というのは…
万人共通の願いです。
美しくなりたい…のに、
身長154㎝、体重75㎏はいけません。
体重が増えてくると…
脂肪は目にもつきます。
■ ■
目に脂肪がつくと、
おすもうさんの目になります。
まぶたにある、
眼窩脂肪(がんかしぼう)という、
脂肪が多くなります。
脂肪が多くなるので、
腫れぼったい、
厚い目になります。
体重が5㎏も変化すると、
必ず瞼の形が変わります。
■ ■
さくらんぼさんのコメントのように…
肥満は
足腰にも悪いし
成人病にもなりやすいから
太らないように
どこの科の医師からも言われます。
家具が最初に傷む場所は、
テーブルも、
椅子も、
脚の部分です。
■ ■
細い脚のテーブルに…
重い荷物を載せると…
脚が傷みます。
これと同じ原理が、
膝関節や股関節です。
高齢になると、
膝や脚の痛みを訴える人が増えます。
体重が40㎏台の人と、
70㎏越えの人では、
関節にかかる負荷が大きく違います。
■ ■
一般外科で開腹手術をする時…
太った方のお腹を切ると…
厚い皮下脂肪
さらに…
お腹の中も…
真黄色な脂肪だらけ…
子どもさんでしたら、
ピンク色の薄い腸間膜(ちょうかんまく)が
真黄色の脂肪だらけの腸間膜です。
一度、見たらショックを受けます。
■ ■
身体にある、
体毛は自分でコントロールすることはできません。
でも…
脂肪の量はコントロールできます。
食生活の欧米化によって、
日本人の体型も、
困った欧米型になりつつあります。
飢餓で苦しむ国には、
メタボはありません。
こちらを参考になさって、
チャレンジしてください。
医学講座
外見は変えられます
美容外科医が…
何を当たり前のことを…
とお思いのことでしょう…!
目を二重にして、
鼻を高くするだけが、
外見を変えるではありません。
自分の努力次第で…
外見は変えられます。
■ ■
一番、よい例が体型です。
ミス○○と呼ばれる美人は、
その美しい体型を維持するために、
かなり努力しています。
好きなものを…
好きな時間に…
好きなだけ…
食べていると…
あっという間に…
体重計に乗るのが怖くなります。
■ ■
美しさは健康な身体が基本です。
規則正しい生活を送り、
睡眠をしっかりとり、
栄養のバランスがとれた食事が、
美しさの源(みなもと)です。
仕事が不規則な方は、
その分…
余計に健康な身体づくりが大切です。
■ ■
若い女性の血液検査をすると…
かなりの割合で、
鉄欠乏性貧血が見つかります。
朝食を抜いたり…
不規則な食事はよくありません。
サプリメントに頼ってもダメです。
お肌の状態が悪いのは、
身体異常のサインです。
■ ■
100円でできるダイエット。
レコーディングダイエットは、
自分を見つめ直すことからはじまります。
いつまでもデブと思うなよ。
に出ている、
岡田斗司夫先生の記録を読むと…
こうすると体重が増える…
こうすると体重が減る…
というポイントがよくわかります。
■ ■
外見は大切です。
自分でできることから、
外見を変える努力に…
チャレンジなさってはいかがでしょうか?
深夜に甘いチョコは止めて…
カロリーのない、
ウーロン茶やお茶、
水などにしましょう。
私は結婚以来ウエストサイズが変わらず、
昔のジーンズでも入ります。
昔の記憶
外見で選ばない
美容外科医がこんなことを言っては…
商売にならない…?
かもしれませんね…。
でも外見で選んではダメです。
どんなに♡素敵な彼♡も…
禿(はげ)になることはあるし…
どんなに♡美人の彼女♡も…
おばあさんになればしわしわです。
■ ■
生涯の伴侶を決める時に、
私がすすめる決め手は…
昔の日記に書いた、
高校生の法則です。
男性を選ぶ時は
真面目で誠実な人が良いと思います。
高校生の時からカッコよくてもてる人はいます。
高校生の時から
彼女が3人も4人もいる人は
おやめなさい。
あなたが苦労するだけです。
■ ■
今は…
男性も女性も外見で相手を選びます。
確かに外見は大切です。
でも…
上手な先生が…
お直しをしていると…
外見ではわかりません。
私はお直しをするのが仕事です。
自分で手術したキズでも、
よ~く見てもわからないことがあります。
■ ■
私はお直しをした美人も、
もともとの美人も、
美人であることに…
差はないと思います。
外見よりも重要視するのは…
性格です。
声と性格は変えられないというのが…
本間理論です。
■ ■
美容外科技術の進歩によって…
外見は、
かなり変えることができるようになりました。
歯列矯正を含めると…
外見を変えている人は…
かなりの割合になると思います。
コンタクトレンズだって…
眼鏡という外見を変えるための道具です。
■ ■
小学校で歯列矯正をはじめ…
中学生からコンタクトをして…
高校生で二重にして…
私は大いに結構なことだと思います。
歯並びがガタガタで…
牛乳瓶の底みたいな眼鏡をかけて…
三白眼の怖い目…よりも、
お直しをした美人がよいと思います。
外見をキレイにすると、
性格まで変わります。
■ ■
自分の外見を変えるのは…
別に詐欺ではありません。
よく整形をしたと悔やむ人がいます。
そんなことはありませんょ。
ちょっと目を大きくして…
ものを見やすくしただけだと考えれば、
悔やむことはありません。
整形は嘘つきではありません。
■ ■
私がダメと言うのは、
信じてはいけない人のように、
人を陥(おとしい)れたり…
自分の家族にすら…
平気で嘘をつく人です。
高校生の時から彼女が3人いて
二股も三股もかけているような人は、
大人になって結婚して、
50歳のオッサンになっても…
必ず浮気や不倫をしています。
大切なのは、
真面目で誠実だという性格です。
昔の記憶
くつろぎの大切さ
♡この人は最高♡と思って…
結婚しても…
いつまでもらぶらぶを維持するのは…
難しい…ようです。
本間家も例外ではありません。
♡最高のカップル♡と思われる…
芸能人だって、
破綻している例はたくさんあります。
■ ■
どんなに素敵な♡彼♡でも、
どんなに美人の♡彼女♡でも、
幸せな時間を維持するには、
それなりに努力しなければなりません。
時には、忍耐も必要です。
うちの奥さんは、
いつも私ばかりがまんしてると言います。
そんなことはありません。
私もがまんしていることがあります。
■ ■
私は…
何度も離婚の危機を経験しているので…
偉そうなことは言えませんが…
生涯の伴侶を…
選ぶ時に大切なことは、
いっしょにいて疲れないか?
いっしょにいてくつろげるか?
という点だと思います。
■ ■
共働きだと…
お互いに家に帰ると疲れています。
家に帰ってまで…
疲れが倍増するようなことがあると…
どんなに素敵なカップルでも…
そのうちに破綻します。
家庭はくつろぐ場所です。
■ ■
どんなに立派なホテルに泊まっても、
自分の家に帰ると…
ほっとして…
くつろげるものです。
高級な家具はなくても…
あぁ~。
疲れた!
と、のんびりできることが大切です。
■ ■
このあたたかい雰囲気に…
あたたかい料理があれば、
最高の家庭の第一歩です。
価値観が同じの次は、
いっしょにいてくつろげるか?
です。
いっしょにいて疲れるのは…
×(だめ)です。