医学講座
医師個人が訴えられます
昨日の院長日記、
脂肪吸引の医療事故2016を、
若い先生に是非読んでいただきたいです。
なんちゃって美容外科医の先生、
事故を起こしても、
病院が賠償してくれるから大丈夫
…なんて思わないでください。
■ ■
佐賀県弁護士会の福島和代先生が書かれています。
6 訴訟、美容外科の倒産
美容外科を被告として訴訟を提起しましたが、
訴訟継続中に、美容外科を経営していた医療法人が倒産してしまいました。
このまま逃がしてはならんと思い、
担当医師を被告に追加して訴訟を継続し、
担当医師から慰謝料を支払ってもらうことで和解しました。
■ ■
♡安心の大手美容外科♡
年俸2800万円で入職した若い先生、
事故を起こしても、
病院が賠償してくれるから大丈夫
…だと思って、
2年先輩の、
なんちゃって美容外科医から指導されたように、
脂肪吸引をして、
もし脂肪塞栓で患者さんの呼吸が止まったら、
医師個人としての責任を問われます。
■ ■
スキーバスの運転手さんが、
事故を起こして、
乗客が亡くなったら責任を問われるのと同じです。
せっかく苦労して手に入れた医師免許証です。
医療事故を起こして、
裁判所に行くようなことはしないでください。
どんなに謝ったところで、
患者さんが亡くなったら、
患者さんの親や家族は許してくれません。
■ ■
自分が施術した美容医療で、
患者さんが亡くなったり、
失明したりすると、
一生後悔します。
年俸2800万円にひかれて、
美容外科に入職したものの、
こんなことしていいのか?
…と悩むのが普通の心を持った医師です。
■ ■
もし事故を起こしてしまったら、
なんちゃって美容外科医でも、
一生後悔します。
苦労して仕送りをした親が悲しみます。
事故を起こしたということが、
一生自分の身と心から離れなくなります。
♡開院以来死亡事故ゼロ♡と
大きくHPに書いてあった美容外科から、
◆開院以来死亡事故ゼロが消えました◆
医師個人の責任は経済的にも精神的にも重いです。
医学講座
脂肪吸引の医療事故2016
弁護士の高橋智先生から教えていただいた、
医療事故情報センターニュースです。
全国の医療機関や医育機関に購読していただきたい、
とても有意義な情報が満載です。
今月号の記事をご紹介します。
一年間でたった3240円です。
これで不幸な医療事故が減ります。
■ ■
センターニュース
2016年4月1日発行 N0.337(5)
弁護士リレーエッセイ
福島和代(佐賀県弁護士会)
美容医療過誤事件について
1 はじめに
私は55期で佐賀県弁護士会所属です。佐賀に登録して間もない頃、たまたま受けた医療過誤事件について相談させていただいたのをきっかけに、九州・山ロ医療問題研究会に登録させてもらいました。医療過誤事件で分らないことがあると医療研の先生方にいつも質問させて頂いております。医療研のみなさまには、いつも有益かつ的確なアドバイスをいただき、ありがとうございます。
2 美容医療トラブルの相談
私は、医療研佐賀支部所属ということで、傷病等をきっかけにした医療過誤事件も受けますが、その他にも、消費生活センター等で、美容医療トラブルの相談を受けることがあります。美容医療に関する被害は、医療過誤というより消費者被害に近い側面があり、やってみてびっくりするようなことが沢山ありました。私が過去に受任した脂肪吸引の医療過誤事件についてご報告させて頂きます。
3 被害者のきっかけ、勧誘
本件の被害者は、友人と一緒に女性雑誌の広告を見て、この美容外科に電話をしたのが事件のきっかけでした。広告では、脂肪吸引手術の施術前の太った写真、施術後のマネキンのように痩せた写真が並べられていたそうです。被害者は来院して医師から無料カウンセリングを受けたものの、それは、太腿を指して「この辺が痩せられる」等の説明で、脂肪吸引手術の危険性についての説明はなく、手術から3日でデスクワークには戻れると言われたそうです。
医師のカウンセリングの後にはカウンセラーと称する女性スタッフ(看護師、臨床心理土等の資格職ではない、受付の人)から、さらに勧誘を受け続け、腕のよい医師、最新の設備、アフターフォローは万全との説明を受けて、被害者は脂肪吸引手術を受ける契約をしました。代金は90万円以上しましたが、美容外科にはクレジット契約書も用意してあり、その場でクレジットの申込も出来ました。
