二重・眼瞼下垂
眼瞼下垂症手術トラブル【2016福岡】①
昨日(2016年4月16日土曜日)札幌に帰ってきました。
札幌は寒いです。
でも自分の家がいいです。
犬(そら君)もいるし、
自分の家の風呂はいいものです。
新聞がたくさんたまっていました。
昨日は読む時間がありませんでした。
■ ■
学会中に起こった地震の被害がひろがっています。
亡くなられた若い学生さんがいらっしゃいます。
ご両親のお気持ちを考えると、
言葉もありません。
心からご冥福をお祈りいたします。
これ以上被害が大きくならないことを祈っています。
■ ■
第59回日本形成外科学会は実りの多い学会でした。
3日間、朝から夕方まで学会を聞いていました。
今年は眼瞼下垂についてのシンポジウムと、
症例検討がありました。
すぐれものの学会アプリで検索すると、
眼瞼下垂の演題だけで24もヒットしました。
ポスターも入れると39です。
一回の学会でこれだけの演題はすごいです。
■ ■
ISAPS-JSPRS Joint Symposiumという、
国際美容外科学会との合同シンポジウムもありました。
韓国、台湾、シンガポール、中国の先生もいらっしゃいました。
学会初日には、
Aesthetic Blepharoptosis Repair
美容的眼瞼下垂症手術というのがありました。
Moderator: Kunihiko Nohira(Soshundo Plastic Surgery, Japan),
Ryuichi Utsugi(Clinic UTSUGIryu, Japan)
09:10-09:25 Comparison of Muller-aponeurosis complex advancement, frontalis transfer and silicone rod suspension in severe ptosis.
Dae-Hwan Park(Daegu Catholic University, South Korea)
09:25-09:40 Blepharoptosis Repair As a Workhorse in Revision Upper Blepharoplasty
Chang-Chien Yang(Artwood Plastic Surgery Clinic, Chinese Taipei)
09:40-09:55 Ptosis repair by levator advancement
Martin Huang(The Cosmetic Surgery Clinic, Singapore)
09:55-10:10 Aponeurotic Blepharoptosis Repair for Japanese patients
Ryokuya Ban(Shinshu University, Japan)
10:10-10:40 DISCUSSION WITH THE PANEL AND THE AUDIENCE
■ ■
日本人は、
信州大学形成外科の伴_緑也ばん_りょくや先生が英語で発表されました。
日本以外ですと台湾のChang-Chien Yang先生と、
シンガポールのMartin Huang先生の手術がお上手でした。
感じたことは、
台湾でも、
シンガポールでも、
韓国でも、
不満足な結果が多いということです。
■ ■
どこの国にも、
なんちゃって医がいます。
シンポジストの先生たちは、
なんちゃって医や他の先生がした、
眼瞼下垂症手術の修正手術をしていました。
【左右差】怒
【幅が広すぎる】怒
【内側の幅が広い】怒
【びっくり目】怒
【目が開いていない】怒
日本と同じトラブルが海外でも起きていました。
みんな苦労して修正をしていました。
眼瞼下垂症手術は難しいとつくづく思いました。
医学講座
巨大色素性母斑の治療【2016福岡】
3日間の日本形成外科学会が終わりました。
今日は福岡→札幌への移動日です。
昨夜も緊急地震警報がありました。
