医学講座
年中無休24時間営業
年中無休・有給休暇なし
2012年12月10日の院長日記です。
子育て中のお母さんは大変です。
私は、
子育ては奥さんに丸投げでした。
いつ、
子供がはしかにかかったとか、
水ぼうそうにかかったとか、
まったく記憶にありません。
■ ■
笑顔で褒めよう男の子
2012年8月2日の院長日記です。
年中無休で有給休暇なし。
深夜勤務の授乳もあり、
いつ起こされるかわかりません。
どんな過酷な職種より、
大変なのが子育てです。
私は子育てには協力できない夫でした。
■ ■
お医者さんの奥さんは大変です。
私も、
私の恩師も、
子育ては奥さんに任せっぱなしでした。
緊急手術の呼び出しもありました。
医師としては充実していましたが、
一人で子育てをした奥さんは、
ふつの主婦より大変だったと思います。
■ ■
今の私も、
年中無休24時間営業です。
厚生労働省の方針で、
夜間や休日も電話が転送になります。
手術をした患者さんの容態が悪くなったら困るからです。
緊急連絡先
2007年2月21日の院長日記です。
■ ■
平成16年8月に札幌美容形成外科を開業して以来、24時間365日電話対応をして参りました。日中はクリニックの受付で電話応対をして、夜間・休日は自宅や携帯に転送しておりました。さいわい夜間に緊急処置を必要とすることはありませんでした。
診療所といえど、手術後に何かあった時に連絡がつかないのは不安なものです。病院は入院ベッドがあるので当直医が夜間も対応することが義務付けられていますが診療所には規定がありません。
今までに数回、深夜に酔っ払ってかけてきたイタ電がありましたが、夜間に痛みが強くて電話をいただいたことは一度もありませんでした。
私の仕事はこうして日記を書いている時間も含めると、24時間のうち16時間程度は診療に関係しています。寝るのは午前0時を過ぎていますし、メールの返事を深夜に書くことも毎日のようにあります。
■ ■
この生活がずっと続いています。
年中無休24時間営業とまではできませんが、
寝ている時以外は、
PCでメールのチェックをして、
急ぎの用件にはすぐに返信をしています。
私がお願いしている、
弁護士の高橋智先生もすぐに連絡をくださいます。
医師も弁護士も楽な職業ではありません。
医学講座
包茎手術で壊死の原因
男性の悩み包茎
人の弱みにつけこんで、
高額の手術をすすめます。
「プチ整形」のつもりが失明・鼻欠損、包茎手術でも性器壊死…フィラー注射の事故多発
包茎手術トラブルの事例
間違いだらけの包茎手術選び
間違いだらけのクリトリス包茎手術
包茎手術のキズ
ぼったくり美容外科商法2016
■ ■
たくさんの院長日記で、
何度も【警告】しています。
意外なことですが、
医師国家試験に、
【包茎】はまず出ません。
看護師国家試験に、
【クリトリス包茎】は絶対に出ません。
医療従事者ですら、
正しい包茎の知識はありません。
■ ■
男性誌に出ている、
セーターと首の図なんて、
医学部では教えません。
私は61歳の医師として、
男子にも、
女子にも、
中学校の保健体育で、
【正しい性器の知識】を教えるといいと思います。
■ ■
札幌美容形成外科には、
女性器の悩みで相談がたくさん来ます。
他院の手術後で、
お気の毒だと思う方には、
夜でもすぐに返信を書いています。
最近は、
キズが凹凸になっているとか、
痛みが続くとか、
そんな相談も来ます。
同業者として残念なことです。
■ ■
札幌美容形成外科で性器の手術をして、
キズが目立っている人はいません。
男性も、
女性も、
血流がよくて治りがいい場所だからです。
男性の包茎手術で、
性器が壊死になるのは、
包茎手術の日に、
無理に増大させようとして、
フィラーと呼ばれる注入剤を多量に入れるからです。
■ ■
男性でも、
女性でも、
性器の手術でキズが目立つのは、
【通院不要】
【抜糸不要】
…が原因です。
ネット上では、
患者さんの不安をあおって、
