医学講座

「昔の病気」ではない梅毒 今は若い男性で増加

 今日は朝日新聞WEB版(2017年9月15日)
 健康ガイド 弘前大学企画の記事をご紹介いたします。
 「昔の病気」ではない梅毒 今は若い男性で増加
今回も性行為感染症(STD)の代表である「梅毒」についてお話しします。
 梅毒というと「遊郭」が栄えた江戸時代に花魁(おいらん)に代表される遊女たちが苦しめられたということで有名な感染症です。感染経路は性行為以外ではめったになく、少量の唾液(だえき)といった飛沫(ひまつ)感染はまず考えにくいです。
 血液感染は十分考えられ、昔に行われていた、不衛生な刺青の刺入(しにゅう)や注射の打ち回しでは感染があったと考えられます。梅毒の原因菌の保菌者と避妊具なしで性交すると、30~40%の確率で感染すると言われています。
 梅毒の症状は4期に分かれています。
 1期では、感染してから3週間後ぐらいに感染部位(性器、口、肛門(こうもん)など)の皮膚や粘膜に小豆大のしこり(軟骨の硬さ程度)ができます。その後、しこりの中心部が硬く盛り上がります。また太ももの付け根の部分(リンパ節)が腫れますが、これらの症状は放置しても数週間で消えます。
 2期では、感染から3カ月後くらいにピンク色のあざや赤茶色の盛り上がったブツブツが、体の中心線にあたる部分を中心に顔や手足にできます。また、脱毛症も出現します。これらの症状は、数カ月から数年続きますが無治療でもまた自然に消えます。
 3期では、感染して3年以上たってから結節性梅毒疹やゴム腫と呼ばれる大きめのしこりができます。
 4期は末期的症状で心臓、血管、神経、目などに重い障害が出ます。
 梅毒は現在でもペニシリンが非常によく効くので、そこまで悪くなる人は見られません。昔の人は、2期を超えて症状が治まると、「完治した」と勘違いしてしまいました。梅毒は「昔の性病」という印象ですが、近年、世界中で増加しています。
 特に欧米では、男性同性愛者間を中心に広がっていることが報告されています。男性同士だとコンドームを使わないことが多いでしょうし、肛門や直腸に傷がつきやすく、そこから感染しやすいのです。

 国立感染症研究所の調査によると、2013年の国内での梅毒総報告数は1226例で、前年の875例と比べて1.4倍に増加しました。
 性別では、男性が80.7%で、25~29歳の若い男性で最も多く見つかっています。女性でも20代が最も多いです。
 感染経路は、男性では87.1%が性的接触と報告されています。その内訳は、「同性間接触」が50.2%、「異性間接触」が35.9%、「異性+同性間接触」が1.3%でした。女性では異性間接触が88.1%を占めています。
 一般的な性行為は異性間が圧倒的に多いはずなのに、これだけ男性の同性間性的接触で梅毒が多いというのは、やはり日本でも男性同士の性行為が増えてきて、それが梅毒を増やしている大きな原因となっていると考えられます。
アピタル:弘前大学企画・今こそ知りたい! 感染症の予防と治療
 (弘前大学大学院医学研究科臨床検査医学講座准教授 齋藤紀先)
 (以上、朝日新聞より引用)

      ■         ■
 若い男性にも梅毒が増えています。
 同性間接触が増えているのか?
 風俗でうつる人が増えているのか?
 この記事だけではわかりません。
 私は性病教育が大切だと思います
 すべての日本国民に、
 性病の正しい知識を教えることが、
 梅毒患者を根絶する道だと思います。

