医学講座

鼻の先生

 6月も今日でおしまいです。
 今年も半分終わりました。
 いやはや…
 こんな年になるとは…
 夢にも思っていませんでした。
 あきらめるのはまだ早いです。
 日本は必ず復興できます。
      ■         ■
 私は信じてはいけない人を…
 信用してしまったために…
 2002年に札幌医大を追い出されました。
 解雇通告と就職活動という…
 2010年10月16日の院長日記に書いてあります。
 絶望と失意の中で…
 子どもの教育費を稼ぐため…
 自分の生活のために職を探しました。
      ■         ■
 たくさんの人のお世話になって、
 私は中央クリニック札幌院の院長に就任しました。
 大学を追い出されたという…
 忸怩(じくじ)たる思いはずっと残っていました。
 そんな中で、
 上海で行われた…
 国際美容外科学会に出席しました。
      ■         ■
 夕食のパーティーで…
 たまたま隣の席になったのが、
 韓国の、
 鄭東學(ジョン・ドンハク)先生でした。
 英語表記は、Dong-Hak Jung先生です。
 たまたま私の発表を見てくださっていて、
 その後、韓国へ何回も招待してくださいました
      ■         ■
 私が信頼する鼻の先生です。
 先生のクリニックの名前は、
 心美眼
 しみあんSHIMMIANといいます。
 韓国の美容のメッカ、
 江南にあります。
      ■         ■
 先生のクリニックに数回おじゃましました。
 講義室まである、
 立派なクリニックです。
 久しぶりに先生のHPを見ると…
 何と日本語ページができていました。
 数年前から、
 先生は日本語を勉強していらして、
 日本語で発表もなさっていらっしゃいました。
      ■         ■
 日本にも鼻の手術が上手な先生はいらっしゃいますが、
 ジョン先生ほど、
 論文を書き、
 手術もなさって、
 世界中で活躍している先生はいません。
 PRSという米国形成外科学会誌にも、
 たくさんの論文を書かれています。
      ■         ■
 私は、札幌医大を追い出されていなければ、
 上海の国際学会で発表することもなく、
 鄭東學(ジョン・ドンハク)先生と知り合う機会もありませんでした。
 人間の運命なんてわかりません。
 鼻のことで困っている人には、
 ぜひ先生のHPを読んでいただきたいです。
 先生のブログが、
 なんとアメブロにあります。
 とても参考になります。
 信じてもいいの先生です。

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院長の休日

ありがたいこと

 昨日の院長日記に、
 札幌美容形成外科のスタッフと撮った写真を載せました。
 自分の子どもより若い、
 明るく元気な女性スタッフです。
 昨年も写っている子が、
 4人います。
 辞めないで働いてくれていて、
 ありがたいことです。
      ■         ■
 私のように…
 偏屈ながんこおやじと働くのは、
 疲れると思います。
 文句も言わずに…
 よく働いてくれます。
 優しくて
 いい子たちです。
      ■         ■
 開院してもうすぐ7年です。
 結婚して…
 孫を連れてきてくれた人もいます
 退職後に、
 赤ちゃんの写真を送ってくれる人もいます。
 孫はめんこいです。
      ■         ■
 私はパイロットになるのが夢でした。
 飛行機に乗るのも好きです。
 札幌美容形成外科のスタッフには、
 客室乗務員のように…
 きめ細やかなサービスを指導しています
 口うるさく、こわい院長です。
      ■         ■
 看護師も、
 ここから血取りますね
 ではなくて…
 こちらの腕から採血をさせていただきます
 …と言うように指導しています。
 丁寧な言葉はさわやかです。
      ■         ■
 昨年の写真に写っていて…
 今は、お母さんとして家庭でがんばっている人、
 化粧品会社の美容部員に転職した人、
 元気にしているかなぁ~?
 …とたまに思い出しています。
 まいにち楽しく仕事ができるのは…
 優秀なスタッフのおかげです。
 ありがたいことと感謝しています。