福岡も大きく揺れました。
また熊本で被害が出たようです。
これ以上、被害が大きくならないことを祈っています。
被災された方に心からお見舞いを申し上げます。
■ ■
第59回日本形成外科学会では、
21のシンポジウムがありました。
まずご紹介したいのが、
【第1日目】4月13日(水)10:30~ 12:00第1会場 3F(メインホール)
シンポジウム2
巨大色素性母斑の治療:多様な選択肢と実際
司会:武田 啓(北里大学医学部形成外科・美容外科学)
舟山 恵美(北海道大学大学院医学研究科機能再生医学講座形成外科学分野)
SY2-1 多様の選択肢 そしてcryosurgery(凍結外科療法)
冨士森良輔(医療法人冨士森形成外科医院)
SY2-2 巨大色素性母斑の治療
貴志 和生(慶應義塾大学医学部形成外科学教室)
SY2-3 自家培養表皮製品ジェイスR の先天性巨大色素性母斑への適応拡大を目的とした医師主導型治験の成績
金子 剛(国立研究開発法人国立成育医療研究センター)
SY2-4 培養表皮を用いた巨大色素性母斑の治療
相原 正記(聖マリアンナ医科大学医学部形成外科学講座)
SY2-5 巨大色素性母斑に対する皮膚剥削術とレーザー照射の検討
茂利 真美(愛知医科大学形成外科)
SY2-6 先天性巨大色素性母斑に対する色素レーザーおよびQスイッチルビーレーザーを用いた複合レーザー治療の有用性
舟山 恵美(北海道大学大学院医学研究科機能再生医学講座形成外科学分野)
■ ■
京都の冨士森先生が抄録に書かれています。
巨大色素性母斑は大変な疾患である。まさに津波のようでその治療は困難を極める。
演者は長年この疾患と立ち向かってきた。そして一応納得のできる結果も得たが不満も多い。まず植皮術。広範囲なので遊離植皮が適応となるが顔面に限られる。そして医師と患者の協力と辛抱の成果が問われる。皮膚剥削術、皮膚剥離術はよほどの適応でないと患者を悲惨に導くだけに終わる。縫縮術はかなり効果的であるが、以後の治療方針も定まらず、単に皮膚を傷つけただけだとすれば非難は免れないであろう。残念ながらレーザーは治癒につながらない。それを知っていつまでも照射を続けたとすれば信頼できる医者とは言えないのではないか。結局今学会では培養皮膚移植と凍結外科療法との対決と思っている。
現在の培養皮膚による巨大色素性母斑の治療の結果はどうなっているのか、楽しみと期待に胸が膨らむ。演者は長年凍結療法を行っている。表皮を傷つけないことを最大の目標としているが白斑の発生と後年の再発をいまだ解決できないでいる。多くの症例を報告したい。
■ ■
今年の日本形成外科学会でも、
京都の冨士森先生にたくさん教えていただきました。
シンポジウムの後で冨士森先生とお話しをしました。
残念なことですが2016年4月の時点では、
培養表皮移植で巨大色素性母斑の治療は、
満足な結果を得られていません。
■ ■
冨士森先生は、
2歳半までは凍結外科療法をすすめています。
確かに効果があります。
冨士森先生が抄録に書かれているように、
一応納得のできる結果も得たが不満も多い
これも事実です。
■ ■
以前に私の院長日記でご紹介した、
北大形成外科のレーザー治療があります。
確かに効果があります。
しかし限界があることを、
今年のシンポジウムで知りました。
司会と演者をなさった舟山恵美先生によると、
小さいうちに、
体幹部の巨大色素性母斑に照射した場合は効きますが、
大人になってからは限界があります。
■ ■
一番効いてほしいと思う、
顔面の大きな色素性母斑は、
眼瞼部にある黒の濃い色素性母斑には効いていましたが、
薄い黒の色素性母斑には効いていませんでした。
頬部の色素性母斑にも効いていませんでした。
今日の院長日記で訂正させていただきます。
■ ■
身体の半分以上が黒い巨大色素性母斑をどう治すのか?
冨士森先生が抄録に書かれたように、
まさに津波のようでその治療は困難を極めるのが現実です。
自分の身内が巨大色素性母斑だったらどうするか?
