医学講座

避難所トイレ「もう限界」

 今日は2024年1月6日(土)です。
 札幌は雪が少ない日が続いています。
 このままドカ雪が来ないことを祈っています。
 令和6年能登半島地震の死者が増えています。
 震度7なので大変なことになっていると思っていましたが、
 想像以上に悲惨な状況です。
      ■         ■
 2024年1月6日、北海道新聞の記事です。
 避難所トイレ「もう限界」 道路寸断、仮設配備遅れ
 石川県能登地方の地震被災地で、避難所トイレの衛生環境が悪化している。住宅の倒壊や火災で多くが避難所生活を余儀なくされている中、流す水が不足し、道路寸断で仮設トイレの配備も遅れているためで、「もう限界」との声も上がる。感染症のリスクや、トイレを我慢し水分を取らずに脱水症状を引き起こす危険性も懸念される。
 「誰も排せつできない状況だ」。被害の大きい県北部にある珠洲市の泉谷満寿裕市長ら被災地の首長は、オンライン出席する県の対策会議で連日、避難所のトイレを巡り悲痛な叫びを発する。輪島市の坂口茂市長は会議で「ごみ袋の中に用を足し、1カ所に捨てている」と現状を報告、衛生環境悪化を懸念した。
 珠洲市内の小学校に避難中の60代男性は「一番欲しいのは水」と訴える。仮設トイレはなく、トイレの数も不足。学校のトイレ前には悪臭が立ちこめ、避難者らが順番待ちの列に並ぶ。断水のため、バケツでプールなどの水をくみ、活用している。学校でのトイレ利用を避け、用を足す時だけ損壊した自宅に戻る人もいた。
 県によると、4トントラックで仮設トイレ4基しか運べず、大量輸送が難しい。その上、能登半島は道路が広域で寸断され、被災地に届きにくい状況が続く。3日午後から仮設トイレの県内各地への配送が始まったが、北部を中心に満足に行き渡るめどは立っていない。
 内閣府や防災トイレアドバイザー市川ゆかりさんによると、被災者50人に1基を目安に、長期化する場合は20人に1基の配置が望ましいという。市川さんは、断水で手を水で洗えないことも多いので、除菌用アルコールも一緒に準備するべきだとしている。

避難所になっている小学校のトイレ=3日、石川県珠洲市
(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 2018年9月6日の北海道地震
 トイレが困りました。
 私の家はマンションなのでエレベーターが止まり、
 電気も水も使えなくなりました。
 階段を使って水を運びました。
 トイレの水までは無理でした。
 困ったのがです。
 さいわいマンションの一階は水が出ました。
 ペット用トイレを使わせていただきました。
      ■         ■
 札幌市内のマンションでは、
 停電でも水が出たところがありました。
 震源地から離れていたので、
 上水道も下水道も無事でした。
 道新の写真を見ると、
 避難所には水もなくトイレが限界なのがわかります。
 北海道で開発されたバイオトイレを届けられたら、、、
 …と思っています。

