昔の記憶

人生の不公平

 今日は2019年5月9日(木)です。
 一週間後の学会発表のために、
 クリニックで準備をしています。
 日本形成外科学会で発表するのは?
 記憶にないくらい久しぶりです。
 しっかり準備をしなければ、、、
 …とがんばっています。
      ■         ■
 昨日の院長日記、
 神様は不公平まぶたの構造
 …になっちゅんさんから、
 コメント
 …をいただきました。
 不公平は、色々あります。
 人生でも……。
 話題を広げすぎましたねm(_ _)m

      ■         ■
 いいコメントをいただきありがとうございます。
 人生でも不公平だなぁ~
 …と私も思ったことがありました。
 学生の頃は、
 勉強をしなくてもできる友人がいました。
 バレンタインデーに、
 一人でチョコを何枚ももらうイケメンの友人もいました。
      ■         ■
 家を建てる時には、
 親が所有する広い敷地がある人はいいなぁ~
 …と思ったこともありました。
 うちの親はず~っと借地の家でした
 65歳になって考えてみると、
 不公平だなぁ~と思っていた人が、
 私より早く亡くなってしまったり、
 うちの親父みたいな人が90歳まで生きたり、
 人生はそこそこプラマイゼロなんじゃないかなぁ~?
 …と思っていたりします。
 

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二重・眼瞼下垂

神様は不公平-まぶたの構造

 昨日の院長日記、
 切開神話の続きです。
 こんなご質問をいただきました。
 天然で二重の方の腱膜と皮膚の結合は、
 切開法を受けた人の結合よりも強力なのですか?
 天然の方は目を擦っても、
 結合が緩んだり取れたりはしないのでしょうか?

      ■         ■
 もっともな疑問です。
 まぶたの手術をしていて、
 神様は不公平だなぁ~
 …と思うことがよくあります。
 生まれつき二重の人と、
 先祖代々厚くて重い目の人は、
 そもそもまぶたの構造が違います。
      ■         ■
 西洋人と東洋人の目が違うように、
 同じ日本人なのに、
 同じアジア人なのに、
 本人には何の責任もないのに、
 まぶたの構造が違うのです。
 神様は不公平なんです
      ■         ■
 質問者の方が言われる、
 腱膜と皮膚の結合は、
 手術中に見ると、
 腱膜と瞼板の構造が違います
 前にも書いたように、
 ぎょうざの皮より薄いのが、
 挙筋腱膜きょきんけんまくです。
 ギョウザの皮のような人もいれば、
 ティッシュペーパー程度の人もいます。
      ■         ■
 大変なのが、
 同じ人なのに、
 左右で構造が違うこともあります
 人間の目は左右にあって、
 それぞれ別々です。
 お人形の目と違って、
 微妙な左右差があります。
 これを同じように治すのが難しいです。
 毎日苦労して手術をしています。
      ■         ■
 ご質問の天然で二重の人で、
 がっちりした腱膜と瞼板の構造を持つ人ですら、
 毎日目をこすっていたり、
 ハードコンタクトレンズを長い間つかっていると、
 結合が取れてきます
 もともとティッシュくらいの厚さしかない、
 天然でばりばり一重の人は、
 どんなにしっかりティッシュペーパーを縫いつけても、
 元に戻ることがあります。
 取扱注意です。

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二重・眼瞼下垂

切開神話

 今日は2019年5月7日(火)です。
 10連休が終わり、
 今日から学校や会社がはじまります。
 10連休も診療をしていた、
 札幌美容形成外科は、
 逆に今日からヒマです。
 美容形成外科はこんなもんです。
      ■         ■
 最近いただいたコメントです。
 全切開をしても一生持たないというのは本当ですか?
 全切開は普通一生持つと言っている先生もいますが、何故一生持たないと言い切れるのですか?
 いずれ二重の引き込みが一切無くなって一重瞼に傷だけが残った状態になってしまうということですか?
 もう一生瞼の手術をしなくて済むと思っていたのでとてもショックで立ち直れません。

