医学講座
美容外科でなければ経験できない手術
今日は2023年5月15日(月)です。
今日は寒いです。
最高気温が16℃です。
昨日は23℃だったのに急降下です。
さくらんぼさんの果樹園が心配です。
今週はさっぽろライラックまつりがあります。
■ ■
第111回日本美容外科学会(JSAS)(大阪)に参加して考えたことです。
美容外科の患者さんは、
大学病院や大きな病院には行きません。
たくさんの患者さんを診ているのは、
まちなかで美容外科をやっている先生です。
形成外科の先生はキズを治すのは上手ですが、
美容外科手術のことを知らない人もいます。
■ ■
私は形成外科の保険診療をメインにしています。
48歳で職を失って20年です。
中央クリニック札幌院の院長に採用していただきました。
今でも私を雇ってくださった社長さん、
紹介してくださった業者さんに感謝しています。
■ ■
中央クリニックに入職してみると、
患者さんの数が圧倒的に違いました。
形成外科勤務医の時には、
まったく診たことがなかった陥没乳頭の患者さんが、
たくさんいらしてくださいました。
専門的な言葉でNの数と言います。
陥没乳頭の手術を希望する女性は、
大きな病院や大学病院には行きません。
■ ■
美容外科ですると高額な手術でも、
形成外科の保険診療でできる治療があります。
私は昔から、
自分が開業する時は札幌駅前でわきが手術は保険ですると言ってました。
中央クリニックを退職して、
自分で札幌美容形成外科を開業する時には、
わきが手術
陥没乳頭手術
眼瞼下垂症手術
…は保険診療ですると決めました。
■ ■
私が毎年、2つの日本美容外科学会に参加するのは、
美容外科だけをやっている先生の発表を聞くためです。
今年の第111回日本美容外科学会(JSAS)はとても有意義でした。
美容外科の先生は大変です。
競争は激しいですし、
患者さんからはたくさんのご要望をいただきます。
来年も日本美容外科学会(JSAS)に参加します。
美容外科医の知識が必要だからからです。
医学講座
第111回日本美容外科学会(JSAS)(大阪)③
今日は2023年5月14日(日)、母の日です。
札幌は晴れのいいお天気です。
昨日の最高気温は21℃でした。
今日の最高気温は23℃、
東京より高いようです。
寒かったり、あたたかくなったり、
変なお天気です。
■ ■
第111回日本美容外科学会(JSAS)(大阪)の最後です。
日本美容外科学会(JSAS)のレベルが上がりました。
形成外科専門医ではない先生が、
とてもいい内容の発表をされていました。
美容外科の患者さんは、
大学病院や大きな病院には行きません。
たくさんの患者さんを診ているのは、
美容外科だけをやっている先生です。
■ ■
私が発表を聞いて勉強になったシンポジウムです。
シンポジウム10「アンチエイジング外科学会 修正手術セッション」
5月11日(木曜日)13:30~14:30
座長:酒井成身(新宿美容外科・歯科)
演者:
久保隆之(医療法人社団 銀座キューヴォクリニック)
水野 力(アネシス美容クリニック)
重本 譲(医療法人聖美会 Joe Clinic)
酒井成身(新宿美容外科・歯科)
■ ■
形成外科でも美容外科でも、
難しいのが修正手術です。
座長の酒井成身さかいしげみ先生は、
修正手術の権威です。
特に陥没乳頭の修正手術では、
他では治らないような難しい患者さんも治してくださいます。
■ ■
今回のシンポジウムで私が勉強になったのは、
重本譲先生のご発表でした。
重本譲しげもとじょう先生は1994年3月に徳島大学卒業後、1994年5月に大手美容外科に入職。
美容外科ひとすじに29年、
2003年にジョウクリニックを開業されました。
詳しくは書けませんが、
美容外科の開設者としてのご苦労を話してくださいました。
■ ■
重本先生が見せてくださった脂肪吸引の修正例は、
とてもよく治っていました。
美容外科でたくさん脂肪吸引をなさって、
苦労して得られた技術と知識です。
発表のタイトルは、
