二重・眼瞼下垂

眼瞼下垂症(保険と自費の違い)2016

 第126回日本美容外科学会(新潟)②
 内容が充実したいい学会でした。
 全国の先生から
 大同生命
 大変ですね
 がんばってください
 …と応援していただきました。
 ありがとうございます。
 心強い応援をいただきました
      ■         ■
 組織会長の山本光宏先生に感謝いたします。
 2016年7月2日(土)の、
 シンポジウム、
 眼瞼下垂症
 保険診療からの治療法と自由診療からの治療法その違いと共通点

 私の正直な感想は、
 保険診療でしても、
 自由診療でしても、
 難しい患者さんはむつかしいです
      ■         ■
 私のように、
 保険診療でしか、
 眼瞼下垂症手術をしていない先生です。
村上正洋先生(日本医科大学武蔵小杉病院形成外科
志田山了一先生(志田山形成外科
 自由診療でしかしていない先生は、
大口春雄先生(八事石坂クリニック)です。
 大口先生は保険適応になる患者さんは、
 近隣の大きな病院の形成外科をご紹介なさっています。
 いい先生です。
      ■         ■
土井秀明先生(こまちクリニック)は、
 保険診療と自由診療を分けていらっしゃいます。
 土井秀明先生は、
 元関西医大形成外科講師です。
 腕のいい形成外科医であり、
 やさしい美容外科医です。
 土井先生のところには、
 他院で悲惨な目になった患者さんも来院されます。
      ■         ■
 目頭を切られすぎて困っている人
 こまちフラップkomachi flapという、
 Shark Fin Flap
 フカひれ皮弁
 …とでも言うような、
 下眼瞼からの皮弁で再建しています。
 このような手術は自費になります。
 美容外科手術でトラブルになった患者さんも、
 苦労してきれいに治していらっしゃるのが土井秀明先生です。
 困っている方におすすめします。
      ■         ■
 私は5年半前に、
 聖路加国際病院形成外科で、
 保険診療で手術をしていただきました
 自分が保険診療で手術を受けたので、
 患者さんにも保険診療で手術をしています。
 難しい患者さんは、
 保険で手術をしても、
 自費で手術をしても難しいです。
 それなら、
 安い保険で手術をするのが、
 私の方針です

手術前です
20101201_pre2
20101201_pre3
デザインです
20101201_po1
手術直後
24時間後です
48時間後です
7日後です
4週間後です
1年後です
2年後です
201311201
3年後です

20141201-po4y

4年後です

20151201

5年後です

“眼瞼下垂症(保険と自費の違い)2016”へのコメントを見る

医学講座

第126回日本美容外科学会(新潟)②

 第126回日本美容外科学会(新潟)
 組織会長は、
 やまもと形成外科クリニック
 山本光宏先生です
 先生のご略歴です(HPより引用)。
1985年 長崎大学医学部卒業
1985年 長崎大学医学部形成外科教室入局
1991年 同助手
1994年 オーストラリア、王立アデレード大学留学
世界最先端の頭蓋顎顔面外科と美容外科の医療技術を治める。
1997年 新潟大学医学部付属病院形成外科勤務
1999年「やまもと形成外科クリニック」開院
1999年 新潟大学医学部非常勤講師
2008年 香川大学医学部非常勤講師
2016年 第126回日本美容外科学会組織会長

 素晴らしい先生です。
      ■         ■
 昨日の市民公開講座では
 若く見える人と老けて見える人の違いを講演されました。
 会場には、
 山本先生のファンと思われる、
 多数の(年齢より)若く見える女性がいらしてました。
 山本先生の講演は、
 いきなり手術をすすめるのではなく、
 簡単な日常のお肌の手入れ法から、
 専門的な若返りまで実に丁寧に解説されていました。
      ■         ■
 山本先生の講演をお聞きして印象に残った言葉は、
 先生との相性です。
 形成外科専門医を取得して、
 美容外科を開業している先生でも、
 こわい先生や、
 聞きにくい先生がいます。
 私も他人のことは言えません。
 山本光宏先生成功の秘訣は、
 親切丁寧でやさしいだと感じました。
 素晴らしい学会をありがとうございました。
      ■         ■
 今日の本題です。
 私が新潟まで来た目的は、
 ◆シンポジウム
 「眼瞼下垂症 保険診療からの治療法と自由診療からの治療法その違いと共通点」
 を聴くためです。
 いいテーマで活発な討論がありました。
 私も質問をさせていただきました。
      ■         ■
 座長 倉片 優先生(クリニカ市ヶ谷
眼瞼下垂症手術-保険診療の立場から
村上正洋先生(日本医科大学武蔵小杉病院形成外科
私が行っている保険診療での眼瞼下垂手術
志田山了一先生(志田山形成外科
眼瞼下垂手術、私が失敗から学んだこと
島倉康人先生1)2)池田欣生先生1)
(北里大学病院形成外科・美容外科1)
(東京皮膚科・形成外科2)
違いは片眼ずつ行うか両眼同時に行うか、共通点はわずかな左右差を受忍させることにある
土井秀明先生(こまちクリニック
美容外科クリニックにおける上眼瞼手術での挙筋腱膜手術の有用性
大口春雄先生(八事石坂クリニック