4 脂肪吸引手術とその後
被害者は、午前10時から午後5時くらいまで、約7時間かかって脂肪吸引手術を受け(複数の患者の手術を同時に行っていたようです。)、終わった後には手術と硬膜外麻酔の影響で痛みと吐き気がありました。しかし、その美容外科は外来診療のみで入院設備がなく、診療時間が終わると病院にも居られず、被害者は、友人の運転で、途中で嘔吐しながら帰宅しました。
脂肪吸引手術後は、両脚全体に浮腫が起こり、1ヶ月位は靴もまともに履けませんでした。浮腫のために膝は3ヶ月くらい曲がらなかったそうです。
本件の被害者は、脂肪吸引手術の後に起こる浮腫以外に、吸引手術後の処置がまずく、固定していたテープが皮膚に直接貼られていて、そこがラテックスアレルギーを起し、さらに炎症して感染症を起し、化膿して、皮膚が剥がれてしまいました。
被害者が電話で相談しても、その美容外科は、被害者に来院を指示せず、診察もせずに、抗生物質と軟膏を郵送しました。医師の検診は手術の1週間後でした。検診までの間は、自分で施術箇所を消毒するのですが、患者が自分で感染症の管理をするのは難しいと思います。 1週間後の検診で、普通の医療機関に転院するように勧めてくれればよかったのですが、医師は、抜糸して、抗生物質と軟膏を処方し、3週間後の来院を指示しました。次の受診までの間も、自分で消毒しなければなりません。 しかし、傷口はどんどん広がり、深くなり、潰瘍になって、膿がとめどなく出て、褥創のようになり、被害者は微熱が続きました。
被害者は電話で相談しましたが、来院の指示も、転院の指示もありませんでした。3週間後の受診で、被害者はMRSAに感染していることが分りましたが、次の受診はさらに1ヶ月後で、その間、自分で消毒して、薬を塗り続けました。
脂肪吸引手術から2ヶ月後、被害者の左右の太腿の大きさが異なっていること、潰瘍がひどくなり、褥創みたいになっていることを訴えました。結局、時間の経過とともに傷口が大きな痕になってしまったので、目立たないようにする治療を受けましたが、あまり効果はありませんでした。アフターフォローは万全という説明でしたが、美容医療で実際に事故が起きてしまうと、なす術がないのだと思います。
5 受任、協力医師への相談
私は被害者から相談を受け、本件を受任し、協力してくださる医師に相談に行きました。2名の医師に、それぞれ別の機会に相談に行きましたが、どちらの医師も普通の内科・医師で、被害自体にあきれられてしまいました。こんなの医療じゃないと半ばお怒りで、「この診療経過のどの辺が問題でしょうか?」という私のとんちんかんな質問に対して、「そもそも脂肪吸引なんてすることがおかしい、脂肪って、ゆらゆら浮いているものじゃないんだよ、筋肉と皮膚の間に脂肪があって、がっちり組織が繋がっているのに、脂肪吸引なんかしたら、中の組織は、皮膚と筋肉の間が離れちゃって、ぐちゃぐちゃになってしまうんだよ!]と、脂肪吸引がいかに危険か力説されてしまいました。また、「これで90万も取るの!」と、私が事案を説明すればするほど憤りが高まられ、普通の内科医師からすると、脂肪吸引をする医者も、受ける患者も、どっちも理解できないという感じでした。私としては感染症になったことについて何か意見をもらえればと思ったのですが、医師から意見書をもらうような事案ではないと判断し、訴訟提起をしました。
6 訴訟、美容外科の倒産
美容外科を被告として訴訟を提起しましたが、訴訟継続中に、美容外科を経営していた医療法人が倒産してしまいました。 このまま逃がしてはならんと思い、担当医師を被告に追加して訴訟を継続し、担当医師から慰謝料を支払ってもらうことで和解しました。
7 事件を終えて
被害の程度からすると、本件の慰謝料は低かったように思います。しかし、美容医療の場合、後遺障害の等級でいうと低めに出てしまうため、なかなか損害額の認定が高額になりません。
私が事件を担当して思うのは、美容医療過誤の被害は作られている面があるということです。非常に危険でも、その説明を十分に行わずに、脂肪吸引等の美容医療の広告、勧誘が行われているケースを見ます。普通の医師の常識的な立場から、きちんと危険性の説明を受ければ、脂肪吸引などの美容整形手術を受ける人はかなり少ないのではないでしょうか?
