医学講座
いい先生に早く診てもらう
本間酒田市長が辞意は残念なことです。
偉い市長さんでも、
病気には勝てません。
国会議員でもいい医師を見つけるのは難しいです。
早く診てもらうのも難しいです。
私も他人のことは言えません。
■ ■
癌はこわい病気です。
ガン検診を受けたらいいというものでもありません。
札幌美容形成外科を受診する患者さんの中には、
法律で定められた健康診断さえ、
受けさせてもらえない人もいます。
先日受診された患者さんは、
そんないい会社じゃないから…
検診なんて受けてないっす…
…と話してくださいました。
■ ■
ふつうの人でも、
ガン検診は保険が効かないから…
高いから…
子供の教育費で…
余裕がなっから…
お気持ちはとてもよくわかります。
本間家も同じでした。
■ ■
ガン検診のすすめ
2009年12月4日の院長日記です。
けんしんを入力して、
変換すると…
健診と
検診が出てきます。
健康保険では、
健康診断をすることはできません。
ここでいう健康診断とは、
年に一度、
職場で義務づけられた健康診断などを意味します。
がんになった人が、
定期的に病院でチェックしてもらう…
検診には保険が適用されます。
■ ■
微妙なのが…
乳がんが心配なので…
はじめてガン検診を受ける場合です。
私は健康でどこにも異常はありません。
でも、乳がんが心配なので…
マンモグラフィーをしてください。
と乳腺クリニックを受診すると…
健康診断の扱いとなり、
保険適応にならない可能性があります。
■ ■
お利口なかかり方は次のようになります。
以前から、乳房のしこりが気になっていました。
最近、少し大きさが変化したように感じます。
知人が乳がんで亡くなりました。
心配なので来院しました。
これなら、
乳腺専門医の診察も、
マンモグラフィーも、
細胞診(さいぼうしん)という組織検査も、
すべて健康保険が適用できます。
■ ■
患者さんが受診した動機は、
健康診断ではなく、
乳房のしこりが主訴になります。
ちょっとした違いですが、
これだけで保険医療機関としては、
大違いなのです。
受診するのは、
乳がんの手術をたくさんしている、
乳腺専門クリニックがベストです。
■ ■
ホテルのように立派な…
検診専門のクリニックもあります。
でも…
実際に乳がんを手術して、
乳がんのことを知り尽くしている、
乳腺外科医が一番です。
札幌乳腺外科クリニック
札幌ことに乳腺クリニック
札幌駅前しきしま乳腺外科クリニック
をおすすめいたします。
■ ■
婦人科のガンも保険で診てもらうことをおすすめします。
女性だったらどなたでも、
ふつうじゃない出血の経験はあると思います。
子宮癌検診をしたいと受診するのではなく、
ちょっと変な出血があって心配だから…
お腹が痛くて変だから…
…と受診すると保険適応で調べてもらえます。
豪華な内装の検診センターより、
待ち時間は長くても、
しっかりとした先生に診ていただくことをすすめます。
私のおすすめは、
時計台記念病院女性センターの、
藤井美穂先生です。
昔の記憶
本間酒田市長が辞意
さくらんぼさんから、
今朝の山形新聞の記事を知らせていただきました。
市長さんの声2014
2014年12月19日の院長日記です。
咽頭腫瘍の手術で声帯を失い、
辞職勧告決議案まで検討されたのに、
がんばっていらした市長さんです。
同じ本間姓ですが親戚ではありません。
■ ■
平成27年7月18日、山形新聞朝刊の記事です。
本間酒田市長が辞意