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医学講座

梅毒感染、20代女性で急増

 梅毒感染の続きです
 少し古いですが、
 平成29年1月13日、朝日新聞の記事です。WEB版から引用しました。
 梅毒感染、20代女性で急増 42年ぶり高水準
 国立感染症研究所は2017年1月13日、昨年1年間の国内の梅毒感染者数が4518人(速報値)に上ったと発表した。4千人を超えたのは1974年以来、42年ぶり。大西真・細菌第一部長は「不特定多数との性行為などリスクの高い行動を取った人は、検査を受けてほしい」と呼びかけている。
 梅毒は主に性行為で広がる細菌性の感染症で、性器や唇にしこり、ただれが起き、進行すると全身に赤い発疹ができる。感染者は戦後まもない時期は年10万人を超えていたが、治療薬の普及などで減少。2012年までの20年間は1千人未満と落ち着いていたが、2013年以降、急増している。
 昨年の患者を都道府県別でみると、東京1661人、大阪583人、神奈川284人、愛知255人、埼玉190人、兵庫181人、千葉139人、北海道117人、福岡107人などと都市部で多い。
 全体の約7割を占める男性は各年齢層から偏り少なく報告されているが、女性は20代が女性全体の5割超を占め、感染増加が目立つ。男性の同性間の性的接触による感染だけでなく、近年は異性間での感染も広がり、患者増加に拍車がかかっているとみられるが、原因ははっきりしない。妊婦が感染していると死産・流産のほか、胎盤を通して赤ちゃんが感染し障害や病気を持つ危険がある。川村剛志

(以上、朝日新聞より引用)

      ■         ■
 2016年一年間に届けられた梅毒患者数です。
 梅毒は法律で届出る義務がある病気です。
 私は無届けの梅毒患者もいると思います。
 梅毒は保険診療で治療してもらえます。
 梅毒患者を増やさないためです。
 残念なのは、
 女性は20代が女性全体の5割超を占め、
 感染増加が目立つ。

 …という事実です。
      ■         ■
 一説によると、
 性風俗産業で働く女性が、
 海外からのお客さんから、
 うつされることがあるそうです。
 アジア圏のある国は、
 人口あたりの梅毒患者数が、
 日本の何倍もいるそうです。
      ■         ■
 日本に買い物に来た旅行者が、
 夜に、
 女性を買うこともあるようです。
 梅毒に感染した20代女性の大部分は、
 梅毒?
 なに、それ?

 おそらく何の知識も持っていなかったと思います。
 性病教育が大切だと思います
      ■         ■
 私が札幌西高校の生徒だった50年前、
 梅毒ばいどく
 硬性下疳こうせいげかん

 …という言葉を、
 保健体育の時間に、
 齋藤佳彦先生から習いました。
 残念ながら、
 ただ言葉を覚えただけでした。
      ■         ■
 おくてだったけんいち少年
 どういうことをしてうつるのかも?
 まったく知りませんでした。
 高校生の時は、
 受験勉強ひとすじでした
 発生とか生殖といえば、
 メンデルの法則で、
 エンドウ豆の花の色がどうのこうの…
 それだけで精一杯でした。
 63歳の私は子供たちに正確な情報を、
 正しく伝える必要性を強く感じています。

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院長の休日

札幌駅新幹線地下ホーム検討

 平成29年9月23日、北海道新聞朝刊の記事です。
 札幌駅新幹線ホーム地下案検討 「現駅」「東側」難航
 2030年度の北海道新幹線延伸に向けた札幌駅のホーム位置問題で、建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構とJR北海道が地下にホームを造る「地下案」で検討に入ることが9月22日、分かった。JRが主張していた「東側案」は在来線への乗り換えなど利便性がネックとなり、現在は機構が推す「現駅案」を優先的に検討していたが、在来線への影響が大きく、協議が長期化。結論をこれ以上先送りすれば、工期を確保できず、開業に間に合わないことから、第3の案として「地下案」での調整を進める見通し。
 複数の関係者が明らかにした。機構とJRは近く、道と札幌市に協議の状況を説明する。機構、JR、道、札幌市の4者は昨年10月の協議で「現駅案」「東側案」に絞り込み、道と札幌市が機構とJRに結論を委ねていた。
 機構とJRは、現駅案でネックとなっている在来線への影響を緩和するため、桑園駅周辺などへの引き込み線設置を検討したが、高架橋の大規模改修など難工事になることが判明。一方の東側案は、利用客の利便性に難があることに加え、現駅案の倍はかかるとされる建設費の高さも障害となり、決め手に欠いている。
 2案に絞った協議が膠着(こうちゃく)状態に陥る中、第3の案として浮上したのが地下案。新幹線がトンネルに入る小樽市朝里川温泉付近から一度も地上に出ることなく札幌駅に直結するため、在来線への影響も避けられる。ホームは地下鉄の下に配置する設計になる見通しで、在来線や地下鉄への乗り換えなどの面で東側案よりも利便性は高い。
 ただ、建設費がどの程度膨らむかは不透明なうえ、現時点で地上ホーム案しか想定していない札幌市のまちづくりにも影響しかねない懸念がある。
 現在の計画では、札幌―新小樽(仮称)間に設けられる「札樽トンネル」(約26キロ)の札幌市側の出入り口となる中央区北6西10で新幹線が地上に出て、高架の約1キロを走行し、札幌駅のホームに入ることになっていた。
 (以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 私は地下ホームがいいと思います。
 2017年9月7日に開催された、
 住民説明会でも
 高架にしないで、
 そのまま地下にホームをつくるといいのに、、、