【高くて下手】なクリニックへの誘導もあります。
■ ■
キズが治りにくい患者さんもいます。
以前経験したのは、
包茎手術で来院された患者さんが、
未治療の糖尿病でした。
血糖値が300mg/dl以上ありました。
重度の亀頭包皮炎でした。
保険診療で炎症の治療をして、
地元の病院で糖尿病を治療してもらいました。
糖尿病がコントロールされた後で、
包茎手術をしました。
■ ■
他院で包茎手術と、
陰茎増大手術、
亀頭増大手術をして、
陰茎が壊死になった患者さんがいました。
MRSAという菌が原因でした。
注入剤で血流不全になったのも原因でした。
通院で激痛を伴う治療を受けて、
それでも治らずに当院を紹介されました。
■ ■
創の処置をしたら、
先生の処置は痛くない
ありがたい
…と感謝されました。
壊死になった陰茎を、
形成外科の技術で治しました。
先生が神様に見えると感謝されました。
後にも先にも、
神様と言われたのはその方だけです。
今でもよく覚えています。
クリニックと先生は慎重に選んでください。
医学講座
「プチ整形」のつもりが失明・鼻欠損、包茎手術でも性器壊死…フィラー注射の事故多発
2016年7月8日金曜日、
産経新聞WEB版の記事です。
「プチ整形」のつもりが失明・鼻欠損、包茎手術でも性器壊死…フィラー注射の事故多発 専門家「メスより安全誤り」
美容医療や包茎手術の際に皮膚下に注射されるフィラー(充填剤)をめぐり、失明や鼻の壊死(えし)など、深刻なトラブルが相次いでいることが分かった。美容目的のフィラーの多くは厚生労働省が承認していない海外製の医薬品で、成分の安全性がはっきりしていないものも含まれているという。施術の際にリスク説明が不十分なケースも目立ち、専門家が注意を呼びかけている。
体がふらつき、右目が見えづらい-。近畿地方の大学病院に運ばれた20代の女性はこう訴えた。
鼻を高くしたいと、美容クリニックでフィラー注射を受けた。メスを使わない「プチ整形」だったが、直後から異変が生じた。女性は大学病院に入院し、約2週間の治療を受けたが、右目の視力を失い、右まゆから鼻にかけての皮膚が壊死した。
使われたフィラーは米国製のカルシウムハイドロキシアパタイト剤。歯の主成分と同じ微細粒子をジェル状にしたものだ。国内未承認だが、形が長持ちするとして人気が高い。
女性のケースでは注射された部位が悪く、眼動脈などにフィラーによる血行障害が起きたと考えられているが、フィラー注入による失明の症例は海外でも報告されているという。
日本形成外科学会理事長で大阪大医学部の細川亙教授は昨年、こうしたフィラー注入に伴う合併症の事例を専門雑誌にまとめた。
鼻を高くしようとした60代女性はフィラー注入直後から強い痛みを感じ、徐々に赤く腫れ上がって最終的に鼻の右部分を欠損した。額のしわを伸ばそうとした50代男性は逆に大きな腫瘍ができ、切除せざるを得ない状態になった。
フィラーは美容医療だけでなく、男性器の包茎手術などにも用いられるが、国民生活センターは6月、包茎手術をめぐるトラブルが多発しているとして注意喚起を行った。
3月までの5年間で相談件数は1092件。「安い手術だと汚い仕上がりになる」と言われ、80万円の高額施術を即日受けさせられるなど契約上の問題に加え、フィラーを注入された部分が壊死するなど、術後に痛みや不具合を感じたケースもそのうち約4割に及んだ。
細川教授によれば、フィラーは液状の薬剤のため、一度注入されれば除去するのが難しい。「フィラー注射がメスを使う手術よりも安全だと信じてしまう消費者心理があるが、誤っている」と警鐘を鳴らした。
海外製薬剤、大半は未承認 「少ないと効かない」とあおるケースも
美容医療の現場で幅広く使われているフィラーとは、皮下に充填する薬剤の総称だ。代表的な成分は肌のハリの保持や形の矯正に使うヒアルロン酸だが、歯の主成分ハイドロキシアパタイト由来のものもある。
