院長の休日
大雨特別警報2014
札幌市に大雨特別警報が出て、
一部地域に避難勧告が出ました。
昨日は曇りながら、
まずまずのお天気でした。
休診日だったので、
私は、お墓に、
ラベンダーの草取りに行きました。
草取はできて、
夕方も雨は降っていませんでした。
■ ■
午前0時を過ぎた頃から、
雷の音がして、
雨がぱらぱら降ってきました。
気がついてみると、
札幌市内から見て、
南の方角にたくさん稲妻が光っていました。
■ ■
眠っていると、
午前3時を過ぎた頃に、
iPhoneから聞きなれない音がしました。
何度も鳴るので、
見に行ってみると、
なんと!
札幌市が避難勧告を出していました。
外を見ると雨は降っていましたが、
避難するほどではなさそうでした。
■ ■
今朝起きてみても、
それほど強い雨はありません。
TVを見て驚きました。
濁流で、
道路が流されていました。
札幌でも、
南の方です。
札幌駅周辺は大丈夫です。
JRが止まっています。
■ ■
札幌は、
北の端と、
南の端では、
天候が違います。
南側は山が多く、
北側は海に近い地形です。
冬に雪が多いのが北区。
南区の倍近くあることもあります。
■ ■
大雨の被害は、
TVでしかわかりません。
幸い、
札幌市中心部は大丈夫です。
河川の増水で、
被害が出ないことを祈っています。
札幌市内の小中学校は臨時休校です。
札幌美容形成外科は、
明日は通常通り診療を行います。
医療問題
【医療等の状況】書きにくい理由
学校でけがをした時に書く
【医療等の状況】は書きにくい書類です。
手術が終わって、
病棟で患者さんを診て、
疲れて外来へ行って、
一番見たくない書類が、
【医療等の状況】でした。
■ ■
独立行政法人日本スポーツ振興センターの理事長さんは、
河野一郎さんという方です。
1973年東京医科歯科大学医学部卒業。
筑波大学講師、助教授を経て、
1999年より筑波大学教授。
2001年、日本オリンピック委員会理事に就任。
医師免許を持ったお医者さんです。
■ ■
私よりは年配の先生ですが、
おそらく、
手術が終わった後で、
疲れた身体で、
外来で書類書きはしたことがないと思います。
教授クラスの偉い先生は、
医療等の状況は書きません。
■ ■
病院によっては、
医事課で処理してくれるところもあるようです。
ただ、
証明欄に印鑑を押すのは、
最終的には医師の責任になります。
給付金額を決定するのに、
【診療報酬請求点数】が必要で、
その金額から給付額が決定されるからです。
■ ■
この書類が面倒なのは、
保険外診療や学校の管理下と関係のない傷病(虫歯など)について同時に治療を受けた場合は、その分の点数を除いて記入してください。
…と書かれているからです。
私たちが虫歯を治療することはありません。
ただ、
アトピー性皮膚炎で通院している患者さんが、
学校でやけどをして来院することはあります。
■ ■
保険請求に使うレセプトには、
アトピーの治療費も、
やけど(熱傷)の治療費もいっしょに記載されます。
現在、医療機関で使われている、
レセコンといわれるシステムで、
アトピーと、
やけどを、
別々に計算するシステムはありません。
■ ■
交通事故や労災は、
請求先が違うので、
まだ計算することはできます。
それでも、
医事課の職員がいない夜の外来では、
点数を分けることが難しいです。
開業医も同じです。
再診した際に、
やけどとアトピーを同時に診た場合、
再診料はどちらで計算するかという指針がありません。
■ ■
理事長の河野一郎さんは、
そんなことはご存知ないと思います。
医師免許を持った先生が理事長さんです。
レセプトから、
保険外診療や学校の管理下と関係のない傷病(虫歯など)について同時に治療を受けた場合は、その分の点数を除いて記入してください。
…がどんなに面倒な作業か、
ご自分で計算みるといいと思います。
■ ■
失礼ながら河野先生は、
おそらくレセコンの操作も、
電子カルテの操作もできないと、
私は想像します。
もし河野一郎先生がどこの病院でも
この作業が簡単にできたら、
私は素直に謝ります。
手間ひま時間がかかる無駄な書類は、
今すぐに廃止して欲しいです。