腎機能障害悪化で治療に専念
2015年07月18日 07:42
腎機能障害のため今月11日から日本海総合病院(酒田市)に入院している本間正巳酒田市長は17日、自らの後援会の本間清和会長と同病院で面会し、市長職を辞任する意向を伝えた。本間会長が市役所で同日、記者会見を開き、明らかにした。症状が悪化し、胸部などにがんの転移が見つかっていることから、体力の回復が難しく、公務復帰は厳しいと判断したとしている。
本多茂市議会議長は現在、ロシアに出張中で帰県は21日夜。本間会長は22日に、本多議長に辞表を提出するとしている。
本間会長によると、本間市長は咽頭部腫瘍の摘出手術のため昨年5月、宮城県名取市の宮城県立がんセンターに入院する際、日付の部分を空欄にした辞表を託していた。その後、治療を続ける過程で山形新幹線庄内延伸の実現に対する思いが強く、公務継続を希望していたが、本間会長が17日午後3時に面会して辞任を問い掛けたところ、うなずいて了承したという。
本間市長の病状について、本間会長は「緊急的に腎機能障害の治療に当たるべきで、転移したがんの治療に専念すべきだと判断した」と説明。現在の容体に関しては「医療チームが必死に当たっている」と述べるにとどめた。
本間市長が市長に就任して以来、今回の入院は4度目で、本間会長は「4度目と辞任がイコールということは(本間市長も)分かっていた。入院に抵抗していたが、最後は同意した」と述べた。
会見に同席した丸山至副市長は「公約を実現すべく頑張ってきた。本間会長から辞意の話を聞き、非常に残念に思う」と語った。
市によると、本多議長に辞職願いの申し立てをした日から20日で自動的に本間市長は辞職。市議会臨時会を開けば、20日以内にすることができる。市選挙管理委員会が辞職の通知を本多議長から受けた翌日から50日以内に市長選が実施される。
◇本間正巳氏 1947(昭和22)年3月、酒田市生まれ。酒田東高―東北学院大法学部卒。70(昭45)年4月に県職員採用。健康福祉部長、農林水産部長、総務部長を経て2005年に県企業管理者。県企業振興公社理事長を務めた後、2009年12月に酒田市副市長に就いた。阿部寿一元市長の衆院選出馬に伴う2012年10月の酒田市長選で初当選し、1期目。任期は2016年10月27日まで。自宅は酒田市北今町。
(以上、山形新聞より引用)
■ ■
形成外科は、
耳鼻咽喉科といっしょに手術をします。
再建手術です。
咽頭部腫瘍では、
私たちが咽喉食摘いんこうしょくてきと呼ぶ、
咽頭いんとう、
喉頭こうとう、
食道しょくどうを
ひとかたまりで摘出する手術をします。
■ ■
大変な手術です。
手術後に、
顔はぱんぱんに腫れます。
声も出なくなります。
食事もできません。
その大変な手術を乗り越えて、
市長さんをなさるのはすごいです。
■ ■
私が学生の時に、
耳鼻咽喉科の形浦教授が、
よく食道発声で市長を続けられた、
辻一三(つじいちぞう)佐世保市長のことを話してくださいました。
今は気管食道シャント法という方法もあります。
朝日新聞では、
与謝野馨さんのことが取り上げられていました。
本間正巳酒田市長さんが、
少しでも快くなることをお祈りしています。

院長の休日
富良野のお客様2015
今年、富良野に行っている私が感じたことです。
きれいなお花畑で、
聞こえてくるのは中国語です。
昔は、
日本人観光客が多かったです。
関西から来た方は、
アクセントでわかりました。
■ ■
私の耳では、
北京から来た方か?
台湾から来た方なのか?