国内で出回っているこうしたフィラーは未承認のものが大半とされる。医師が海外から個人輸入し、自己責任のもとで使用することになっており、仮に健康被害が出ても公的な救済制度の対象にならない。
厚生労働省によると、美容目的の未承認医薬品の輸入は年々増加し、平成26年度の品目数(約2万2千件)は5年前の1.5倍に達した。
海外製のフィラーの品質に問題はないのか。日本美容医療協会常任理事の大森喜太郎医師は「ヒアルロン酸由来といっても、ただちに安全か判断できないものも多い」と指摘する。純粋なヒアルロン酸は時間経過とともに体内に吸収されるが、フィラーには体内に定着させるための非吸収成分も含まれているからだ。
札幌市の美容形成外科院長で、業界事情に詳しい本間賢一医師は、適切な量や用途を守らない施術の問題点が大きいとみる。「少ない量では効かない」と患者をあおるようなケースだ。「背景にあるのは過度の営利主義。たとえばリスクについても十分な説明をしてくれるか、そういう観点から病院を慎重に見極めてほしい」と指摘する。

(以上、産経新聞WEB版より引用)
■ ■
先日、産経新聞から取材を受けました。
美容外科業界の裏事情まで、
詳しくご説明いたしました。
立派な記事にしていただき感謝しています。
世の中には間違った情報が氾濫しています。
ネット上の情報も作為的はものがあります。
クチコミだと思ったら、
とんでもないクリニックへの誘導があります。
■ ■
産経新聞の記事は、
Yahoo!ニュースでも取り上げられました。
札幌市の美容形成外科院長で、
業界事情に詳しい本間賢一医師は、
適切な量や用途を守らない施術の問題点が大きいとみる。
「少ない量では効かない」と患者をあおるようなケースだ。
背景にあるのは過度の営利主義。
…と記者さんに説明しました。
もう少し詳しく解説します。
■ ■
ヒアルロン酸などの注入は、
量によって料金が変わります。
女性には、
ここと、
そこと、
あそこと、
全部改善するには、
ヒアルロン酸が10本必要ですと説明します。
そうすると料金は10倍になります。
■ ■
実際に10本も注射すると、
顔がパンパンになります。
注射しすぎて、
血管を圧迫して、
血流不全になることがあります。
私はふつうは1ccが1本です。
使っても1ccが2本です。
■ ■
男性の注入も同じです。
息子を立派にしたいと思う男性に、
立派にしたいのだったら、
5本注射をおすすめしますと、
言葉巧みにすすめます。
5本も注射すると、
血流不全になって壊死になります。
■ ■
産経新聞の記者さんから、
包茎手術で性器が壊死になるのは、
手術室が不衛生で、
感染が原因ですか?
…と質問を受けました。
感染が原因となることもありますが、
壊死の原因で多いのは血流不全です。
包茎の手術日に、
息子を立派にする注射をするのは危険です。
ただでさえ腫れるのに、
そこに注入物を入れると血流が悪くなります。
そうして壊死になります。
院長の休日
富良野のラベンダー2016
私が毎年楽しみにしている、
中富良野の、
ファーム富田のラベンダーです。
見ごろは、
7月中旬以降です。
今年は、
大同生命との裁判があります。
来週は行けるかどうかわからないので、
昨日の休診日に行ってきました。
■ ■
昨年は、
富田忠雄さんがお亡くなりになりました。
偉大な方でした。
一度お話しをしたことがありました。
人生いつ何があるかわかりません。
昨年ラベンダーを見に行った時には、
大同生命から、
建物明渡し訴訟で被告にされるとは、
夢にも考えていませんでした。
■ ■
ストレスの多い毎日ですが、
ファーム富田のラベンダーに癒されます。
今年は、
ファーム富田のトイレに、
使用方法が書いてありました。
トイレットペーパーは水に流せます。
日本ではあたり前のことですが、
中国ではトイレットペーパーは流さないのです。
■ ■
ファーム富田のお客様は、
半分以上がアジアからのお客さんです。
トイレ掃除が大変だそうです。
今年は張り紙がついたので、
ちゃんと水に流してくれるでしょうか?