 切開したのに戻った(泣)
 手術後のメイクは落とす時に注意
 過去の院長日記を読んでください。
      ■         ■
 そもそも、
 全切開
 部分切開
 …という言葉自体があいまいです。
 どこからどこまで切るのが全切開で、
 何センチ切るのが部分切開
 …という定義がありません。
      ■         ■
 日本形成外科学会、
 日本美容外科学会、
 日本美容医療協会、
 どこを読んでも定義は載っていません。
 美容外科の診療メニューにはありますが、
 クリニックや先生によって違います。
 逆に言うと、
 患者さんに合わせて切開をしないと、
 きれいになりません。
      ■         ■
 切開手術を受けて、
 理想の二重ができたら、
 できるだけ大切にすることです
 美容目的の手術ではありませんが、
 札幌美容形成外科で眼瞼下垂症手術をして、
 一番とれる原因は目をこすることです。
 生まれつききれいな二重の人でも、
 アレルギーで目をこすって、
 ハードコンタクトレンズを長期間つかっていると、
 眼瞼下垂症になることがあります。
 手術方法よりも手術後の使い方です。

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医学講座

パソコン延命のメリット

 今日は2019年5月6日(月)です。
 10連休も今日で終わりです。
 昨日の院長日記、
 パソコンの寿命が延びました
 …の続きです。
 パソコンを買い換えると、
 大変なのが設定です
      ■         ■
 パソコンに入っている、
 ソフトも、
 買い換えなくてはいけません。
 電子カルテのソフトも、
 全部設定をお願いしなくてはなりません。
 費用も時間もかかります
 パスワードの設定も大変です。
 前の方が使いやすかった
 …なんてことになります。
      ■         ■
 ハードディスクをSSDに換装して
 パソコンを延命させると、
 スピードが速くなって、
 前と同じように使えます
 これが一番の効果です。
 新しいPCを購入しても、
 設定の手間が大変です。
 同業の先生にはSSDへの換装をおすすめします。

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医学講座

パソコンの寿命が延びました

 昨日の院長日記、
 SSDの価格2019
 …になっちゅんさんから、
 コメントをいただきました
 よく分かりませんが
 20年前から見ると
 PCも安くなってるような気がします。

      ■         ■
 そうです。
 PCは性能がよくなった上に、
 価格も下がりました。
 ただ高性能の国産ノートPCなどは高価です。
 札幌美容形成外科を開業した頃は、
 数年ごとにPCを新しく購入していました。
 ハードディスクから異音がすると、
 やばい
 …と感じて新しいPCにしていました。
      ■         ■
 2013年にSSDにしてから、
 パソコンの寿命が延びました。
 今まで50歳だった平均余命が、
 100歳になった感じがします。
 100歳になったのに、
 40代の若さで走っている感じがします。
 古いPCなのにSSDで十分に使えています。
      ■         ■
 同業の先生におすすめします。
 ハードディスクからSSDにすると、
 古いPCでも使えます。
 文字だけの電子カルテでしたら、
 5年以上前の古いPCでも、
 十分に速く感じています。
 SSD換装かんそうを検索すると、
 やり方が書いてあります。
      ■         ■
 少しPCに詳しい人ならできます。
 NTFSファイルシステムにフォーマット
 SSDにクローン

 …なんて言葉が出てきます。
 ここでめげてはダメです。
 私が使った、
 裸族のお立ち台
 …という道具がおすすめです。
      ■         ■
 CENTURYという会社の製品です。
 このセンチュリーという会社では…
 さまざまな優れものを売っています。
 裸族のお立ち台もその一つです。
 PCからハードディスクを取り出して、
 SSDをセットするだけです。
 購入するSSDの容量に注意してください。
 裸族のお立ち台
 …にセットする位置を間違えなければ大丈夫です。

