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税の電子申告親切な手引を
平成20年7月13日、朝日新聞朝刊、
声の欄への投稿記事です。
税の電子申告
親切な手引を
無職 藤村義雄(埼玉県杉戸町70)
「税務署、電子申告水増し」(7月10日朝刊)を読み、
今年はじめて電子申告をした時の
苦い経験を思い出しました。
パソコンを使っての申告操作の後、
税務署から
「送信されたデータを受け付けました」
とのメールを受け取り、
この文言で申告書の提出が済んだと理解して、
銀行の現全自動出入機から
納税額を振り込みました。
■ ■
ところが、5月に入って税務署から
「確定申告書が提出されていない」
旨の知らせがありました。
「最後の確認の操作がされなかったために
未受理の扱いで、
納付されたお金は
所得税であるとは確認できない」
というのです。
■ ■
結果として
電子申告による最高5千円の
控除を受けられなかっただけでなく、
未申告として
追徴金2万円余りを納めました。
このシステムは煩雑で
理解に苦しむ操作が必要なうえ、
受理されなかったことが
分かるような案内もありません。
■ ■
申告操作ミスの場合、
少なくとも初回は
追徴対象としないという配慮が
必要ではないでしょうか。
不服の場合には
申し出よとのことですが、
不満ながらも追徴に従い、
来年からは、
また手書きに戻ろうと思っています。
(以上、朝日新聞より引用)
■ ■
本当にお気の毒なお話しです。
国税局は多額の広告宣伝費を使って、
電子申告を普及させようとしてます。
私は、今年、電子申告をしました。
PCの操作には慣れているつもりですが、
私でも申告に1時間以上かかりました。
■ ■
私の家は、光回線が入っています。
通信速度も早い方だと思います。
PCはメール送信や、
こうして日記を書くのに使っています。
何不自由なく毎日PCを使っていますが、
電子申告は正直なところ疲れました。
■ ■
税のシステムを理解していないと、
そもそも電子申告は難しいと思います。
また、ファイルの送信にも時間がかかります。
申告用ソフトの更新があるため、
その度にダウンロードの時間がかかります。
まだまだ、発展途上というのが、
正直な感想です。
■ ■
それなのに、国税局が作ったポスターには、
‘税務署らしくない’、
可愛らしい緑のロゴまで作って、
いかにも‘簡単便利な’電子申告、
というイメージを‘売り’にしています。
■ ■
私は、税務署に文句を言いました。
e-Taxの広告は誤解を招く、
誇大広告だと!
税務署の担当者ですら、
自分でe-Taxで申告をしていませんでした。
担当者に‘あなたの親にできるか?’
と尋ねたねたところ、
正直なところ無理だろうと返答されました。
■ ■
公正取引委員会に文句を言って、
誇大広告を改善してもらいたいくらいです。
電子申告は、
銀行のネットバンキングと
同じ感覚で、やろうとすると、
必ず失敗します。
もし電子申告をするのなら、
最初は税務署へ行って、
税務署の担当者についてもらって、
申告をすることをおすすめします。
決して簡単ではありません!
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Gatewayのサポート
私はPCをよく使います。
今、この日記を書いているのが、
GatewayのPCです。
昨日、クリニックのGatewayの電源コードが
ちょっとした拍子に抜けました。
電気の火花がバシバシといい、
嫌な予感がすると…
再起動しません。
困りました…
■ ■
GatewayのHPを見ました。
なんと、チャットによるサポートがありました。
必要事項を入力すると、
しばらくして、お助けマン(ウーマン?)が
さっそうと、チャットに出てくださいました。
仕事をしながら、
クラッシュしたのとは別のPCで…
お助けマンに呼びかけました。
■ ■
一度にどの程度のサポートを
フォローしていらっしゃるのか?
