院長の休日
私の夏休み2012
私の夏休みは2日間の休診日です。
今年は旭岳(あさひだけ)に行きました。
残念なことに…
登山は奥さんの反対にあって…
断念しました。
姿見の池までハイキング程度でした。
■ ■
昨日の北海道は残暑が厳しく、
札幌の最高気温は32℃でした。
旭岳は約20℃程度で、
涼しい散歩コースでした。
旭岳山頂は雲で見えませんでしたが、
美しい花がたくさん咲いていました。
■ ■
エゾオヤマリンドウや
ミヤマリンドウなど、
とてもきれいに咲いていました。
あと一ヵ月もすると…
あたり一面紅葉になります。
私は山で育ったせいか…
山に行くとよく眠れて落ち着きます。
またいつか頂上を目指したいです。

エゾオヤマリンドウです
院長の休日
りんごのおかげです
私はさくらんぼさんと知り合ってから、
病気知らずになりました。
毎朝、必ずりんごを食べています。
An apple a day keeps the doctor away.
1日1個のリンゴで医者いらずは、
ほんとうです。
■ ■
ありがたいことです。
さくらんぼさんのりんごは最高です。
私は以前からりんご好きでしたが、
毎日は食べていませんでした。
今では毎朝、必ずりんごを食べています。
とても調子が良いです。
インフルエンザにもかかっていません。
■ ■
私は小さい頃から身体が弱く、
中学・高校の頃は、
よくお腹をこわしていました。
正露丸とヤクルトがお友だちでした。
正露丸はくさいお薬ですが、
あのにおいをかぐと不思議と調子がよくなりました。
■ ■
医者になってからも…
ヤクルトをよく買っていました。
毎日りんごをいただくようになってから、
お腹の調子も良く、
ヤクルトとも…
正露丸とも…
さよならしました。
ありがたいことです。
■ ■
地球温暖化で…
さくらんぼさんのりんごが収穫できなくなると…
とても困ります。
雨ばかりも困りますが…
適度に降って…
りんごがやけどにならないようにしてください。
さくらんぼさんのりんごファンとして、
神さまにお祈りしています。
医学講座
ありがたいなぁー
昨日の院長日記に…
まみ子師長さんからコメントをいただきました。
帯広は今日も明日も明後日も残暑が厳しいみたいです・・・。
患者さんの数がハンパなく多いので毎日毎日クタクタです。
でも「ありがたい」気持ちを大切に仕事をしています。
高木理事長の口癖はどんなに忙しくても「ありがたいなぁー」です。
■ ■
高木先生の教えという…
2011年5月16日の院長日記に書いてあります。
まみ子師長さんが働いていらっしゃるのは、
北海道帯広市にある、
高木皮膚科診療所です。
私がJA帯広厚生病院に勤務していた時、
たくさんの患者さんを紹介していただきました。
■ ■
皮膚科診療所ですが…
一日に数百人の患者さんが来院されます。
美容皮膚科ではありません。
皮膚病を診て、
治してくれる診療所です。
一軒の皮膚科診療所で、
これだけの患者数は北海道で一番です。
■ ■
私が忘れられない…
高木章好先生のお言葉があります。
本間君ね、
今はこんなに患者さんが来てくれるけれど、
最初はひどくてね。
どうしたら、
患者さんに来てもらえるか?
ずいぶん悩んだものです。
私:え~っ?先生がですか?
そうだよ。
■ ■
これから開業を考えていらっしゃる先生、
開業なさったけれど…
患者数が伸び悩み…
困ったなぁ~
…と思っている先生への助言です。
盛業のコツは…
患者さんのために…
質の高い医療を提供することです。
■ ■
患者さんにたくさんいらしていただいて…
忙しかったら…
ありがたいなぁー
…と感謝して、
よりいっそう質の高い医療を目指すことです。
偉大な先輩、
高木章好先生の言葉は貴重です。
まみ子師長さん、
ありがとうございました。
♡ありがたいです♡。
昔の記憶
後志地方に大雨警報
今朝の札幌は大雨です。
かなり強い雨が降っています。
札幌にも大雨警報が出ているかなぁ~?