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医学講座

日航機18分で全379人脱出 欧米メディアは「奇跡」

 今日は2024年1月5日(金)です。
 札幌は雪が少なく穏やかな1月の仕事はじめです。
 今日は雨が降る予報です。
 1月2日の羽田でJAL機炎上について、
 朝のTVで放送されていました。
 着陸後に窓から火が見えて、
 機内に煙が入ってくる中でよく無事に避難できたと思います。
      ■         ■
 今日の道新に記事が出ていました。
 2024年1月5日、北海道新聞の記事です。
 日航機18分で全379人脱出 欧米メディアは「奇跡」 専門家の見方は
 新千歳空港発の日本航空の旅客機と海上保安庁の航空機が衝突した2日の事故は、衝突から18分間で、全379人(乗客367人、乗員12人)が炎上する機体からの避難を完了した。欧米メディアが「奇跡」とも評した18分間の脱出劇を、専門家はどう見るのか。
 日本航空516便は羽田空港C滑走路に降りた午後5時47分ごろ、海保機と衝突、炎を上げて約1キロ滑走して停止した。機内に煙が立ちこめる中、9人の客室乗務員は8カ所ある非常口のうち、前方と後方の計3カ所に乗客を誘導した。全員が避難し終えたのは午後6時5分。機体全体はほどなく炎に包まれた。
ハイヒールの人少なく
 約30年間、日航に勤務した元客室乗務員の江上いずみ筑波大客員教授は「18分間が長いとは思わない」と評価。さらに「北海道発の便だったことから、ハイヒールの人が少なかった」と分析した。脱出用シューターを使った避難の際、客室乗務員はシューターを傷つけ、空気が抜ける恐れがあるハイヒールは脱ぐよう指示する。スニーカーやブーツなどを履いた人が多かったことが「スムーズな避難につながった」とみる。
 日航によると、同機は8カ所に非常口があったが、そのうち5カ所から炎が見えたため、客室乗務員は使用を断念。機内放送やインターホンが使用不能になり、最後尾の客室乗務員は機長らの指示を受け取れず、自身で状況を判断して脱出用シューターを展開した。江上客員教授は「前のドアしか開けていなかったら(避難の)時間が足りなかったかもしれない」と話す。
厳しい避難訓練
 同社の客室乗務員は年に1回、緊急避難訓練を受ける。座学と実習があり「試験は、合格するまで乗務停止になるほど厳しい」(江上客員教授)という。機体はメーカーや機種によってドアの開け方や消火器の場所が異なるため、乗務員は四つの異なる機種に対応できるように訓練を受ける。
 関係者によると、事故当時に機内にいた客室乗務員9人のうち、4人は2023年入社の新人だった。
 日航の客室乗務員訓練部長を務めた大阪観光大の中村真典教授によると、航空各社は機体に備えられた非常口の半分しか使用できなくても満席の乗客を90秒以内に脱出させる訓練を行っている。「どの非常口を使うかも客室乗務員が冷静に判断したのだろう。訓練通りにしっかり行ったということに尽きる」と語る。
 滑走路での停止後、「早く非常口を開けて」との乗客の叫び声も機内に響いた。客室乗務員の経験がある明星大の児玉桜代里(さより)特任教授は「乗客の声を受けて『早く開けなきゃ』と焦って行動すると、安全確認の手順が狂ってしまう」と指摘。「対応が遅いとの声もあるが、状況が分からないのにドアは開けられない」と話した。
 一方、航空評論家の中村浩美さん(77)=札幌市出身=は避難誘導を評価した上で「今回の事故を受け、安心せず、さらなる改善点はないのか、しっかり検証してほしい」と注文した。(竹田菜七、岩崎志帆、川浪伸介)

(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 CAさんは訓練を受けた保安要員です。
 機種ごとに試験があります。
 道新に書いてあるように、
 年に1回、緊急避難訓練と試験があります。
 TVで流れた機内の動画を見ると、
 適切に判断して脱出口を開けたようです。
 乗客同士が荷物を持たないと声をかけていました。
 もし緊急事態になったら、
 今回の事故を教訓に避難します。

