院長の休日
キムチの違い
韓国で必ず出されるのが、
ご存知キムチです。
学会では2日間お弁当が出ました。
お弁当の入れ物は、
日本と同じ黒い平らなお弁当箱でした。
そのお弁当に、味噌汁と、
ミネラルウォーターがついていました。
この組み合わせは日本に似ています。
違うのは、お箸が金属製でシルバー。
重量感もありました。
■ ■
お弁当の中身も違いました。
白いご飯は同じです。
ご飯の味も、同じでした。
決定的に違うのが、おかず。
写真に撮ってこなかったのが残念ですが…
2日間とも、
かなりの量のキムチが入っていました。
韓国の先生は、
まずキムチにお箸を伸ばしていました。
■ ■
和食だったら、赤い梅干とか、
漬物が入っている感覚でしょうか?
とにかく、韓国の人はキムチが好きです。
日本の代表的なお弁当は?
幕の内弁当ですか?
松花堂(しょうかどう)弁当ですか?
どのお弁当にも
共通した食材が入ることはありませんね。
■ ■
キムチの他には、
玉子焼きが入っていたり、
エビフライが入っていました。
この辺は日本と似ていました。
決定的に違ったのが、
キムチの辛さでした。
私はどちらかというと…
お腹が弱いほうなので…
辛いものは苦手です。
■ ■
家内が辛いもの好きなので、
キムチはよく買っています。
私もキムチは好きですが、
食べても少量です。
家内は明太子も大好きです。
私も明太子が好きです。
明太子はキムチより食べられます。
それは辛さが適当だからです。
■ ■
本間家でよく買っているのが、
北日本フードさんのキムチです。
北海道のスーパーで
一番売れているキムチだそうです。
韓国のキムチは、
この食べ慣れたキムチの何倍も辛いのです。
最初は美味しいのですが、
すぐに口の中が火事になります。
私の口には、
日本製キムチが合っているようです。
日本のキムチにはリンゴが入っているそうです。
だから日本人に合うのでしょうか?