…と思って調べてみたところ…
警報が出ているのは、
後志(しりべし)地方でした。
■ ■
後志(しりべし)は漢字変換では出てきますが…
北海道以外の人には難しい地名です。
小樽やニセコなどが…
しりべし地方です。
積丹(しゃこたん)半島も後志地方です。
北海道地図で見ると…
札幌の左側が後志地方です。
■ ■
北海道電力の原子力発電所も…
後志地方の泊村(とまりむら)にあります。
北海道以外の人には、
小樽やニセコはわかっても…
積丹(しゃこたん)や
倶知安(くっちゃん)などの地名は…
読めないと思います。
■ ■
最近、異常気象のためか…?
各地で大雨の被害が出ています。
北海道でも…
大雨の被害がありました。
私たち北海道人には、
大雨よりも…
大雪の被害が記憶に残っています。
■ ■
以前は天候をあまり気にしませんでしたが…
さくらんぼさんと知り合ってから…
農作物への影響を心配するようになりました。
台風が山形へ行きそうになると…
りんごやラ・フランスが心配になります。
天気が良い日ばかり続くとは限りませんが…
悪天候で被害が出ないことを祈っています。
医学講座
美容形成外科医いろいろ
私は美容形成外科医です。
美容外科医ではないと思います。
もともと形成外科医だったので…
美容外科の中でも…
形成外科に近いと思っています。
■ ■
世の中には…
お客様のご希望であれば…
どんな顔にでもしてしまう…
美容外科医もいます。
そういう先生を否定するのではありません。
必要とされているので…
繁盛されているのです。
■ ■
私は自分が開業する時に…
イメージは自然
自然な仕上がりを大切にします。
…を…
札幌美容形成外科のコピーにしました。
もの足りないとか…
もう少し幅を広く…
…と言われることもあります。
■ ■
手術は丁寧にしています。
自分の家族だったら…
自分の身内だったら…
…という思いでしています。
無理な手術はしていません。
保険診療でする、
眼瞼下垂症手術、
わきが手術、
陥没乳頭手術などが多いです。
■ ■
ある患者さんが…
『私は自分の鼻を変えたいので…』
『6㎜の高さのプロテーゼを入れてください』
…と来院されました。
ある美容外科のHPに…
最高6㎜までと書いてあったそうです。
■ ■
その方の鼻は…
可愛らしい鼻で…
とても6㎜のプロテーゼを入れられるような…
大きな鼻ではありませんでした。
鼻に合わない大きなプロテーゼを入れると…
鼻先から飛び出るリスクが…
とても高くなります。
■ ■
美容外科医ではないと言われようと…
偏屈ながんこおやじなので、
できないものはできません。
もともとの鼻を…
ちょっと高くする程度でしたらできますが、
鼻の大改造は…
とても大変な手術です。
いろいろな先生がいるので、
ご自分に合った先生を選んでください。
医学講座
美容外科を上手に利用
私が美容形成外科医になってから…
10年になります。
大学病院や…
大きな病院の形成外科医と…
開業美容外科医は違います。
私は自分の選択が間違っていなかったと思っています。
■ ■
勤務医の時には感じなかったことです。
世の中には…
年齢を感じさせない女優さん、
いくつになっても美しい女性、
私が見ても…
どこを治したかわからない人がたくさんいます。
■ ■
女優さんの…
若い頃からの写真を…
TVやネットで見ることがあります。
ある年齢を境にして…
変わっていることに気付きます。
どなたが手術をしたかわかりません。
実に上手に変身しています。
■ ■
美しい女優さんの全員が…
美容外科手術を受けているのではありません。
本人の努力で…
美しさを維持している人も…
たくさんいらっしゃると思います。
一番大切なのは…
毎日の食事だと思います。
■ ■
毎日TVに出演なさっていらっしゃる…
女子アナさん、
辛い日も…
笑顔でTVに映るのは大変なことだと思います。
今は若くて美しい人も…
年齢とともに変化がでてきます。
ちょっと医学の力を借りると…
上手に若返ることができます。
■ ■
どんなにきれいな人でも…
年齢にはかないません。
鏡を見てくよくよしているより…
ちょっと勇気とお金を出して…
上手に美容外科を利用してください。
高価なバッグや宝石より…
ずっと価値があると思います。
一番大切なのは上手な先生を選ぶことです。
クリニック宇津木流は私のおすすめです。
医学講座
同窓会とシワ治療
家内の同窓会という…
2006年11月25日の院長日記に書いてあります。
昔は若くてきれいだった奥さんも…
年齢には勝てません。
美容外科の奥さんが…
しわしわだったらはやらないわょ!
