医学講座

第38回日本熱傷学会①

 第38回日本熱傷学会で東京に来ています。
 美容外科学会が終わって…
 札幌へ帰って…
 月曜日と火曜日の診療をして…
 水曜日から東京に来ました。
 学会が好きなわけでもありませんが…
 たまたま同じ週に重なりました。
      ■         ■
 日本熱傷学会は、
 形成外科と救急が、
 毎年交替で学会を開催しています。
 昨年の学会長が日本医大形成外科の百束比古教授。
 今年の学会長は杏林大学救急医学の山口芳裕教授です。
 私が医師になった1980年(昭和55年)に…
 札幌で第6回日本熱傷学会が開催されました。
 32年前です。
      ■         ■
 32年前と比べると…
 やけどの治療も変わりました。
 医学が進歩した現在でも、
 治すのが難しいのがやけどです。
 深いやけどを痕(あと)を残さずに治すのは…
 今でも難しいのが現実です。
      ■         ■
 きれいになろうと思って受けた…
 光治療で深いやけどになることもあります。
 美しい女性の顔に、
 やけどのあとが残ることもあります。
 美容整形の先生が…
 どうしてやけどの学会?
 …と疑問に思われるかもしれません。
 やけどの治療を勉強することは、
 傷をきれいに治すことにつながります。
      ■         ■
 まみ子師長さんもいらしています。
 形成外科の先生とお話しするのも勉強になります。
 やけどの学会も楽しいです。
 学会への参加は一日だけですが…
 勉強をして帰ります。
 学会内容のレポートは…
 また明日から書きます。

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医学講座

第100回日本美容外科学会(JSAS)⑤

 私が十仁系の日本美容外科学会(JSAS)に参加させていただいてから、
 今年で約10年になります
 最初に参加した、
 上海の国際学会で発表した時に、
 梅澤文彦先生がようこそと迎えてくださいました。
 その後の10年で…
 美容外科を取り巻く環境も大きく変わりました。
      ■         ■
 価格破壊は美容外科にも押し寄せました。
 100円ショップが増えたように…
 安い美容外科が増えました。
 10年の間に無くなった美容外科もあります。
 その一方で…
 新しく新規開店をしているチェーン店もあります。
 まさに激戦という感じがします。
      ■         ■
 昔から…
 うさんくさい美容外科がありました。
 どこの美容外科がうさんくさくて
 どこの美容外科を信じてもいいのかわかりません。
 学会発表も同じです。
 うさんくさい学会発表は、
 美容外科以外でもあります。
 論文取り下げという記事がそれです。
 うさんくさい美容外科は、
 形成外科系にも非形成外科系にもあります。
 個人の問題だと思います。
      ■         ■
 ある有名な先生が、
 美容外科とか…
 美容皮膚科とか…
 頭に美容の2文字がつくと…
 うさんくさいと思われる…
 …と言われたことがあります。
 私も感じることがあります。
      ■         ■
 100回を迎えた十仁系の日本美容外科学会(JSAS)には、
 何人かの形成外科の先生が参加していらっしゃいました。
 2つの日本美容外科学会を1つにしようと、
 高須克弥先生や新冨芳尚先生がご尽力されています。
 私が感じるのは、
 学会に参加して勉強をする先生は、
 美容外科を真剣に考えて、
 美容外科が大好きな先生です。
      ■         ■
 形成外科出身でも、
 皮膚科出身でも、
 麻酔科出身でも、
 仲良く美容外科をよりよくしたいと考えています
 2つの学会を1つにするのは大変そうです。
 お互いの言い分は理解できますが…
 何とか仲良くお勉強ができる会になってほしいです。