そこまではわかりません。
うちの奥さんは、
子どもさんが2人いらしたから、
台湾からの方じゃない?と言っていました。
■ ■
今の北海道観光は、
海外(特に中国から)のお客さんが来てくださらないと、
成り立たないようです。
私が毎朝通勤で通って来る北海道庁の前にも、
数台の観光バスが停車しています。
乗っているのは、
中国語を話す方たちです。
中国には、
ファーム富田のような素敵な場所はないようです。
まねして作ろうとしても簡単にはできません。
■ ■
安倍首相は、
どうも中国や韓国と仲良くするのが苦手なようです。
私は戦争には絶対に反対です。
北朝鮮は無理だとしても、
中国や韓国の人ともう少し仲良くするといいのに…と思います。
富良野にいらっしゃる中国人の方も、
ゆっくりお花を楽しんで、
マナーも向上してきています。
美しいものは誰が見ても美しいのです。
お花畑で喧嘩する人も見かけません。
私は海外からのお客様を大切にもてなしたいと思います。

昔の記憶
山形大学職員組合からのお知らせ2015
休診日に富良野へ行っていた間に、
山形大学職員組合からメールが届いていました。
2015年7月14日
荻野教授の裁判を支援する会にご支援くださった皆様へ
支援する会 元世話人代表 渡邉誠一
(元山形大学職員組合委員長)
荻野先生のご逝去のお知らせ
支援する会をが解散してしばらく経っていますが、この度大変残念なご報告をしなければならなくなりました。去る5月22日に荻野先生がご逝去された旨の情報が、医学部所属の元会員から届けられました。
先ずもって、かってご支援いただいた皆様にご報告申し上げます。
荻野先生の山形大学医学部のみならず我が国さらには世界における整形外科学界におけるご貢献は、支援する会に、我が国のみならず、世界各国からたくさんの方々からご賛同していただいたことからもよくわか ります。ただ、それは単に先生のご業績に因るだけでなく、先生のお人柄によるものであることは言うまでもありません。
先生は、山形大学医学部附属病院の遅れていた診療体制、杜撰(ずさん)な管理運営と闘ってくれました。私たち支援する会は、先生の訴えを機に、病院の診療体制不備の下で、一方的に先生に責任を押しつけた不当な処分の撤回を要求するとともに、その診療体制と管理運営の問題を指摘し、その改善を求めてきました。
裁判では、残念ながら我々の要求は認めてもらえませんでしたが、医学部は、従来に杜撰(ずさん)に行われていた診療科を越えて行われる診療、いわゆる一種のチーム医療について、担当者に手当を支給すると同時に責任の所在を明確にした規則を制定しました。
昨今、チーム医療が広く行われる中で、山大医学部附属病院も、荻野先生の訴えを契機に、チーム医療における関係者の責任をより明確にしたことは、支援する会の運動が、診療体制と管理運営の改善に一定の貢献をしたものと考えています。
支援する会は、既に裁判の終了を機に解散しましたが、荻野先生の訃報に接して、ここに、皆様とともに、荻野先生の遺徳を偲び、そしてまた、荻野先生のご冥福お祈りしたいと思います。
合掌
山形大学職員組合 書記局
〒990-8560
山形市小白川町1-4-12
■ ■
渡邉誠一先生、
お言葉をありがとうございました。
敗訴した後で、
山形大学医学部が変わったことは知りませんでした。
日本全国の医学部で、
チーム医療という名の下で、
他科と合同で手術をする形成外科医はたくさんいますが、
担当者に手当は聞いたことがありませんでした。
■ ■
大学医学部の教員や研修医の多くは、
深夜におよぶ再建手術でも、
時間外手当ももらっていないのが現状だと思います。
荻野先生の訃報はとても残念です。
先日送られてきた、
北海道大学医学部同窓会の会報にも、
荻野利彦先生の死亡が載っていました。
あらためてご冥福をお祈りしています。

院長の休日
富良野のラベンダー2015
今日は休診日を利用して、
富良野へ行ってきました。
お天気もよく、
