日記_わきが

冬でも汗をかく2015

 お恥ずかしい話しです。
 私のシャツは、
 脇が黄色くなります
 耳垢は乾燥していて、
 わきが体質ではありません。
 汗かきです。
      ■         ■
 【重度原発性腋窩多汗症】ではないと、
 自分で診断しています。
 困ったことに、
 私の脇には、
 冬なのに汗じみができます。
 見つけると、
 あぁ~あと、
 ため息が出ます。
      ■         ■
 よく女の人が、
 服がすぐにダメになってしまう
 …となげくのがわかります。
 札幌の冬は寒いです。
 今朝も雪はありませんが、
 外の気温はマイナス4℃です。
 あぁ、それなのに、
 私の脇には直径8センチの汗じみがついていました。
      ■         ■
 61歳の男の私でも困るのだから、
 若い人はもっと困るのだろうと思います。
 今年の年末年始は混んでいて、
 脇汗ボトックスの治療はもうできませんが、
 1月にはまだ空きのある日もございます。
 冬でも汗で困っていたら、
 ボトックス注射という治療があります。
20150526

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昔の記憶

冬至2015

 今日2015年12月22日火曜日は冬至です。
 冬至とうじ
 一年で一番日照時間が少ない日です。
 札幌の日の出は7:03
 日没は16:03です。
 私は朝6:30に目覚ましをかけています。
 まだ暗いです。
 冬はなかなか起きられません。
 うちの奥さんは私より起きられません。
      ■         ■
 本間家で一番の早起きは、
 犬のそらです。
 目覚ましが、
 ピ、ぴぴぴぴと鳴っても起きないと、
 そらが、
 わんワンわんと起こしてくれます。
 そらくんはケージの中なので、
 吠えるだけです。
      ■         ■
 私が起きてケージから出してやると、
 一目散に奥さんのところへ行って、
 起きておきて
 ごはんちょうだい

 …と顔をなめたり、
 騒いだりして、
 奥さんを起こしてくれます。
      ■         ■
 若い頃はしゃきっと起きたのに、
 最近は起きられない
と、
 うちの奥さんは言います。
 私はまだ起きられますが、
 61歳なのでくたびれることが多いです。
 冬至には、
 かぼちゃと柚子(ゆず)湯だそうです。
      ■         ■
 北海道は、
 かぼちゃと小豆を甘く煮たものを食べていました。
 祖母の太田キヨが生きていたころは、
 今日は冬至だからと食べさせてくれました。
 今は、
 かぼちゃはデパ地下で閉店間際に安くなった、
 パンプキンサラダです。
 柚子(ゆず)湯は、
 入浴剤でゆずの香りのするのを使ったことがあるだけです。
 あと10日でお正月です。
 もう少しがんばって働きます。

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医学講座

許認可手続きの問題2015

 昨日の院長日記、
 自由診療の静脈麻酔
 さくらんぼさんからコメントをいただきました
 よい薬なら莫大な費用がかかったとしても
 国が医科でも使えるようにするべきだと思います。

 私もその通りだと思います。
      ■         ■
 ドルミカムは正しく使うといい薬です。
 残念なことに、
 日本で認可されている効能効果は、
 極めて限られています。
 歯科・口腔外科領域における手術及び処置時の鎮静に認められたのも、
 2013年12月のことです。
 アステラス製薬が販売しています。
      ■         ■
 薬剤の効能効果の申請は、
 製薬メーカーが厚生労働省にします。
 メーカーは、
 当然、申請にかかる費用と、
 申請後に得られる利益を計算します。
 企業ですから、
 莫大な費用がかかるのに、
 赤字になってまではしません。
      ■         ■
 ドルミカムはいい薬ですが、
 価格は意外と安いです。
 2015年現在の薬価は、
 1アンプル(1本)133円です。
 後発品も出ています。
 133円の薬が、
 一年間にどのくらい売れるのか知りません。
 おそらく、
 メーカーにとってもうからない薬です。
      ■         ■
 私は日本の国の制度に問題があると考えます。
 海外で広く用いられている薬剤なのに、
 日本で販売するためには、
 莫大な費用をかけて、
 臨床試験をして、
 日本人にも安全という、
 【お墨付き】を与えます。
 ここがうさんくさいところです。
 製薬メーカーがうその論文を書いて問題になったことがあります。
      ■         ■
 メーカーは高いお金をかけて臨床試験をしても、
 薬価という公定価格が安いと大打撃を受けます。
 日本の医療費を抑えたいなら、
 許認可を簡素化するべきです
 来年の薬価がどうなるか知りませんが、
 ボトックスに関して言うと、
 日本は世界一高い国です
 同じ製剤なのに、
 自由診療で使うボトックスビスタは、
 保険で使うボトックスの約半額で流通しています
 こんなことを大々的に言っているのは、
 おそらく日本中で私だけです。