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医学講座

事故を起こさないように事故にあわないように

 今日は2024年1月4日(木)です。
 2024年は大変な年になりました。
 令和6年能登半島地震
 羽田でJAL機炎上
 亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
 69歳の私が考えることです。
 災害は忘れた頃にやってくる
 自分も事故を起こす可能性がある
      ■         ■
 羽田で炎上した日本航空の機体を見て、
 世界中で言われているように奇跡だと思います。
 JAL機で緊急脱出の訓練が行われていて、
 機長さんが全員の脱出を確認して、
 飛行機を離れたと書かれていました。
 今回の事故原因は調査中です。
 医療事故と航空機事故は共通することがあります。
      ■         ■
 英国人パイロットの奥様の死
 2022年3月24日の院長日記です。
 医療事故も航空機事故も、
 ちょっとしたヒューマンエラーから起こります。
 どんなにベテランのパイロットも、
 どんなにベテランの医師も、
 事故を起こす可能性があります。
      ■         ■
 2024年新年からの地震や航空機事故を見て、
 事故を起こさないように
 事故にあわないように
 気を引き締めて仕事をしようと思いました。
 札幌美容形成外科は明日1月5日(金)から仕事はじめです。
 今日はクリニックでメール整理と、
 明日のために暖房のタイマーをセットしました。

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医学講座

羽田でJAL機炎上

 今日は2024年1月3日(水)です。
 昨夜、羽田空港で札幌発のJAL516便が炎上しました。
 私は何も知らなかったのに、
 さくらんぼさんから、
 日本航空に乗ってませんか?と心配していただきました。
 後からTVを見て驚きました。
      ■         ■
 北海道新聞に詳しく出ていました。
 さすが道新は違います。
 2023年1月3日、北海道新聞WEB版の記事です。
 機内に煙「早く出して」 羽田で日航機炎上 着陸直後に衝撃 緊迫の脱出
 年末年始を道内で過ごした人々を乗せた航空機が日没後の暗い滑走路で突如、激しく炎上した。2日午後、羽田空港で起きた新千歳発羽田行き日本航空516便(乗客367人、乗員12人)の火災。着陸後の機内には煙や熱気が広がり、「早く出して」と叫び声が上がった。炎に包まれた日航機から脱出した乗客らが事故当時の緊迫した機内の様子を振り返った。
 事故があったのは午後5時47分ごろ。機体後部の客室内は激しく燃え、火の手はみるみる広がった。30分もたたないうちに機体全体を覆い、窓やドアからは爆発するように炎が噴き出した。
 「窓側に座っていた息子が『熱い』と言ったので窓の外を見たら、すぐそばの翼が燃え始めている感じだった」。夫と中学3年の息子と3人で後志管内ニセコ町にスキーに訪れ、帰宅するため日航機に乗った東京都大田区の会社員栗原直子さん(47)は、羽田空港内で衝突直後の状況をそう振り返った。
 37列目の窓側の座席に3人で並んで座っていた。炎上しながら滑走路を走っていた日航機内は、乗客の悲鳴が上がり、客室乗務員が「大丈夫です、大丈夫です、落ち着いてください」と呼びかけていた。機内は徐々に煙が充満し、客室乗務員から「鼻と口を押さえて姿勢を低くして」と指示があったが、避難誘導の声は聞こえなかった。
 機体が停止すると、後ろの非常口近くにいた客室乗務員が「扉が開きません、開きません」と叫んでいたという。他の乗客が前方に移動する様子を見てついていくと、脱出シューターで機内から出ることができた。栗原さんは「脱出後、どんどん燃えていく機体を見て怖くなった」と話した。
 日航によると、炎上した機体はエアバスA350。乗客乗員は脱出シューターを使って全員機外に避難した。機体から上がった炎は後部から徐々に前方に移った。機体には乗客の脱出に使ったシューターが残されていた。
 札幌市に帰省後、日航機に搭乗した東京都三鷹市の会社役員今井康人さん(63)は「着陸直後にドンという音がし、直後に大きな衝撃があった。乗客は最初落ち着いていたが、火が出たと分かってから急いで逃げた」と説明。別の乗客は「着陸時にぼんと何かにぶつかったように突き上げる感じがした。窓から火花が見え、機内にガスや煙が充満した」と話した。
 北海道旅行から帰る途中だった東京都の会社員沢田翼さん(28)は「機内が熱くなり、サウナみたいだった。息をすると、のどが痛くなるぐらい煙が充満し、マスクをしていても意味がないぐらいだった」と窮状を語った。脱出前の機内は視界が1メートルほどしかなく、酸素マスクも降りてこなかったといい、「早く非常口を開けて」と叫ぶ乗客や、泣き叫ぶ子供でパニック状態だったという。
 エンジン付近の席にいた東京都の会社員田村憲一さん(53)は「前方から脱出してくださいとアナウンスがあり、逃げた。その時点で機内に炎は来ていなかった。数年ぶりに札幌市内の実家に帰省して戻るところだったが、こんなことになるなんて」と疲れた表情で話した。
 10列目の窓側から2席目に座っていた川崎市の大学教授金子洋之さん(67)は「着陸後、機体が前に傾いて、右側にそれた。機体が止まった後、窓から見るとエンジンから火が出ていた。停止してから3分後ぐらいで機内で人が動きだし、外に出られた」と話した。
 火が上がった後の滑走路には、赤色灯をつけた車がすぐに集まり、サイレンが響く中で消火活動にあたった。機体は焼け落ちて骨組みが露出し、つぶれるように燃え落ちた。
 避難した乗客の多くは煙のにおいが漂う空港の第1ターミナル内で待機した。警察官や、日航のロゴが入ったヘルメットを着けた空港関係者から水やカイロ、毛布を受け取り、身を寄せ合っていた。(光嶋るい、権藤泉、本郷由美子)