関係省庁はすぐに対応してください。
医療問題
学校でのけがと書類
私は1980年に医師免許を取得し、
34年間医師をしています。
勤務医時代が20年以上ありました。
病院勤務の医師は過重労働です。
子どもといっしょに晩ご飯は、
週に1~2回あればいいところでした。
お医者さんの奥さんは、
一人で子育てをしたと言われます。
■ ■
勤務医にとってしんどいのが、
書類書きです。
手術記録や診療記録を書くのは、
医師としての義務であり、
しっかりと記録を書かなければ、
自分のためにも、
患者さんのためにもなりません。
■ ■
面倒なのが、
損害保険会社に出す書類や、
後遺障害診断書の類です。
【簡単には書けません】
手術が終わって…
明かりが消えた外来へ行くと、
机の上に書類が山積みになっていることが…
よくありました。
■ ■
こんな書類はなくてもいいのに
…と思う書類も何種類かありました。
一番私が嫌いだった書類は、
学校安全会
「医療等の状況」
…という書類です。
学校でけがをした子どもさんの保護者が、
保健室の先生からもらってくる書類です。
■ ■
この「医療等の状況」
…という書類が、
昭和35年5月20日
日医発第31号
日本医師会長から都道府県医師会長あて
…という一通の文書のため、
無料で交付している医療機関が大部分です。
■ ■
今から半世紀も前の協定です。
還暦の私ですら小学校入学前です。
その時の合意をもとに、
先生、(ただで)書いてください。
…と言われます。
法律的な根拠はないので、
文書料を請求するのは医療機関の自由です。
■ ■
学校安全会という会は、
今は独立行政法人日本スポーツ振興センターになりました。
その独立行政法人で、
学校からお金を集めて、
けがをした子どもさんに給付しています。
昭和35年と今では、
医療システムも大きく変わりました。
■ ■
医療機関では、
診療内容を詳しく記載した明細書をお渡ししています。
けがの治療にかかった点数(料金)もわかります。
はっきり言って、
「医療等の状況」
…が無くても、
給付金額の算定はできます。
■ ■
独立行政法人日本スポーツ振興センターも変わって、
オンラインで請求ができるようです。
けがをした子どもさんの親が、
一日でも早くお金をもらえるように、
手間ひま時間がかかる無駄な書類は、
今すぐに廃止して欲しいです。
関係省庁はすぐに対応してください。
院長の休日
還暦を迎えました
今日、無事に還暦を迎えることができました。
赤いちゃんちゃんこと帽子は、
義母と娘が作ってくれました。
元気で還暦を迎えられたことに感謝し、
これからも働きたいと思っています。
60歳からの人生への私の思いです。
■ ■
院長日記の中で私が好きな文章です。
平成21年4月1日の朝日新聞朝刊に
伊集院静さんが書かれました。
サントリーの広告です。
ともに生きるためにあるか
新社会人おめでとう。
君は今春、どんな仕事に就いただろうか。どんな仕事、職場であれ、
そこが君の出発点だ。
今、世界は経験したことのない不況にある。金を儲けるだけが、自分だけが富を得ようとする仕事が愚かなことだと知っていたはずなのに、暴走した。なぜ止められなかったのか。それは仕事の真の価値を見失っていたからだ。人を騙す。弱い立場の人を見捨てる。自分だけよければいい。それらは人間の生き方ではないと同時に仕事をなす上でもあってはならないことだ。仕事は人が生きる証しだ、と私は考える。働くことは生きることであり、働く中には喜び、哀しみ、生きている実感がたしかにある。
だから出発の今、真の仕事、生き方とは何かを問おう。
その仕事は卑しくないか。
その仕事は利己のみにならないか。
その仕事はより多くの人をゆたかにできるか。
その仕事はともに生きるためにあるか。
今何より大切なのはともに生きるスピリットではなかろうか。一人でできることには限界がある。誰かとともになら困難なものに立ちむかい克服できるはずだ。会社とは、職場とはともに働き、生きる家である。仕事は長く厳しいが、いつか誇りと品格を得る時が必ずくる。笑ってうなずく時のために、新社会人の今夜はともに祝おう。
その日のために、皆で、ハイボールで乾杯。