北日本フードHPより
院長の休日
1円の節約は1円の利益
私は日曜日も仕事です。
日曜日も早く起きます。
TBS系で7:30からの
がっちりマンデーを楽しみにしています。
今日の、がっちりは、
イー・モバイルの千本倖生会長でした。
元々はNTTの社員でした。
海外と比べて格段に高いNTTの市外通話料金に疑問を抱き、
僕がやったら通話料金を安くできると、
NTTを退社
1984年、DDIを設立した方です。
おかげで市外通話料金は大幅に下がりました。
■ ■
今日のがっちりで印象に残った言葉。
1円の節約は1円の利益
例えば、社内で使うコピー。
白黒コピーは1枚2.3円
カラーコピーは1枚16円
社内資料は、カラーコピー禁止。
しかも白黒コピーを
4分割の両面印刷にしていました。
■ ■
1~2枚では差がでませんが、
普通なら8枚使うコピーを、
4分割の両面印刷で1枚で済ます。
これだけで7枚分の計16円(1枚分2.3円)の節約。
コピーを100人に配ると考えると、
1600円以上の節約になるという論理です。
会議の資料などは、
年間に数え切れないほどになります。
■ ■
資料を作成すると、
その資料の保管・廃棄にもお金がかかります。
実は、医療機関では、
資料の個人情報管理、保管、廃棄が
一番問題になります。
さすが、通話料金革命を起こされた、
千本倖生会長の節約哲学はすごいと思いました。
■ ■
番組の最後に会長のお言葉がありました。
いっぱい失敗してますよ。
だけど、そのときに失敗したことが、
次のときにすごいラッキーな事として
経験で返ってくることがあるんですよね。
だから、番組を観ている若い人たちに言いたいのは、
人生ですごい失敗をするじゃないですか、
そのときに失敗したということを
もう100%ダメだと思わないことですよね。
■ ■
僕らだって、かなり深刻な失敗をした。
でも、その失敗をしたことが
5年7年経ってみて、
あのときの失敗が実は
今の成功のきっかけだったとわかる。
繋がっているんです。
だから、失敗したときのネガティブことだけを見て
人生を生きちゃダメですよ。
もうダメだと思って自暴自棄なことをしちゃいけない。
失敗しても諦めず、
とにかく耐えるんです
■ ■
日曜日の朝から、
いいお話しを伺いました。
手術に失敗は許されませんが、
私の人生も失敗だらけです。
今日のがっちりをお聴きして、
会長の書かれた、
「挑戦する経営」千本倖生の起業哲学
を読んでみたい気持ちになりました。
未分類
ニトリの株価
世界中で株安が続いています。
日本の優良企業と言われた、
トヨタ
ソニー
などの超有名企業も、
軒並み株価が下落しています。
私は株はやりませんが、
株価はたまに見ています。
世の中の流れがわかるからです。
■ ■
ニトリ
7,480(2008/12/5)
2,720(2004/1/5)
トヨタ
2,650(2008/12/5)
8,350(2007/2/27)
ソニー
1,717(2008/12/4)
6,300(2008/1/10)
株価を見ると、
北海道生まれのニトリが、
トヨタやソニーと完全に逆転です。
■ ■
ニトリファンの私としては、
ほんとうに嬉しい限りです。
ニトリの似鳥昭雄社長に心から敬意を表します。
この大不況の中で、
株価が最高値を更新しています。
ほんとうに、すごいことだと思います。
今年は曜日の関係で、
北海学園大学のニトリ講座を受講できませんでした。
■ ■
昨年まで、
3年間北海学園大学で受講させていただきました。
とても勉強になりました。
ニトリのバックボーンは、
似鳥昭雄社長の夢とロマンです。
日本の暮らしを豊かにして
お客様に喜んでいただく
私は苦しい時には、
似鳥昭雄社長の顔を思い浮かべます。
私など、似鳥社長の足もとにもおよびませんが、
一人でも多くのお客様に喜んでいただけるように、
明日もがんばりたいと思っています。
札幌美容形成外科も
お値段以上を目指しています!
医療問題
医学書のコピー
あまり名誉なことではありませんが、
韓国や中国へ行くと、
ブランド物のコピー商品を売っています。
日本からの出国審査の後で、
税関が
コピー商品と本物を比べて展示しています。
私が見ても、どちらがコピーで本物だか?
さっぱりわかりません。
■ ■
韓国や中国でも、
国の規制が厳しくなり、
コピー商品の工場が摘発されたり、
販売者が捕まって、
少しずつ、少なくなっているそうです。
私自身は、
靴もカバンも日本製。
何年も同じものを…
穴が開くまで使っています。
その方が、使いやすく楽だからです。
■ ■
韓国の学会へ、
日本から行った、
ヴェリテクリニックの福田先生が、
セレクト美容塾・眼瞼という本を書かれています。
2006年4月に
克誠堂出版(こくせいどうしゅっぱん)から出版されました。
美容外科医の間でベストセラーとなり、
初版1,000部はすぐに売り切れたそうです。
この本の韓国語翻訳版が、
学会会場で売っていました。
■ ■
この本は、純然たる医学書です。
カラー写真がたくさん掲載されているので、
素人の方が読まれても、
内容の一部は理解できます。
美容外科でよくある、
いわゆる‘宣伝のための本’ではありません。
学術的な価値も高いと思います。
私は、福田先生と克誠堂出版が、
韓国語訳を出されたと思いました。
■ ■
福田先生がおっしゃるには、
何の許可も同意もなく、
韓国でコピーされて、
ハングルに翻訳されて、
出版されたと話されていました。
福田先生は会場で(英語で)
この本の改訂版が来年発売され、
その中には新しい手術法が記載されています。
と言われていました。
第2版も、
無断で翻訳・出版されるかもしれません。
ちょっと残念ですが、
これが厳しい現実です。