また、実際に被害に遭っても、後ろめたさ、恥ずかしさで外部に相談できず、被害を受けた美容外科の医師に頼ってしまい、他の医療機関に繋がらないケースも多いと感じます。まして弁護士に相談されない方も多いでしょうし、相談を受けても受任にまで至らない方は多いです。本件では、被害に遭ってもその美容外科に通い続け、弁護士に相談した時には、被害から相当の時間が経過していました。なんとか解決まで辿り着きましたが、被害者が被害を受けた美容外科に通い続け、囲い込まれてそのまま泣き寝入りのパターンは相当あるのではないかと思います。正確な情報を発信して被害を減らす取組が必要だと感じました。
(以上、センターニュースから引用)
■ ■
同業者として残念な事件です。
この医療事故情報センターニュースで掲載されなければ、
美容外科に従事する医師に知られることもなかったと思います。
私の正直な感想は、
被害者の女性が、
【死ななくてよかった】
【生きていてよかった】
です。
■ ■
脂肪吸引のトラブル
2007年5月15日の院長日記です。
PRSという米国形成外科学会雑誌に掲載された学術論文です
大手美容外科(倒産しました)で起こった事故です。
感染症で命を落とす寸前でした。
救ってくださったのは、
北大形成外科の先輩です。
現在は武蔵野赤十字病院形成外科にいらっしゃる、
梅田整(うめだただし)先生です。
■ ■
弁護士の福島和代先生が書かれているように、
脂肪吸引手術の危険性についての説明はなく
手術から3日でデスクワークには戻れる
医師のカウンセリングの後には
カウンセラーと称する女性スタッフ
(看護師、臨床心理土等の資格職ではない、受付の人)から、
さらに勧誘を受け続け、
腕のよい医師、最新の設備、アフターフォローは万全との説明を受けて、
被害者は脂肪吸引手術を受ける契約をしました。
■ ■
こんな美容外科は日本中にたくさんあります。
厚生労働省も、
消費者庁も、
マスコミも、
積極的に摘発しようとはしていません。
私が昨年4月に京都で開催された第58回日本形成外科学会で、
厚生労働省、医政局総務課医療安全推進室長
厚生労働省医療安全推進官
大坪寛子先生に質問しました。
残念なことですが、
派手なCMでだまされる女性は現在でもいます。
不幸な事故が無くなる日が来ることを祈っています。
この問題を書いてくださった、
佐賀県弁護士会の福島和代先生に感謝いたします。

Plastic and Reconstructive Surgery,Vol.106p204,2000より引用
医学講座
オプションをすすめる美容外科は避けて
昨日の院長日記、
目の手術は眠る麻酔を避けてください
オプションで【あんしん麻酔】をつけた結果、
【安心麻酔】で眠っていたので、
挙筋腱膜の微調整ができませんでした。
麻酔だけで5万円もしたのに、
【不満足な結果】でした。
経験を積んだ形成外科医は目の手術は眠ってる間にはしません。
■ ■
そもそも、
病院の治療に【高額のオプション】は変です。
【オプション】は車を買う時とか、
病院の差額ベッド、
飛行機のファーストクラス、
せいぜいこんなものです。
私はオプションをすすめる美容外科は危険だと思います。
■ ■
ネットの広告には、
7350円からはじめる二重整形
大切なのはクリニック選びです。
…とか書いてあるのに、
実際に行ってみると、
あなたの目は埋没法では取れます
ベテランの受付さんから、
高額の手術をすすめられます。
■ ■
残念なことですが、
信じてはいけない美容外科がたくさんあります。
営利目的なのです。
相談無料は、
集客のための手口です。
よろこぶのは患者さんではなくて、
歩合給が増えた受付さんです。

二重・眼瞼下垂
目の手術は眠る麻酔を避けてください
他院で【全切開】の手術を、
【あんしん麻酔】で受けたという患者さんの修正手術をすることがあります。
目の手術は難しいです。
私が手術をしても、
左右差が残ることがあります。
再手術になることもあります。