その日のために、皆で乾杯。
伊集院 静
(以上、朝日新聞の広告より引用)
新社会人になったつもりで、
皆様のご支援に感謝し、
これからもがんばって仕事をして参ります。

医学講座
ケロイド治療最前線2014
9月3日と4日の日本美容外科学会で、
一番感銘を受けたのが、
日本医大形成外科准教授、
小川令先生の講演でした。
教育講演でも、
特別講演でもなく、
お昼のランチョンセミナーでした。
とても勉強になりました。
■ ■
はじめて小川先生の発表をお聞きしたのは、
2011年7月の、
第3回日本創傷外科学会でした。
今年4月に長崎で開催された、
第57回日本形成外科学会でも発表をお聞きし、
今年7月に札幌で開催された
第120回日本美容外科学会学術集会でも感動しました。
■ ■
ランチョンセミナーでお聞きした小川先生の講演で、
私たちがケロイド体質と呼んでいる、
遺伝的な体質について、
遺伝子レベルの解析が進んだことを知りました。
高血圧との関係も知りました。
妊娠で悪化することも知りました。
放射線治療や、
レーザー治療を、
どのようにすると効果的かを知りました。
■ ■
まだまだ難しいケロイド治療です。
日本医大形成外科の、
メカノバイオロジー・メカノセラピー研究室からは、
素晴らしい論文がたくさん出ています。
私が生きているうちに、
ケロイドが治せるようになると思いました。
小川令先生の研究に期待しています。
ケロイドで困っている人は、
日本医大形成外科の小川令先生を受診してください。
医学講座
第37回日本美容外科学会(東京)⑤
2014年日本美容外科学会総会シリーズの最後です。
『切らない美容外科』
…の話題が多かった今年の学会です。
やはり私たちは外科医なので、
メスで切る美容外科が好きです。
今年の学会で一番楽しかった演題です。
■ ■
シンポジウム10
目頭切開の修正術
―蒙古ヒダを作る―
座長:土井秀明先生(こまちクリニック)
…が一番私にとって興味深いシンポジウムでした。
目頭を切られすぎた患者さんの修正です。
■ ■
①蒙古ヒダ形成を伴う目頭切開後の修正について
医療法人社団十二会_東京イセアクリニック銀座院
三苫葉子
②逆Z法による蒙古襞形成
ヴェリテクリニック
福田慶三
③変形目頭の再建―とくに蒙古襞の再建について―
冨士森形成外科医院
冨士森良輔、冨士森英之、外岡真紀
④Shark Fin Flap(仮称)による蒙古ヒダ作成術
医療法人杏皇会_こまちクリニック
土井秀明
⑤追加発言
名古屋形成クリニック
上 敏明
■ ■
参考になったのが、
こまちクリニック土井先生の発表でした。
Shark Fin Flap
フカひれ皮弁
…とでも言うような、
下眼瞼からの皮弁で再建する方法です。
すごい変形でも、
みごとに治っていました。
■ ■
この土井先生の、
Shark Fin Flap
…に、
冨士森先生が、
小町皮弁
Komachi Flap
…と命名してくださいました。
私たちの仲間では小町フラップに決まり!
これが形成外科のおもしろいところです。
■ ■
目頭を切られすぎて困っている人は、
大阪のこまちクリニックです。
京橋駅からすぐです。
後世に残る再建法になります。
土井先生には、
韓国や中国より先に、
PRSでKomachi_Flapを発表していただきたいです。
医学講座
第37回日本美容外科学会(東京)④
今回の第37回日本美容外科学会では、
11のシンポジウムが企画されました。
学会2日目9:00からのシンポジウム4はPRPです。
自分の血から採った血小板を注射して、
シワを取ったり若返りをする治療です。
b-FGFが入ったフィブラストスプレーを混ぜると、
劇的な効果が出ます。
■ ■
このフィブラストスプレーを混ぜることについて、
積極的に治療をすすめる先生と、
私のように超慎重で、
今のところ絶対にしないという医師がいます。
良い結果だけを見ると、
実にすごいと思います。
問題なのは、
注射後に予想以上に膨らんでしまったり、
『しこり』が残る方がいることです。
■ ■
膨らんでしまった方を、
【簡単】に治す方法がありません。
これが慎重派が使わない理由です。
b-FGFを入れるか入れないか?