      ■         ■
 私が毎日している眼瞼下垂症手術です。
 私は保険診療でしかしていません
 保険診療でも、
 自由診療に負けない仕上がりを目指しています。
 結果がいい患者さんが大部分ですが、
 満足できない患者さんもいらっしゃいます。
      ■         ■
 美容外科でも形成外科でも、
 術者はみんな苦労して手術をしています。
 今回の学会でも、
 どの先生も苦労して、
 いい結果を出していらっしゃいました。
 とても勉強になりました。
 また明日からの診療に役立てたいと思います。
 山本光宏先生ありがとうございました。

“第126回日本美容外科学会(新潟)②”へのコメントを見る

医学講座

第126回日本美容外科学会(新潟)①

 日本美容外科学会第126回学術集会に参加するため新潟に来ました。
 私がいつも利用しているANAは、
 札幌⇔新潟は一日3便です。
 今日の学会に間に合うように、
 昨日の夕方17:15の便で来ました。
 プロペラ機でした。
 とても快適な飛行機で、
 席もジェット機と変わらないくらい、
 広くて快適でした。
      ■         ■
 山形上空は通過せず、
 日本海側を飛んで来ました。
 昨日の天気は穏やかでした。
 飛行機のゆれもほぼゼロでした。
 機内サービスもあり、
 私はこの飛行機にまた乗りたいと思いました。
 札幌⇔新潟は意外と近く、
 予定より5分早く到着しました。
      ■         ■
 今日は時間があったので、
 午前中に市民公開講座を聞きました。
 地元のTV局が宣伝してくださったようです。
 会場はほぼ満員でした。
 タイトルの、
 若く見える人と老けて見える人の違い
 …という魅力的な題名もあって、
 ほぼ90%以上は女性で、
 みなさん熱心に聴講されていました。
      ■         ■
 誰にでもできる、
 若く見える方法は、
 お肌の老化予防です。
 紫外線を避けて、
 スキンケアーをすることです。
 肌をこすらないことも大切です
 お化粧を落とす時に、
 ごしごし肌をこするのがよくありません。
      ■         ■
主催 公益社団法人日本美容医療協会
共催 日本美容外科学会第126回学術集会
後援 新潟市医師会 新潟県医師会
講演内容
安全な美容医療を受けるために
西山真一郎先生
1968年 北海道大学医学部卒業
東京大学形成外科勤務後 西山美容・形成外科医院 開院
公益法人社団日本美容医療協会 元理事長 現常任理事
周りに気付かれずに安全に若返るには?
~切らずにどこまで若返れるのか?~
鈴木芳郎先生
1983年 東京医科大学医学部卒業
東京医科大学形成外科講師後
ドクタースパ・クリニック院長
フェイスリフトの第一人者
若く見える人と老けて見える人の違い
山本光宏先生
1985年長崎大学医学部卒業
新潟大学付属病院形成外科勤務後
新潟市にやまもと形成外科クリニック開院
新潟大学医学部および香川大学医学部非常勤講師
まぶたの加齢~昔のように目を開けられますか? 
村上正洋先生
1989年日本医科大学医学部卒業
オーストラリア、ロイヤルアデレイド病院留学後、
日本医科大学武蔵小杉病院形成外科教授
眼瞼下垂手術の第一人者