私にはわかりませんが、
ものの見事に、
解決策を見つけてくださいました。
本当に助かりました。
クラッシュしたPCは無事に復活。
わずかに時間が狂っていただけでした。
■ ■
以前はSONYのVAIOを好んで使っていました。
ところが、SONYのサポートは電話回線だけ。
夜間は当然お休み。
そのサポート電話も、
なかなかつながりませんでした。
ようやくつながって…
サポートのお兄さんと‘運良く’お話しできても、
なかなか解決できませんでした。
■ ■
一度はサポートのお兄さんと、
喧嘩になったこともありました。
説明書にもハードディスク増設が書かれていて、
購入した店(今はない大塚商会)で、
購入時に増設したハードディスクがついていました。
SONYでは、
そのハードディスクがついていると…
サポートできないので、
ハードディスクを外して送るように指示しました。
■ ■
内蔵増設ハードディスクを外すなんて、
私には簡単にできません。
そのハードディスクが故障の原因となっている
可能性もあります。
結局、そのVAIOは
DEPOツクモ札幌店で修理していただきました。
それから、VAIOややめて
GatewayやeMachinesを購入しています。
札幌美容形成外科でも、
できる限り、お客様サポートをしています。
時にはお叱りを受けることもありますが、
年中無休でメール相談も受け付けています。
医療問題
難解な医者の言葉
平成20年7月8日、朝日新聞朝刊の記事です。
わかりますか?
「予後6ヵ月」
医師の言葉にメス
■ ■
「予後(よご)は6ヵ月です」
「腫瘍(しゅよう)マーカーが下がったので、
化学療法(かがくりょうほう)が効いている」。
医師に説明された言葉を、
あなたは、
どこまで理解できますか。
国立国語研究所(東京都立川市)が、
患者が分かりづらい
医師の言葉100語を選んだ。
来春までに、
言い換えや
分かりやすく伝えるための指針をまとめる。
■ ■
理解しづらい医学の専門用語に選ばれたのは、
予後のほか、
QOL(生活の質)、
寛解(かんかい)、
合併症(がっぺいしょう)、
浸潤(しんじゅん)など。
■ ■
国語研が行った市民アンケートで、
医療・福祉分野の言い換えの要望が高かった。
これを受け、
昨秋、
杉戸清樹所長を委員長に、
医師やコミュニケーション学の研究者ら24人で
「病院の言葉」委員会を設置。
「よく使われるのに、
患者が分かりづらい」
100語を選んだ。
■ ■
これらの言葉について、
診療上の重要度や患者らの理解の難しさ、
実際の使われ方を、
医師3千人、
看護師・薬剤師1280人に尋ねた。
■ ■
それぞれ650人、
995人からの回答を分析すると、
「必要度が高いのに、とても難しい」
とされた言葉に
「HbA1c」
「予後」
「ステロイド」
などが浮かんだ。
ただ、
言い換えや説明なしで使っている医師は、
この3語で
6%、
10%、
23%いた。
■ ■
委員会は、
患者・家族に説明する際、
「どんな用語が
理解してもらうのに難しいと感じたのか」も、
内科、外科、産婦人科、小児科の
医師300人に尋ねた。
その結果、
様々な混乱が起きていることが分かった。
■ ■
たとえば、
白血病などで症状が
一時的または継続的に
消えた状態を示す寛解を、
治ったととらえられた
▽治療することで起こりうる合併症を
ミスと思われた――。
■ ■
こうした状況に、
委員の稲葉一人・中京大法科大学院教授は
「専門用語の言い換えの問題ではなく、
インフォームド・コンセント
(十分な説明と同意)
自体が問われている」と指摘。
委員会は、
分かりやすく伝えるための
具体的な工夫を提案する。
100語はホームページ
(http://www.kokken.go.jp/)に掲載しており、
今後の検討内容なども公開していく。
田中牧郎・国語研言語問題グループ長は
「患者が、なじみのない医学用語を理解するのは難しい。
専門家が分かりやすく伝える工夫をする必要がある。
その手引きにしたい」と話す。(小西宏)
■ ■
■分かりづらいとされた言葉の例
●予後(よご)
病気やけがが、どうなるかの見通し、
ただし、内容は、余命のことなのか、
機能の回復なのかなど、病気や傷害によって異なる。
●腫瘍(しゅよう)マーカー
がんの変化を把握する目印の一つ。
がんの中には、
そのがんが特徴的に作り出し、
血液中に出てくる物資がある。
それを目印にすれぱ、
抗がん剤の効き目の目安にしたり、
再発を疑ったりできるなど経過観察に役立つ。
●化学療法(かがくりょうほう)
もともと感染症を化学物質で治療することを意味していたが、
今は主に抗がん剤治療のことをいう。
●寛解(かんかい)
症状が消えていたり、
好転していたりする状態。
血液がんなどの治療でよく使われるが、
再発もあるため、
「完治|とは意味が異なる。
●浸潤(しんじゅん)
がんなどの細胞がまわりの組織に入り込んだり、
壊したりしている様子。
病気の広がりを示していることが多い。
●HbA1c(ヘモグロピンエーワンシー)
平均的な血糖値を反映する指標。
糖分が多いと増え、
糖尿病の診断や管理の目安になる。
(以上、朝日新聞より引用)
■ ■
確かに、わかりずらい言葉がたくさんあります。
でも、下に出した100の言葉のうち、
高校までの生物で習う言葉もたくさんあります。
たとえば、インフルエンザって知らない人がいます…?