とても悩むところです。
私ならまず北大式のレーザー治療をします。
皮膚移植をできる部位や、
組織拡張器を使える部位だったら
手術を考えます。
形成外科には、
まだまだ解決しなければならない疾患がたくさんあります。
医師と患者の協力と辛抱の成果が出る日が来ることを期待しています。
医学講座
第59回日本形成外科学会(福岡)④
昨日(2016年4月14日)午後9時26分ごろ
熊本県で震度7の地震がありました。
被害にあわれた熊本県の方にお見舞い申し上げます。
私は福岡のホテルにいました。
iPhoneが大きな音で地震警報を発しました。
数秒後に大きな揺れがきました。
海から近いホテルなので津波を心配し、
TVをつけました。
■ ■
幸いなことに、
津波の心配はなく、
福岡市内は平穏でした。
ホテルのEVが停止し、
フロントの方が各部屋を回って、
けがや異常がないことを確かめてくださいました。
日本形成外科学会の歴史で、
総会開催期間中に地震があったのははじめてだと思います。
■ ■
今回の第59回日本形成外科学会、
2日目までで一番印象に残ったのが、
◆シンポジウム12
4月14日(木)13:00-14:30
専門医取得後の形成外科人生
司会
吉村陽子(藤田保健衛生大学 形成外科)
髙木誠司(福岡大学医学部 形成外科学教室)
演者
「専門医取得後の形成外科人生」
藤井海和子(がん・感染症センター 都立駒込病院 再建形成外科)
「私の専門医取得後の形成外科人生~一地方一般病院での26年~」
木村 中(函館中央病院 形成外科)
「基礎研究室でのPhDコース+海外ポスドク=7年間の経験」
野田和男(京都大学 医学部 形成外科)
「解剖学教室での形成外科人生」
今西宣晶(慶應義塾大学医学部 解剖学教室)
「私の海外医療支援活動の経験–世界の医療団スマイル作戦を通じて」
山田信幸(やまだクリニック)
「美容外科医のキャリアパス」
室 孝明(ヴェリテクリニック 福岡院)
「専門医取得から乳房再建専門クリニックの町医者になるまで-そしてこれから」
岩平佳子(医療法人社団 ブレストサージャリークリニック)
■ ■
今までの日本形成外科学会にはなかった、
新しい企画でした。
とてもいい企画だと思いました。
シンポジウムの最初に、
司会の髙木誠司先生からお話しがありました。
髙木先生は
福岡大学医学部形成外科学准教授で、
今回の日本形成外科学会総会事務局長です。
■ ■
会長の大慈弥先生の右腕として、
学会を取り仕切る立場の先生です。
とても大変なお仕事です。
この
専門医取得後の形成外科人生は、
髙木誠司先生の発案で企画されたそうです。
各シンポジストの発表すべてが素晴らしいと思いました。
■ ■
私は特に同じ北大形成外科同門の、
函館中央病院形成外科の木村 中きむらちゅう先生の発表がよかったです。
木村先生は、
北大形成外科教授の山本有平先生と同期です。
私から見て、
お二人は仲良しの同期です。
木村先生は、
現在、北大形成外科で活躍中のたくさんの先生に、
形成外科の基礎を教えました。
■ ■
他のシンポジストの先生のご発表もよかったです。
人それぞれの形成外科医人生です。
苦労も多いと感じました。
共通しているのは、
形成外科という診療科目が好きなことです。
きずを治すプロとしての形成外科が好きな人の集まりです。
とても充実した3日間でした。
大慈弥先生、髙木先生ありがとうございました。

医学講座
第59回日本形成外科学会(福岡)③
昨日の福岡は夕方に雨でした。
学会場の福岡国際会議場には、
たくさんのタクシーが並びました。
お隣の福岡サンパレスホールでは、
SUPER JUNIOR KYUHYUN JAPAN TOUR 2016
…が開催されていてたくさんの女性が並んでいました。
福岡は活気がある街です。
■ ■
今回の第59回日本形成外科学会は、
シンポジウムだけで21もあります。
とても全部を聞くことはできません。
そのほかに、
昨年から専門医講習の受講があります。
定員90人のランチョンセミナーから、
定員1000人の講習会まで券を買わなくてはなりません。
■ ■
昨日の専門医講習では、
定員1000人の感染対策講習が、
券が完売になってしまいました。
私はもともと聞くつもりがなかったのですが、
1日しか学会に出席できない先生で、
この専門医講習を受講したかった先生は、
残念そうに『完売でした』
…と話していらっしゃいました。
■ ■
昨日聞いたシンポジウムの内容などは、
また明日から書きたいと思います。
院長日記を書く時間もあまりないくらい、
朝から夕方まで学会があります。
今日もしっかり勉強してきます。
私も専門医講習の券を7枚希望したのに、
今朝は3枚しか買えませんでした。
専門医を維持するのも大変です。
1枚1000円です。
早い先生は朝6:30から並んで講習会の券を買ったそうです。
医学講座
第59回日本形成外科学会(福岡)②
今日から第59回日本形成外科学会です。
福岡はあたたかでいい天気です。
天気予報では雨が降るようですが、
朝の福岡は晴れています。
日本形成外科学会も大きくなりました。
プログラム抄録集も厚くなりました。
■ ■
今回の日本形成外科学会で一番驚いたのは、
スマホアプリです。
iPhoneでプログラムが読めます。
AppleStoreでjsprs59を検索すると、
黄色い画面の第59回日本形成外科学会が出てきます。
これをダウンロードするだけです。
実によくできています。
■ ■
このアプリのいいところは、
自分のスケジュールを設定できるところです。
今回の学会では、
会場が7つもあります。
毎年プログラムを持って、
あっちの会場から、
こっちの会場とうろうろしながら聞いていました。
■ ■
今年は、
iPhoneだけでOKです。
便利なことに、
暗い会場で、
明るい画面はとても読みやすいです。
字も大きく拡大できます。
これからの学会はこれになると思います。
■ ■
大慈弥先生が次のように書かれています。
形成外科・美容外科は、
創造と革新を求め続ける特異な医学分野です。
次のBreakthroughは何でしょうか?