 …と何人もの人が言ってました。
 一番問題なのが、
 雪対策です。
      ■         ■
 本州に住んでいる人にはわからないと思います。
 札幌の交通機関で、
 一番頼りになるのが、
 地下鉄です。
 人身事故でもない限り、
 どんなに大雪の日でも遅れません。
 昔、JR北海道が、
 冬こそJR
 …というTV-CMを流していたことがありました。
 近年は冬に弱いJR北海道なのでそのCMは消えました。
      ■         ■
 私が新幹線_住民説明会2017
 …で書いたように、
 急こう配の新幹線が問題になります
 雪でスリップします
 大雪が降ったら、
 新幹線が急こう配を上がれなくなります。
 札幌駅の新幹線ホームは、
 地下がいいと思います。

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医学講座

25歳女性。外陰部の結節

 日経メディカル電子版(2017/9/21)という、
 お医者さん向け情報サイトに掲載されていたクイズです。

 ちょっと衝撃的ですが、
 病気の予防のために、
 写真を引用して掲載します。
 誰でも罹患する可能性があります。
 若い女性に限らず、
 くれぐれも気をつけてください。
      ■         ■
 連載:日経メディクイズ●皮膚(デジタル版)
 25歳女性外陰部の結節

患者背景
 当院初診の1カ月前から外陰部に結節を認めた。近医で処方されたイミキモドクリームを外用したが、改善を認めず当院を受診した。診察では、手掌や足底に皮疹はなく、外陰部周囲に小指頭大~母指頭大の表面にびらんを伴う結節を複数認めた(写真)。
最も考えられる疾患は?
(1)尖圭コンジローマ
(2)梅毒
(3)脂漏性角化症
(4)肛門部有棘細胞癌
■解答→(2)梅毒
出題と解説
伊藤祐太、中川秀己(東京慈恵会医科大学皮膚科)
解説
 本症例は若年女性に生じた梅毒である。梅毒は梅毒トレポネーマにより引き起こされ、主に性行為で伝播する感染症である。感染後約2~6週間の潜伏期間を経て、経時的に臨床症状が出現する。1期梅毒では感染から約3週間後に梅毒トレポネーマが侵入した部位に硬結や潰瘍が形成される。その後4~10週間の潜伏期を経て2期梅毒へ進行し、手掌、足底を含む全身の皮疹、粘膜疹、扁平コンジローマ(写真)が出現する。
 扁平コンジローマは、肛囲、外陰部などの間擦部で見られる湿潤した扁平隆起性丘疹である。尖圭コンジローマは鶏冠様の小丘疹が見られ、脂漏性角化症は褐色~黒褐色の扁平丘疹が顔面や体幹に出現する。また有棘細胞癌は主に露光部に小丘疹や結節を呈する。本症例は視診上、表面に湿潤を伴う扁平隆起性丘疹であるため、扁平コンジローマを鑑別疾患の第一に挙げる。
 診断には血清学的診断が用いられ、感染後は初めにカルジオリピンに対する抗体価が上昇(STS法)、次いでトレポネーマに対する特異的抗体価が上昇する(TPHA法)。感染症法に基づき、診断後7日以内の各都道府県知事への届け出が義務付けられている。
 治療はアモキシシリン250mg 6錠(分3)を4週間内服する。本症例では内服開始後2週間で皮疹は平坦化、内服開始から1カ月で皮疹は消退した。内服開始後に発熱や皮疹などが生じる(Jarisch-Herxheimer反応)ことがあるため、治療開始前に患者本人へ説明しておく。治療時に過去と現在の性的接触相手の検査を勧めることも重要である。
 梅毒は近年、世界的に流行している。海外ではベンザチンペニシリンGの筋肉内注射単回投与が一般的だが、日本では未承認のため使用できない。国立感染症研究所の報告では、日本国内で1999~2012年は500~900例/年で推移してきたが、2013年には1200例/年を超え、増加傾向にある。従来、感染経路は男性の同性間性的接触が多数を占めていたため、MSM(Men who have sex with men)間で梅毒が流行していると推定されたが、現在は男女とも異性間性的接触の報告が増加しており、伝播の様相が変化している可能性がある1)。年齢分布は男性では幅広い年齢層に見られるが、女性では本症例のように20歳代の症例が増加している。
 予防では、梅毒感染者との性行為や疑似性行為の回避が大切である。また、オーラルセックスやアナルセックスで性器以外の粘膜や傷がある皮膚からも感染するため完全な予防にはならないが、コンドームの使用には一定の予防効果が示唆されている。
POINT
 若年女性の外陰部病変を見た場合には、必ず梅毒を鑑別に挙げる。
[参考文献]
 1)荒川創一ら性感染症の最近の動向臨床と研究 93:1157-67.2016.
 (以上、日経メディカル(デジタル版)より引用)