20160702

“第126回日本美容外科学会(新潟)①”へのコメントを見る

院長の休日

ミゾイキクコさん

 今日から2016年7月です。
 昨日は休診日でした。
 午前中のテレビで、
 溝井喜久子さんを紹介していました。
 みぞいきくこさん、
 ネットではミゾイキクコさんです。
 感動しました。
 とにかくすごいです。
 いらいらすることが多い毎日ですが
 みぞい様の笑顔で癒されました。
      ■         ■
 iPadでツイッターを書かれ、
 たくさんの人に、
 ほっこりを伝えています。
 なんて素敵な女性なんでしょう。
 すっかりファンになってしまいました。
 ご主人の介護もなさっていらしたそうです。
 私が尊敬する人間像です。
 ツイッターの他に、
 ブログもなさっていらっしゃいます
      ■         ■
 ネットに書いてあった紹介文です。
 ツイッターのつぶやきに重みがあると話題沸騰になったミゾイキクコさん。
 フォロワーは一般人としては異例の7万人以上。さらにつぶやきは一冊の本となり出版されている。
 番組が自宅を訪ねると、11台のタブレットを持ち、1日で50~60回つぶやいていると明かす。
 ツイートの中には80代ならではのツイートもあり、ミゾイさんは反響を楽しみにしながら
 「昔を知ると今は幸せだと思えるわけですよ」と語る。
 ミゾイさんは26歳で結婚し専業主婦となり、去年夫を亡くして一人暮らし。
 6年前にツイッターをはじめた。
 自分の思いを発信する場を探していたことがきっかけだという。
 毎日自分で作った夕食をツイッターに投稿しており、盛り付けなどから日本料理の粋な伝統を伝えている。

 価格.comtテレビ紹介情報から引用
20160630

“ミゾイキクコさん”へのコメントを見る

医学講座

2016年前半を振り返る

 今日は2016年6月30日です。
 今年が半分終わりました。
 激動の2016年前半です。
 正月から父親が入院して手術
 無事に手術が終わり
 元気に90歳の誕生日を迎えたと思っていたら
 間質性肺炎になり、
 一週間であっという間に天国へ旅立ちました
      ■         ■
 やれやれと思う間もなく、
 大同生命から
 建物明け渡し訴訟で被告にされました
 こちらは、
 弁護士の高橋智先生が、
 穏便に調停を申し立てたのに
 調停には応じませんでした。
 相手方は訴状で、
 賃貸人である原告を徒に誹謗中傷する記述を繰り返していると訴えてきました。
      ■         ■
 私は、
 48歳で札幌医大を追い出されました
 追い出されることには慣れています。
 訴えられて、
 準備書面でいろいろ書かれると、
 闘志がわいてくる人間です
 相手方は大企業。
 弁護士も複数です。
 疲れますが、
 根性だけはあります
 後世に残る記録を残します
      ■         ■
 HTBテレビが取材をしてくれ
 テレビの画面で自分の主張を語りました
 これだけでも満足です。
 昨日は、
 同級生が心配してくれて、
 私を食事に誘ってくれました。
 ありがたいことです。
 とても嬉しかったです。
      ■         ■
 患者さんからも、
 先生がんばってと言っていただいてます。
 さくらんぼさん
 なっちゅんさん
 他の皆様からも、
 たくさんの応援をいただいています。
 ほんとうにありがとうございます。
      ■         ■
 高橋智先生の
 Sammy’sダイアリーが役立ちます
 民事訴訟の大筋の流れをつかむ
 2013年11月22日のダイアリーです。
 訴状を受け取った被告は答弁書を作成して、期日前までに裁判所に提出をします。
 その後、答弁書に対して、原告側は反論します。その反論を書いた書面が準備書面です。そして、その準備書面に対して、被告側も反論の準備書面を記載します。
 双方の準備書面のやりとりは、争点を明確化するために行われます。相手方が認めたことは立証する必要がないわけで、立証が必要になるものは何かを絞り込むわけです。
 相手方から届いた準備書面の内容を見て、怒り出したり、裁判所がそう思っているのかと勘違いして動揺してしまう方もいらっしゃいますが、このような大きな流れを知っておくことが大切だと思います。

 2016年後半もがんばります

“2016年前半を振り返る”へのコメントを見る

二重・眼瞼下垂

眼瞼下垂症手術2016

 私の仕事は手術です
 札幌美容形成外科を開業後12年になります。
 最近は、
 特に目の手術女性器の手術が多いです
 困っている人の役に立つ仕事はやりがいがあります
 患者さんから元気をいただくこともあります。
 大同生命には立退きを迫られていますが
 患者さんからは応援していただいています
 感謝です。
      ■         ■
 先生に手術をしていただいて
 お友だちにも

 とってもきれいになった
 …って言ってもらっています
 ありがとうございました
 患者さんに喜んでいただけるが、
 一番の生きがいです
      ■         ■
 経過が悪い患者さんもいらっしゃいます
 再手術になることもあります
 予想外の腫れが続くこともあります。
 手術後の経過も人それぞれです。
 毎日苦労して手術をしています。
 先日いらした方から、
 写真を掲載させていただくことをご了承いただきました。
 素敵なご婦人です。
 健康保険の眼瞼下垂症手術です。
20160629-pre
20160629-pre2
20160629-po1