予約電話

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院長の休日

さくらんぼのお礼2011

 さくらんぼさんからいただいた、
 最高のさくらんぼを…
 札幌美容形成外科のスタッフといただきました。
 とても美味しかったです。
 ありがとうございました。
 味も…形も…色も…最高
 芸術祭参加作品です。
      ■         ■
 どうしてこんなに大きな粒で…
 全体が真っ赤で…
 形もきれいなのか…?
 不思議に思っていました。
 企業秘密は、
 果樹園の方の手作業です。
      ■         ■
 形の良い大粒を作るために、
 摘果という作業があります。
 全体を真っ赤にするために、
 葉つみといって、
 さくらんぼの周りの葉を摘んで、
 太陽の光が当たるようにします。
 地面には反射シートも敷きます。
      ■         ■
 鳥に食べられないように…
 防鳥ネットも必要です。
 大きな実は…
 加温ハウスといって…
 寒い時期に…
 灯油や重油でハウスを温めて…
 大切に樹を育てます。
      ■         ■
 さくらんぼさんのおかげで、
 私も、果樹園に詳しくなりました。
 いただいたさくらんぼを、
 スタッフとをいっしょにいただきました。
 ほんとうにありがとうございました。
 お身体に気をつけてお仕事をなさってください。

2011年6月27日

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医学講座

わきが手術後の固定

 ワキガ手術後の腕の動きについて、
 ご質問をいただきました。
 HPには次のように書いてあります。
 術後一週間は腕を上げることができません。
 2~3週間は激しい運動は避けて下さい。
 お仕事の内容によりますが、
 デスクワークだけの方で片側ずつの手術なら最低4日のお休み、
 両側同時手術なら最低7日のお休みが必要です。
      ■         ■
 確かにこれではわかりづらいです。
 手術後はわきのくぼみに合わせて…
 ガーゼを丸めて当てます。
 このガーゼを、
 強力なテープでがっちり固定します。
 はっきり言って…
 この固定が命です。
      ■         ■
 形成外科では、
 タイオーバー固定という方法で、
 糸で固定していた時代もありました。
 どんなに高いナイロン糸を使っても…
 糸の痕が残りました。
 糸を健康な皮膚に通しているので…
 痛みもありました。
      ■         ■
 札幌美容形成外科では、
 この最初の固定を 
 3日間は…
 外さないでいただいています。
 実は企業秘密です
 昔は、
 入院して手術をしても、
 糸でタイオーバー固定をしても、
 トラブルになる例がありました。
      ■         ■
 この手術後の固定…
 たとえて言うなら…
 台所用スポンジを
 わきに
 ガムテープで固定する
 そんなイメージです。
 仕事を休んで、
 家でじっとしていなければなりません。
      ■         ■
 簡単な手術ではありません。
 簡単に治ると宣伝しているところは、
 アポクリン腺を切除する範囲が狭い、
 完全に切除しないで、
 皮弁を厚く残します。
 そうすると…
 治りが早い代わりに、
 毛も生えるし…
 臭いも残ります。
      ■         ■
 わきが手術は、
 やればやるほど難しいと感じます。
 心配な人は手術を受けないで…
 制汗剤でがまんするか、
 片方ずつの手術を選んでください。
 しっかり臭いをとって、
 皮膚を薄く削ると…
 手術後の固定を厳重にしなくては治りません。

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医学講座

ビキニ奥の脱毛

 札幌美容形成外科のメニューには、
 ビキニ奥の脱毛があります。
 開院した当初はありませんでした。
 ある患者さんから…
 ビキニ奥の脱毛は施術していらしゃいますか?
 …とお問い合わせがあったのが…
 はじまりでした。
      ■         ■
 スタッフと相談して決めました。
 隠れた人気があります。
 それだけ悩んでいる人が多いのです。
 色が濃い部分や、
 粘膜に近い部分は、
 設定が難しいです。
 痛みを取る工夫も必要です。
      ■         ■
 札幌美容形成外科で使っている、
 キャンデラ社のGentleLaseは、
 日本のレーザー脱毛器で一番のシェアがあります。
 それだけ優秀な機器です。
 私が一番良いと思うのは、
 痛みが少ないことです。
 冷却ガスが出るためです。
      ■         ■
 肛門周囲の毛は…
 なかなか自分では剃れません。
 他院でビキニ奥の脱毛をしているのに…
 肛門周囲はできないと言われた_涙…
 …という方もいらっしゃいました。
 こういう部位こそ…
 毛を撲滅したいと思います。
 優しい看護師が丁寧に施術しています。
 (申し訳ございませんが)
 (男性のビキニ奥は施術しておりません) 

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医学講座

婦人科よりも美容形成外科で!