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医学講座

SSDの価格2019

 平成時代に一番変わったのが、
 PCとネットの進歩です
 医療機関も、
 PCとネットが無ければ、
 保険請求すらできません
 10連休で病院が休みでも、
 保険請求担当の職員は出勤だと思います。
      ■         ■
 札幌美容形成外科では電子カルテを使っています。
 使い慣れると便利です。
 一番助かるのは、
 カルテを置く場所と検索です。
 一万人以上の患者さんのカルテは、
 貴重な財産ですが、
 紙カルテだと見つけるのが大変です。
      ■         ■
 クリニックでも、
 病院でも活躍しているのがPCです。
 PCの頭脳とも言える、
 記憶媒体がSSDになっています。
 SSDに交換してみました
 2013年に導入しました。
 早くて快適になりました。
      ■         ■
 Solid State Drive
 フラッシュメモリドライブ

 …の略です。
 2013年にはとても高価でした。
 それが2018年一年間で、
 価格が大幅に下がりました。
 SSDにも寿命があるそうなので、
 6年前に購入したのを順番に交換しています。

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院長の休日

道警が新型オービスを導入

 今日は2019年5月3日(金)です。
 GWも後半になりました。
 昨日の北海道新聞朝刊に、
 ちょっと気になる記事が載っていました。
 私はスピード違反で捕まったことはありません。
 でもレーダー探知機をつけています。
 油断すると捕まるからです。
 50㎞から40㎞㎞に規制が変わったところなどが危ないです。
      ■         ■
 令和1年5月2日、北海道新聞朝刊の記事です。
 速度違反、狭い道でも取り締まり
 道警が新型装置 札幌や近郊で運用
 道警は、新型の自動速度違反取締装置を1台、導入した。持ち運び可能で、場所を選ばずに設置できるため、通学路や生活道路など狭い道路での取り締まりに活用できる。今月から、札幌市内や近郊で順次運用を始める。
 新型の装置は約30センチ四方の箱形で、重さ約8キロ。レーダーで速度違反を感知すると、自動的に違反車両を撮影する。三脚を取り付ければどこにでも設置できる上、撮影した写真から運転者を割り出して後日運転者を呼び出せる。このため、取り締まりをする警察車両と、違反車両の駐車スペースを設けなくてすむ。
 道警によると、全国では2016年から今年3月末までに、25都県警が計約40台を導入した。道警は今後、導入台数を増やしていく方針で「狭い道路でのスピード違反を抑止することで、重大事故の防止につなげたい」(交通指導課)と話している。(水野可菜)

道警が導入した、持ち運び可能な自動速度違反取締装置
(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 山形県警にもあるでしょうか?
 同業の先生が、
 思わぬところで捕まった
 とほほ、、、
 …とFBに出していたのを、
 何回か見ました。
 GWで遠出をなさる方は気をつけてください。

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医学講座

学会発表の準備2019

 今日は2019年5月2日(木)です。
 札幌美容形成外科は休診日です。
 浦臼神社のリスを見に行きたいところですが、
 2週間後の日本形成外科学会の準備です。
 家でPCに向かっています。
 学会の準備は大きく変わりました。
      ■         ■
 私が医師になった頃は、
 学会の準備はスライド作りからでした。
 作るのに時間がかかるので、
 最低でも一週間前には完成していて、
 北大形成外科の医局で、
 先輩から厳しいチェックを受けました。
 先輩からのチェックと質問で私が成長できました。
      ■         ■
 予演会と呼んでいた医局もありました。
 本番の学会の前に、
 想定される質問を、
 先輩や同僚から厳しく質問されました。
 発表原稿を読んで、
 予定時間内に終了できるかどうか?
 ストップウォッチでチェックしていただきました。
      ■         ■
 はじめての学会発表は、
 1984年5月の第10回日本熱傷学会でした。
 函館中央病院形成外科で経験した、
 糖尿病を持った老人熱傷の一例です。
 今から考えると、
 学会発表をして、
 論文を書いたことで医師として成長できました。
 指導してくださった小野一郎先生に感謝しています。
      ■         ■
 札幌医大をクビになってから
 日本形成外科学会では発表していません。
 日本形成外科学会をクビになったわけではないのですが、
 日本形成外科学会で発表することに抵抗がありました。
 そのかわり韓国の先生たちが招待してくださったので、
 韓国まで行って英語で発表していました
 2週間後の発表は日本語で5分です。
 11年ぶりの学会発表なので、
 失敗しないように準備しています。