インフルエンザをどう言い換えるのでしょうか?
日本語に直して、
流行性感冒ですか?
■ ■
ウイルスもそうです。
病毒というのが、
日本細菌学会が
Virusを最初に翻訳した日本語です。
ウイルスも細菌も中学校までに習います。
このままの方が混乱しない言葉が、
たくさんあるように思います。
■ ■
‘わかりやすい言葉’で説明することは大切です。
私は、先輩から、
患者さん(相手)のレベルに合わせて
話すように教えられました。
子どもには、子どもがわかりやすいように。
医療関係者には、
少し難解な言葉でもより専門的に。
相手の立場に立って話すようにしています。
■ ■
わかりにくい言葉はたくさんあります。
そもそも、
インフォームドコンセントなんて言葉がわかりません。
しっかり、十分に説明をして、同意を得ると
わかりやすい言葉にすべきです。
世の中には、わかりにくい言葉がたくさんあります。
ワンセグって何?
82歳になる私の父は知らないと思います。
■ ■
医者の言葉を、理解することも大切だと思います。
私は、
HbA1c(ヘモグロピンエーワンシー)は、
言い換えない方がいいと思います。
外国へ行っても
HbA1c=5.0
と書けば、外国の先生は理解してくれます。
医者の言葉がわかるようになると、
医学論文を読んでも理解できるようになります。
下の100の言葉のうち、
私はいくつも???と思う言葉がありました。
国立国語研究所の先生に、
もう少し考えていただきたいと思いました。
■ ■
■患者が分かりづらい言葉100語
悪性腫瘍、悪性リンパ腫、イレウス、インスリン、院内感染、インフォームドコンセント、インフルエンザ、ウイルス、鬱血(うっけつ)、鬱病(うつびょう)、壊死(えし)、エビデンス、炎症、黄疸(おうだん)、介護老人保健施設、ガイドライン、潰瘍(かいよう)、化学療法、かかりつけ医、合併症、カテーテル、川崎病、癌、寛解、肝硬変、間質性肺炎、緩和(かんわ)ケア、既往歴(きおうれき)、狭窄(きょうさく)、狭心症(きょうしんしょう)、虚血性心疾患(きょけつせいしんしっかん)、クオリティーオプライフ、クリニカルパス、グループホーム、ケアプラン、血栓、血糖、抗癌剤、膠原病、抗生剤、抗体、誤嚥(ごえん)、コンプライアンス、集学的治療、重篤(じゅうとく)、腫瘍(しゅよう)、腫瘍マーカー、ショック、自律神経失調症、心筋梗塞、浸潤、振戦、腎不全、髄膜炎、ステロイド、生検、セカンドオピニオン、喘息、譫妄(せんもう)、塞栓(そくせん)、尊厳死(そんげんし)、ターミナルケア、対症療法、耐性、治験、統合失調症、糖尿病、動脈硬化、頓服(とんぷく)、肉腫(にくしゅ)、熱中症、ネフローゼ症候群、脳死、ノロウイルス、敗血症、肺水腫、白血病、日和見感染(ひよりみかんせん)、貧血、副作用、プライマリーケア、ホスピス、ポリープ、慢性腎不全、メタボリックシンドローム、免疫(めんえき)、予後、リスク、臨床試験、レシピエント、ADL(日常生活動作)、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、CT(コンピューター断層撮影)、DIC(播種性血管内凝固症候群)、EBM(根拠に基づいた医療)、HbA1c(血糖レペルの判定値)、MRI(磁気共鳴断層撮影)、MRSA(メチシリン耐性黄色プドウ球菌)、PET(陽電子放射断層撮影)、QOL(生活の質)
(以上、朝日新聞より引用)
医学講座
ラップ療法の問題点
昨日(平成20年7月12日)、
日本形成外科学会、
北海道東北支部学術集会が開かれました。
日本形成外科学会には、
毎年春に行われる、学術集会、
秋に行われる、基礎学術集会、
その他、各地方単位で行われる、
通称‘地方会’があります。