羽田空港の滑走路で炎上する日航516便
(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 お正月から2日も続けて悲惨事故です。
 この事故のため欠航になった便があり、
 JR北海道が北海道新幹線の臨時運行したという記事も出ていました。
 私も東京⇔札幌便はよく利用します。
 私はANAを利用していますが、
 他人事ではないです。
 一日も早く原因が究明され、
 二度とこんな事故が起きないようにしてほしいです。
 亡くなった海上保安庁職員のご冥福をお祈りいたします。

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医学講座

令和6年能登半島地震

 今日は2024年1月2日(火)です。
 2024年のはじまりに大地震がありました。
 2024年1月1日 16時10分ごろ
 石川県能登地方でマグニチュード7.6
 最大震度7の地震がありました。
 TVでお正月番組を中止して放送しています。
      ■         ■
 Yahoo!ニュースには、
 読売新聞社が撮影した動画が出ています。
 震度6強の揺れを観測、火に包まれた海沿いの住宅街…石川・輪島
 石川県能登地方で震度7を観測した地震で、震度6強の揺れが襲った同県輪島市の海沿いの住宅街では、数十メートル四方に火の手が広がっていた。黒煙が勢いよく上がり、上空にも風に流された灰色の煙が立ちこめていた(上空からの撮影は読売機から)=金沢支局輪島通信部 福原悠介、写真部 小林武仁撮影 2024年1月1日公開

(以上、Yahoo!ニュース、読売新聞より引用)

      ■         ■
 さくらんぼさんが言われたように、
 謹賀新年どころではないです。
 TVやネットで画像を見ると、
 とても寒そうです。
 北国の冬で停電すると暖をとれません。
 冬の停電に備えて
 暖房のことをもう一度確認します。
 少しでも被害が少ないことを願っています。

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院長の休日

謹賀新年2024

 あけましておめでとうざいます。
 本間家は喪中です。
 絶滅危惧種の年賀状を救うために、
 喪中でも年賀状をくださいと挨拶状を出したところ、
 たくさんの年賀状をいただきました。
 ありがとうございました。
      ■         ■
 年賀状は今年限りというはがきが何枚かありました。
 封書110円はがき85円じゃぁ~
 年賀状は絶滅してしまうかなぁ~?と思っています。
 私は年賀状保護派です。
 うちの奥さんと知り合ったのも、
 年賀状をやりとりしていたおかげでした。
 年賀状を出す程度の関係でした。
      ■         ■
 2023年はコロナが終わって、
 観光客が戻ってきてくれました。
 行動制限がなくなり海外にも行けるようになりました。
 2024年は戦争が終わってほしいです。
 物価も安定してほしいです。
 私の願いは病気をせずに、
 一日でも長く仕事を続けることです。
 皆さまのご健康とご多幸をお祈りしています。
 今年もよろしくお願いいたします。