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医学講座

自由診療の静脈麻酔

 ドルミカムと静脈麻酔
 2015年12月18日の院長日記です。
 ドルミカムという薬は、
 ベンゾジアゼピン系薬剤です。
 セルシンという薬と同じ系統の薬です。
 ドルミカムの方が新しい薬です。
      ■         ■
 セルシンとかホリゾンというのは商品名です。
 一般名はジアゼパムと言います。
 医学生は、
 このジアゼパムという名前を教えられます。
 はっきり言うと、
 ドルミカムの方が、
 慣れた先生には使いやすい薬です。
 過剰投与で呼吸停止になることもありますが、
 使う先生の問題です。
      ■         ■
 日本では、
 保険診療で、
 静脈麻酔薬として使うことは認められていません。
 歯科・口腔外科領域における手術及び処置時の鎮静
 …には認められていますが、
 【医科】の手術及び処置時の鎮静には、
 正式には認められていません。
      ■         ■
 歯医者さんには認められているのに、
 お医者さんには認められていないのは、
 かなり変な話しです。
 薬事承認時に臨床試験をしなかったためだと、
 (私は)推測しています。
 医科で臨床試験をすると、
 莫大な経費がかかるためだと推測します。
 ドルミカムは海外では医科でも広く使われています。
      ■         ■
 日本でも、
 医科で使っている施設はたくさんあると思います。
 ただ、
 【静脈麻酔】として保険請求ができないのです。
 美容外科では、
 大部分が自由診療です。
 眠っている間に手術を受けたいという人もいます
 そんな方のためにドルミカムを準備しています。
      ■         ■
 自由診療では、
 どんな薬を使って静脈麻酔をしようと自由です。
 ただ、
 モニターもないクリニックで、
 静脈麻酔をするのは危険です。
 美容外科で起きた死亡事故の多くは麻酔が原因です
 静脈麻酔をするなら、
 最低でもモニターを装着して、
 呼吸停止になってもすぐに酸素を投与できるように、
 麻酔器を準備すべきです。
 それが安全な手術の基本です。

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医学講座

ドルミカムの効能効果

 ドルミカムと静脈麻酔
 2015年12月18日の院長日記です。
 ドルミカムという薬です。
 ミダゾラムという成分の注射液です。
 いい薬だと思います。
 札幌美容形成外科にもあります。
 保険請求はしたことがありません。
      ■         ■
 保険診療で使う場合は、
 ドルミカムの【効能・効果
 麻酔前投薬、
 全身麻酔の導入及び維持、
 集中治療の人工呼吸中の鎮静、
 歯科・口腔外科領域における手術及び処置時の鎮静

 この通りに使わないと、
 保険請求はできません。
      ■         ■
 厳密に言うと、
 歯科・口腔外科領域における手術及び処置時の鎮静
 …には使えても、
 医科の、
 手術及び処置の鎮静には使えません。
 これは薬事承認を取る時に、
 歯科・口腔外科では臨床試験をして承認を取ったのに、
 医科では取らなかったためだと思います。
      ■         ■
 ですから、
 国の承認通りだと、
 【医科】で、
 胃内視鏡をする時にドルミカムを使っても、
 保険請求はできないことになります。
 私は消化器内科医ではないので、
 保険が通るかどうかまでは知りません。
 もし保険が通らないとなると、
 ドルミカムの薬剤料は病院からの持ち出しとなります。
      ■         ■
 保険診療にはさまざまな制約があります。
 理不尽に思えても、
 決まり通りに請求しないと、
 査定というペナルティがあります。
 保険請求できないから、
 ドルミカムの薬代だけ患者さんに請求すると、
 違反になります。
 悪質だと判断されると、
 保険医療機関の取消処分もあります。
      ■         ■
 最近は大学病院ですら、
 保険医療機関の取消処分があります。
 請求ミスや、
 手続き上のミスで、
 過去何年分も返還しなくてはならないこともあります。
 日本の保険医療制度は、
 世界でもトップクラスと言われています。
 医療機関にとっては厳しいものですが、
 国民福祉の向上に役立っています。
 佐野先生のような指導医療官にお願いして、
 大学医学部で講義をしていただくといいと思います
 医学生が保険請求のことを学ぶ機会はまずありません。
 医師国家試験にもまず出ません。