脂肪吸引後の修正と修正にならないための工夫です。
脂肪吸引をする先生にはぜひ知ってほしいと思いました。
医学講座
第111回日本美容外科学会(JSAS)(大阪)②
今日は2023年5月13日(土)です。
札幌は晴れのいいお天気です。
予想最高気温は20℃です。
寒かったのが、
一転してあたたかくなりました。
こんなに気温が変わると、
植物も大変だろうと思います。
■ ■
第111回日本美容外科学会(JSAS)(大阪)の続きです。
一日しか参加できませんでしたが、
とても充実した内容でした。
Liveサージェリー1「小切開法による眼瞼下垂」
5月11日(木曜日)9:00~10:30
座長:池田欣生(医療法人邦寿会 東京皮膚科・形成外科)
演者:柿﨑裕彦(愛知医科大学病院 眼形成・眼窩・涙道外科/大阪いけだクリニック)
柿﨑教授の手術を見せていただきました。
■ ■
2019年の第107回日本美容外科学会(JSAS)東京でも、
柿﨑先生の手術を見せていただきました。
学会でLiveサージェリーをするのは、
とても大変なことです。
手術は保健所の承認を得たクリニックの手術室でして、
開場と手術室を通信回線で結んで見せていただきます。
■ ■
通信技術の進歩でとてもきれいな映像と音声です。
今回は聖心美容クリニック大阪院のご協力で、
聖心美容外科の手術室を使わせていただきました。
柿﨑裕彦教授の経歴を池田欣生先生がご紹介してくれました。
大阪市立大学をご卒業後に、
神奈川クリニックに入職され美容外科医になりました。
カナクリで美容外科医として修業された後で、
眼科医になられて教授にまで昇進されました。
■ ■
柿﨑裕彦教授がLiveサージェリーの手術中に、
眼瞼下垂の手術は、
手間とひまをかける
…と何度も言われました。
腱膜固定をして患者さんに目を開いていただき、
左右差を確認して修正する。
これを繰り返して見せてくださいました。
眼形成がご専門の教授が手術をしても、
眼瞼下垂症手術は難しいのだと実感しました。
Liveサージェリーを企画してくださった池田先生、
協力してくださった患者さんに感謝いたします。
医学講座
第111回日本美容外科学会(JSAS)(大阪)①
今日は2023年5月12日(金)です。
昨夜、大阪から帰ってきました。
大阪が20℃、札幌は6℃でした。
寒いです。
北海道はいいところですが、
やっぱり北国です。
冷害にならないことを願っています。
■ ■
第111回日本美容外科学会(JSAS)(大阪)、
一日だけの参加でしたが、
とても勉強になりました。
ほんとうは今日も聞きたかったです。
池田欣生いけだよしお先生のおかげで、
とても充実した内容でした。
■ ■
はっきり言って、
日本美容外科学会JSASのレベルが上がりました。
形成外科系の日本美容外科学会JSAPSもびっくりです。
参加者数は日本美容外科学会JSASが多いです。
医師以外の参加者も多いということもありますが、
とにかく昨日はどの会場も満員御礼でした。
立ち見もたくさんありました。
■ ■
私がすごいと思ったのが、
シンポジウム1「クリラボ」でした。
5月11日(木曜日)10:40~12:00
座長:
堀田和亮(BIANCA CLINIC)
牧野陽二郎(聖心美容クリニック銀座院)
演者:
播摩光宣(加藤クリニック麻布)
新行内芳明(BIANCA CLINIC)
八杉 悠(フェレザクリニック)
山本崇弘(東京美容外科)
鉄 鑠(医療法人社団SUNSET)
朝日林太郎(日本医科大学 形成外科学講座)
居原田 麗(麗ビューティー皮フ科クリニック)
■ ■
はずかしながら、
私はクリラボを知りませんでした。
聖心美容クリニックHPによると
クリエイションラボとは、
聖心美容クリニック銀座院院長 牧野陽二郎、BIANCA CLINIC 堀田和亮理事長、加藤クリニック麻布/東京警察病院の播摩光宣医師が主催しており、医師同士が自由に意見交わせる次世代の外部合同勉強会です。
とてもいい内容でした。
■ ■
患者さんの写真が出されて、
どのように治すのがいいか?