 形成外科や美容外科が無かった時代、
 小陰唇縮小手術は婦人科の先生がしていました。
 今でも婦人科で手術をするところがあると思います。
 正直に申し上げて…
 小陰唇縮小手術は、
 形成外科の技術が生かせます。
 私は美容外科もやっている、
 形成外科専門医で、
 症例数が多い先生をおすすめします。
      ■         ■
 私は形成外科医として、
 婦人科の先生と外陰癌の手術を多くしました。
 乳房外Paget病という癌があります。
 外陰部にできる悪性腫瘍です。
 男性にも…
 女性にもできます。
 この手術も形成外科でたくさんしました。
      ■         ■
 美容形成外科を開業してみると、
 性器のことで悩む人が多いことに気付きます。
 女性も、
 男性も、
 真面目な人が多いです。
 ほんとうに困っていらっしゃいます。
      ■         ■
 昔、婦人科で小陰唇縮小手術を受けたのに…
 悲惨な結果になっている人も診ます。
 特に、
 いわゆるクリトリス包茎といわれる、
 クリトリスの包皮が余っていて、
 小陰唇と連続している人の手術が難しいです。
 病気?と思う形態の人もいます。
      ■         ■
 クリトリス周囲の…
 とても小さな範囲を…
 細かく切って…
 縫って…
 精巧に仕上げるのは難しいです。
 特に一度手術を受けている方の…
 修正は難しいです。
      ■         ■
 形成外科の技術が生かせます。
 クリトリスの包皮は薄く、
 顔を縫うような細いナイロン糸で丁寧に縫います。
 時には、
 Z形成術(ぜっとけいせいじゅつ)や、
 三角弁(さんかくべん)といった、
 形成外科の手技で治します。
 芸術祭参加作品です。
      ■         ■
 札幌美容形成外科では、
 クリトリス包茎を手術しても、
 追加料金なしです。
 一回だけですが、
 無料の脱毛もサービスで実施しています。
 肛門の周囲まで…
 丁寧に脱毛しています。
 性器で悩んでいる女性には、
 是非、手術を受けていただきたいです。

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医学講座

若い先生への助言

 私が医師免許を取得した30年前は、
 大学の医局や、
 大きな病院で修業をするのが、
 ふつうの新人医師でした。
 給料は安く、
 休みも少なく、
 雑用だけやらされた…
 …という風評もありました。
      ■         ■
 貧乏な大学医局には入らず…
 さっさと開業して、
 お金持ちになった先生もいました。
 人生いろいろです。
 今は臨床研修制度のため…
 大学医局に入局する先生が減りました。
 私の頃に比べると…
 臨床研修医の待遇もよくなりました。
      ■         ■
 給料が安くて…
 雑用が多い研修医をしたおかげで、
 上手な先生の手術を見ることができました。
 名医でも…
 手術でトラブルになることがありました。
 そんな時にどう対処して…
 どう解決したか…?
 それを見ることができました。
      ■         ■
 お金で買えないものに、
 良き先輩とか、
 良き師匠があります。
 困った時に、
 どう対処して解決するか…
 教科書を見ても書いてないし、
 ネットで検索しても出ていません。
      ■         ■
 研修先では…
 医療技術だけではなく、
 人間としての生き方も学びます。
 どんなに高級優遇でも、
 自分のことと、
 お金儲けのことしか考えていないような、
 そんな先輩と働いても…
 人間がだめになるだけです。
      ■         ■
 私は手先は器用ですが…
 生き方は器用だとは思っていません。
 そんな私でも、
 なんとか医師として生活できるのは、
 よき先輩や師匠に恵まれたからです。
 若い人には、
 目先の給与や待遇で、
 ごまかされないでほしいと願っています。