医学講座
韓国土産
私はショッピングの趣味もなく、
ブランド物にも興味がありません。
せっかく韓国へ行って、
ウォンが安いまたとないチャンスなのに…
買い物には行きませんでした。
日本からは、
韓国の免税品店めぐりツアーが大人気。
有名なロッテ免税品店は、
ほぼ100%が日本人だそうです。
■ ■
韓国では、本を買ってきました。
残念ながら、ハングルは読めないので、
英文の教科書を買いました。
Asian Blepharoplasty and the Eyelid Crease
というタイトルです。
著者は、
William Pai-Dei Chen先生という、
眼形成外科がご専門の先生です。
ロサンゼルス(Los Angeles)のクリニックは
ロングビーチ(LONG BEACH)にあるようです。
■ ■
西洋人と東洋人では、
眼の構造がまったく違います。
骨の造りもちがいます。
医学は米国が発達していますが、
西洋人の目にする手術を、
そのまま東洋人にすると、
とんでもないことになる場合があります。
女優さんや俳優さんが、
米国で整形手術を受けた?
という話しを聞くことがあります。
■ ■
よほど東洋人に慣れた先生がするとか?
日系2世、3世の先生。
韓国系米国人の先生。
など東洋人の先生に受けなければ、
何のために米国まで行って?
ということにもなりかねません。
私は細かい技術では、
日本は米国にも負けないと思います。
■ ■
私が英文の教科書を買うのは、
技術の勉強も、もちろんありますが、
教科書に書かれた英語表現を学ぶためです。
韓国で発表する時はもちろん英語です。
NHKのビジネス英会話で鍛えていても、
専門的な医学用語や言い回しは、
やはり専門書を読むに限ります。
医学を志している学生さん。
研修中の若い先生は、
英文論文や英文教科書を読む練習を、
学生時代から身につけるとよいと思います。

院長の休日
想い出の唄
弁護士の高橋智(さとる)先生の日記
Sammy’sダイアリーに
先生の想い出の唄
柴田まゆみの「白いページの中に」が
掲載されていました。
狭い真駒内団地の一室で、
両親の寝息(というよりイビキ)を聞きながら、
カーテンで仕切られた狭い空間で、
イヤホーンを耳に突っ込みながら、
勉強していた
この文章を読んだだけで
先生のお人柄が理解できます。
■ ■
私の想い出の唄は、
札幌西高校2年生の時に開催された、
札幌オリンピックの唄、
虹と雪のバラードです。
トワ・エ・モワのお二人が
歌っていました。
キレイなハーモニーが印象的です。
当時の札幌は、オリンピックを契機として、
大きく変わりました。
田中角栄さんが内閣総理大臣になった時代です。
私は西区八軒のボロ家に住んでいました。
高2の私の成績では、
医学部は夢のまた夢でした。
■ ■
そんな時代によく流れていたのが
「虹と雪のバラード」でした。
この曲を作詞なさったのが、
札幌医大整形外科初代教授の
河邨文一郎(かわむらぶんいちろう)先生でした。
作曲は荒井由実さんをデビューさせた
アルファレコードの村井邦彦さんです。
(作曲家のことは、この日記を書くために調べました)
■ ■
虹の地平を 歩み出て
影たちが近づく 手をとりあって
町ができる 美しい町が
あふれる旗 叫び そして唄
ぼくらは呼ぶ あふれる夢に
あの星たちの あいだに
眠っている 北の空に
きみの名を呼ぶ オリンピックと
■ ■
雪の炎に ゆらめいて
影たちが飛び去る ナイフのように
空がのこる まっ青な空が
あれは夢? ちから? それとも恋
ぼくらは書く いのちのかぎり
いま太陽の 真下に
生れかわる サッポロの地に
きみの名を書く オリンピックと
生れかわる サッポロの地に
きみの名を書く オリンピックと
■ ■
河邨文一郎先生は、
私が卒業する当時は、
まだ札幌医大整形外科の教授で、
附属病院長でした。
講義で下肢延長術の話しなさったことを…
なんとなく覚えています。
河邨先生の下で
整形外科の講師をなさっていらしたのが、
作家の渡辺淳一先生です。
■ ■
浪人時代によく渡辺先生の本を読みました。
初期の渡辺先生の作品は、
最近とは違って…
医師の世界を書いたものが多かったためです。
1970年代は…
日本もいまよりずっと貧しい時代でした。
私も明日はどうなるかわからない…時代でした。
毎日、必死に勉強していました。
明日の保障はありませんでしたが、
今より夢の多い時代だったように思います。
今でもこの虹と雪のバラードを聴くと、
札幌オリンピックの懐かしい時代を想い出します。
医学講座
made in Japan
韓国や中国の先生と話していて気付くことは、
日本製品に対する、高い信頼性です。
カメラなどの光学製品は、
韓国の先生も中国の先生も、
日本製を使っていらっしゃいます。
日本のレクサスなどの乗用車は、
韓国人のあこがれだそうです。
(韓国の大部分の乗用車は韓国製です)
■ ■
美容外科の分野では、
韓国や中国が著しく伸びています。
学会場で目につくのが、
中国の女性の先生です。
とにかくすごいパワーです。
簡単にできると思われるような、
手術や治療に興味があるようです。
韓国の女性の先生には、
座長(学会の司会者)をするような、
大学教授の先生もいらっしゃいます。
■ ■
どの先生とお話ししても、
日本製品は品質が高く、
付加価値が高いものが多いと、
日本を褒めてくださいます。
これは、私たちがドイツの製品や、
スイスの時計に抱くイメージと
共通しているのでしょう。
私はバッグなどのブランド物については…
よく知りませんが、
ヨーロッパの製品に人気があるのと同じですね。
■ ■
医学の分野でも、
日本が韓国や中国に負けないためには、
高品質で日本人にしかできないような、
手術とか治療を研究する必要があると思います。
学会の懇親会で、
美味しい食事や果物が出ました。
でも、さくらんぼさんの
ラ・フランスやリンゴのような、
飛び切り美味しい果物は、ありませんでした。
■ ■
日本でしかできない、
高品質の手術や、
高品質の果物を作りましょう。
外国もいいですが、
帰国して…
『日本はいい国だなぁ~』と思うのが、
外国へ行く、もう一つのメリットだと思います。
メドインジャパンは最高です。