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医学講座

第100回日本美容外科学会(JSAS)④

 日本美容外科学会(JSAS)に参加して、
 良かったことは、
 韓国の先生と仲良くなれたことです。
 5050CLINICのKim先生は、
 自宅にもいらしていただきました。
 私もKim先生のクリニックへ行ったことがあります。
      ■         ■
 今回の第100回日本美容外科学会では、
 Kim先生の特別講演がありました。
 Looking Back on the Basic Techniques in Aesthetic Dermatosurgery (1)
 …というタイトルでした。
 日本語に訳すと…
 美容皮膚外科手術の基本手技①
 私が講演の座長をさせていただきました。
      ■         ■
 Kim先生は、
 1956年7月18日生まれで、
 私より2歳若い先生です。
 韓国で皮膚科専門医を取得された後で、
 日本や米国で美容外科を学ばれました。
 とても勉強熱心な先生です。
      ■         ■
 日本語がとてもお上手です。
 どうやって日本語を勉強したのですか?
 …と伺ったところ、
 毎朝、TVで日本語会話の番組をやっていて、
 それを毎日見て勉強なさったそうです。
 日本の歴史や文化にも私以上に詳しく、
 私より日本中を旅行していらっしゃいます。
      ■         ■
 英語もとてもお上手です。
 私との会話は、
 日本語と英語を混ぜてくださいます。
 Kim先生は、
 2003年から2006年まで、
 韓国で若手医師のために、
 セミナーを開催なさっていました。
      ■         ■
 外国から有名な先生を呼んで、
 講演をして、
 手術を見せていただくという企画です。
 日本からも、
 何人もの先生がKim先生に呼んでいただいています。
 日本人で韓国まで勉強に行った先生もいました。
      ■         ■
 Kim先生の講演の要旨は、
 皮膚科疾患として一番多い、
 ほくろいぼ
 しっかり診断して治療するという、
 皮膚科の基礎が大切である。
 高価なレーザー機器がなくても、
 小さくてよく切れるはさみがあれば、
 大部分のほくろいぼは取れる、
 …という内容の発表でした。
 はさみの使い方も簡単ではありません。
      ■         ■
 美容皮膚科というと、
 高額なレーザー機器を使って、
 魔法のように取れると考えますが、
 何の知識もない先生がすると、
 やけどやケロイドを作るだけで、
 基本的な知識と手技が大切だと強調されました。
 まったくその通りだと思います。
 Kim先生の5050CLINICは信頼できるクリニックです。

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医学講座

第100回日本美容外科学会(JSAS)③

 美容外科が他の診療科と違うところは、
 進歩が早いところです。
 ちょっと学会から遠ざかっていると…
 流行に乗り遅れます。
 新しいものが良いのか悪いのか…?
 副作用は…?
 心配しているときりがありません。
      ■         ■
 第100回日本美容外科学会(JSAS)で、
 高須克弥先生の特別講演、
 若返り手術
 ”Historical Changes in Rejuvenation Surgeries”  
 脂肪吸引の変遷
 ”Historical Changes in Liposuction”
 …がとても印象的でした。
      ■         ■
 どちらの特別講演も、
 動画で編集されていました。
 制限時間内で実にみごとにまとめられていました。
 私は今まで数多くの特別講演を見てきましたが、
 60分とか30分を、
 すべて動画でまとめられたのは、
 高須克弥先生以外に見たことがありません。
      ■         ■
 若返り手術では、
 ご自身が受けた、
 フェイスリフト手術の変遷を…
 すべて動画で見せてくださいました。
 海外の学会で発表された若返り治療を、
 ハードなケミカルピーリングから糸の手術まで、
 真っ先に高須先生自身が実験台となって、
 受けた結果を見せてくださいました。
      ■         ■
 脂肪吸引の変遷は、
 世界中で行われた脂肪吸引を、
 わかりやすくビデオで解説してくださいました。
 婦人科手術の器具を使って、
 世界で最初にフランスで行われた脂肪吸引手術など、
 かなり批判を受けたようです。
 麻酔や手術方法も大きく変わりました。
      ■         ■
 高須克弥先生のすごいところは、
 自分自身が実験台になるところです。
 特別講演の動画には…
 今は亡き奥様のシヅ先生
 心配顔で見ていらっしゃるお姿がありました。
 奥様を愛され、
 ご家族を愛され、
 美容外科を愛している高須克弥先生の特別講演は、
 とても心に残りました。
 高須克弥先生ありがとうございました。