■ ■
北海道と東北は、同じ一つの支部です。
地理的に近いので、同じ支部になっています。
ところが、札幌⇔仙台でしたら、
飛行機の便数もある程度ありますが、
岩手(花巻)
弘前(青森)
福島(福島)
は、札幌⇔東京よりも不便です。
■ ■
ですから、
北海道は北海道だけで
東北は東北だけで地方会をしています。
年に一度だけ、
北海道と東北が合同で地方会を開催します。
一年ごとに、北海道と東北で交代でしています。
今年は札幌なので、
来年は東北で開催されます。
■ ■
昨日の学会で、
ラップ療法の問題点が議論になりました。
外傷(ケガ)や熱傷(ヤケド)の患者さんに、
サランラップを巻いて治す方法を、
推奨している先生がいらっしゃいます。
われわれの間では、
ラップ療法と呼ばれています。
昨日、学会で発表されたのは、
形成外科以外の先生が、
熱傷(ヤケド)の患者さんに、
サランラップを巻いて治療し、
悪化してしまった症例でした。
■ ■
熱傷(ヤケド)は一番身近な外傷です。
日本熱傷学会には熱傷専門医制度があります。
熱傷専門医でなくても、
誰でもヤケドの治療はできます。
ところが…
キレイに早く治せるかどうかが
専門医の腕の見せどころになります。
ヤケドには、先日もお話ししたように、
深さによる違いがあります。
■ ■
ある程度、深いヤケドはアトが残ります。
手術が必要になることもあります。
できるだけ、手術をしないで、
キレイに痛くなく治すには、
コツもポイントもあります。
初期治療という、
最初の治療がうまくできないと、
後遺障害を残します。
■ ■
ラップ療法のすべてが悪いのではありません。
どんなに素晴らしい器械や薬にも、
副作用があります。
使い方を誤ると、
とんでもないことになります。
私が申し上げたいのは、
ヤケドにサランラップを巻いたら、
それだけで治りますというのは…
大きな誤りです。
■ ■
昨日の学会で出された症例(4例)は
いずれも、サランラップを巻いていた部位に、
感染を生じて、
キズが深くなってしまっていました。
最初から別の治療を受けていれば、
もっと早く治ったのに…
と残念に思いました。
札幌市内でヤケドの治療が上手なところは、
時計台記念病院、
形成外科・創傷治療センターです。
私も昔、形成外科メモリアル病院の時代に勤務しました。
困っていらっしゃる方は、こちらでご相談ください。
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10年目のお礼
平成20年7月12日、
朝日新聞朝刊-声-の欄への投稿です。
10年前の手術
お礼され感激
心臓外科医
泉本浩史(秋田市51)
■ ■
「先生、私を覚えていますか。
先生に手術していただき、
こんなに元気です」。
先月末、
通院する盛岡市内の医院で、
初老の女性に話しかけられ、
びっくりした。
これまで5、6千人の手術に携わったが、
意外にそれぞれを覚えている。
■ ■
約10年前、
手術後の脳出血から手足がまひ、
失語症になった方だ。
私は、
予後を心配していた。
横浜で療養後、
レストランの裏方として働くほどに快復。
■ ■
今は古里に帰り、
夫と年金生活という。
彼女は毎日、
私に治療してもらったが、
しゃべれなくて礼も言えなかった。
それが心残りで、
私の顔を脳裏に焼き付けていたから
「一目で、すぐ分かりました」。
そして
「ありがとうございました。
今日、先生に会えて良かった」
と話した。
■ ■
なんと幸せなことか。
患者さんとの再会から、
言葉や動作が不自由な患者さんとの
接遇の大切さを再認識した。
明日からまた、
自分の目標とする
手術を極めていきたい。
10年目の「ありがとう」に、
ありがとう!