目とか鼻だけではなく、
顔全体を見て治療方針を決めるという考えです。
注入治療から骨切手術まで、
どの結果を見ても素晴らしい仕上がりでした。
この企画をしてくださった、
学会長の池田欣生いけだよしお先生に感謝いたします。

昔の記憶
大浦武彦先生92歳のお誕生日
今日は2023年5月11日(木)です。
私は第111回日本美容外科学会(JSAS)で大阪に来ました。
一日だけでしたがとても有意義な学会でした。
これから札幌に帰るところです。
今日は大浦武彦先生92歳のお誕生日です。
先生はお元気です。
昨日お電話でお話ししました。
今日はお昼に秘書さんたちがバースデーランチをしてくださいました。
■ ■
奥様が倒れられたのが10年前の2013年5月9日(木)でした。
マンションに引っ越す前日、
お二人で荷物を整理していたときに倒れられました。
市立札幌病院救命救急センターに搬送されました。
大手術を受けられて奇跡的に回復されましたが、
残念なことに半年後にご逝去されました。
10年前です。
■ ■
大浦武彦先生は素晴らしいです。
奥様がご逝去されてから10年間、
お元気でマンションで暮らしていらっしゃいます。
今はお一人ではなく、
♡愛犬のももちゃん♡もいます。
下の写真は昨年のお誕生日に撮った写真です。
先生も♡もも♡ちゃんもお元気です。
大浦武彦先生にはお元気で長生きをしていただきたいです。
先生92歳のお誕生日おめでとうございます。

医学講座
明日から第111回日本美容外科学会(JSAS)(大阪)
今日は2023年5月10日(水)です。
札幌は晴れのいいお天気です。
最高気温は16℃です。
ちょっと寒いです。
明日から第111回日本美容外科学会(JSAS)が大阪で開催されます。
私は明日一日だけ参加するために、
今日、大阪に行きます。
■ ■
ほんとうは2日間とも参加したいのですが、
5月は学会が3つもあり、
残念ですが1日だけ参加することにしました。
日本には、
同姓同名の、
日本美容外科学会が2つあります。
2つの学会を一つにしようという動きがありましたが、
残念なことに無くなってしまいました。
■ ■
私はできるだけ両方の美容外科学会に参加するようにしています。
はっきり言うと、
2つの美容外科学会は雰囲気が違います。
日本美容外科学会(JSAS)は、
形成外科専門医以外の先生が多いです。
チェーン店の美容外科医の先生も多いです。
最近は日本美容外科学会(JSAS)の参加者が多いと思います。
■ ■
今年の第111回日本美容外科学会(JSAS)の会長は、
東京皮膚科形成外科総院長の池田欣生いけだよしお先生です。
日本形成外科学会形成外科専門医で、
優秀な先生です。
今年は池田会長の斬新なアイデアで、
たくさんの充実したプログラムがあります。
一日だけですがしっかり勉強させていただきます。

医学講座
小泉眞先生の記事(コロナ5類)
今日は2023年5月9日(火)です。
5月なのに雪が降ったところがあるようです。
札幌も寒いです。
今朝もストーブをつけました。
やはり異常気象のようです。
昨日からコロナが5類になりました。
まだマスクをしている人が多いです。
■ ■
今日の北海道新聞朝刊に、
知り合いの小泉眞先生が出ていました。
2023年5月9日、北海道新聞朝刊の記事です。
コロナ5類移行に道内医療機関、歓迎と懸念「負担減る」「9波来て患者殺到したら…」
新型コロナウイルスの感染症法上の分類が季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられた8日、道内の医療機関でも外来や入院患者への対応が変わった。コロナの疑いがある発熱患者を受け入れる病院が拡大し、これまで発熱外来を行ってきた病院は「負担が減る」と歓迎。市民からも身近な医療機関で診療を受けられることへの安堵(あんど)の声が漏れた。ただ、感染「第9波」の到来や入院先確保への不安は消えておらず、当面は手探りの対応が続きそうだ。
「別の患者に感染が広がらないよう、動線などを工夫したい」。8日朝、小泉呼吸器科・内科クリニック(札幌市中央区)は、発熱患者の受け入れ初日の準備に追われていた。
同クリニックはコロナが疑われる患者に対応した発熱外来を行う医療機関ではなかったが、5類移行に伴って8日から受け入れを開始。小泉眞院長(73)は「5類を機に広く一般的に診療できる体制につながれば」。発熱患者には事前に連絡してもらい、新たに用意した発熱患者専用の部屋などで待機してもらうことで、待合室での感染拡大を防ぐという。
同市清田区の札幌清田整形外科病院は、これまでに約30人のコロナ感染者が出た経験から、入院患者の移動範囲を病室のあるフロアに限っていたが、8日から他の階と行き来できるようにした。大橋卓弥事務長(56)は「段階的だが、少しでも入院生活を平常に戻したい」と話す。