歴史を踏まえ、今回の学術集会は、
皆様と「Next Breakthrough」を探る機会にしたいと考えています。
プログラムだけでもすごいBreakthroughです。

医学講座
第59回日本形成外科学会(福岡)①
明日から第59回日本形成外科学会です。
昨年は京都でした。
今日は札幌から福岡までの移動日です。
ANA290便で行きます。
札幌(千歳)14:40発→福岡17:10着です。
2時間半の空の旅です。
乗り換えがないので楽です。
■ ■
第59回日本形成外科学会の会長は、
福岡大学医学部形成外科学講座教授の
大慈弥裕之先生です。
大慈弥先生は、
私と同年代です。
誕生日は一週間違いです。
1954年9月15日生まれ。
卒業年度も1980年で同じです。
■ ■
同年代だから私がほめるわけではありませんが、
日本形成外科学会会長はすごいです。
形成外科講座がある大学が増えました。
有名大学の形成外科教授になっても、
日本形成外科学会会長になれない先生もいます。
それだけ大慈弥先生に実力があるという証拠です。
福岡大学形成外科の初代教授で、
名実ともに立派な形成外科教室を創られました。
■ ■
大慈弥先生は、
平成23年9月(2011年9月)に、
第34回日本美容外科学会の会長も歴任されました。
大慈弥先生が福岡大学形成外科HPに書かれたお言葉です。
福岡市都市圏唯一の大学病院形成外科として、
私どもは難易度の高い形成外科手術や再建外科手術を数多く手がけてきました。
今後は、再建手術がさらに高度で洗練化されるだけでなく、
創傷管理や抗加齢医療、美容医療の領域においても、
形成外科が担う範囲がますます拡大することが予想されています。
(福岡大学形成外科HPより引用)
明日からの学会を楽しみにしています。
院長の休日
「実験」の喜び
平成28年4月10日(日)、朝日新聞朝刊、男のひといきです。
「実験」の喜び
60歳で定年になったとき、「よし、毎日の夕飯は俺が作っちゃおう」と決めた。フルタイムで働いている妻への感謝の気持ちも込めて、2年間実行してきた。
まずはメニューを決め、買い物へ。そして夕方からいよいよ台所に立つ。レシピを何度も見ながら手順を確認し、頭をフル回転させながら作業を進める。この「レシピ通りに作っていく」という作業が、学生時代の理科の実験をしているようで、実に楽しい。
例えばカレーの時、カレー粉にトマトを加えて赤くなった鍋の中に、白いヨーグルトを注ぐと金色に変化。いつも1人ニヤニヤしながら「実験成功!」と心の中で叫んでしまう。ピザを作る過程で、ただの白い粉が、魔法をかけたように生地になって、膨らんでいくのも感動ものだ。時には実験失敗もあるが、成功して妻や子どもたちから「おいしい」と言ってもらえると、最高の幸せを感じる。
2年間の実験のおかげで、天ぷらやオーブン料理、肉まんもできるようになった。さらに実験を積み重ねて、今度は地域の同年齢の男性方に、この喜びを伝えていけたらいいなあ、と思う今日この頃である。
(横浜市 篠田高史 無職 62歳)
(以上、朝日新聞より引用)
■ ■
今日4月11日(月)は新聞休刊日です。
昨日の朝日新聞朝刊です。
投稿者の篠田高史様は62歳で私と同年代です。
フルタイムで働いている妻への
♡感謝の気持ち♡も込めて、
2年間実行してきた。
すごいことです。
篠田高史様を尊敬します。
■ ■