学会会場です

学会会場のレクサス

学会会場のベンツ
医学講座
発表内容
今日、無事に韓国から帰国いたしました。
HPでも掲載許可をいただいた方がいらっしゃいます。
せっかくの機会ですから、発表内容をご紹介いたします。
私が得意とする手術は、
手術用顕微鏡を使った目の手術です。
日本では形成外科出身の先生を中心として、
眼の形成外科手術に顕微鏡を使います。
先日も日本形成外科学会誌に、
関西の先生が論文を書かれていました。
■ ■
私たち形成外科医は…
顕微鏡を使って、
細い血管を縫合する手術をします。
私の目は、
まだ老眼鏡無しで新聞を読めます。
その上、手術用顕微鏡を使うと
高齢になっても手術ができるくらい…
よく見えます。
■ ■
私の手術の特徴は、
最低の侵襲で最高の結果を得る技術です。
つまり、なるべく切るところを少なくし、
手術後の腫れや内出血を少なくします。
腫れや内出血が少ないと、
手術後の痛みも少なく、
より短い時間で社会復帰ができます。
‘なんちゃって美容外科医’の先生や、
経験が少ない先生には、
絶対にできない手術です。
■ ■
眼瞼下垂症手術は、
どこの病院やクリニックで受けても、
同じではありません。
形成外科専門医を持っていても…
残念ながら…
上手に手術ができない先生もいます。
もちろん、私が手術をしても、
全員が100%満足していただいているとは?
思っておりません。
たまに、お叱りを受けることもあります。
それだけ難しい手術です。
■ ■
韓国の先生が、
大学教授でもない私を、
わざわざ招待してくださるのは…
国際学会で、
以前に発表した内容を見てくださり、
私を評価してくださったからです。
医師として…
研究者として…
これほど嬉しいことはありません。
私の技術が、
私が死んだ後も残ります。
また、もっと発展させてくださることも期待できます。
これが韓国まで行って発表する理由です。
■ ■
今回、写真を使うことを許可してくださった方です。
ほんとうにありがとうございました。