…と言われています。
■ ■
年齢とともに…
白髪は増えるし…
頭のてっぺんはさみしくなるし…
最新の医学を駆使して…
いろいろやっています。
頭髪の治療は…
薬の効果がありました。
■ ■
うちの奥さんは神戸の出身です。
中学校の同級生から…
10月にクラス会を企画している…
…という丁寧なお手紙が届きました。
神戸には家内の父のお墓もあるので…
同窓会に出席して…
お墓参りもしてくるように言いました。
■ ■
私は見慣れているので気になりませんが…
目尻のシワが気になるそうです。
うちの奥さんには…
若い時から…
シワも…
しみもありました。
化粧品販売のお姉さんから…
高価なしみ取り化粧品も購入したようです。
■ ■
シワは…
コラーゲンを注射しようと思いましたが…
アレルギー反応が出て使えませんでした。
同窓会の前に治療するなら…
ボトックス治療です。
10月末の同窓会なら…
今頃から治療しておくと…
ちょうど良い具合になります。
■ ■
ボトックス治療のコツは、
シワを適度に残すことです。
注射しすぎると…
無表情で怖い顔になります。
ちょっと足りないくらいで…
ガマンしておくとちょうど良いです。
私はあまり気になりませんが…
注射してやろうと思っています。
昔の記憶
若い人への助言
もうすぐ60歳のじじいになって思うことです。
若い人はいいなぁ~
自分が若い時には…
気付きませんでした。
彼女もいなくて…
不遇な青春時代もありました。
■ ■
昨日の院長日記、
プロポーズ大作戦という番組の思い出に書いた、
男性5人、
女性5人は、
全員元気です。
奥さんもご主人もいます。
■ ■
どういう偶然か…?
私たちだけが夫婦です。
神さまは…
時にいたずらがお好きなようです。
たまたま…
ご縁があっただけのことです。
■ ■
今も昔も…
生涯の伴侶を見つけるのは…
上手な美容外科医を見つけるより…
ずっと難しいと思います。
この人はいいと思っても…
売り切れていたらおしまいです。
■ ■
若い人に伝えたいことは、
よ~く考えなさい。
あせって決めるんじゃない
…という…
…私の考えです。
■ ■
結婚の条件という、
2008年8月10日の院長日記に書いてあります。
平成20年8月9日、朝日新聞朝刊、
be on Saturdayの記事です。
ゴーン道場
結婚の条件
深いきずなが必要
―結婚を長続きさせるコツを教えてください。
難しい質問ですね。
私は日頃から、
娘には
「急いで決めず、
時間をかけて考えるんだよ」
と言っています。
伴侶を選ぶときは
本当に真剣に考えたほうがいい。
■ ■
―まず、よく考えること?
そうです。
「初恋だから」
なんて理由で
結婚してはよくないよ、
と言っています。
親が子どもに
「早く結婚しろ」
なんてせかすのはもってのほか。
子どもたちが
本当に納得した上で
結婚を決めないと
意味がないのです。
なぜなら、
結婚は
バラ色の楽しいことばかりではない。
仕事や研究と同じで、
モチベーションがないと
長続きさせるのは難しいんです。
■ ■
―長続きさせるのに大事なことは?
伴侶となる相手と
深いきずながあること。
同じ価値観や
家族観、
信仰
などがきずなとなるでしょう。
同じ国、
文化、
教会
などで結婚した夫婦が
長続きするケースが多いのは、
そんな根本的な
きずながあるからでしょう。
見せかけのきずななら、
最初の2、3の衝突で
関係は破綻してしまいます。
■ ■
―恋愛感情だけでは難しいのですか。
恋愛感情が悪いわけではないですが、
それだけでは困ります。
共通の価値観、
優先順位など、
共通項(commonality)が
なければなりません。
恋愛感情だけなら
結婚する必要はないでしょう。
■ ■
わざわざ結婚するのは、
2人の間で
家庭や価値観など、
何かを共有したい、
同じ人生を歩みたいと
思うからでしょう。
そうしたきずなが
結婚の根拠となり、
厳しい嵐を乗り切る
船の支柱の役割を果たします。
どんな夫婦にも、
嵐は必ずやって来ますからね。
(以上、朝日新聞より引用)
■ ■
なかなか難しい課題です。
お互いに最高だと思って結婚しても、
あ〜ぁ
と思うことがよくあります。
私は結婚して失敗したとは思っていませんが、
♡らぶらぶ♡の期間は、
長くは続きません。
■ ■
前にも書きましたが…
私は、
どこまで許容できるか?