「実験」の喜びは、
お気持ちがよくわかります。
私のアップルパイも、
失敗の連続でした。
最近は奥さんから、
北菓楼のアップルパイが美味しいと言われています。
試しに一個買ってきてもらい、
中を見てみました。
■ ■
奥さんいわく、
パイがさくさくしているのがいいとのことです。
私も反論します。
これは小さなりんごが入っている。
アップルの量が違う。
さくらんぼさんのりんごは、
大きくて水分がたっぷり、
僕のはリンゴが大きいから、
リンゴの果汁で下のパイはしっとりになる。
■ ■
奥さんに言われっぱなしでは残念なので、
今度は、
北菓楼のアップルパイにチャレンジです。
私の定年はまだ決まってませんが、
休日の楽しみに、
ぼちぼちアップルパイを作ります。
そのうち、
男の料理教室にも行きます。
昔の記憶
イオンの自転車屋さんに感謝
私も奥さんも、
自転車が好きです。
古い自転車です。
大切に乗っています。
自転車屋さんのおじさんから買いました。
■ ■
自転車に乗りました2015
2015年3月23日の院長日記です。
昨年は3月23日が初乗りでした。
今年は少し早く3月17日から乗りました。
昨年は調子がよかったのに、
今年は一晩で後輪の空気が抜けました。
■ ■
私の自転車は、
息子のおふるです。
もうぼろぼろです。
昨年と一昨年は、
ぎこぎこいっていたので、
油を差しました。
ぎこぎこ言わなくなりました。
快適に乗っていました。
■ ■
琴似の自転車屋さんまで行くのは大変なので、
イオン桑園店の自転車屋さんにお願いしました。
夜遅くまで、
若い職人さんが働いています。
他店で買った自転車なのに、
親切にみてくださいました。
ありがたいことです。
■ ■
私:もう古いから(修理は)無理でしょうか?
イオンの若い職人さん:(ブリジストンの)いい自転車だから修理できますよ。
イオンの若い職人さん:修理して乗ってる方も多いですよ。
ありがたかったです。
上手に修理をしていただいて、
新しいタイヤになって快適に走っています。
昨日は奥さんの自転車が故障しました。
変速レバーが効きませんでした。
■ ■
奥さんの自転車も、
イオンの自転車屋さんで修理をしていただきました。
とっても軽くなった。
よかった。
修理費も2000円ちょっとだった。
ありがたいことです。
これでしばらく愛着がある自転車に乗れます。
イオン桑園店の自転車屋さん、
ありがとうございました。
感謝しています。

昔の記憶
親父の人生に学ぶ②
昨日は親父の火葬から一週間でした。
仏教では、
亡くなった日から数えて7日目に営む法要を初七日と呼びます。
本間家は無宗教なので、
初七日も、
四十九日もありません。
■ ■
人が亡くなると、
実にいろいろな手続きがあります。
私たちは人が亡くなるまでのことはよく知ってます。
おしっこの量(尿量)が減ってくるとまずい。
SPO2(えすぴーおーつー)が80を切るとまずい。
SPO2経皮的動脈血酸素飽和度
(指につけて酸素の量を測定する装置です)
■ ■
私は死亡届けを出して、
火葬許可をもらうのを区役所に行ってしました。
出生届けは24時間受け付けてくれるので、
死亡届けも夜間でも大丈夫?と思っていました。
ところが、
死亡届けを出して、
火葬許可をもらうのに時間がかかり、
夜間はダメなことが行ってみてわかりました。
■ ■
私にとっていい親父だったか?