最高のラベンダー日和でした。
先日お亡くなりになった、
ラベンダー一筋の
富田忠雄さんを偲んできました。
■ ■
ファーム富田のグループ会社、
富田プランニングの元専務で、
北海道新聞にコメントが掲載された、
浦田吉(よし)さん(62)のお店、
くるみ割りに伺って、
浦田さんからお話しをお聞きしてきました。
北海道新聞に掲載された、
浦田さんのコメントです。
■ ■
情熱があふれる「花人」
コミュニティーカフェ経営・浦田吉(よし)さん(62)=グループ会社「富田プランニング」元専務で、長く親交
ラベンダーの魅力を知ってもらいたい、地域に根付かせたいという情熱を持っていました。亡くなった奥さん(幸子さん)の支えも大きかったと思います。花をめでる人たちを『花人』と呼ぶことを私から提案したのですが、忠雄さんはその先頭で、まさに花人でした。
(以上、北海道新聞_富良野版より引用)
■ ■
浦田さんのお話しでは、
奥様がお亡くなりになってから約20年。
富田さんはラベンダーを愛し、
学生たちにも、
ラベンダーのお話しをよくされたそうです。
ファーム富田には、
目が不自由な方もいらしたり、
心の癒しを求めて来る方も多くいらしたそうです。
富良野で富田忠雄さんのご冥福をお祈りしてきました。


医学講座
責任は医師にあります
新米形成外科医師への助言
…に書きました。
指導してくれるベテランの先生もいない、
大手○○美容外科
頼りになるのは、
先生ではなく、
ベテランの看護師さんだったりすることもあります。
雇う時には甘い言葉で誘います。
■ ■
鼻を高くする注入剤で、
鼻が壊死になってしまったとか、
失明寸前になったとか、
そんなこわいことは言いません。
実際には、
死亡事故も起きていますし、
鼻の壊死症例も学会で報告されています。
執刀したり、
注射をした先生の責任になります。
■ ■
米国医療訴訟
医療事故を防ぐには①
医療事故を防ぐには②
医療事故を防ぐには③
医療事故を防ぐには④
医療事故を防ぐには⑤
こちらの院長日記を読んでください。
■ ■
たとえば、
お給料がとてもよいけれど、
無謀な運転をしなければならない会社があったとします。
どんな労働条件で働いていたとしても、
事故を起こしたら、
運転していた人の責任です。
会社もある程度責任は取るでしょうが、
事故を起こした本人の責任は重いです。
■ ■
美容外科も同じです。
医師免許取得後3年目の先生ができることと、
何十年も経験を積んだベテラン医師とは違います。
航空機事故の時には、
機長は経験○万時間のベテランです
…と報道されます。
経験○万時間のベテラン機長でも、
事故を起こしたら最後です。
■ ■
私が若い先生に言いたいのは、
経営者の言うままに働いて、
せっかく苦労して得た医師免許証に、
傷をつけるようなことはおやめなさい。
患者さんを傷つけたら、
患者さん本人や家族から訴えられます。
うらまれます。
あなたのご両親も悲しみます。
■ ■
残念なことですが、
報道されていないだけで、
日本の美容外科では死亡事故も起きていますし、
鼻が壊死になってしまった患者さんや、
不幸な例があります。
甘い言葉で誘われて、
簡単でもうかるなんて思って、
美容外科医や美容皮膚科医にならないことです。
事故を起こしたら、
責任は医師本人にあります。
交通事故と同じです。
医学講座
新米形成外科医師への助言
昨日の院長日記、
日本美容外科学会第123回学術集会(東京)②に、
さくらんぼさんからコメントをいただきました。
先生のブログは新米形成外科医師に色々アドバイスしている内容ですね。
ちょっと 素人には難しいです。
生きているうちに新米形成外科医師に
本間先生の持っている知識を伝授するおつもりなんですね
■ ■
ありがとうございます。
私の院長日記は、
同業の先生にもよく読んでいただいています。
私は今年61歳になります。
日本の形成外科教授で、
私より若い先生がたくさん増えました。