      ■         ■
 私はこのクイズに正解しました。
 実際に梅毒の患者さんは見たことはありません。
 患者さんは、
 ペニシリン系抗生剤を4週間内服し、
 症状はよくなりました。
 でも血液検査をすると、
 梅毒血清反応が一生陽性となります。
 消せないキズあとが、
 死ぬまで自分の血の中に残ります。
      ■         ■
 2017年1月の国立感染症研究所の集計では、
 2016年の梅毒患者数が4518人に上っています。
 4千人を超えたのは1974年以来のことです。
 特に20代女性の感染が増加しています
 厚生労働省は
 「不特定多数との性交渉など感染の可能性がある人は早期に検査を」と呼び掛けています。
 性風俗産業で働く若い女性が危険です。
      ■         ■
 私が風俗に行かない理由です。
 札幌医大の学生だった20代のころに、
 細菌学の講義で、
 梅毒のことを習いました。
 (私が医学生だった30年前には…
 HIVもエイズもありませんでした)
 講師の永井先生が、
 講義で梅毒の末期だという…
 女性の写真を見せてくれました。
 この女性は…
 すすきので女王と呼ばれた人です。
      ■         ■
 その写真が衝撃的だったのは…
 交通事故の写真以上でした。
 風俗へ行った同級生は、
 講義の後で必死で教科書を調べて…
 赤線を引いて心配していました。
 ちょっと皮膚に発疹が出ると
 これはバラ疹(ばらしん)ではないか…?
 …と心配していました。
 もしこの写真を見ていなかったら…
 誘われて風俗へ行ったかもしれません。
      ■         ■
 性感染症を専門にしている先生に伺うと…
 風俗よりも怖いのが素人
 風俗産業は、
 大切な従業員が性感染症になると…
 商売ができなくなるので、
 感染予防にも熱心だそうです。
 最近は激安店もできて、
 風俗産業も大変なんだそうです。
 自分だけはうつらない
 …と信じて疑わない素人さんが、
 実は一番危険なんだそうです。
 中学生や高校生に…
 衝撃写真を見せて教育するのが、
 HIVやエイズ予防に効果的だと思います。
 今日の写真が梅毒の予防に役立つことを願っています。

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昔の記憶

激動の20年

 今日は休診日です。
 札幌は晴れのいい天気です。
 気候はすっかり秋です。
 半袖はもう無理です。
 20年前の埋没法で
 20年前を思い出してみました。
 私は43歳でJA帯広厚生病院形成外科主任部長でした
      ■         ■
 私が美容外科医を志したのが、
 1997年(平成9年)でした。
 大学病院と総合病院の
 形成外科に勤務していても、
 美容外科的な手術は、
 ワキガの手術程度でした。
 それも多くて月に数件。
 二重埋没法なんてゼロ件、
 眼瞼下垂症手術も多くありませんでした。
      ■         ■
 1997年11月17日に、
 拓銀(北海道拓殖銀行)が破綻しました。
 その時、私は43歳でした。
 下の子どもが、
 帯広市立開西小学校6年生でした。
 サッカーと魚釣りが大好きな小学生でした。
 北海道経済にとって、
 拓銀破綻は大変大きな影響がありました。
      ■         ■
 私と同年代の人は、
 43歳で拓銀が破綻し、
 転職を余儀なくされた人もいます。
 たくぎんという言葉を、
 知らない世代も増えています。
 20年も経つと、
 世の中が変わります。
 私の20年も激動の人生でした。
      ■         ■
 美容外科医になって、
 脂肪吸引や豊胸手術をしたこともありましたが、
 やはり、
 私は美容外科より形成外科が好きなんだと思います
 自分の手で手術をして、
 自分の手で縫って
 形をつくる手術が好きです