うーん。
いい親父だったんだと思います。
私が親父に感謝していることはいくつかあります。
まず人生で役立っているのが、
法律とか、
契約書とか、
裁判所とか、
公証人とか、
ふつうの人が知らない知識を自然と身につけてくれました。
■ ■
これには理由があります。
裁判所というところ
2009年7月26日の院長日記に書いてあります。
私の父は、
私が子どもの頃に、
自分の叔父と裁判をしていました。
土地の取得をめぐっての裁判でした。
父親は薬剤師ですが、
法律を知らないばかりに、
土地をだまし取られたと…
私が小学1年生の頃に、
NHKの大学講座で、
法律を勉強していました。
■ ■
その父親の影響か?
私は社会科の中では、
政治経済が好きでした。
地理、
日本史、
世界史、
はまったくダメでしたが、
政治経済だけは、
札幌西高校でも、
10段階評価の10でした。
■ ■
私は理系クラスでしたが、
10段階評価で10を取ったのは、
現代国語と政治経済だけでした。
英語、
数学、
化学、
生物、
医学部の受験に必要な科目は…
残念ながら10は取れませんでした。
政治経済の担当は平野先生でした。
物静かで温厚な先生でした。
東大をご卒業と噂されていました。
■ ■
政治経済が好きだった私でも、
裁判所のことは知りませんでした。
裁判が公開の法廷で行われることも、
何となく知っていましたが、
実際に行ったことはありませんでした。
一民間人としては、
できれば裁判所には行きたくないものです。
昨年10月8日に、
弁護士の高橋智先生の日記で教えていただき、
はじめて医療裁判の傍聴に行きました。
■ ■
裁判所というところは、
実際に行ってみると、
案外入りやすいところでした。
事務的に、
裁判を処理しているという印象でした。
法廷は静かなところです。
傍聴人は、
椅子に座って黙って聞いています。
甲(こう)とか
乙(おつ)とか
丙(へい)というような、
あまり聞き慣れない日本語が出てきます。
■ ■
裁判員制度ができて、
裁判所も一般人を意識しています。
ただ、
携帯電話の写メは駄目だそうです。
法廷内はもちろん、
携帯は駄目だと思っていました。
私が注意を受けたのは、
一階の掲示板のところでした。
裁判の予定表が、
大学の学生用掲示板のように、
紙にプリントされて貼ってありました。
■ ■
法廷を間違えないように…
写メに撮ろうとして注意されました。
掲示板にコピーが貼ってあるので、
部屋番号を忘れないように…
撮っただけでしたが、
裁判所内ではカメラは禁止と、
衛視(ガードマンのような人)に言われました。
よく見ると
入口近くに撮影禁止と
注意が書いてありました。
■ ■
親父のおかげで、
公証人とか、
公正証書とか、
不動産に関する知識も身につきました。
札幌美容形成外科を開業する時に、
不動産賃貸契約をしました。
札幌公証人役場に行き、
元札幌地裁所長の三上英昭先生に
公正証書を作成していただきました。
■ ■
コンタクトオフビルの建替えについて、
大同生命と闘うことになりそうです。
親父のおかげで、
契約書はしっかり公正証書で作成してあります。
文書もしっかり保存してあります。
裁判所と聞いても、
堂々と公開の法廷で争うことに何の不安もありません。
裁判になったら、
ぜひ傍聴にいらしてください。
■ ■
それにしても、
帝国データーバンクが、
もう少し私の院長日記を調査していたら、
解決までに何年もかかるような、
ちっぽけな老朽化したビルを
購入しなかったのだろうに~
私はひそかに微笑んでいます。
■ ■
大同生命の山田健さん、
しっかりと丁寧に説明してください。
虎門中央法律事務所の
弁護士柴田征範さん、
所長の今井和男さんが著書に書いた、
【テナントリスク】を解決してください。
札幌美容形成外科との退去交渉は、
建物が老朽化しているから退去せよとの一点張りで、
一方的かつ強硬であったことから、
(札幌美容形成外科の)態度は、硬直化しています。

裁判で苦労した親父、晩年は幸せでした
医学講座
これからの乙武さん_小説家なら不幸ではない
平成28年4月8日(金)朝日新聞朝刊の記事です。
(寂聴_残された日々:11)
これからの乙武さん_小説家なら不幸ではない