…が一番のポイントだと思います。
お互いの価値観を
よく確認して、
慎重に決めることが大切だと思います。
昔の記憶
プロポーズ大作戦という番組の思い出
私が家内と出会ったのは、
今、札幌美容形成外科を開業しているビルの1Fでした。
改装リニューアルしたパーラーの奥に、
アイスクリームを食べるコーナーがあります。
昔、札幌へ来たら…
雪印のアイスクリームがごちそうでした。
■ ■
女の子5人の仲よしグループで…
北海道にスキーに来ていました。
グループの一人が共通の友人でした。
『北海道に友だちとスキーに行くので、
スキーができる人に教えてもらえない?』
…と頼まれました。
■ ■
私が友人を集め、
総勢10人で…
アイスクリームを食べに来て…
自己紹介をしたのが…
雪印パーラー1Fの奥でした。
■ ■
プロポーズ大作戦という…
バラエティ番組がありました。
横山やすし・西川きよしさんの司会でした。
番組の後半に、
フィーリングカップル5対5という、
お見合いがありました。
■ ■
男性5人、
女性5人が、
学校対抗形式で左右に分かれていました。
自分のことや…
学校生活などについて自由に話をして…
最後に男女がそれぞれ気に入った相手を指名し、
フィーリングが合うと…
電光掲示板が光るという仕掛けでした。
■ ■
私たちは…
このフィーリングカップルを真似て…
5人で楽しく話したのを記憶しています。
この時に…
5人の中にいたのが、
当時、早稲田大学の学生だった…
金井創くんでした。
■ ■
私たち5人は…
1組も…
フィーリングカップルにはなりませんでした。
2人ずつ…
くじ引きで写真を撮りました。
今の家内といっしょに写真に納まったのが、
金井くんでした。
私の楽しい青春時代の思い出です。
昔の記憶
思い交わしたノート
平成24年8月14日、朝日新聞朝刊、
ひとときへの投稿です。
■思い交わしたノート
昨年の大震災の後に、夫とアルバムの整理をした。結婚生活45年分の重たいアルバム17冊を、半年ほどかけて軽い小型の10冊に収めた。
今年は、夫婦の「二人史」のために、投書や書きためたものを一つにまとめてみようと、学生時代のノートを読み返し始めた。
すると夫が、二つの茶色の箱を私の前に置いた。一つには、1961年3月3日付の封書を先頭に、私が彼に出した封書とはがきが50通入っていた。はがきが5円、封書が10円。けんかの後には謝罪の気持ちを早く伝えようと思ったのか、速達も4通あった。
もう一つの箱には、翌年8月11日から結婚まで、4年間の交換日記のノートが22冊入っていた。
残っているなんて思っていなかったが、きちょうめんな夫は、4回の転居があっても大事にとっておいてくれたのだ。家に電話のない時代に、心を通わせていた50年前の交換ノートを読み返すと、「一緒に仲良く70歳まで生きられたらいいね」とあった。
その70歳を超えた2人。「あと10年は生きよう」と約束し、手紙と交換ノートは、先に逝く者のひつぎに入れることに決めた。
千葉県四街道市、秋山久子_主婦71歳
■ ■
私も几帳面な夫の一人です。
34年前の封書が…
家のダンボール箱に入っています。
結婚前は、
家内は兵庫県西宮市に住んでいました。
今でいう遠恋(えんれん)です。
■ ■
当時は携帯電話もなく、
家電があるだけ。
しかも…
札幌⇔西宮の通話料金は…
驚くほど高く…
確か一分1,000円程度した記憶があります。
■ ■
電話なんてした記憶は…
ほとんどありません。
せっせと手紙を書いていました。
手紙は書き直せますし…
まずっ…
…と思ったら投函前に止めることもできます。
■ ■
手紙には…
いいことしか書きません。
家内いわく…
お互いによく知らなかったから…
(お互いにだまされて…)
結婚したんじゃないか?と…
そんなのはお互い様です。
■ ■
ひとときへ投稿なさった、
秋山様ご夫妻は…
70歳を超えられて…
まだまだ…
♡仲良し♡のようです。
素敵なご夫妻です。
私たちも秋山様を見習って…
先に逝く者のひつぎに入れたいと思います。
今日、帰ったら探してみます。