 元気なうちはがんばって続けます
950416


札幌中央形成外科副院長時代
武藤靖夫先生撮影

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二重・眼瞼下垂

20年前の埋没法

 20年前に埋没法を受けたという方が、
 眼瞼下垂症になり、
 手術をすることがあります。
 20年前に手術を受けたクリニックによって、
 埋没法の糸が大きく違います。
 挙筋法で手術を受けた方は、
 まぶたの裏側を見てもきれいです。
 埋没糸の痕はありません

      ■         ■
 瞼板法で埋没法を受けた方は、
 まぶたの裏側にしっかりあとが残っています。
 永久保証で、
 何度もなんども埋没法を受けた方は、
 悲惨なまぶたになっていることがあります。
 裏側を見ると、
 白いすじが、
 何本も見えます。
      ■         ■
 患者さんによっては、
 まぶたの裏側を見ると、
 瞼板が変形している人もいます。
 瞼板法の糸が露出している人もいます。
 永久保証
 …の美容外科は、
 とっくに倒産してしまって、
 手術をした先生もどこに行ったかわからないことがあります。
      ■         ■
 角膜にきずをつけるような、
 問題がある糸は抜糸しなくてはなりません。
 この抜糸が厄介です
 どんなに探してもないこともあります
 埋没糸の抜糸はもうかりません。
 日本で真面目に埋没糸を抜糸しているのは、
 横須賀のアロマ美容外科鈴木敏夫先生です
 埋没法の糸で苦労している方へおすすめします
 おそらく日本一埋没糸の抜糸件数が多い先生です
      ■         ■
 こちらの院長日記も読んでください。
 埋没法地獄
 埋没法の糸はどうなるか?
 他院埋没法の糸2015
 10年前の埋没法
 埋没法の糸抜去は難しいです
 他院埋没法の糸
 15年前に埋没法を受けた…
 取りやすい糸と取りにくい糸
 まぶたの裏側

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二重・眼瞼下垂

保険適応になるかならないか?

 最近よくあるお問い合わせです。
 保険適応になるか?
 実際に診ていただきたいです。

 保険を適用して、
 手術や治療ができるかどうか?は、
 厚生労働省が決めています。
 全国どこの病院でも同じ規準です。
      ■         ■
 当院HPに記載してある、
 札幌美容形成外科の特徴です。
 当院の特徴は、
 ・わきが
 ・眼瞼下垂
 ・授乳障害のある陥没乳頭には保険が使えることです。
 美容外科は保険がききませんが形成外科には保険がきく手術があります。手術室にはドイツ製手術用顕微鏡や 米国製麻酔器を備えています。経験30年以上の院長がていねいな手術を目指しています。

      ■         ■
 残念なことに、
 大同生命保険㈱との建物明渡訴訟のため、
 わきが手術は現在は中止しています。
 重度原発性腋窩多汗症の患者さんは、
 わき汗ボトックス注射は保険適応で治療が受けられます。
      ■         ■
 保険診療の解説です。
 保険診療は風邪やケガからガンの治療まで『病気』に使えます。あまり知られていませんが厚生労働省はワキガを病気と認めています。大手美容外科では保険は使えませんが 個人の美容外科では保険診療を行っているところがあります。形成外科の治療や手術には健康保険が使えます。ワキガや眼瞼下垂も軽い人は保険適応とならない場合があります。診察しないとわからないので一度ご来院ください。保険を使っても治療内容は会社や実家にはわかりませんが、治療費全体は通知される場合があります。
 生活保護を受けている方や『ひとり親家庭』の方は他の医療機関と同条件で治療が受けられます。