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わきが

令和時代のわきが治療

 今日は令和元年5月1日です。
 日本の新しい時代のはじまりです。
 令和時代のわきが治療を考えてみました。
 平成時代に進歩したのが、
 レーザー脱毛です。
      ■         ■
 脱毛を夢のように変えたのが、
 平成9年(1997年)に、
 輸入された医療用脱毛レーザーです。
 株式会社ジェイメックの創業者で、
 初代社長の故森下純一さんと、
 現社長の西村浩之さんが、
 三井物産と米国から輸入されました。
      ■         ■
 (平成9年)1997年2月2日に、
 東京都渋谷区千駄ヶ谷の津田ホールで
 札幌スキンケアクリニックの松本敏明先生が
 日本医学脱毛学会を開催されました。
 この時に、
 米国製のレーザー脱毛機をはじめて見ました。
 先生、これすごい機械
 …という森下社長のお言葉通りでした。
 最初の機器は大人気で、
 納期半年待ちでした。
 私の左腕と、
 左すねに照射しました。
 今でも毛が生えていません。
      ■         ■
 当時のレーザー脱毛器はとても高価でした。
 一ドル130円以上だったと記憶しています。
 日本に輸入すると、
 一台3,000万円以上しました。
 札幌で一番早く導入されたのが、
 皮膚科の山家英子先生でした。
 武藤靖夫先生(札幌中央形成外科)が、
 札幌で2番目でした。
      ■         ■
 今では、
 レーザー脱毛があたりまえですが、
 当時は、形成外科の偉い先生から…
 レーザーで毛が抜けるわけがない!
 絶対にまた生えると言われました。
 その後、
 レーザー脱毛機も進歩しました。
 札幌美容形成外科で使っているのは、
 冷却ガスが出るタイプのGentle Lase(キャンデラ社製)
 という機種です。

      ■         ■
 私が開業を考えたのが、
 JA帯広厚生病院の時です。
 きっかけは帯広の美容外科で、
 わきが手術を受けた患者さんでした。
 高いお金を払ったのに、
 においも、
 ローンも残っていました。
 私がJA帯広厚生病院形成外科で再手術をしました。
 そのことを帯広市医師会の広報誌に書きました
      ■         ■
 10年後のわきが治療は、
 手術をしなくても治るようになるといいなぁ~
 …というのが私の夢です。
 昨年から試みた、
 新しいわきが治療法2018の結果を、
 2019年5月16日に行われる、
 日本形成外科学会で発表します。
 私の夢の実現へ向けての第一歩です。

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医学講座

平成最後の日

 今日は平成31年4月30日(火)です。
 2019年4月30日です。
 平成最後の日も診療をしています。
 今年65歳になるのに、
 患者さんがいらしてくださって、
 ありがたいなぁ~
 …と感謝しています。
      ■         ■
 私の院長日記は、
 平成18年10月22日からはじまりました
 2006年10月22日です。
 マンガページや休診日の予定も入れて、
 4800以上のページがあるとWEBページに出ています。
 毎日コメントをくださるみなさんのおかげで、
 何とか続けられています。
 ありがとうございます。
      ■         ■
 明日から令和の時代になります。
 令和という字を書いてみました。
 意外と書きやすい字です。
 画数もそんなに多くなく、
 間違うこともありません。
 令和の時代は、
 戦争や災害がなく、
 平和な時代になってほしいです。
 令和何年まで診療を続けられるか?わかりませんが、
 少しでも皆さまのお役に立ちたいと思っています。

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