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医学講座

第100回日本美容外科学会(JSAS)②

 日本美容外科学会(JSAS)が、
 形成外科系の日本美容外科学会(JSAPS)と違うのは、
 海外からの参加者です。
 創設者の梅澤文雄先生のお考えで、
 海外の美容外科学会と
 1980年代から学会を共催しています。
      ■         ■
 今年の学会でも、
 韓国、中国、シンガポール、ベトナムなど
 アジア圏の先生がたくさん参加しています。
 目立つのが中国からの先生たちで、
 特に女性の先生が際立っています。
 高須克弥先生と写真を撮っていらっしゃいました。
      ■         ■
 公用語が日本語と英語なので、
 中国の先生のご発表は多くはありませんが、
 数とパワーには圧倒されます。
 高須克弥先生は中国でも有名で、
 先生とご一緒の写真はステータスになります。
 高須先生はお忙しいのに…
 笑顔で写真に入っていらっしゃいます。
      ■         ■
 5月26日(土)には、
 高須先生のライブサージェリーがありました。
 手術は…
 耳の前を切って…
 『たるみ』を取るフェイスリフト。
 ダウンタイムが少ない、
 高須先生オリジナルの手術です。
      ■         ■
 学会のライブサージェリーで、
 惜しげもなく手術を見せてくださる先生に感謝です。
 手術中の様子もわかりました。
 患者さんが安心できるように、
 優しく声をかけながら、
 てきぱきと手術を進めます。
 左右差を確認して…
 微調整もなさっていらっしゃいました。
      ■         ■
 ライブサージェーリーでは、
 先生の細やかな心遣いまでわかります。
 ビデオ画像も以前の学会と比較してとても鮮明になりました。
 高須先生の年齢を感じさせない…
 手術風景でした。
 今日の高須先生の特別講演もすばらしかったです。
 座長の保科先生が言われたように、
 高須先生が美容外科の発展に貢献されたご功績は、
 長く歴史に残るものです。
 とても勉強になりました。
 心から感謝していますありがとうございました。  

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医学講座

第100回日本美容外科学会(JSAS)①

 第100回日本美容外科学会で東京に来ています。
 JSASは十仁系学会と呼ばれています。
 十仁病院の梅澤文彦先生が、
 第100回の会長です。
 昨年、開催予定でしたが、
 東日本大震災で一年延期となりました。
      ■         ■
 この学会は、
 韓国の第24回大韓美容外科学会、
 中国の第9回東方美容外科学会との、
 共同開催です。
 韓国からも先生がいらしています。
 下の写真は、
 韓国の5050CLINICのKim先生と
 高須克弥先生です。
      ■         ■
 高須先生から、
 さくらんぼさんに、
 美味しいものをたくさん送っていただき
 ありがとうございました
 とお伝えくださいと
 メッセージをいただきました。
 学会の内容は、
 明日以降にお知らせします。