 

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医学講座

2023年大晦日

 今日は2023年12月31日(日)大晦日です。
 最後まで院長日記を読んでいただきありがとうございます。
 昨年の大晦日に書いた、
 2023年には
 コロナも収束して、
 また観光客にいらしていただきたいです。

 この願いはかないました。
 たくさんの観光客にいらしていただいています。
 街には外国からのお客さんが増えています。
      ■         ■
 残念なことに、
 戦争が終わってません
 灯油もガソリンも高いままです。
 物価も電気料金もガス料金も高いままです。
 戦争は終わるどころか、
 パレスチナ自治区ガザで戦争がはじまり、
 中嶋優子先生が涙で訴えてました
 ほんとうに大変なことです。
      ■         ■
 2024年には戦争が終わってほしいです。
 私は来年70歳になります。
 古希です。
 私が元気で働いていれば、札幌美容形成外科は来年、
 開院20周年はたちになります。
 私の父親は70歳の古希だった時は、
 まだ元気で働いていました。
 私も健康に気をつけて働きたいと思っています。
 最後までつたない院長日記を読んでいただきありがとうございます。
 ご声援に感謝しております。

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医学講座

2023年_はじめて喪主になりました

 今日は2023年12月30日(土)です。
 札幌美容形成外科は今日が最終診療日です。
 お正月は4日(木)までお休みです。
 2023年は大変な年でした。
 母親が亡くなりました
 さくらんぼさんがおっしゃる通り、
 父親の時より喪失感が大きいです。
      ■         ■
 父親の葬儀は、亡くなった母親が喪主でした。
 弟と母親が相談して決めてくれました。
 私は挨拶だけで、
 大部分は母親が決めてくれました。
 今年は私が喪主になりました。
 人生ではじめての喪主です。
 葬儀場では喪主様と言われ、
 次々といろいろなことを決めました。
      ■         ■
 お花の位置や、
 献花の順番など、
 身内だけでも大変なのに、、、
 大きなお葬式だったらもっと大変だろうと思いました。
 弟と母親の付きそいもしました。
 区役所や年金事務所での手続きもしました。
 医療法人の役員交代もしました。
 年末なのにまだやっていないことがあります。
 2024年は戦争が終わって、
 おだやかな年になってほしいです。
 19:30頃に更新したつもりが【更新】ボタンを押し忘れていました。なっちゅんさんに教えていただきました。申し訳ございませんでした。