うちの奥さんが、
数年前にトイレから驚いて出てきたことがありました。
文化の違いとはいえトイレ一つでも大変です。
■ ■
毎年同じ場所で写真を撮っています。
今年のラベンダーは、
濃紫早咲がつぼみでした。
紫色がきれいでしたが、
やはり見ごろは中旬以降です。
昨年から山に駐車場が増えました。
昨日は午後に着いたので、
川の横の駐車場は満車でした。
今週末と来週の連休は混みます。
朝早く出かけることをおすすめします。

二重・眼瞼下垂
若い人の眼瞼下垂症手術2016
患者さんから掲載許可をいただきました。
若い人にも眼瞼下垂症があります。
アレルギーで目をこすっていると、
いつの間にか目が開きにくくなります。
目を開くようにする手術が、
眼瞼下垂症手術です。
手術前とくらべると、
黒目がしっかり出るようになります。
■ ■
この手術は健康保険の手術です。
私は北大形成外科で、
恩師、
大浦武彦先生から、
保険で治せるものは、
できるだけ保険で治すように
…という教育を受けて、
形成外科医になりました。
■ ■
保険で治しても、
自費に負けないくらい、
丁寧に手術をしています。
できるだけ痛みが少ないように、
麻酔も丁寧にしています。
手術用顕微鏡を使った手術です。
眼瞼下垂症で黒目が隠れている患者さん、
黒目がしっかり出るようになりました。
こちらと比較して腫れは早く取れました。
切る長さが短いからです。

手術前

手術直後

一週間後

三週間後

61歳 職人の技術です
二重・眼瞼下垂
大きな誤解【自費がきれいに治る】
昨日の院長日記、
眼瞼下垂症(保険と自費の違い)2016
…の続きです。
保険診療だと眼瞼下垂症手術を両側にして、
3割負担の患者さんで約5万円です。
自費はクリニックによって違いますが、
なっちゅんさんが検索なさった、
50万円+消費税というのもあります。
■ ■
ふつうの日本人が、
50万円も出して、
目を治すことはまずありません。
景気が悪い北海道では、
5万円でも高いと言われます。
確かに、
本間家でも、
5万円のものを買うには、
奥さんの承認がいります。
■ ■
私が声を大にして言いたいことです。
50万円の、
自費の手術がきれいに治るというのは、
大きな誤解です。
50万円も出しても、
不満足な結果になることもあります。
気をつけていただきたい点です。
高級品だと思って買ったら、
にせものだったのと同じです。
■ ■
保険診療のクリニックも、
先生によってやり方が違います。
私はなるべく一度の手術で、
最大の効果を出すように努力しています。
皮膚の切除範囲も、
皮膚が余っている患者さんは、
目尻の外側まで切除します。
手術時間はかかりますが、
キズがクレームになることはまずありません。
■ ■
逆に、
手術時間を短縮するために、
切除範囲を少なくすると、
外側が余っていて、
その部分が重いと訴える患者さんもいます。
黒目が出ていても、
外側の皮膚が下がっている人もいます。
そこだけ追加切除すればいいのですが、
容姿の改善だけの目的で、
保険診療で何度も手術をすることはできません。
■ ■
作る目の形も先生によってさまざまです。
私は、
イメージは自然
自然な仕上がりを大切にします
の
自然派です。
派手な目にはしません。
派手な目を希望する方には、
当院での手術はおすすめしません。
先生との相性も大切です。
自分の希望に合った目を作ってくれる先生を、
慎重に選んで手術を受けてください。
二重・眼瞼下垂
眼瞼下垂症(保険と自費の違い)2016
第126回日本美容外科学会(新潟)②
内容が充実したいい学会でした。
全国の先生から
大同生命
大変ですね
がんばってください
…と応援していただきました。