できるだけ満足していただけるように、
日々努力しています。
■ ■
他院で【全切開】をすすめられる患者さんには、
眼瞼下垂症の人がかなりの割合でいます。
眼瞼下垂症の人は、
単純に【切って縫う】だけの手術では、
目が開くようになりません。
きれいな二重にもなりません。
睫毛の根元が見えるような目にもなりません。
■ ■
眼瞼下垂症という言葉を出すと、
おりこうな患者さんはネットで検索して、
札幌美容形成外科のような保険が使えるクリニックに逃げてしまいます。
ですから、
大手美容外科では【眼瞼下垂症】だとわかっても、
がんけんかすいのがも言わないところがあります。
眼瞼下垂症手術は切る手術です。
『切る手術』がこわいという患者さんには、
オプションで【あんしん麻酔】をつけます。
■ ■
看護師さんが、
『1、2、3と数えて』と言ったら、
眠ってしまいました。
目が覚めかけると先生が縫っていました。
こんな患者さんが来院されます。
【全切開】でできた二重を、
手術中に確認することもなく、
あとは抜糸でおしまいです。
■ ■
手術直後に見た時から、
左右差があったそうです。
手術中に確認しないなんちゃっての若い先生は、
『そのうち気にならなくなります』
『時間がたてば気にならなくなります』
…しか言えません。
左右差ができた原因がわからないのです。
■ ■
実は、
もともと挙筋機能の差があったのです。
私たち経験を積んだ形成外科医は、
手術中に目を開いてもらって、
挙筋腱膜の微調整をします。
これは意識があって、
目を開くことができなければできません。
オプションの【あんしん麻酔】で眠っていては、
この微調整ができません。
目の手術ではオプションの【あんしん麻酔】はつけないでください。
麻酔だけで5万円もするらしいです。
札幌美容形成外科では5万円で眼瞼下垂症手術が受けられます。
TVのCMにだまされないでください。
昔の記憶
親父の人生に学ぶ①
私の父にお悔やみのお言葉をいただきありがとうございました。
いい人生だったと思います。
大正15年生まれの男性は、
第二次世界大戦でたくさんの方が命をなくしました。
うちの親父は徴兵されるのが嫌で、
札幌工業高校木材工芸科から、
東北薬学専門学校に進学しました。
■ ■
戦争が無ければ、
家具職人にでもなっていたのでしょうか?
札幌工業高校の卒業制作では、
茶箪笥ちゃだんす(今の食器棚)を制作したそうです。
私が子供の頃には、
家に親父が作ったという茶箪笥がありました。
薬剤師を選んだのは、
父親の姉が薬剤師になったことも影響していると思います。
■ ■
私が医師になったのは、
小さい頃から周囲にお医者さんの家族が多かったこと、
父親が病院勤務をしていたことも影響しています。
でも、
小さい頃の私は注射が大嫌い。
血を見るのはこわく、
死とか、
お墓とかは、
背筋がぞっとしていました。
■ ■
それが今では、
毎日注射をして、
毎日血を見て、
親父の火葬場では、
折れた大腿骨の部位や、
骨折の固定に使った金属を親戚に説明しました。
子供の頃からは想像もできませんでした。
■ ■
親父の90年の人生は、
♡いい人生♡だったと思います。
薬剤師は定年を過ぎてからもやっていました。
私の記憶が正しければ、
80歳を過ぎてからも、
調剤薬局のピンチヒッターとして、
北見まで出張していたこともありました。
親父は薬剤師が好きでした。
■ ■
下の写真は、
定年後に働かせていただいた病院です。
薬局の本間先生は、
病院の職員から頼りにされていたようです。
昔の人なので、
若い薬剤師さんができないことも、
ひょひょいとやっていたようです。
■ ■
内科の先生から、
肝臓に注射する、
無水エタノールを滅菌してほしいと頼まれた。
作ったらたいした喜ばれた(北海道弁でとてもよろこばれたの意)。
私が想像するに、
製品として滅菌された無水エタノールが販売される前のことだと思います。
肝臓癌にエタノールを注射して治療する方法です。
私が学生の頃にはありませんでした。