道によると、コロナが疑われる発熱者の外来診療を受け入れる医療機関は7日に1171カ所だったが、5類移行に伴い、8日に1329カ所に拡大した。政府は対応する医療機関を5類移行前の1.5倍にあたる約6万4千カ所に増やす目標を掲げる。
約2年半、発熱外来を続けてきた札幌市中央区の円山ため小児科は、多い時で1日30人以上の診察に追われてきただけに、多米淳院長(62)は「今まで発熱外来をやっていなかった医院でも、これから週に1~2回、1人、2人でも診てもらえると負担が減りありがたい」と話す。
昨年家族が発熱した際、発熱外来の電話が混雑で通じず、予約出来なかったという札幌市西区の主婦多田智子さん(85)は「これまでは受診するのも難しかったので、処方箋だけでも出してくれるとありがたい。対応してくれる病院が増えるのは安心」と話した。
ただ、3月下旬以降、道内でも感染者数の増加傾向が続いてきただけに、第9波到来への懸念は消えていない。札幌市中央区のある小児科は、これまで発熱外来を実施していなかったが、それでも発熱患者が来院したケースが相次いだ。担当者は「これまでもフル稼働。第9波が来て患者が殺到したらどうなるのか」。
旭川市内の総合病院の医師は5類移行について「医療従事者には心配でしかない。持病のある人の感染リスクはあり、来院者を通じて感染が院内で広がりかねない」と指摘。感染者数が今後、増える懸念は残されており、8日朝、病院スタッフ全員に改めて感染予防対策の徹底を呼び掛ける文書を送ったという。
5類移行に伴い、これまで保健所が行っていた入院調整は段階的に医療機関同士の調整に移る。札幌市中央区の岡本内科クリニックの岡本敏哉院長(53)は「感染が急拡大した時に入院患者をどのくらい受け入れてくれるか分からない。ほかの病院との連携を強化しないといけない」と語った。(岩崎志帆、加藤祐輔)


5類移行に合わせて新たな待機スペースを用意した小泉呼吸器科・内科クリニック=8日(舘山国敏撮影)
(以上、北海道新聞より引用)
■ ■
小泉眞先生とは市立札幌病院でご一緒でした。
おだやかで温厚で優しい先生です。
ご専門は呼吸器内科です。
奥様の小泉洋子こいずみひろこ先生は、
元北大皮膚科助教授で信頼できる皮膚科の先生です。
札幌の円山にあるクリニックです。
1階が内科で2階が皮膚科です。
■ ■
小泉眞先生の写真を見ると、
フェイスシールドをつけていらっしゃいます。
発熱患者さんを診るには、
やはりフェイスシールドが必要です。
これから9波が来ることも予測されるので、
しばらくは安全第一にマスク着用を続けます。
何と言っても感染したくないです。
医学講座
今日からコロナ5類
今日は2023年5月8日(月)です。
札幌は寒いです。
今日からコロナが5類になります。
先日、札幌市保健所から書類が届きました。
白黒のプリントです。
お世辞にも読みやすくなく、
わかりにくい内容です。
厚生労働省が作成したものです。
■ ■
今日の北海道新聞電子版の記事です。
きょうからコロナ「5類」何が変わる?<イチから!解説>
新型コロナウイルス感染症の法的位置付けが5月8日、季節風インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられます。入院勧告や外出自粛要請などの措置はなくなり、感染した時の受診の流れや療養期間の考え方も大きく変わります。一方、新型コロナの感染リスクが完全になくなるわけではありません。感染対策や治療を行う時の注意点などをまとめました。(東京報道 根岸寛子)
■感染対策 個人・企業の判断に
Q 新型コロナのこれまでの法的な位置付けは?
A 感染症の種類はさまざまで、感染力や症状の重さも異なります。このため、日本では感染症の発生やまん延を防ぐために必要な措置を定めた感染症法によって、危険度の高い順に1~5類に分類され、国や自治体が実施できる対応が決められています。新型コロナはこれまで「2類相当」の新型インフルエンザ等感染症に位置付けられ、政府はこの法律に基づいて新型コロナ感染者らに入院勧告や外出自粛要請を行ってきました。
Q なぜ「5類」に引き下げるの?
A 感染力は強いが重症化しにくい「オミクロン株」が主流になったことやワクチンの普及によって、重症化する人の割合が減ったことが理由の一つです。道内でも緊急事態宣言などの措置が繰り返し実施されてきましたが、国内で感染者が初確認されてから3年が経過し、国や道が個人の権利を制限しなければならないほど、生命や健康に重大な影響を与える病気ではなくなったと判断されました。
Q 「5類」になると、何が変わりますか?