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医学講座

ドルミカムと静脈麻酔

 集団的個別指導2015
 2015年12月17日水曜日に行われた、
 厚生労働省北海道厚生局の指導です。
 この会で、
 厚生労働省北海道厚生局医療課、
 指導医療官の佐野先生に教えていただいたことです。
 佐野先生は元外科の臨床医だったそうです。
      ■         ■
 今までの集団的個別指導とは違って、
 佐野先生は具体的な事例を的確に説明してくださいました。
 最初の医療監視指導官は、
 発表の最中、
 一度もこちらを見ることもなく、
 ただひたすら原稿を読んでいました。
 これでは聴衆の反応は見えないですし、
 自分が伝えたいことが正確に伝わったかどうかもわかりません。
      ■         ■
 最近は、
 運転免許更新時教習ですら
 いかに交通事故を減らして、
 安全運転を普及させようか?
 …という熱意が伝わってきます
 はっきり言って、
 警察も変わりました
 最近の更新時教習は居眠りが少ないです。
      ■         ■
 運転免許の講習と比較するのも酷ですが、
 厚生労働省のお役人はまだまだダメです。
 半数以上が聞いてなくても、
 集団的指導をしたという事実だけが必要と感じられます。
 われわれ聴衆にとっては、
 その話しは前にも聞いたょ
 そんなの知ってるょ

 そんな指導が大部分です。
      ■         ■
 佐野指導医療官のすごいところは、
 学会発表のように、
 聴衆のほうを向いて、
 原稿には時々目をやる程度で、
 最初から最後まで、
 わかりやすい口調で、
 おだやかに話されたことです。
      ■         ■
 私が一番勉強になったのが、
 ドルミカムという薬を、
 静脈麻酔に使っても、
 【静脈麻酔】が算定できないということです。
 専門的なことになりますが、
 薬には【効能・効果】という決まりがあります。
 国が決めた使い方をしないと、
 保険請求はできません。
      ■         ■
 ドルミカムは、
 ミダゾラムという成分の注射液です。
 効能・効果
 麻酔前投薬、
 全身麻酔の導入及び維持、
 集中治療の人工呼吸中の鎮静、
 歯科・口腔外科領域における手術及び処置時の鎮静

 つまり鎮静に使うことはできても、
 静脈麻酔薬ではないので、
 静脈麻酔は算定できないのです。
      ■         ■
 今までの指導医療官とは違って、
 佐野先生の指導は、
 こちらが、
 う~ん、なるほど
 それ、知らなかった。

 …と思わずつぶやきたくなる指導でした。
 他にもたくさん教えていただきました。
 佐野先生ありがとうございました

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医学講座

集団的個別指導2015

 2015年11月4日にこんな文書が届きました。
 保険医療機関にとって大切な、
 厚生労働省の集団的個別指導という指導のお話しです。
 12月の予定を決めた後だっでした。
 12月にするんだったら、
 もう少し早く知らせてくれたらいいのに、
 出席しないと、
 個別指導の対象なんて、
 脅し文句までつけて、、、
 …と私は怒っていました
      ■         ■
 北海厚発1102第26号
 平成27年11月2日
 各保険医療機関 開設者様
 厚生労働省北海道厚生局長
 集団的個別指導(集団部分)【医科】の実施について(通知)
 健康保険法第73条(船員保険法第59条において準用する場合を含む。)、国民健康保険法第41条及び高齢者の医療の確保に関する法律第66条の規定に基づき、下記のとおり、北海道庁(北海道保健福祉部健康安全局)と共同により集団的個別指導を実施しますので、出席されるよう通知します。
 なお、正当な理由がなく欠席した場合は、個別指導の対象となることを申し添えます。
 記
 1.目的 保険医療機関及び保険医療養担当規則等の理解を更に深め、保険診療の質的向上及び適正化を図ることを目的としています。
 2.日時 平成27年12月16日(水)午後6時30分から午後8時まで(予定)