昔の知恵が生きたのだと思います。
■ ■
今年1月に市立札幌病院に入院させていただいた時に、
看護師さんから、
今日の治療薬という本をお借りして、
病室で読んでいたのには驚きました。
眼鏡なしで、
小さな字を読んでいました。
私も親父を見習って、
70歳を過ぎても、
診療を続けたいと思います。
親父がお世話になったみなさま、
ほんとうにありがとうございました。

一番うれしそうな写真です
故人に免じて無断で掲載させていただくことをお許しください
医学講座
平成28年診療報酬改定_腋窩多汗症注射
平成28年4月1日から、
重度原発性腋窩多汗症の注射実施料が新設されました。
【注射実施料】
G017_腋窩多汗症注射(片側につき)200点
2012年11月に保険適応になってから、
ずっと
G000_皮内、皮下及び筋肉内注射(一回につき)18点
18点だったのが200点になりました。
■ ■
多汗症ボトックス注射料180円で苦労していました。
わき汗ボトックス注射をはじめてから、
医療法人札幌美容形成外科は
赤字決算
になりました。
役員報酬引下
…でようやく黒字決算になりました。
■ ■
両側で180円だったのが、
両側で4000円になりました。
それじゃぁ~
先生4000円も値上げになっちゃうの?
ご心配はごもっともです。
4,000円も上がりません。
薬価というボトックスの価格が、
87,536円から84,241円に下がりました。
3,295円クスリ代が安くなりました。
■ ■
値上がり分は、
【注射実施料】
4,000円-180円=3,820円です。
値下げ分が、
【薬価】
87,536円-84,241円=3,295円
【実質値上】
3,820円-3,295円=525円です。
3割負担の方で160円、
1割負担の方で60円です。
■ ■
申し訳ございませんが、
4月からボトックスの注射料金が、
160円増えています。
世界一高いボトックスの薬価や、
ジェネリック品が増えると、
もっと安くできると思います。
私は自己負担が1万円以内だったら、
患者さんに優しい医療政策だと思います。
みなさまのご理解をお願いいたします。

昔の記憶
セピア色の写真2016-2
実家のアルバムで見つけた写真です。
手稲で撮った、
貴重なカラー写真です。
自分のアルバムにはなく、
私がはじめて見た写真です。
昭和30年代後半のカラー写真は、
とても高価だったと想像します。
■ ■
今のように、
100円で何枚もプリントできる時代ではなく、
私が想像するに、、、
この一枚のカラー写真が、
今のお金でも1万円くらいした?と想像します。
私と弟と両親です。
葉牡丹と菊が写っているので、
季節は秋だったのでしょうか?
■ ■
セピア色の写真というタイトルですが、
カラー写真です。
本間家も、
こうして振り返ってみると、
幸せな家族だったようです。
母親いわく、
手稲時代はお給料もよかったそうです。
子供も小さいので教育費もかかりません。
私のペルテスとい病気だけがわざわいでした。

母親の隣が私です
昔の記憶
セピア色の写真2016-1
ちょっと理由があって、
古いアルバムから写真を取り出しました。
私が小学校1年生の頃です。
下の写真は、
札幌郡手稲町字金山栄町。
三菱鉱業㈱社宅の近くです。
結核療養所がありました。
■ ■
私はこの手稲金山で、
小学校2年生の3月まで育ちました。
日本の高度成長期です。
三丁目の夕日と同年代です。
病院の住宅がありました。
私の家の向かいに、
小山先生の家がありました。
■ ■
いい時代でした。
小山昌正(おやま よしまさ)先生は、
内科の先生でした。
ご長男が正美さん、
ご長女がはるみさん、
ご近所は仲良しでした。
私が通った学校は、
手稲西小学校でした。
■ ■
私はできの悪い子でした。
小学校1年生の時に、
先生に叱られて
学校から帰ってきました。
将来お医者さんになれるなんて、
思ってもみませんでした。

セーターは母親の手作りです