A 5類には、感染症法に基づいて、国や自治体が行える措置がほとんどありません。感染対策は個人や事業者の判断が基本となります。診療した医師が感染者の発生を届け出る必要もなくなります。新型コロナ対応の特別措置法の対象外になり、行政が緊急事態宣言やまん延防止等重点措置を発令することもできなくなります。
■「5日間の外出自粛」を推奨
Q 「5類」移行後は、感染しても外出していいのですか?
A 厚生労働省は感染症法に基づき、これまでは新型コロナに感染した場合は7日間の外出自粛を求めてきましたが、5類になるとなくなります。ただ、高齢者施設などから「感染した場合、職員がいつ職場に復帰してよいのか、指針を示してほしい」との声があったため、個人や事業者が判断しやすいように療養の「目安」を示しました。他の人に感染させるリスクが高いため、発症翌日から5日間、5日目も症状がある場合は軽快から24時間程度が経過するまでは外出を控えるよう推奨しています。
Q 学校の対応はどうですか?
A 学校に通う子どもたちについては、出席停止期間を「発症後5日を経過し、かつ症状が軽快した後1日を経過するまで」に見直します。新型コロナ感染者は発症から6日目になると、ウイルス量が大幅に減るとのデータがあるためです。ただ、まだウイルスを排出する可能性は残っているとの意見もあり、厚労省は療養が終わってから10日間はマスクを着用し、高齢者らリスクの高い人への接触を控えることなどを呼びかけています。
Q 「濃厚接触者」の扱いは?
A 5類になると、保健所から濃厚接触者として特定されることはなくなります。家族、同居している人が感染した時には、5日間は体調の変化に注意し、7日目まではマスクの着用や高齢者らとの接触を控えるよう求めています。
■医療費は原則自己負担に
Q 5類移行後は、感染したらどうすればいいの?
A 厚労省は、新型コロナの感染が疑われる場合、まずは国の承認を受けた検査キットで自ら検査することを呼びかけています。キットは薬局などで事前に買っておくとよいでしょう。結果が陽性でも、症状が軽い場合は自宅で療養します。高齢や持病などのため重症化リスクの高い人や、症状が重くて受診を希望する場合は、医療機関に連絡しましょう。受診時にはマスクを着用します。
Q どの医療機関でもいいのですか?
A 国は、これまで新型コロナに対応してきた医療機関に加え、季節性インフルエンザを診療する内科や小児科で広く受け入れる体制を目標にしています。ただ当面はどこへ行けばよいかが分かるよう、対応できる医療機関名を自治体が公表します。入院患者は治療実績がある施設での受け入れが中心となりますが、将来は全病院での対応を目指します。
Q 医療費は?
A 原則として自己負担が発生します。外来の負担額は季節性インフルエンザと同程度となり、厚労省は3割負担の場合で最大4170円、1割負担の場合で同1390円と試算しています。急激な負担増を避けるため、医療費の一部への公費支援が9月末まで継続されます。具体的には、外来では抗ウイルス薬モルヌピラビルなど高額な治療薬代が対象で、入院費は毎月の自己負担額に上限を設ける「高額療養費制度」を適用した上で、最大2万円を補助します。
■マスク着用推奨の場面も
Q 道内では、感染者がまた少し増えているようです。
A 新型コロナが5類になっても、ウイルスが消えたわけではありません。基本的な感染対策は引き続き重要です。マスクの着用は3月から個人の判断に委ねられています。その上で厚生労働省は病院や高齢者施設、混雑した電車やバスといった一定の場面では、周囲に感染を広げないために着用を推奨しています。「対面で会議する場面でも着けた方が良い」と指摘する専門家もいます。厚労省は、高齢者や、がんや心臓の病気など持病がある人、妊婦といった重症化リスクの高い人が混雑した場所に行くときは、着用が効果的としています。不特定多数と接する接客業の人も着けた方が良いかもしれません。
Q 換気も必要ですか?
A 空気中を漂う細かい粒子による感染を防ぐため、換気扇をつけたり窓を開けたりして部屋の換気をするのは重要です。手洗いやうがいも徹底すれば感染リスクを下げられるでしょう。
Q いつまで感染対策を続ければよいですか?