      ■         ■
 今まで何回もこの集団的個別指導に出席しました。
 はっきり言って、
 わかっていることを、
 何回も聞かされているという指導もありました。
 ひどいのになると、
 原稿棒読みの指導もありました。
 あまりひどかったので、
 札幌コンベンションセンターの壇上に上がって、
 あんたね~
 もっと真面目にやれよ
と怒ったこともあります。
      ■         ■
 その時、私は、
 札幌市医師会役員の司会者に、
 壇上からひきずり下ろされました。
 会場から、
 私の文句にたくさんの拍手もいただきました。
 こんなところで文句を言った医者は、
 私以外には聞いたことがありません。
 職を失って13年という院長日記に書いてあります。
 私は医師名義貸事件告発して、
 厚生労働省に大きなインパクトを与えました
      ■         ■
 昨夜は北海道庁の偉い方と、
 札幌市医師会理事の先生もいらしてました。
 私は前のほうの席に座り、
 指導をしっかり聞いていました。
 昨日の指導は、
 私が今までに聴いた指導の中で、
 最高の指導でした
 厚生労働省北海道厚生局医療課、
 指導医療官の佐野先生がすばらしかったです
      ■         ■
 約1時間の佐野先生の指導は、
 医師としての優しさや、
 国民にいい医療を提供したいという、
 医師としての情熱にあふれていました。
 こんな先生が指導官になられて、
 厚生労働省に対する見方が変わりました。
 居眠りしている先生もいませんでした。
 佐野先生のこれからのご活躍をお祈りしています。
 ためになるお話しをありがとうございました。
20151217

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医学講座

抄読会の思い出

 1980年に北大形成外科に入局した頃は、
 形成外科のけの字もわかりませんでした。
 きれいに縫うだけだから簡単だろう?
 …と思うのは大きな間違いです。
 形成外科でも勉強は大切です。
 北大形成外科では、
 抄読会しょうどくかい
 …という勉強会がありました。
      ■         ■
 助教授だった故浜本淳二先生が担当でした
 PRSという米国形成外科学会誌の論文を、
 一人2~3編ずつ割り当てられ、
 それを訳して読んで、
 内容を要約して発表するのです。
 月曜日の夜に抄読会が多かった記憶があります。
 月曜日は手術日だったので、
 手術の後でPRSを読みました。
      ■         ■
 新しい時代の外国雑誌購読
 2011年10月13日の院長日記に書いてあります。
 私が医師免許を取得した30年前、
 一人前の形成外科医になるために…
 英文雑誌の定期購読をしました。
 北大形成外科では、
 抄読会(しょうどくかい)という…
 外国雑誌を読む勉強会がありました。
      ■         ■
 一年目の私は、
 PRS(ぴー・あーる・えす)という…
 米国形成外科学会雑誌、
 British Journal of Plastic Surgery…
 …の2つの外国雑誌を注文しました。
 British Journal of Plastic Surgeryは英国の雑誌です。
 ぶりてぃっしゅと呼んでいました。
      ■         ■
 私は英語は嫌いではありませんでしたが、
 内科系の論文は、
 字と数字ばかりで…
 目が痛くなるほど細かい字でした。
 それと比べて…
 形成外科の論文は、
 写真が豊富です。
 字を読む前に写真を見るだけで、
 どんな内容かわかりました。
      ■         ■
 私が形成外科を選んだ理由の一つが、
 論文を読んでも興味深いことでした。
 頭が良い方ではなかったので、
 ビジュアルに理解できる形成外科が好きでした。
 それでも専門用語はわからず…
 医学英和辞典を引いても…
 さっぱりわかりませんでした。
      ■         ■
 外国雑誌は航空便で届きました。
 日本の代理店を通して注文します。
 割引があったので、
 私は北大生協から注文しました。
 割引があっても…
 米国と英国の2つの外国雑誌を注文すると…
 一年間で10万円を超えました。

      ■         ■
 今から考えると恥ずかしいですが、
 一年目の私は、
 医学英和辞典を引いても、
 理解できない単語がたくさんありました。
 わからなかったのが、
 Pedicleぺでぃくるという単語です。
 英和辞典を引くとくきと出ています。
 このくきがわかりませんでした。
      ■         ■
 形成外科は、
 組織の移植をする診療科目です。
 組織移植の移植は、
 Transplantの移植
 つまり植物の移植と同じなのです。
 移植する時に、
 くきを傷めると枯れます。
 人間の組織も同じで、
 が大切なのです。
 形成外科ではけいと呼びます。
 今となってはなつかしい思い出です。

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医学講座

PRS年間購読料313,900 円 (税抜)