(以上、朝日新聞より引用)
■ ■
今朝、朝日新聞を読んでいた家内が、
「お父さん、いい話が載っている」
と教えてくれた記事です。
私は、投稿者の先生とは面識がなく、
心臓外科医でもありません。
医者冥利につきるのは、
やはり患者さんから感謝された時です。
■ ■
昨日、
たまたま2年前に手術した方が
札幌美容形成外科へいらしてくださいました。
手術の痕がまったくわからないくらい
キレイでした。
「先生に手術していただいたおかげです。」
これほど嬉しい言葉はありません。
■ ■
私が手術をした、すべての方に
100%満足していただいているのではありません。
時には苦言を呈されたり、
キズが目立っている方もいらっしゃいます。
私は、出来る限りのことをしています。
時間がかかっても少しずつよくしてゆきます。
■ ■
医師になってよかったなぁと思うのは、
人の役にたっていると感じた時です。
塩谷先生がブログで、
85歳まで現役内科医をなさった、
お父様のことを書かれていました。
診療科目を問わず、
少しでも人の役に立って、
他人に喜んでいただけるのが、
医師という職業の一番の魅力だと思います。
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国内ブログ単行本2700万冊分
平成20年7月10日、朝日新聞朝刊の記事です。
国内ブログ
単行本2700万冊分
総務省調べ
インターネット上で公開されている
国内のブログが2008年1月末現在で
約1690万件あり、
記事総数は約13億5千万件と
単行本約2700万冊分のデータ量に相当することが、
総務省の情報通信政策研究所の調査でわかった。
今月中に報告書をまとめ、ホームページで公表する。
■ ■
日本語のブログサービスサイトを使って
開設されたブログを国内ブログと定義した。
調査によれば、
ブログの総数は2004年以降急激に増え、
2006年1月に1千万件を突破した。
1ヵ月に1回以上更新されるブログは
約300万件で全体の2割弱。
毎月40万~50万件のブログが新設されている。
■ ■
ブログを開いた動機として最も多いのは、
日々の出来事を伝えたいといった
「自己表現型」の30.9%。
子育てなどの情報のやりとりを重視する
「コミュニティー型」が25.7%、
趣味に関する情報を整理した
「アーカイブ型」が25%、
「収益目的型」が10.1%、
知識を発信する
「社会貢献型」が8.4%だった。
■ ■
調査は、
ネット上の情報を自動収集するシステムと
アンケートでデータを集めて推計した。
2007年4月に公表された
米国のブログ検索企業の調査では、
世界に7千万件以上のブログがある。
日本語の発信量が37%で一番多く、
36%が英語、
8%が中国語だという。(木村和規)
(以上、朝日新聞より引用)
■ ■
間違いなく、私の日記もこの中の一つです。
平成18年10月22日(日)からはじめています。
私の日記の目的は、
私の形成外科とか美容外科に対する考えを
少しでも知っていただきたいという思いではじめました。
まさか、毎日更新して…
こんなに長く続けるとは夢にも思っていませんでした。
■ ■
日記を毎日更新するのは、
正直なところつらいことがあります。
特に、落ち込んでいる時、
元気がない時に、
‘元気なフリ’をして書かなければならないのが、
正直なところ、一番つらいです。
■ ■
そんな時は、
高橋智(さとる)先生のSammy’sダイアリーを読んだり、
塩谷先生のブログを読んだりして、
元気をいただいて、
よっこらしょ!
とかけ声をかけて書いています。
■ ■
おかげさまで、
アクセス数は開設当初に比べると、
飛躍的に伸びています。
マスコミの方から取材を受けたこともあります。
毎日コメントをくださる、
さくらんぼさんにも元気をいただいています。
今日も最後まで読んでいただき、
本当にありがとうございます。
できる限り長く続けたいと考えています。
拙い(つたない)日記ですが、
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
院長の休日
クライマーズ・ハイ
今日は休診日だったので、
映画を見に行きました。
クライマーズ・ハイです。
映画は、めったに見に行きません。
この映画はたまたま、
朝のTV、とくダネ!で紹介されていたので
行ってみました。
■ ■
映画を見に行くまでは、
日航ジャンボ機事故の映画だと思っていました。
たしかに、ジャンボ機事故の映画でしたが、
内容は新聞社の内部事情。
編集局と販売部の関係など、
私にとっては興味深いものでした。
■ ■
映画は高いものだと思っていました。
行っても混んでいて、
なかなか希望する席に座れないと思っていました。
ところが、
夫婦50割引という割引がありました。
夫婦のどちらかが50才以上で、
同じ上映回を鑑賞の場合は一人1,000円です。
年をとって、いいこともあるものです。
■ ■