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医学講座

医療訴訟を防ぐには

 医療事故を防ぐにはという院長日記を、
 2010年9月3日
 2010年9月4日
 2010年9月5日
 2010年9月6日
 2010年9月7日
 2010年9月8日
 ①~⑥回まで書いています。
      ■         ■
 札幌美容形成外科HP内の検索ができます。
 【医療事故】⇒【検索】とクリックします。
 PCですと右上、
 携帯は下の方に【検索】があります。
 たくさんの【医療事故】について書いた、
 院長日記が出てきます。
 医学生や研修医の先生には、
 ぜひ読んでいただきたいです。
      ■         ■
 今日のテーマは、
 不幸にして医療事故を起こしてしまった時、
 どうしたら訴訟にならずに済むかです。
 私にも正解はわかりません。
 30年の経験から言えることは、
 交通事故を起こした時と同じです。
 まず患者さんを助けることです。
      ■         ■
 ちょっとしたミスから、
 重大な事故になることもあります。
 最悪は死亡事故とか高度障害です。
 私の経験です。
 ①自分だけで何とかしようと思わない。
 ②できる人に助けを求める。
 ③無理だと思ったら自分ではしない。
      ■         ■
 困った!
 どうしよう?
 …と思ったら、
 隠してはいけません
 できる人に相談することです。
 ふだんからできる人と仲良くしておくことです。
      ■         ■
 患者さんに起こしてしまった事故を、
 とにかく悪化させないようにすること。
 できるだけ早く相談することです。
 医療に関しては、
 とにかくできる人に相談して、
 後遺障害などをできるだけ少なくすることです。
      ■         ■
 最悪、患者さんが亡くなってしまったような時は、
 迷わず…
 弁護士さんに相談することをおすすめします。
 自分一人で対処することは無理です。
 訴訟になるか、
 和解で済むかで、
 医療者側の負担も大きく変わります。
 特に精神的な負担が違います。
      ■         ■
 どの弁護士さんに相談するかで、
 医者も患者も運命が変わります。
 医師会の顧問弁護士だから、
 病院の顧問弁護士だから、
 最高とも限りません。
 弁護士さんを選ぶのも大変です。
 困った時に誰に相談するかが、
 一番大切だと思います。
 相談する人がいなければ私にメールしてください。