      ■         ■
 他の美容形成外科では、
 あなたの眼瞼下垂症は、
 軽度だから

 保険適応になりません
 (自費で54万円)
 …というところがあります。
 私は、
 軽度だから手術は必要ありません。
 …と言うことはあります。
 でも、手術が必要な患者さんには、
 全員保険適応で手術をしています。
      ■         ■
 保険適応になるかならないかは、 
 診察した保険医である医師の判断です。
 眼科で、
 この程度の眼瞼下垂症は軽度だから、
 手術は必要ない

 …と説明された患者さんが、
 実際にいらして診察をしてみると、
 きわめて重度の眼瞼下垂症だったということもあります。
 心配でしたら、
 まずメールの相談フォームから相談してください。

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昔の記憶

台風18号2017

 台風18号が札幌付近を通っています。
 平成29年9月18日、北海道新聞WEB版の記事です。
 台風18号は9月18日午前11時現在、札幌市の南南西約120キロを時速65キロで北北東に進んでいる。
 中心気圧は975ヘクトパスカル、最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、中心の東側280キロ以内と西側170キロ以内が風速25メートル以上の暴風域。
 (以上、北海道新聞WEB版より引用)

      ■         ■
 今日は休診日で家にいます。
 台風情報への敏感度が、
 北海道人の私と、
 関西人の奥さんでは、
 まったく違います。
 私は札幌を直撃する天気図を見ても、
 それほど心配していません。
      ■         ■
 関西人の奥さんは、
 数日前から、
 台風が北海道を直撃すると、
 とても心配しています
 北朝鮮ミサイルの警報には寝ていた奥さんも
 台風にはとても敏感です。
 北海道人と関西人の違いだと思います。
      ■         ■
 私の記憶にある台風の被害は、
 札幌美容形成外科が開院した年、
 2004年9月8日
 台風18号が札幌を襲いました
 北大のポプラ並木が倒れ
 札幌駅前通りの並木が折れて
 道庁の木も倒れました。
 私の50歳の誕生日でした。
      ■         ■
 台風でポプラ並木や道庁の樹木が倒れたのは、
 他に記憶がありません。
 洪水になったことはあっても、
 暴風雨で木が倒れたり、
 屋根が飛ばされた記憶はありません。
 神戸出身の奥さんは、
 台風でこわい目にたくさんあったそうです。
 今日の札幌に暴風雨はありませんでした。
 被害に遭われた地域の方にお見舞い申し上げます。

台風18号は午前10時過ぎに北海道檜山地方に上陸しました。北海道は夕方にかけて、雷を伴った非常に激しい雨が降る見込み。北日本はも強く、海上では今夜はじめ頃にかけて猛烈な風の吹くおそれがあります。関東から西の各地は晴れて、きょうは気温が一気に上がる予想。東京都心は33℃、関東内陸は35℃前後です。(気象予報士・高橋和也)
(以上、Yahoo!天気より引用)
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リンパ管静脈吻合術(LVA)