今日は家内と行ったので、
二人で2,000円でした。
しかも、
前の日に券を買い、
座席指定までしてくれました。
並ぶ必要もなく、
とても快適に映画鑑賞ができました。
ネットで予約もできるようです。
■ ■
クライマーズ・ハイはいい映画でした。
日航機の墜落現場も、
新聞社の雰囲気も、
実にリアルに再現されていました。
映画館の音の良さにも驚きました。
自宅でDVDやビデオを見るのとはエライ違いです。
椅子も快適でした。
■ ■
クライマーズ・ハイを見て感じたこと。
これから新聞社に就職を希望している、
学生さんに見て欲しいと思いました。
新聞製作の大変さを感じました。
他紙を‘抜く’ことの大変さ。
地方紙と全国紙の戦いなど…。
またあらためて…
日航機事故で亡くなられた方や
ご家族の無念さを感じました。
夫婦二人で2,000円でしたら、
また別の映画も見に行こうと思いました。
今日はよい一日でした。

JR札幌駅
ステラプレイス7階
札幌シネマフロンティア
院長の休日
ラベンダー満開
札幌ではラベンダーが満開です。
先週、伺った中富良野のファーム富田では、
残念なことに、
まだ蕾(つぼみ)でした。
昨年は、7月2日の日記で、
札幌のラベンダー開花を、
お伝えしています。
■ ■
春先の桜やチューリップは
驚くほど早く開花しましたが、
その後は、平年並みに戻っているようです。
今年もラベンダーに関しては、
ほぼ例年通りの開花です。
昨年まではラベンダーを自分で育てていましたが、
引越してしまったため、
今年は、残念なことに…
自分で育てたラベンダーはありません。
ちょっとさびしいです。
■ ■
意外に思われるかもしれませんが、
JR札幌駅周辺にもラベンダーがあります。
そのラベンダーを眺めて(ながめて)います。
まず、札幌駅南口には、
鉢植えのラベンダーがあります。
JR北海道などの企業が、
毎年、鉢植えを置いています。
■ ■
札幌駅北口には、
地植のラベンダーがあります。
観光バスの乗降場と
路線バスの乗り場になっている広場があります。
その広場の東側に、
ラベンダーが植えられています。
■ ■
平成20年5月28日の日記でご紹介した、
アマとホップのフラワーロードがある、
札幌駅北口のマンションの前の道に、
アマと一緒にラベンダーが植えられています。
こちらも地植えのラベンダーです。
南口の鉢植えラベンダーと比べると、
北口のラベンダーが断然元気です。
■ ■
札幌は緑が多く美しい街です。
ラベンダーは手入れも簡単で、
毎年、キレイな花を咲かせてくれます。
札幌の気候はラベンダーに適しています。
もっと札幌市内にラベンダーが
増えるとよいと思います。
■ ■

札幌駅南口
鉢植えのラベンダー
2008年7月6日撮影
ちょうど今が満開です

札幌駅北口
マンションの前にあるラベンダー
他のお花も咲いています
2008年7月6日撮影

札幌駅北口
バスターミナル東側の
ラベンダー
2008年7月7日撮影
医学講座
ラベンダーの効果
平成20年7月8日、北海道新聞朝刊の記事です。
防虫効果に注目
中欧でラベンダー人気
高血圧対策にも
道内でまもなく見ごろを迎えるラベンダーが
オーストリアなど中欧でも人気を集めている。
自然志向の生活スタイルが広まり、
人工的な薬品を使った芳香剤が敬遠される一方、
ハーブ(香草)が持つ防虫効果や
鎮静作用が見直されている。
■ ■
中欧では11世紀ごろから、
ラベンダーを防虫剤や
入浴剤として使ってきた。
1970年代以降、
化学薬品を使った
防虫・芳香剤が増えたが、
気分が悪くなるといった声が
少なくなかった。
■ ■
近年、ラベンダー茶には
血圧を下げるとともに、
熟睡作用もあるとの評判が高まり、
「夏の伝統的ハーブ」である
ラベンダーを買い求める人が増えた。
ウィーン周辺では
6月中旬から出荷が始まった。
■ ■
クッチュケル市場の花屋で働く
グーセンさん(16)は
「客は3年で倍増し、
毎日20鉢は売れる。
観賞し終わったら
タンスの虫よけに使うのが一番」
と話していた。
(ウィーン・石井群也、写真も)

乾燥ラベンダーを詰めた
オーストリア伝統の
防虫剤や入浴剤を手に、
効用をPRするグーセンさん
(以上、北海道新聞より引用)
■ ■
北海道新聞の記事に書かれているように、
ラベンダーには、
精神安定、防虫、殺菌の作用があるそうです。
アロマセラピーのHPには、
次のように書かれています。
ラベンダーは、
怒りを和らげ、
疲労を回復し、
精神的なことや
人間関係の改善化にも役立ってくれる。
また、ラベンダーは、
中枢神経系のバランスをとる作用があるため、
躁うつ症的な症状にも効果を発揮します。
■ ■
確かに…
怒りんぼの私に
ラベンダーはよく効きます。
毎朝、
ラベンダーオイルを、
院内の芳香器(香りを出す器械)
に入れていると幸せな気分になれます。
昨年までは自分で育てていました。
ラベンダーを花を刈る時だけではなく、
雑草を取る時でも、