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医学講座

第13回キャンデラユーザーズミーティング⑤

 第13回キャンデラユーザーズミーティングの印象に残った発表です。
 太田母斑などの眼球上色素斑のレーザー治療
 あまきクリニック小林正弘先生
 小林先生は、
 慶応義塾大学看護医療学部教授です。
 レーザー治療に詳しい先生です。
      ■         ■
 座長の東海大学形成外科教授、
 宮坂宗男先生が、
 『私たちが治したくても治せなかった眼球の色素斑』
 …と表現された…
 白目が黒くなる病気を…
 とてもキレイに治していらっしゃいました。
      ■         ■
 レーザー治療を担当されたのは、
 あまきクリニック
 院長:味木 幸(あまきさち)先生です。
 味木先生は慶応大学ご出身。
 眼科専門医です。
 お話しを伺って…
 すばらしい先生だと感じました。
      ■         ■
 HPに書かれていた文章を引用します。
  太田母斑の治療は、レーザー機器の進歩に伴い、皮膚上の色素斑に関しては、ほぼ満足のできるところまで治療することが可能になりました。しかし、眼球上の色素斑については、これまで治療することができずそのままの状態となっていました。
 当クリニックでは、2006年より、形成外科と眼科の協力により、太田母斑などの眼球上の色素斑の治療を行っており、良好な結果を得ています。
 日本形成外科学会誌、2011年4月号に、治療方法・結果の概要を報告致しました。
 また、太田母斑以外の眼球上(結膜、上強膜、強膜)の色素斑に関しても治療可能なものがあります。詳細は、お問い合わせ下さい。
      ■         ■
 形成外科学会誌に掲載された論文を読んだ時には、
 こんな治療もできるようになったんだ
 という印象を持った程度でした。
 私の質問に答えてくださった、
 味木先生の回答から、
 すばらしい先生と感じました。
 白目が黒くて困っている人は、
 あまき先生に相談してください。
 自社製品の治療ではないのに、
 すばらしい講演を企画してくださったキャンデラ社に感謝し敬意を表します。

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医学講座

第13回キャンデラユーザーズミーティング④

 今年のユーザーズミーティングで、
 一番聞きたかったのが、
 みやた形成外科
 宮田成章先生の発表、
 既存の治療概念を打破する多機能型炭酸ガスレーザー「CO2RE」
 です。
 期待通り、既存の治療概念を打破してくれました
      ■         ■
 宮田成章先生は、
 このレーザーの開発段階から、
 メーカーの担当者と検討を重ねていらっしゃいます
 昨年のご発表より、
 格段に進歩しています。
 すごいと思ったのは、
 リストカットの傷です。
      ■         ■
 私たち形成外科医は、
 救急医療の現場で…
 多くのリストカットを治療します。
 私が経験した中には…
 皮膚や腱(けん)だけではなく…
 太い神経まで切れてしまっていて…
 顕微鏡で神経縫合をした人までいました。
      ■         ■
 困るのが…
 無数の細い傷が…
 手首から…
 肘までの広い範囲に…
 植物のひげ根のようにある人です。
 若い女性に多いです。
      ■         ■
 消すことはできません。
 手術で目立たなくするのも…
 とても難しいです。
 傷あとの治療は、
 健康保険の対象となりません。
 社会復帰のさまたげになることもあります。
      ■         ■
 娘の腕にできた傷を見て…
 落胆と失望を隠せない…
 ご両親も何人も見ました。
 宮田先生のたゆまぬ研究と技術で…
 消すことはできないものの…
 かなり目立たなくできるようになりました。
      ■         ■
 私が学会で見る限り…
 他社のCO2フラクショナルレーザーより、
 キャンデラ社の
 CO2REこあつーは優れています。
 申し訳ございませんが、
 札幌美容形成外科にはありません。
 リストカットの傷で困っている人は、
 みやた形成外科
 宮田成章先生に相談なさってください。