2023年11月10日の北海道新聞

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医学講座

暗証番号なし顔認証マイナンバーカード

 今日は2023年12月29日(金)です。 
 今年はクリニックの運営でも大変な年でした。
 一番大変だったのが、
 マイナ保険証でした。
 私は導入するつもりはありませんでした。
 国の強引な政策によって、
 保険証廃止が決められ、
 マイナ受付がないと保険診療ができなくなります。
 仕方がなく導入しました。
      ■         ■
 暗証番号がいらない顔認証マイナンバーカードを道新の記事で知りました。
 あなたの静岡新聞の記事です。
 【顔認証マイナカード】医療現場にさらなる混乱も
 使途限定、DXに逆行 政策分析ネットワーク上席フェロー 竹田忠
 暗証番号が要らない「顔認証マイナンバーカード」の申請受け付けが15日、全国の自治体で始まった。
 「ただでさえ複雑で分かりにくいマイナンバー制度でまた新しいカードが出てきた。ポイントがもらえるのか?」と思われるかもしれないが、そうではない。暗証番号を設定する必要がない一方、使い道がマイナ保険証と身元確認に限定されるカードだ。
 岸田文雄首相は予定通り来年秋に現行の健康保険証を廃止し、マイナ保険証に一本化する方針を正式に表明した。しかし認知症患者や高齢者施設などからマイナカードに必要な暗証番号の管理を懸念する声が出ており、暗証番号なしのカードを作ることになった。
 外見は通常のカードとほぼ同じだが、追記欄に「顔認証」と記載される。医療機関の窓口で読み取り機によって顔認証するか、目視で確認する。
 課題は三つある。第一に、デジタルトランスフォーメーション(DX)に逆行する点だ。
 新たなカードでは、暗証番号が必要なオンラインでの行政手続きができない。DXの中核であるマイナポータルを使った給付金の手続きや年金・医療費の確認もできず、住民票などのコンビニ交付も利用できない。
 発行の対象者を絞るべきだが、政府は希望すれば誰でも取得でき、通常のカードからも切り替えが可能だとしている。
 二つ目の課題としては、マイナ保険証に一本化した後も、保険証機能を持つ仕組みが6種類併存することになる。
 ①通常のマイナ保険証 ②顔認証マイナカード ③マイナ保険証を持たない人のための「資格確認書」 ④マイナ保険証が使えない医療機関で使う「資格情報のお知らせ」 ⑤オンライン資格確認ができない場合に保険診療を受けるための「被保険者資格申立書」 ⑥現行の保険証(廃止後も1年間の猶予期間あり)―の6種類だ。患者も医療機関の窓口も混乱しかねない。
 その結果、制度の複雑さについていけない人や弱い立場にある人が医療を受けにくくなることが懸念される。これが三つ目の課題だ。
 本来は取得が任意であるはずのマイナカードのために、紙の保険証1枚で誰でも安心して医療が受けられるという国民皆保険がしわ寄せを受けることになってしまう。
 ではどうすべきか。三つの課題は全て現行の保険証の廃止を延期すれば済む話だ。そもそもマイナカードの取得率は11月末で72.8%だが、マイナ保険証の利用率は4.49%(10月)と6カ月連続で低下。個人情報のひも付け誤りなどの総点検を政府は終了したが、マイナ保険証への不安は簡単には払拭されていないと見るべきだろう。
 デジタル庁が掲げる「誰一人取り残されないデジタル化」を進めるためには、不安を抱く人を切って捨てるようなことがあってはならない。「デジタルファースト」ではなく「国民ファースト」の姿勢が望まれる。
   ×   ×   
 たけだ・ただし 1958年北九州市生まれ。早稲田大卒。1983年NHK入局。経済部記者、解説委員を経て2023年9月から現職。2013年のマイナンバー法成立に始まる制度の導入当初から取材。

政策分析ネットワーク上席フェロー 竹田忠さん
(以上、あなたの静岡新聞より引用)

      ■         ■
 私は知りませんでした。
 暗証番号なしで使えるのは便利なようですが、
 医療機関の窓口で読み取り機によって顔認証するか、
 目視で確認する

 …というのが問題です。
 マイナカード読み取り機は、
 iPhoneなどの顔認証よりおバカです。
      ■         ■
 ちゃんと写真が写っているのに、
 認識しないことがあります
 本間賢一さんですね?
 …を医療機関の職員がするのは大変です。
 朝の混雑した外来窓口で、 
 こっちもエラー、
 あっちもエラーじゃ仕事になりません。
 2024年12月3日からどうなることやらです。