ありがとうございます。
心強い応援をいただきました。
■ ■
組織会長の山本光宏先生に感謝いたします。
2016年7月2日(土)の、
シンポジウム、
眼瞼下垂症
保険診療からの治療法と自由診療からの治療法その違いと共通点
私の正直な感想は、
保険診療でしても、
自由診療でしても、
難しい患者さんはむつかしいです。
■ ■
私のように、
保険診療でしか、
眼瞼下垂症手術をしていない先生です。
・村上正洋先生(日本医科大学武蔵小杉病院形成外科)
・志田山了一先生(志田山形成外科)
自由診療でしかしていない先生は、
・大口春雄先生(八事石坂クリニック)です。
大口先生は保険適応になる患者さんは、
近隣の大きな病院の形成外科をご紹介なさっています。
いい先生です。
■ ■
・土井秀明先生(こまちクリニック)は、
保険診療と自由診療を分けていらっしゃいます。
土井秀明先生は、
元関西医大形成外科講師です。
腕のいい形成外科医であり、
やさしい美容外科医です。
土井先生のところには、
他院で悲惨な目になった患者さんも来院されます。
■ ■
目頭を切られすぎて困っている人を、
こまちフラップkomachi flapという、
Shark Fin Flap
フカひれ皮弁
…とでも言うような、
下眼瞼からの皮弁で再建しています。
このような手術は自費になります。
美容外科手術でトラブルになった患者さんも、
苦労してきれいに治していらっしゃるのが土井秀明先生です。
困っている方におすすめします。
■ ■
私は5年半前に、
聖路加国際病院形成外科で、
保険診療で手術をしていただきました。
自分が保険診療で手術を受けたので、
患者さんにも保険診療で手術をしています。
難しい患者さんは、
保険で手術をしても、
自費で手術をしても難しいです。
それなら、
♡安い♡保険で手術をするのが、
私の方針です。
手術前です
デザインです
手術直後
24時間後です
48時間後です
7日後です
4週間後です
1年後です
2年後です
3年後です

4年後です

5年後です
医学講座
第126回日本美容外科学会(新潟)②
第126回日本美容外科学会(新潟)
組織会長は、
やまもと形成外科クリニックの
山本光宏先生です。
先生のご略歴です(HPより引用)。
1985年 長崎大学医学部卒業
1985年 長崎大学医学部形成外科教室入局
1991年 同助手
1994年 オーストラリア、王立アデレード大学留学
世界最先端の頭蓋顎顔面外科と美容外科の医療技術を治める。
1997年 新潟大学医学部付属病院形成外科勤務
1999年「やまもと形成外科クリニック」開院
1999年 新潟大学医学部非常勤講師
2008年 香川大学医学部非常勤講師
2016年 第126回日本美容外科学会組織会長
素晴らしい先生です。
■ ■
昨日の市民公開講座では、
若く見える人と老けて見える人の違いを講演されました。
会場には、
山本先生のファンと思われる、
多数の(年齢より)若く見える女性がいらしてました。
山本先生の講演は、
いきなり手術をすすめるのではなく、
簡単な日常のお肌の手入れ法から、
専門的な若返りまで実に丁寧に解説されていました。
■ ■
山本先生の講演をお聞きして印象に残った言葉は、
先生との相性です。
形成外科専門医を取得して、
美容外科を開業している先生でも、
こわい先生や、
聞きにくい先生がいます。
私も他人のことは言えません。
♡山本光宏先生成功の秘訣♡は、
親切丁寧でやさしいだと感じました。
素晴らしい学会をありがとうございました。
■ ■
今日の本題です。
私が新潟まで来た目的は、
◆シンポジウム
「眼瞼下垂症 保険診療からの治療法と自由診療からの治療法その違いと共通点」