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医療問題

全国の医療訴訟2011

 平成23年6月21日、北海道新聞朝刊の記事です。
 全国の医療訴訟_患者側の不利顕著
 勝訴20%10年で半減(昨年)
 「医師守れ」の声判決に影響も
 医療事故をめぐり、患者側が医療機関に損害賠償などを求める民事訴訟について、昨年、全国の地裁判決のうち患者側が勝訴した割合は20.6%と、2000年以降で最低となったことが最高裁の統計(速報値)で分かった。明確な原因は分からないが、「医師の責任を過度に追及すると医療が成り立たなくなる」という世論の高まりヘの裁判所の配慮や、医師側による訴訟対策のガイドライン整備が進んだことなどを挙げる声もある。
 最高裁によると、昨年、医療訴訟の地裁判決は全国で321件あり、このうち患者・家族側の請求が一部でも認められた「勝訴」は66件。札幌地裁でも10件の判決中、勝訴は2件だった。
 これに対し、民事訴訟全体では全国で約8万3800件の判決があり、原告側勝訴は約7万3400件、勝訴率は約88%と、医療訴訟の勝訴率を大きく上回った。
 日本法医学会は1994年、死因がはっきりせず警察への届け出が必要な「異状死」に、医療過誤が疑われる場合を含むと定義。2000年前後から医師法違反や業務上過失致死容疑などで医師らが立件される事件が相次ぎ、それに伴い医療訴訟も増加した。ところが、2000年に46.9%たった患者側勝訴の割合はその後次第に低下している。
 こうした現状について、医療訴訟に詳しい札幌弁護士会の橋場弘之弁護士は「和解による解決も多く、実質的な勝訴率は一概に低いとはいえない」と指摘。その上で、外科や産科を中心に医師不足が深刻化する中、「訴訟による医療崩壊を防げという社会の要請が、裁判官の判断に影響を与えている可能性がある」と分析する。
 札幌弁護士会の会員でつくる医療事故問題研究会の高橋智弁護士も同様の見方を示し、「裁判所は医療訴訟だけ、被告側に甘い基準で判断していないか検証する必要がある」と批判する。
 一方、日本産科婦人科学会は2008年、標準的な診断と治療法を示した診療ガイドラインをまとめた。紛争予防などが目的で、作業に当たった北大大学院医学研究科の水上尚典教授(産科)は「ガイドラインは患者の安全はもちろん、訴訟対策として医師を守るためにも必要だった」と説明する。
 こうしたガイドラインは各診療分野で策定され、水上教授は「これにより容易に過失と認定される事例が減り、提訴件数や患者側勝訴の減少につながったのでは」と語る。
 ただ、患者側の不信感は根強い。
 後志管内倶知安町の会社員男性(56)は、医療ミスで母親を亡くしたとして裁判を起こしたが「医師の措置に不適切な点はない」として敗訴した経験を持つ。男性は「証拠はすべて病院側が握り、隠蔽されたら手も足も出ない。そもそも訴訟は医療機関への不信感から始まる。事故が起きても、医師は患者と家族にありのままを説明してほしい」と話す。
 (以上、北海道新聞より引用)
      ■         ■
 交通事故と同じで、
 医療に事故はつきものです。
 事故を起こしやすい先生がいます。
 自分だけは事故を起こさないなんて…
 考えてはいけません。
 私は、毎日、いつも、
 事故を起こさないように注意しています。
 どんなに経験を積んでも同じです。
      ■         ■
 外科や産科は事故が起こりやすい診療科目です。
 医学が発達した世の中でも、
 お産で命を落とす女性はいます。
 中には避けられない事故もあります。
 医療者側の不注意もあります。
 安全運転を心がけていても…
 突発的な事故が起こるのと同じです。
      ■         ■
 大きな病院に勤めていると、
 必ず事故に遭遇します。
 自分が起こさなくても…
 病院内のどこかで事故が起きます。
 若い医学生や研修医は、
 医療事故が多い科を嫌います。
      ■         ■
 現在の医療制度では、
 何科の先生になるかは個人の自由です。
 当直が多くて…
 休日も回診に出なくてはならなくて…
 休みがない科は若い人に嫌われます。
 もともと状態が悪い患者さんは…
 緊急で手術をしたのに、
 不幸にして亡くなることもあります。
      ■         ■
 私から見ると…
 明らかに医師が悪いのに…
 訴訟にもならず…
 医師免許停止にもならない先生がいます。
 一方で、
 誰がやっても難しい患者さんで…
 ミスでもないのに…
 訴えられて敗訴の先生もいます。
      ■         ■
 医療事故は、
 医療訴訟専門の弁護士さんでも難しいと思います。
 私たちですら…
 専門外の科のことはわかりません。
 訴訟の度に…
 婦人科も小児科も眼科も…
 その都度、勉強する弁護士さんはすごいです。
 私は航空機事故調査のように、
 第三者が公平に分析と判断をし、
 二度と同じ過ちを繰り返さないように、
 啓蒙するシステムが必要だと思います。
 患者さん側もそれを望むと思います。

北海道新聞より引用

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昔の記憶

さくらんぼの想い出

 私が飼っていた愛犬の名前はチェリーでした。
 娘が小さい頃から、
 さくらんぼ大好きでした。
 犬の名前を決める時に、
 さくらんぼから、
 チェリーという名前にしました。
 雌のシェルティーでした。
      ■         ■
 娘が生まれた頃に、
 私の父が狭い庭の隅に、
 さくらんぼの木を植えました。
 昔住んでいた、
 夕張の山奥にある、
 大夕張から苗木を持ってきて、
 2本の細い木を植えました。
      ■         ■
 品種もわからないですし、
 育て方もわかりません。
 炭鉱の住宅地には、
 たまにさくらんぼの木がありました。
 近所の子供たちが、
 楽しみにして食べていました。
      ■         ■
 じいちゃんのさくらんぼは、
 数年で少しずつ実ができました。
 素人が植えて…
 手入れもしないので、
 木はまっすぐに伸びて大きくなりました。
 最初は何とか手が届く高さでしたが、
 そのうち3階の窓の高さ以上になってしまいました。
      ■         ■
 北海道のさくらんぼは、
 確か…7月になってからでした。
 じいちゃんの予想は当たり…
 毎年、じいちゃん家の…
 さくらんぼを子どもが楽しみにしていました。
 中学生くらいまでは、
 じいちゃんちへ行っていました。
      ■         ■
 さくらんぼさんのおかげで、
 さくらんぼ大好きの娘とも話せるようになり、
 山形の最高のさくらんぼを…
 娘と食られるようになれました。
 人間どこでだれにお世話になるかわかりません。
 人生の師(子育て編)さくらんぼさんに感謝しています。
 お身体に気をつけてさくらんぼを作ってください。

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