入れたものを使うのだったら、
患者さんにはどう説明して、
副作用にはどう対処するのか?
学会として結論が出ることを期待していました。
■ ■
残念なことですが、
今回の学会でも結論は出ませんでした。
でも、
とても良い発表がありました。
福岡の飯尾礼美先生のご発表です。
PRP+bFGF注入治療の副作用に関する検討
飯尾形成外科クリニック
飯尾礼美
■ ■
飯尾先生は、
2008年5月から6年間で、
1000例以上の治療をされました。
主な副作用は、
注入後のふくらみです。
添加するbFGFの濃度が濃いと、
副作用が発現する率が高いそうです。
先生ご自身の額に注射して、
注入後にどのような変化が出たか、
電子顕微鏡まで使って見せてくださいました。
■ ■
はっきり言って、
飯尾先生なら
安全に
慎重に
注射してくださると感じました。
膨らんだ部分を、
形成外科で切除することもあると思います。
飯尾先生によると、
出血や腫れが多いそうです。
■ ■
私のところにもbFGF注射後の相談が来ます。
申し訳ありませんが、
注射してもらったクリニックに相談してください。
当院では治療できません。
…と回答しています。
責任を持って治せないからです。
bFGFを使った治療を受けたい人や
後遺障害で困っている人には、
福岡の飯尾形成外科をおすすめします。
信頼できる先生です。
医学講座
第37回日本美容外科学会(東京)③
今回の学会会場は、
東京ドームのお隣、
東京ドームホテルです。
地下一階をほぼ貸切です。
3会場に分かれています。
コンパクトでいい会場です。
私が聞いたのは、
目に関する発表です。
■ ■
韓国から、
お二人の先生がいらしてくださり、
眼瞼下垂症の講演をしてくださいました。
①李鎭鎬美容外科クリニック
李鎭鎬Jinho Lee先生
Ptosis correction in 3 partial incision double fold eyelid operation
3部分切開式二重瞼術での眼瞼下垂矯正
②順天郷大学成形外科教授
Yong Bae Kim先生
Double fold and ptosis surgery according to ligamentous anatomy of upper eyelid
腱膜解剖に沿った重瞼と眼瞼下垂手術
■ ■
どちらの先生も経験豊富な先生です。
李先生が開業医、
金先生が大学教授です。
李先生は、
東京警察病院に留学されたことがあり、
日本語で発表されました。
■ ■
驚いたことに、
李先生に小切開による重瞼術を教えてくださったのが、
おっぱいで有名な南雲吉則先生のお父様、
南雲吉和先生でした。
李先生は、
南雲先生にいただいた、
慈心妙手
…と書かれた色紙を見せてくださいました。
■ ■
日本人も韓国人も、
ほぼ同じ形の目をしています。
日本の技術が韓国で成長して、
また日本に伝承されます。
隣人とは仲良くすべきです。
李先生のご発表は、
近日中に米国形成外科学会誌PRSに掲載されます。
実にすごいことです。
■ ■
李先生の講演の要点は、
上眼瞼に3箇所の小切開を加え、
その小さな穴から脂肪を切除し、
挙筋腱膜とミューラー筋を瞼板に固定し、
下垂を改善し、
自然な二重を作るというものです。
■ ■
韓国の有名な人気女性グループの、
手術前、
手術後、
…と思われる写真を、
(ネットから引用したようですが…)
紹介されていました。
韓国では整形することは、
別に隠すべきことではないようです。
■ ■
順天郷大学成形外科教授の金先生のご発表も素晴らしかったです。
挙筋腱膜や、
ミューラー筋だけではなく、
その上方にある靭帯まで剥離して固定することで、
どうしても開かない目を、
自然に開くようにしていらっしゃいました。
とても勉強になりました。
■ ■
また金先生によると、
韓国には形成外科出身の美容外科医が約2000人、
形成外科出身でない美容外科医が約8000人いるそうです。
中国からの医療ツアーで、
韓国に来るお客さんを目当てに大きな美容外科ができて、
そこで発生するトラブルも増えているそうです。
韓国の美容外科事情も大変なようです。
続きはまた明日以降に書きます。
医学講座
第37回日本美容外科学会(東京)②
今日の東京は晴れです。