A 新型コロナの流行が、将来どうなるかは予測ができません。対策に関わってきた専門家は今後、流行「第9波」が起こり「第8波より大きな規模になる可能性も残されている」と指摘しています。基本的な対策に加え、体調が悪い時は学校や職場には行かず、自宅で休みましょう。

(以上、北海道新聞より引用)
■ ■
保健所から来た書類よりわかりやすいです。
5類になったら治療にお金がかかる。
マスク着用も個人の判断。
保健所などによる健康観察もなし。
9波が来ることも考えられるので、
引き続き注意しましょうってとこでしょうか?
昨日のTVでは空港の消毒薬を撤去していました。
医療機関でのマスクは推奨されています。
札幌美容形成外科の職員は今まで通りマスクを着用します。
医学講座
65歳以上就業10年で1.5倍
今日は2023年5月7日(日)です。
札幌のお天気は晴れ、
最高気温は15℃、
ちょっと肌寒いです。
八重桜がきれいに咲いています。
今日から本格公開される道庁赤れんが見学施設の前で、
開場を待っている方がいらっしゃいました。
■ ■
今朝の北海道新聞一面の記事です。
65歳以上就業、10年で1.5倍 総務省調査 2022年912万人
国内で働く65歳以上の就業者が、2022年平均で912万人と12年平均(596万人)の約1.5倍となったことが6日、総務省の労働力調査で分かった。平均寿命とともに、介護なしで自立して生活できる「健康寿命」が延びたことが背景の一つ。一方で年金だけでは生活が苦しく働かざるを得ない人もいる。2020年に本格化した新型コロナウイルス感染拡大による雇用不安の中でも、高齢就業者は増えている。
■延びる健康寿命、生活苦も
厚生労働省によると、2010年と2019年の健康寿命を比べると、男性は70.42歳から72.68歳に、女性は73.62歳から75.38歳に延びた。昔と比べて体力、身体能力が向上しているとする。
総務省の人口推計によると、65歳以上は2012年が3079万3千人で、2022年は3623万6千人と、伸びは約1.2倍。
独立行政法人労働政策研究・研修機構が2020年に公表した調査では、就労している60~69歳に働く理由を複数回答で聞くと「経済上の理由」76.4%が最多。2位の「いきがい、社会参加のため」33.4%、3位の「時間に余裕がある」22.6%を大きく上回った。
労働組合役員の一人は「夫婦の年金を合わせても生活が厳しい場合がある」と指摘。別の労組幹部は「無理に働かなくとも暮らせる年金、社会保障が必要だ」とする。
近年、コロナ禍前まで右肩上がりだった就業者総数は、2020年は前年比40万人減の6710万人。65歳以上に限ると、2019年890万人、2020年903万人、2021年909万人と増加が続いた。
厚労省によると、労災に伴って死亡したり、4日以上休業したりした人のうち60歳以上は、2021年は約3万9千人で、10年前の約1.6倍だ。少子高齢化で社会保障や経済活動を支える現役世代が減少。国は希望者が70歳まで働けるよう企業に努力義務を課した。

(以上、北海道新聞より引用)
■ ■
私とうちの奥さんのことです。
68歳でも元気で働いています。
経済上の理由もありますが、
学会に参加したり、
自分が好きな形成外科でお役に立てるのがうれしいです。
業界を見てみると、
高須克弥先生をはじめとして、
たくさんの先生が75歳以上でも働いていらっしゃいます。
私も健康に気をつけて働き続けます。
医学講座
マンションの役員さん
今日は2023年5月6日(土)です。
札幌の朝は霧雨でした。
GWもあと2日です。
今年は観光客がいらしてます。
WHOも新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の緊急事態宣言を解除しました。
来週からは5類になります。
早く元の生活に戻りたいです。
■ ■
昨日の院長日記、
こどもの日2023に、
えりーさんから、
コメントをいただきました。
ロビーに五月人形が飾られているのですね。
日本の四季と文化を伝えてくださる、
すてきな役員さんだと思いました。
■ ■
私が住んでいるマンションには、
とても立派な方がたくさんいらっしゃいます。
除雪ボランティア
ガーデンクラブ
同じ方たちだと思います。
ほんとうにありがたいです。
毎日、感謝して生活をしています。
■ ■
私は何のお役にも立っていません。
退職したら、
花壇の草取りからお手伝いします。
除雪もできることからやります。
快適に生活できるのは、
マンションの役員さんたちのおかげです。
ありがたいことです。



マンション前の花です

マンションの桜です