まぶたが重く、夕方になると疲れます。
肩こりが強くマッサージにも通っています
睫毛で瞳孔縁が隠れています

手術直後です
腫れや内出血はわずかです

手術直後です

手術7日後です

手術17日後です

まぶたが下がってものが見えません
手術前です

皮膚も切除したので
腫れが残っています
手術一ヵ月後です

手術3年後です
医学講座
発表が終わりました
ソウルで開催された、
第12回国際鼻形成外科ワークショップでの発表が
11月29日に無事に終わりました。
この学会は、
韓国のInha大学耳鼻科教授のJang先生と
ソウルの ShimmianクリニックのJung先生が
開催されている学会です。
今年で12回目になります。
鼻形成外科の学会ですが、
眼の形成外科やフェイスリフトなどの発表もあります。
■ ■
私はこの学会に招待されて、
手術用顕微鏡を使った、
目頭切開手術と
眼瞼下垂症手術の
講演を行いました。
手術用顕微鏡を使った形成手術は、
まだあまり普及していないため、
私の発表の時は皆さん居眠りすることもなく、
熱心に聴いてくださいました。
■ ■
学会の公用語は韓国語と英語です。
同時通訳がついて、
韓国語で発表した演題は英語に、
英語は韓国語に通訳してくれます。
参加者のうち、半数以上は、
韓国以外の国の先生でした。
一番多かったのが中国の先生。
その他、台湾、フィリピン、シンガポール、
オーストラリアなどの先生が参加しました。
■ ■
日本から参加したのは、
私の他に、
ヴェリテクリニックの福田慶三(ふくたけいぞう)先生
アネシス美容外科の水野力(みずのつとむ)先生
銀座みゆき通り美容外科の水谷和則(みずたにかずのり)先生
でした。
私の発表の後で、
中国の先生や韓国の先生から、
お褒めの言葉をいただきました。
自分で言うのも変ですが、
発表は(大)成功でした。
■ ■
夜は、懇親会の後で、
会長のJung先生と5050クリニックのKim先生が、
ご馳走してくださいました。
Jung先生は51歳で、
元耳鼻科の教授をなさっていらした先生です。
PRSという米国形成外科学会誌に論文を書かれ、
鼻形成外科の本も書かれている先生です。
51歳で日本語教室に毎日通われ、
一日50分の講義を受けていると伺いました。
■ ■
Jung先生は鼻の手術に関して、
間違いなく世界のトップクラスです。
韓国国内だけではなく、
中国からも患者さんがいらっしゃいます。
日本人の患者さんもいらっしゃるそうです。
中国人の先生もクリニックにいらっしゃいます。
医療技術に国境がないことを、
あらためて痛感しました。
学会で写真を使うことを承諾してくださった皆さまに
心から感謝いたします。

Jung先生と日本からの参加者

Jung先生、Kim先生、韓国、中国の先生と
未分類
韓国に着きました
スライドとビデオはようやく完成し、
無事に韓国へ着きました。
さくらんぼさん
函館の看護師さん
読者の皆さま
ご心配をおかけし、申し訳ございませんでした。
疲れていたので、飛行機の中では爆睡していました。
韓国ファンの家内も一緒に来ました。
前の学会では、APTOSの実演を一緒に見てもらい、
カーボメッドの時は自分で試していました。
■ ■
新千歳空港からの大韓航空は、
比較的すいていました。
乗客は韓国の方の方が多い印象でした。
子どもまで、韓国語を話しているのを聞いて…
やはり、外国へ行くのだななぁ~と思いました。
先日の新聞で、
韓国の通貨ウォンが安くなり、
年末などは飛行機が取れないほど…
人気があるという記事を読みました。
■ ■
世の中は不景気で物が売れないのに…
韓国まで買い物ツアーに行く人がいるのかなぁ…
と不思議に思いましたが、
インチョン国際空港に着いて、
1万円をウォンに両替して気づきました。
前回は2006年5月25日に来ました。
その時は、1万円が81,200ウォンでした。
今回は、1万円が145,000ウォンです。
その差は、何と1.78倍です。
■ ■
学会が目的なのですが、
韓国から器械を輸入するなら、
今がチャンスかもしれません。
韓国も経済危機で景気が悪いそうです。
世界中が大変なんだと実感しました。
インチョン国際空港から、
お迎えの車でご一緒になったのが、
中国からの先生でした。
■ ■
先生のご専門は形成外科で、
唇裂の鼻の手術について講演なさるそうです。
ソウルまでの車中で約1時間、
いろいろな話しをしました。
中国でも景気が悪く大変だということ。
形成外科の話しから、
中国製品の話しまで楽しく時間が過ぎました。
■ ■
学会へ来る楽しみは、
学問の習得もありますが、
世界中の同業者との会話です。
車中や懇親会で親しくなることも
たくさんあります。
今回招待してくださったJung先生とも、
上海であった国際学会で知り合いました。
■ ■
中国の先生と話すのも、
韓国の先生と話すのも英語です。
韓国に来るたびに…
ハングルが読めて…
韓国語が少しでもわかったらなぁ…
と思います。
家内と韓国語講座に通ったのですが、
ものの見事に忘れています。
語学は若いうちに習得すべきです。