雲も見えますが、
降水確率は10%です。
学会で気になるのがお天気です。
恩師の大浦武彦先生は、
晴れ男です。
数多くの学会を札幌で開催されましたが、
雨の記憶はありません。
大浦先生が美容外科学会を開催された23年前とは、
美容外科も変わりました。
■ ■
今日から2日間の学会では、
美容外科学会ですが、
メスを使わない、
『切らない美容外科』のテーマが多いです。
征矢野会長のご挨拶に、
私が初めて注入による治療を始めたのは、1984年のウシ由来コラーゲン(Zyderm)の治験を大学の形成外科で担当したときです。
開業してからも注入による治療がメインになっておりますが、当時はこのような非手術療法である注入による治療がここまで拡大してゆくとは思いませんでした。
今では、世界的にも非手術療法が半数以上を占めるようになってきたようです。時々海外の学会に参加しておりますが、企業展示を見渡すと、注入剤製造や販売の会社や、レーザー光治療の装置の会社また外用薬の会社などが大きなブースを確保して、派手なパフォーマンスで注目を集めています。
われわれ美容外科医師は手術療法も勿論ですが、非手術療法に関しても精通していかなければいけないと思っております。
■ ■
私も征矢野先生も、
ウシコラーゲンの臨床試験の担当をしました。
当時の厚生省から認可をいただきましたが、
国が認めた承認条件には、
美容目的には使用しないこと
…と明記されていました。
外傷による陥凹変形などの治療に用いることがが認可されただけです。
■ ■
日本でいろいろな美容医療機器、
ヒアルロン酸などの注入材料が進歩しないのは、
こうした国の姿勢が原因です。
ちまたにあふれているのは、
未承認品が圧倒的に多いです。
安全安心な美容医療のためには、
承認までの期間を短縮するとか、
手続きを変える必要があります。
■ ■
今日は朝から征矢野会長の、
会長講演がありました。
学会初日の発表で、
いきなり会長講演はすごいです。
もっと驚いたのは、
会場の壇上で、
注射の実演があったことです。
■ ■
私は数多くの学会に参加しましたが、
初日の一番最初に、
会長自ら実演ははじめてでした。
4人のボランティアの女性患者さんがいらっしゃいました。
お見受けしたところ、、、
♡征矢野先生の大ファン♡。
…だと感じました。
■ ■
先生の学会だもの、、、
♡私たち協力しちゃいます♡
…と壇上でコラーゲンやヒアルロン酸の注射を受けていらっしゃいました。
小さなハンディカメラで、
実によく映っていました。
征矢野先生は、
ヒアルロン酸も使われますが、
コラーゲンを上手にお使いでした。
さすが30年以上のキャリアは違いました。
他にも興味深い発表がたくさんありました。
続きは明日以降に書きます。
医学講座
第37回日本美容外科学会(東京)①
明日(9月3日)から、
第37回日本美容外科学会が開催されます。
会長は、
神田美容外科院長の、
征矢野進一先生(そやのしんいち先生)です。
コラーゲン注入剤やヒアルロン酸など、
注入治療の第一人者です。
■ ■
私がはじめて征矢野先生とお会いしたのは、
今から30年前、
日航ジャンボ機の墜落事故の時でした。
第一印象は、
東京大学に、
こんなに、
ハンサム(今でいうイケメン)の先生がいるんだ!
…でした。
今でも素敵な先生です。
■ ■
女性だけではなく、
男性にも、
天が二物を与えることがあるんだ、
…という驚きでした。
征矢野先生は、
とても気さくな先生で、
失礼ながら、
東大卒という硬い感じはありません。
■ ■
征矢野先生はクリニックの見学にも、
快く応じてくださいます。
海外からも多くの人が見学にいらしています。
会長挨拶のお言葉です。
私は大学卒業後すぐに東大病院形成外科に入局いたしました。
その際の形成外科教授でいらした福田修先生に
「形成外科研修は美容外科を開業するためのステップとしておきたい」
と申し上げたところ、福田先生は快く承諾くださいました。
大学病院での9年間の研修の後、
1988年に神田にて現在の診療所を開設し、
現在に至ります。
■ ■
私とほぼ同年代の征矢野先生が開催される、
第37回日本美容外科学会、
実り多い学会になると思います。
今日は診療を早めに終了して、
東京へ向います。
明日から2日間勉強してきます。