同年代の教授は学会会長など、
日本形成外科学会の要職を務めています。
■ ■
国立大学、
公立大学、
私立大学を問わず、
最近の形成外科教授は大変です。
若い先生が入局しても、
○○大学形成外科で研修という、
一行の経歴のためだけに入局し、
すぐに辞めてしまう先生がいるからです。
■ ■
昔から、
専門医も取らずに辞めてしまう先生や、
専門医を取得したら、
速攻で辞めてしまう先生はいました。
最近は臨床研修制度のために、
大学の医局に入る先生が減った上に、
辞めてしまう若い先生が多いようです。
多くの形成外科教授が嘆いています。
■ ■
辞めた先生が行き着く先は、
なんちゃって美容外科医です。
初期研修の何倍もの給料や、
豪華な宿舎など、
魅力的な言葉で先生を勧誘します。
大手美容外科が、
○○美容外科札幌院を出店しようとすれば、
必ず医師免許を持った先生が必要になります。
少しでも安い給料で若い先生を雇うと、
経営者はもうかります。
■ ■
指導してくれるベテランの先生もいない、
大手○○美容外科
頼りになるのは、
先生ではなく、
ベテランの看護師さんだったりすることもあります。
雇う時には甘い言葉で誘います。
■ ■
鼻を高くする注入剤で、
鼻が壊死になってしまったとか、
失明寸前になったとか、
そんなこわいことは言いません。
実際には、
死亡事故も起きていますし、
鼻の壊死症例も学会で報告されています。
執刀したり、
注射をした先生の責任になります。
■ ■
私は形成外科が好きです。
○○大学形成外科入局という、
一行の経歴のためだけに、
形成外科を利用されるのは心外です。
若いうちは苦労して、
いい指導者について、
しっかり勉強するのがいいと私は思います。
事故を起こしてから後悔しても、
患者さんは元に戻りません。
医学講座
日本美容外科学会第123回学術集会(東京)②
昨日の日本美容外科学会第123回学術集会、
わざわざ東京まで行った甲斐がありました。
私が一番勉強になったのが、
下眼瞼疾患(眼瞼内反症、睫毛内反症)治療における私の考え
日本医科大学武蔵小杉病院形成外科教授、
村上正洋先生のご発表でした。
とても勉強になりました。
■ ■
村上正洋教授は、
形成外科の先生です。
腕の良い形成外科医です。
講演の冒頭で、
『私の発表は、美容外科には合わないかもしれない』
…とお話しになりました。
確かに美容目的の手術ではありませんが、
まぶたを理解する上で、とても勉強になりました。
■ ■
村上先生は、
日本医大をご卒業された形成外科の先生です。
日本医大の先輩である眼科の先生から、
患者さんの顔にできたホクロをとって欲しいと、
依頼されたのがはじまりだそうです。
村上先生のお言葉です。
『他の先生が美容外科から眼瞼の手術に進んだのとは違い、
私は眼科診療所からまぶたの手術をはじめました』
■ ■
形成外科医は、
切ったり、
縫ったりする、
手術が得意です。
縫合も上手です。
皮弁という技術も使えます。
でも…
眼球の表面を見るのは不得意です。
■ ■
村上先生は、
眼科で使う、
細隙灯さいげきとうという機器で、
角膜の表面や、
睫毛や、
眼球を診ることができる、
形成外科医です。
■ ■
年をとると、
下まぶたが変形して、
下まぶたのまつ毛が、
眼球に当たるお年寄りがいます。
白髪なった、
細い毛が一本当たっただけで、
目がしょぼしょぼします。
眼科でまつ毛を抜いてくれます。
■ ■
この変形が重度になると、
手術で治すことになります。
この手術がなかなか大変です。
ベテランの医師が手術をしても、
再発したり、
治らなかったりします。
村上先生は正直な先生です。
ご自分の手術結果を正直に発表されていました。
■ ■
私が村上先生のご発表をお聴きして感じたことは、
下まぶたが『たるんだ』といって、
下手な手術をすると、
80歳とか
90歳になった時に、
まつ毛が刺さってしまって、
目がしょぼしょぼするようなことにならないかなぁ~?