 医者の勉強法
 2006年12月4日の院長日記です。
 医学は日進月歩で常に新しい治療法が開発されています。よく医者は一生勉強が必要だと言われています。私もその通りだと思います。医師の勉強法には学会に参加する、他の先生の手術を見せていただく、先輩や同僚に相談するなどの方法があります。開業して毎日の診療に追われているとなかなか勉強の機会を作るのは大変です。
 米国形成外科学会の雑誌がPlastic and Reconstructive Surgery(通称PRSピーアールエス)という本です。私は形成外科医になってから毎年年間購読しています。年間14冊程度で毎月航空便で送ってきます。以前は送られてくるまで読めなかったのですが、最近はインターネットに接続されていれば米国国内に居るのと同じように読むことができます。購読するとユーザー名とパスワードがもらえ、それでログインします。
 形成外科・美容外科の医師にとってこのPRSに自分の論文が掲載されるのはとても名誉なことです。日本人の論文は毎号1~2編掲載されれば多いほうです。私も北大や札幌医大時代に掲載していただきました。
 私が形成外科医になった26年前は、PRSに美容外科関連の論文が掲載されることは少なかったのですが、最近は約1/2から1/3が美容外科関連の論文です。アジア人に関しては日本の他、韓国の先生も多数投稿されていて、質の高い良い論文があります。私はこのPRSの他、美容外科関連の国際雑誌を講読して日々勉強しています。私が現在行っている目頭切開の手術法もこのPRSを通じて習得しました。著者の韓国人の先生と学会でお会いして、お互いに手術で工夫している点などを話しとても参考になります。医学を志す学生さんや若い先生は英語を自由に使いこなせる能力が必要だと思います。

      ■         ■
 PRSの年間購読料は、
 私が医者になった35年前は、
 約5万円程度だったと記憶しています。
 1980年5月から働きはじめて、
 最初の2ヵ月間はただ働きで給料ゼロ。
 1980年8月にいただいた、
 初任給が99,000円程度(日給3,300円)の
 北大病院研修医には、
 とても高かった記憶があります。
      ■         ■
 それでも、
 毎年購読し続けていました。
 インターネットができるようになってからは、
 米国の出版社に直接申し込んでいました。
 担当の女性が親切で、
 本が送られて来なくても、
 すぐに手配をしてくださいました。
 私は3年契約で更新していました。
      ■         ■
 残念なことに、
 昨年から日本からon lineで更新できなくなりました。
 昨年は何とか更新しましたが、
 今年はまったくできなくなりました。
 昨年の更新も、
 $1,014.00/yearと高額で、
 今年は1ドル120円以上します。
 日本の代理店を通すと、
 年間313,900 円 (税抜)(有隣堂価格
 35年間購読し続けたPRS
 購読を中止しようか悩んでいます。
20151215
20151215-2

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医学講座

第31回北大形成外科アカデミー

 2015年12月12日土曜日、
 第31回北大形成外科アカデミーと忘年会がありました。
 年末の北大形成外科アカデミー
 昨年は2014年12月13日土曜日でした。
 唇裂口蓋裂同時手術という、
 2014年12月14日の院長日記に書いてあります。
      ■         ■
 毎年、北大形成外科の先生から、
 学会では聞けない、
 新しいことを教えていただいてます。
 ありがたいことです。
 今年は大学院生の発表をお聞きしました。
 来年、大学院を卒業される先生の発表と、
 現在研究中の院生の発表でした。
      ■         ■
 来年北海道大学大学院を卒業される、
 塩谷隆太先生と
 安居剛先生のお二人は、
 もう博士論文が完成し、
 それぞれ外国雑誌に掲載が決まっています。
 これはすごいことです。
 論文投稿からacceptアクセプトと呼ばれる掲載決定までが大変なのです。
      ■         ■
 私が特に感動したのは、
 塩谷隆太先生の失敗の記録でした。
 立派な研究が完成するまでには、
 苦難の道があります。
 塩谷先生はラットを使った動物実験なので、
 うまくいかないことがたくさんありました。
 他の論文を読んで同じように実験してみても、
 論文の通りにはならないのです。
      ■         ■
 私の学位論文も苦難の歴史でした。
 苦難が多いと、
 成功の喜びも大きいのです。
 塩谷先生のご発表は、
 リンパ節移植の浮腫予防と転移抑制という題でした。
 将来、癌の転移を防ぐ治療になって、
 ノーベル賞を取れるといいと思って聞いていました。
 動物を使う研究をすると、
 顕微鏡手術に慣れて手術が上手になるという利点もあります。
 これからもいい研究が続くことを願っています。

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