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医学講座

クマの駆除停滞鮮明_ハンターの負担軽減が鍵

 今日は2023年12月28日(木)です。
 年末なので札幌美容形成外科は手術をしています。
 今日の北海道新聞の記事です。
 昨日のクマ指定管理鳥獣へ_保護から転換に関連する記事です。
 2022年度捕殺数統計 問題クマの駆除停滞鮮明 ハンターの負担軽減が鍵
 道が27日に発表した2022年度のヒグマ捕殺数の統計からは、クマによる農業被害が拡大しているにもかかわらず、問題を起こす個体の駆除が滞っている実態が浮かんだ。クマの捕獲を担えるハンターの減少が影響したとみられ、2022年度の捕殺頭数は2021年度から100頭余り減った。道内のハンターや自治体は局面打開には、国が捕獲活動を支援する「指定管理鳥獣」へのクマ類の追加指定が不可欠との見方を強めている。
 釧路管内標茶、厚岸両町で牛66頭を襲い、2023年7月に駆除された雄グマ「オソ18」。最初の被害が報告された2019年7月以降、北海道猟友会標茶支部は被害が出るたび、熟練ハンター5、6人が中心となって地域の巡回に当たってきた。
 「オソは夜しか動かないと分かっていても、夜間は(法規制があるため)発砲できない。日の出から日没まで延々と巡回せざるを得ず、何年も振り回された」。後藤勲支部長(80)はそう振り返る。
減る猟友会員
 自治体から出動手当が支給されたが、移動に使う車の燃料費高騰などで「赤字」だった。仕事を抱える若手会員に連日の出動を求めることもできなかった。「猟友会のボランティア頼みの捕獲活動では、いつか立ち行かなくなる」。オソ18を追う日々の中、後藤支部長はそう感じていた。
 クマの捕獲を担うハンターは減り続けている。2022年度の道猟友会の会員数は5361人で、この40年で4分の1近くまで減った。高齢化で会員が減少する中、担い手が育っていないことが主因で、道猟友会札幌支部の奥田邦博支部長(58)は「ハンターになっても負担が重く、半分くらいが辞めてしまう」と説明する。
 27日発表の道のまとめでは、2022年度の捕殺頭数が2021年度比10%減の940頭だったのに対し、農業被害額は2億7100万円と過去最多を更新した。クマの捕獲を担うハンターがこのまま減り続ければ、被害はさらに拡大しかねない。
 こうした厳しい状況下で、道内のハンターや自治体が注目するのが、環境省が26日から検討を本格化させたクマ類の指定管理鳥獣への追加指定の行方だ。
交付金に期待
 指定管理鳥獣は農産物や生活環境などに被害を与える有害鳥獣を指定し、捕獲に取り組む都道府県を交付金で支援する制度。クマが指定されれば、交付金を使ってハンターなどへの経済的支援を充実させることができるほか、オソ18の対策ではできなかった夜間の猟銃使用も可能になる。
 道自然環境局の竹本広幸局長は26日、環境省で開かれたクマ類の保護と管理に関する検討会で、ハンター不足に直面する道内の状況を説明。人身事故が多発している状況も踏まえ「従来型の捕獲では対応できなくなっている」と語り、クマを早期に追加指定するよう重ねて訴えた。
 道内自治体も追加指定への期待を高める。旭川市ではクマによる農作物被害の増加を受け、電気柵や監視カメラの設置を増やしており、市環境総務課は「装備費がかさんでいる。捕獲活動以外の被害防止策にも交付金の使途を広げてくれれば助かる」と話す。
 道央の60代男性ハンターによると、2年ほど前まで1発千円以下だった銃弾代は現在1300円まで高騰した。男性はクマ駆除の担い手確保に向けて訴える。「交付金でハンターへの支援を手厚くしてほしい」(竹田菜七、岩崎志帆)

(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 道新の記事にあった、
 2022年度の道猟友会の会員数は5361人で、
 この40年で4分の1近くまで減った

 これは大変なことです。
 農業被害額は2億7100万円と過去最多
 私はさくらんぼさんの果樹園が野生動物の被害にあうたびに、
 狩猟免許を取って山形に行きたい気持ちです。
 鈴木直道北海道知事にクマ退治を積極的にしてほしいです。
 北海道新聞社がヒグマ問題を取り上げてくださり感謝いたします。
 クマは危険です

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