今から17年前の初夏、乙武洋匡さんが後にも先にも一度だけ、京都の私の住み家、寂庵(じゃくあん)へ訪れてくれた。たしか乙武さん、23歳の時だった。早稲田の学生で、すでに「五体不満足」という本を出版して、本は売れに売れ、有名人になっていた。
その乙武さんと私との対談を、雑誌「現代」が企画した。
約束の時間通り、現代の長身の編集者が軽々、乙武さんを胸に抱き、門から入ってきた。玄関に入るなり、私の足元へ、軽い荷物を置くように、抱いてきた乙武さんをひょいと置いた。乙武さんは、その瞬間、私の目には、一個のぬいぐるみのように見えた。そのショックで、私はうろたえてしまった。本も読み、写真も見てはいたが、実際に両手、両足のないその人を目撃した瞬間の驚きは、予期以上のものであった。この体で生まれ、早稲田の学生になって、ベストセラーの本を出すまでの歳月、人のしないどれだけの苦労をしてきたかと思うだけで胸がいっぱいになった。
対談が始まったら、乙武さんは、すがすがしい美形の顔を真っすぐあげ、私の顔を正面から見て、その清潔で深い瞳で私の目を見つめ、質問に即座に期待以上の答えをくれた。
「障害は不便である。しかし、不幸ではない」
と、「五体不満足」の本に書かれたヘレン・ケラーの言葉を、彼の口から、きっぱりと、じかに聞くと、その言葉の重みが、格別の感動を呼びおこすのであった。彼以上の苦しみに耐えて、ここまで爽やかな人間に育てあげた母なる人の、精神の強さと聡明(そうめい)さに、改めて感動した。
*
会ったのはその時だけだったが、その後の乙武さんの動きや噂(うわさ)を他人事(ひとごと)ならず注意していた。結婚したと聞いた時も、教育者になったと聞いた時も、子供が次々生まれたというニュースも、自分の肉親の慶事のように嬉(うれ)しかった。
ずっと陰ながら好意を抱きつづけ、その幸福を祈っていた乙武さんが、突然、不倫の不行跡をあばかれ、週刊誌に書きたてられ、マスコミに非難されている。
まさか夏の参院選に向け、自民党で立候補するなど思いもかけなかったが、さすがにそれは取りやめた。
これから生きのびるには、小説家になるしかないのでは。小説家は不倫をしようが、色好みの札つきになろうが、その恥を書きちらして金を稼いでもどこからも文句は言われないよ。
◆作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんによるエッセーです。原則、毎月第2金曜日に掲載します。

(以上、朝日新聞より引用)
■ ■
うちの奥さんがTVの報道を見て怒っていました。
がっかりした、
残念だ、
選挙はダメだわ。
女の人は投票しないわ。
お怒りはごもっともです。
知り合いの女性も、
がっかりしたと話していました。
■ ■
私は2012年9月に開催された、
第4回世界創傷治癒学会連合会議で、
乙武洋匡(おとたけひろただ)さんの特別講演をお聴きしました。
感動しました。
とてもよいお話しでした。
今回の報道を残念に思っています。
■ ■
こんなことを院長日記に書くと、
さくらんぼさんからも
なっちゅんさんからも
お叱りを受けることは覚悟の上です。
男性としての正直な感想は、
五体不満足でも
あっちの方は不満足じゃなかったんだ。
■ ■
この報道を見て、
俺でもできるかも?
俺でも大丈夫かも?という、
身体にハンディを持った男性がいると思います。
女性にはわからないと思います。
不倫は悪いことです。
奥さんや子供さんがいるのにダメです。
■ ■
米国大統領だって、
不倫で大きく報道されたことがあります。
女性の生理と同じで、
男性には精液がたまってきます。
たまってくると、
放出したくなります。
放出の仕方を誤ると、
こんなことになります。
■ ■
私は風俗には行きません。
でも世の中には風俗が好きな男もいます。
風俗で働く女性もいます。
風俗には、
身体にハンディを持った男性も行くそうです。
そんな男性にも、
サービスを提供してくれるそうです。
■ ■
私の札幌医大の先輩、
故_渡辺淳一先生は
不倫を題材にした小説も、
たくさんの女性とお付き合いをしたことも、
小説に書かれました。
乙武さんには、
瀬戸内寂聴さんのお言葉のように、
また活躍していただきたいと願っています。
青少年に勇気と夢を与えるような仕事をしてほしいです。
ぜひ名誉挽回をお願いします。