を聴くためです。
いいテーマで活発な討論がありました。
私も質問をさせていただきました。
■ ■
座長 倉片 優先生(クリニカ市ヶ谷)
「眼瞼下垂症手術-保険診療の立場から」
・村上正洋先生(日本医科大学武蔵小杉病院形成外科)
「私が行っている保険診療での眼瞼下垂手術」
・志田山了一先生(志田山形成外科)
「眼瞼下垂手術、私が失敗から学んだこと」
・島倉康人先生1)2)池田欣生先生1)
(北里大学病院形成外科・美容外科1)
(東京皮膚科・形成外科2)
「違いは片眼ずつ行うか両眼同時に行うか、共通点はわずかな左右差を受忍させることにある」
・土井秀明先生(こまちクリニック)
「美容外科クリニックにおける上眼瞼手術での挙筋腱膜手術の有用性」
・大口春雄先生(八事石坂クリニック)
■ ■
私が毎日している眼瞼下垂症手術です。
私は保険診療でしかしていません。
保険診療でも、
自由診療に負けない仕上がりを目指しています。
結果がいい患者さんが大部分ですが、
満足できない患者さんもいらっしゃいます。
■ ■
美容外科でも形成外科でも、
術者はみんな苦労して手術をしています。
今回の学会でも、
どの先生も苦労して、
いい結果を出していらっしゃいました。
とても勉強になりました。
また明日からの診療に役立てたいと思います。
山本光宏先生ありがとうございました。
医学講座
第126回日本美容外科学会(新潟)①
日本美容外科学会第126回学術集会に参加するため新潟に来ました。
私がいつも利用しているANAは、
札幌⇔新潟は一日3便です。
今日の学会に間に合うように、
昨日の夕方17:15の便で来ました。
プロペラ機でした。
とても快適な飛行機で、
席もジェット機と変わらないくらい、
広くて快適でした。
■ ■
山形上空は通過せず、
日本海側を飛んで来ました。
昨日の天気は穏やかでした。
飛行機のゆれもほぼゼロでした。
機内サービスもあり、
私はこの飛行機にまた乗りたいと思いました。
札幌⇔新潟は意外と近く、
予定より5分早く到着しました。
■ ■
今日は時間があったので、
午前中に市民公開講座を聞きました。
地元のTV局が宣伝してくださったようです。
会場はほぼ満員でした。
タイトルの、
若く見える人と老けて見える人の違い
…という魅力的な題名もあって、
ほぼ90%以上は女性で、
みなさん熱心に聴講されていました。
■ ■
誰にでもできる、
若く見える方法は、
お肌の老化予防です。
紫外線を避けて、
スキンケアーをすることです。
肌をこすらないことも大切です。
お化粧を落とす時に、
ごしごし肌をこするのがよくありません。
■ ■
主催 公益社団法人日本美容医療協会
共催 日本美容外科学会第126回学術集会
後援 新潟市医師会 新潟県医師会
講演内容
①安全な美容医療を受けるために
*西山真一郎先生
1968年 北海道大学医学部卒業
東京大学形成外科勤務後 西山美容・形成外科医院 開院
公益法人社団日本美容医療協会 元理事長 現常任理事
②周りに気付かれずに安全に若返るには?
~切らずにどこまで若返れるのか?~
*鈴木芳郎先生
1983年 東京医科大学医学部卒業
東京医科大学形成外科講師後
ドクタースパ・クリニック院長
フェイスリフトの第一人者
③若く見える人と老けて見える人の違い
*山本光宏先生
1985年長崎大学医学部卒業
新潟大学付属病院形成外科勤務後
新潟市にやまもと形成外科クリニック開院
新潟大学医学部および香川大学医学部非常勤講師
④まぶたの加齢~昔のように目を開けられますか?
*村上正洋先生
1989年日本医科大学医学部卒業
オーストラリア、ロイヤルアデレイド病院留学後、
日本医科大学武蔵小杉病院形成外科教授
眼瞼下垂手術の第一人者