…と感じました。
■ ■
下まぶたの手術も難しいです。
村上先生は、
超アトラス
眼瞼手術
―眼科・形成外科の考えるポイント―
の編集者です。
ISBN:978-4-86519-205-6 C3047
この本は内容が充実しているいい本です。
私も買いました。
目の手術をする形成外科医におすすめします。
9800円+税です。

医学講座
日本美容外科学会第123回学術集会(東京)①
今日は東京で日本美容外科学会
第123回学術集会があるため、
日帰り出張です。
札幌は初夏のよい気候です。
正直なところ、
この季節に北海道から出たくないです。
でも勉強のために行きます。
■ ■
行ってみたら、
東京は思ったほど暑くありませんでした。
東京ではあたり前なのかもしれませんが、
地下鉄のホームでも、
冷房が効いていました。
冷気が出ているところに来ると、
気持ちよかったです。
■ ■
今日の学会プログラムです。
13:00からのパネルです。
座長 倉片 優(クリニカ市ヶ谷)
「下眼瞼の手術」
①加齢に伴う下眼瞼の変化
小室裕造 (帝京大学医学部形成外科)
②睫毛下切開アプローチによる下眼瞼形成術の治療成績向上のために必要なKnack &Pitfalls を理解する
渡辺頼勝 (東京警察病院形成外科・美容外科)
③経結膜的眼窩脂肪移動術を基本とした下眼瞼形成術について
百澤明 (山梨大学医学部形成外科)
④下眼瞼疾患(眼瞼内反症、睫毛内反症)治療における私の考え
村上正洋 (日本医科大学武蔵小杉病院形成外科)
⑤下眼瞼下制術で目の印象はどこまで変えられるか?
広比利次 (リッツ美容外科東京院)
■ ■
この他に、
韓国からの50分の招待講演
“High SMAS Facelift with release of retaining ligaments for Asian”
Dr. RYU, Min-Hee(柳民熙)
Oracle Plastic Surgery Clinic,
Seoul, KOREA
特別企画が50分、
「日本の美容外科専門医制度について考える」
①日本専門医機構と美容外科専門医制度について
朝戸裕貴(獨協医科大学 形成外科・美容外科)
②米国の美容外科事情
クレカツヒロ・ロバート(プラザ形成外科・東京女子医大東医療センター形成外科)
最後に一般演題が8題ありました。
■ ■
半日の学会ですが、
中味が濃い学会でした。
会場も快適でした。
毎日新聞社のビルで、
地下鉄東西線竹橋駅と直結していて、
羽田空港からも便利でした。
組織会長の、
帝京大学医学部形成外科
小室裕造先生ありがとうございました。
スターバックスのコーヒーも美味しかったです。
新千歳空港から札幌へ向かう列車で書いています。
昔の記憶
形成外科ひとすじ
ラベンダー一筋
ファーム富田の富田忠雄さんの生涯を書いた、
北海道新聞の記事の日記に、
さくらんぼさんから、
先生も 形成外科一筋の素晴らしい先生だと思います。
…とコメントをいただきました。
ありがとうございます。
自分が亡くなった時にそう言われたいです。
■ ■
私はもともと形成外科医なので、
やっぱり形成外科が好きです。
美容目的で二重にする手術より、
生まれつき開きが悪い目を、
苦労して見えやすい目にする手術が好きです。
札幌美容形成外科では保険の眼瞼下垂症手術が多いです。
■ ■
私の基本的な考えです。
眼瞼下垂症の開きにくい目も、
わきがの臭いも、
赤ちゃんが吸えない陥没乳首も、
患者さん本人には何の責任もありません。
変なところに行って、
悪い病気をもらうのとは違います。
■ ■
どうしても保険適応で手術ができない、
小陰唇縮小手術などもあります。
これも、
本人にはまったく何の落ち度もありません。
手術で治して快適にして差し上げたいと思います。
重症度にかかわらず、
時間がかかる手術でも同じ料金設定です。
『あなたは重度だから○○万円余計にかかります』
…という大手美容外科によくある課金はありません。
■ ■
私も経営者の端くれですから、
赤字経営が続けば困ります。
よく働いてくれる従業員にも、
お給料を払わなくてはいけません。
でも…
うさんくさいとか、
いんちきとか、
そんな美容形成外科にはなりません。
形成外科ひとすじに生きてよかったと思える人生にしたいです。
今年は北大形成外科創立50周年です。
恩師の大浦武彦先生に感謝しています。