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医学講座

第13回キャンデラユーザーズミーティング③

 キャンデラ社のレーザー機器は優れています。
 厚生労働省の医療承認を得て、
 日本で正式に認められた機器もあります。
 そんな優秀なレーザーでもトラブルはあります。
 毎年、真剣に検討を重ねています。
      ■         ■
 今年も、
 渋谷美容外科クリニック横浜院
 松田秀則先生
 レーザー脱毛 トラブル症例から学ぶ
 硬毛化対策を中心に
 というご発表がありました。
      ■         ■
 松田先生は1989年香川医科大学医学部卒業。
 日本形成外科専門医です。
 国際形成外科学会賞受賞
 日本美容皮膚科学会特別賞受賞
 輝かしい経歴の先生です。
 日本ではじめてPRP療法を発表された先生です。
      ■         ■
 優れた機器を使って、
 優秀なスタッフが脱毛をしても、
 硬毛化(こうもうか)と呼ばれる現象が起こることがあります。
 硬くなるというより、少し太くなります。
 ピルを内服している女性や、
 男性に起こりやすいと言われています。
      ■         ■
 全身に起こるのではなく、
 男性の肩から上腕、背中。
 女性のうなじやフェイスラインに起こりやすいことが、
 経験上知られています。
 硬毛化しやすいタイプの毛の人がいます。
      ■         ■
 細い毛が密集していて、
 ぐるぐると渦を巻いているような人です。
 患者さんの訴えは、
 脱毛をしたのに
 毛が濃くなった
 …というものです。
      ■         ■
 松田先生の渋谷美容外科では、
 特別に工夫した照射方法で、
 硬毛化を防いでいます。
 生じた硬毛を治療しています。
 とても勉強になりました。
 結論は、
 硬毛化した毛もレーザーで治すです。
      ■         ■
 ここからは【本間説】です。
 松田先生の発表内容とは関係ありません。
 硬毛化(こうもうか)が起こる人は、
 毛が多い人です。
 起こる部位は、
 肩の近くで皮膚が厚いところです。
 皮下の血管は多くありません。
      ■         ■
 あまり栄養がない土に、
 芝生の種を密集して蒔いたとします。
 細いほそい芽が…
 密集して生えてきます。
 これが脱毛前の毛の状態です。
 この密集した芽を…
 適当に間引くと残りが育ちます。
      ■         ■
 つまり…
 皮膚が厚い肩や上腕に…
 渦を巻くほど生えている毛は、
 血流がそれほどよくないので、
 太く育ちません。
 密集して渦を巻いて、
 素肌が見えないほど生えています。
      ■         ■
 レーザー治療で脱毛をすると…
 適当に間引かれることになります。
 残った毛が生えて来ると…
 以前より太くなって…
 悪くなったように見えます
 ここで中断すると目立ったままです。
      ■         ■
 へこたれずに治療を繰り返すことで
 憎い毛を焼いて退治することができます
 札幌美容形成外科で以前経験した硬毛化は、
 育毛剤が原因でした。
 キャンデラ社の方にも見ていただきました。
 体毛が太くなる育毛剤を止めて、
 レーザー治療を継続して快くなっています。
 女性のフェイスラインも同じです。
 あきらめずに適切な治療を続けることです

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医学講座

第13回キャンデラユーザーズミーティング②

 毎年楽しみにしているのが、
 みやた形成外科
 宮田成章先生の発表です。
 宮田成章先生は、
 私が札幌医大に在籍中、
 市立室蘭総合病院の形成外科医長でした。
      ■         ■
 市立室蘭総合病院形成外科で、
 キャンデラ社のレーザー機器を使用したのが、
 先生のレーザーとの出会いだったと、
 今回のご発表でも述べられていました。
 先生のご経歴によると、
 平成9年(1997年)11月に
 市立室蘭総合病院形成外科医長に就任されています。
      ■         ■
 15年間に、
 レーザー機器は大きく進歩しました。
 勉強熱心な宮田先生は、
 15年間で日本の第一人者に出世されました。
 大変立派なことです。
 誰にでも真似ができることではありません。
      ■         ■
 今年の研究会でも2つの講演をしてくださいました。
 講演③シミの治療:美に対する見た目の患者満足度
 ~美容・形成外科医としての経験から~
 宮田先生はすばらしい先生です。
 治療結果も私たちが見てもExcellent最高です。
 そんな先生でも苦労していらっしゃいます。
      ■         ■
 ご自身のブログに書かれています
 シミはレーザーで簡単に取れるイメージがあると思います。
 色んなクリニックのホームページを見ると、
 レーザーですぐ取れてしまうと書かれていますが、
 実際にはそうではありません。
 シミ治療というのは非常に奥が深いのです。
      ■         ■
 昨日の川端康浩先生
 宮田成章先生も強調されていました。
 レーザー照射後の自己管理が大切です。
 どんなに優れたレーザー機器を使って…
 最高の技術で治療しても…
 治療後のケアーをしっかりしないと…
 何の効果も得られません。
 レーザーは魔法の機器ではありません
 お金を無駄にしないためにも、
 しっかりと自己管理をしてください。

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