 昨日(2017年9月16日土曜日)、
 第94回北日本形成外科学会北海道地方会が、
 北大医学部フラテホールで開催されました。
 なつかしい、
 北大医学部です。
 まだイチョウの葉は緑です。
 あと一ヵ月もすると黄色くなってきます
 北大は緑がきれいで素敵な大学です。
      ■         ■
 昨日の第94回北日本形成外科学会北海道地方会で、
 一番勉強になったのが、
 最後の特別講演でした。
 北大形成外科准教授の、
 古川洋志先生です。
 リンパ浮腫という病気があります
 子宮癌の手術後などに、
 下肢がぞうさんの足のように、
 太く腫れてしまう病気です。
      ■         ■
 乳がんの手術後に、
 上肢が腫れてしまうことがあります。
 とてもつらい病気です。
 太ももから、
 足くびまで、
 ぱんぱんに腫れてしまいます。
 ふつうのパンストなどは入りません。
 着る服も限られてしまいます。
      ■         ■
 リンパ浮腫の治療は、
 マッサージや弾性ストッキングなどの治療が第一選択です
 いきなり手術になることは少ないです。
 困るのが、
 リンパ液が漏れる、
 リンパ瘻りんぱろうです。
 全員に起きるのではありませんが、
 大陰唇からリンパ液がもれて、
 下着がびちょびちょになる方がいます。
      ■         ■
 そんな患者さんの治療に有効なのが、
 リンパ管静脈吻合術(LVA)です。
 日本で発達した治療法です。
 古川洋志先生は、
 とてもまじめな先生です。
 ご自分の手術をさらに改善するために、
 横浜市立大学形成外科の、
 前川二郎まえがわじろう教授のところに行かれたそうです
 前川教授はリンパ管静脈吻合術の権威です。
 やさしくて腕のいい先生です。
      ■         ■
 横浜で学んだ技術を、
 札幌に持ち帰って、
 患者さんの治療に役立てています。
 素晴らしいことだと思います。
 リンパ浮腫で困っている方は、
 北海道なら北大の古川洋志先生
 関東なら横浜市立大学形成外科の、
 前川二郎まえがわじろう教授をおすすめします。
      ■         ■
 難しい内容ですが、
 古川先生の抄録です。
 形成外科医のリンパ浮腫治療LVAの現状
 古川洋志,山本有平(北海道大学医学研究院形成外科学教室)
 リンパ管静脈吻合術(LVA)は、日本が中心となって世界に広まった手術手技の感があり、実際多数の論文がこれまで日本人により発信されている。
 筆頭演者の施設でもLVAを始めているが、手技そのものは容易と感じてはおらず、国内のリンパ浮腫治療の最先端を行く施設を見学させてもらいながら、技術の精度と成績の向上をおいかけている。
 1)国内でのLVAの現状について実施された、三年前の厚労省の第三次対がん総合戦略研究事業「国民に役立つ情報提供のためのがん情報データベースや医療機関データベースの質の向上に関する研究」小班(リンパ浮腫グループ)の実施したアンケート調査の結果を紹介させていただき、LVAを実施している専門の施設のみでなく、一般病院も含めた国内全体でのアンケート調査の結果から、国内のLVA実施施設の現状について紹介したい。
 2)世界に広まっているLVAの現状をも理解するために、国外施設からのLVAの報告に対するレビューを行った。 LVA, lymphedema等の検索ワードでPubMedにて検索すると、発表施設別件数からは、多くが本邦からの論文であることがわかり、国内の形成外科・・マイクロサージャリー関連の学会報告でも散見されるように、手技の開発や工夫、進歩に関して本邦は世界の先端を走っていると思われる。一方日本人以外の論文で、LVAについて杏かれた論文は少ないが、予防的ないし治療的目的でLVAを行い、治療成績を記述しているいくつかの施設の報告に注目した。これらの海外の論文をひもとくことで、現在国内で盛んに行われているLVAの今後の展開を推察するうえで手がかりになると考えた。

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医学講座

小陰唇縮小手術と妊娠

 患者さんからのご質問です。
 (小陰唇縮小)手術をしても、
 将来、出産できずが裂けることはありませんか?

 大丈夫です
 大部分の女性は、
 出産時に会陰切開えいんせっかいを受けます
 切るのは産婦人科医で、
 縫うのも産婦人科医です。
      ■         ■
 かなり切っても、
 しっかり縫って治れば、
 次の出産時には問題ありません。
 おそらく出産の度に、
 また会陰切開を受けます。
 それでもちゃんと治ります。
 理由は血流がよく、
 組織がしっかりしているためです。
      ■         ■
 赤ちゃんが通っても、
 また元に戻るのが、
 女性の会陰部えいんぶです。
 頑丈にできています。
 小陰唇は、
 会陰部の一番表層にあります。
 分泌腺があり、
 腟粘膜から続いています。
      ■         ■
 お気の毒なことに、
 その部分が肥大して出ている女性がいます
 自分には何の責任もなく、
 多くは生まれつきです。
 出ているために、
 炎症を起こしやすく、
 炎症後色素沈着で黒くなります
 かゆみが出る人もいます。
 女性用軟膏をつけてもよくなりません
      ■         ■
 手術で出ているところを切除して、
 形よく丁寧に縫います
 札幌美容形成外科では、
 丁寧に皮下縫合をします。
 顔のキズを縫うのと同じ糸で縫います。
 抜糸するナイロン糸です。
 ですから、
 小陰唇縮小手術をしても、
 出産時にキズが裂けることはありません。
 すっきりして快適な日常生活が送れます。
0912-1

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