ラベンダーの木や茎に触れると、
良い香りがしていい気分になれます。
■ ■
睡眠薬や抗うつ剤には、
副作用がありますが、
ラベンダーでしたら、
副作用の心配もないと思います。
世の中、
辛いことがたくさんあります。
ラベンダーで心を癒してもらいます。
未分類
投機マネーの制御
平成20年7月5日、朝日新聞朝刊の記事です。
私の視点
投機マネーの制御に踏み出せ
寺島実郎(てらしまじつろう)
日本総合研究所会長
世界経済は、構造転換を余儀なくされている。
そのことが
北海道洞爺湖サミットで
見えてくるような予感がある。
■ ■
日本は戦後、
食糧とエネルギーを外部に依存して
産業を発展させてきた。
世界最大の食糧純輸入国として
バーゲニングパワーを発揮してきたが、
空気は一変した。
マネーゲームによって食糧、原油価格が高騰し、
経済は大きく揺さぶられている。
■ ■
先日、ロンドンでヘッジファンドの
運用責任者の話を聞いた。
運用資金の4分の1は日本から来ているそうだ。
超低金利が長く続き、
日本の金融資産が海外に流出。
食糧、原油の高騰を加速させ、
自ら首を絞めている。
プラックジョークだ。
日本は被害者という構図ではない。
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世界では、
サププライムローン問題を引き金に
金融不安が高まった。
欧米の金融当局は、
信用不安を恐れて金融を緩和。
すると投機マネーが世界を駆けめぐり、
物価を上昇させた。
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インフレ懸念が台頭するが、
景気後退が気になり、
金利を上げられない。
世界経済は身動きがとれず、
金縛りにあっている。
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金融不安は、グローバル化の影ともいえる。
グローバル化による資本の移動の自由が、
実需以上に金融を肥大化させ、
サププライムではじけた。
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サミツトの最重要議題は、
こうした金融市場の混迷と、
地球社会が長期で立ち向かう
地球温暖化の問題だろう。
金融と環境を両にらみで、
どう制御するかが問われている。
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私が考える解決策は二つだ。
一つは、450兆㌦ともいわれる
国境を越えた為替取引に、
国際機関が広く薄く
「国際連帯税」を課税して、
マネーゲームを縛る。
税収は、途上国への環境関連技術の移転や、
南極や北極の環境対策の財源にする。
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もう一つは、
日本としては食糧自給率の向上により
原油高騰と温暖化に立ち向かう。
自給率が高まれば、
輸入時の輸送に伴う燃料消費と
二酸化炭素の排出を抑制できる。
価格高騰への耐性も強まる。
日本が蓄積してきたバイオやナノテクの産業技術を
農業に生かす視点も大事だ。
(以上、朝日新聞より引用)
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今日から北海道洞爺湖サミットがはじまりました。
札幌駅周辺にも、たくさんの警察官が、
全国から応援に来ています。
北海道は景気低迷。
日本の株式市場も低迷してます。
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ガソリンをはじめとして、
パンからお弁当まで値上がりしています。
農業に必要な肥料代金も
大幅に値上がりすると報道されていました。
環境問題よりも、
もっと身近な生活がかかっている問題を
サミットで取り上げて欲しいと思います。
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投機マネーが
物価上昇の原因とはわかっていましたが、
アラブのお金だけではなく、
日本からの投機マネーが、
海外で悪さをしているとは知りませんんでした。
本当にブラックジョークです。
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私は、投機マネーに対する課税に賛成です。
額に汗をかいて、
手に豆をつくって、
一生懸命働いた人が、
幸福になれるのが、
住みやすい国です。
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人々が、
安心して生活できる国。
正直者がバカをみない国。
努力が報われる国。
健康で文化的な生活が営める国。
そんな国にしてください。
サミットに参加している首脳に、
この声を聞いて欲しいものです。