手術前、手術デザイン、手術直後

20160629-po1w

一週間後

20160629-po3w

三週間後

20160629-po7m

半年後

“眼瞼下垂症手術2016”へのコメントを見る

医学講座

ご声援ありがとうございます

 大同生命との裁判でストレスが多い毎日です
 2016年6月20日にHTB北海道テレビの番組、
 イチオシ!
 どう変わる札幌中心部再開発では、
 たくさんの方からご声援をいただいています。
 ほんとうにありがとうございます。
 疲れても元気が出ます。
      ■         ■
 患者さんからは
 先生、テレビ見ました
 ここが無くなると困るからがんばってください

 同級生や同業の先生からは、
 フェイスブックでたくさんのいいね!や、
 メッセージで励ましていただきました。
 私が人生の師と仰ぐ先生からは、
 自筆のお手紙をいただきました
 家内と感動して読ませていただきました。
      ■         ■
 ストレスは知らない間に身体に出るようです。
 先日、いつもお世話になっている歯医者さんに行きました。
 いつも担当してくださる歯科衛生士さんから、
 出血しているところがあります
 何か(ストレスでも)ありましたか?

 なるほど、
 歯にまで影響が出るのだと思いました。
 裁判は疲れます
      ■         ■
 弁護士の高橋智先生はすばらしい先生です
 私と違って、
 失礼ですが、
 癒し系の先生です。
 先生とお会いするとほっとします。
 それでも、
 裁判に提出する書類(準備書面といいます)を作成するため、
 たくさんの打ち合わせが必要です。
      ■         ■
 私は、
 全国の老朽化したビルで営業する中小企業のためにも、
 この裁判で司法の判断を仰ぎます。
 老朽化の一点張りで
 まじめに働いて、
 しっかり家賃を払っている店子を追い出せるのでしょうか?
 ブログで書いたことが、
 一方的な誹謗中傷になるのでしょうか?
 後世の役に立つような、
 歴史に残る裁判にしたいと思っています。
20160620

放送でこちらの主張を伝えてくださいました
HTBのみなさまに感謝しています

“ご声援ありがとうございます”へのコメントを見る

院長の休日

ラベンダー開花2016

 私が毎年楽しみにしている、
 北海道庁横のラベンダー開花情報です。
 今年は遅れています。
 正確に表現すると、
 今朝はまだ少ししか咲いていません。
 おそらく…
 今日中に開花すると思います。
      ■         ■
 札幌は寒い6月です。
 今日の予想最高気温は21℃です。
 山形は28℃、
 東京は29℃、
 北海道だけ寒い初夏です。
 農作物が心配です。
 今年は春先の低温で、
 山形のさくらんぼが被害を受けました
 心からお見舞い申し上げます。
      ■         ■
 ラベンダー開花20102010年7月4日
 ラベンダー20112011年7月3日
 ラベンダー開花20122012年7月3日
 ラベンダー開花20132013年7月5日
 ラベンダー満開20142014年7月7日
 ラベンダー開花20152015年6月26日
 毎年の開花状況を並べてみました。
      ■         ■
 寒いので開花が遅いと思っていましたが、
 こうしてみるとほぼ例年通りのようです。
 ラベンダー開花2013には、
 参議院議員選挙のポスターのことが書いてあります。
 今年も参議院議員選挙のポスターがあります。
 残念なことに…
 道庁前のラベンダーは…
 年々、細くなってきています。
 以前と比べると半分くらいになった気がします。
 枯れて無くなってしまったところがあります。
      ■         ■
 札幌美容形成外科、
 存亡の危機の2016年です
 来年のラベンダーの季節には、
 どうなっているか?
 裁判の結果がどうなっているか?
 予想がつきません。
 受験と同じだと思っています。
 最後まであきらめない
 私の座右の銘です
20160627-1
20160627-2

“ラベンダー開花2016”へのコメントを見る

医学講座

包茎手術トラブルの事例

 昨日の院長日記、
 包茎手術でトラブル続発_高額施術大量出血壊死
 朝日新聞が取り上げてくださった、
 国民生活センター
 平成28年6月23日付報道発表資料
 美容医療サービスにみる包茎手術の問題点です。
      ■         ■
 この資料をよく読んでみると、
 実にお気の毒な事例が載っていました。
 主な相談事例
【事例1】
広告では、7 万円~10 万円とのことだった。クリニックで10 万円くらいの手術を受けたい旨を伝えたところ、安い手術だと汚い仕上がりになると言われ、高い手術方法を勧められ総額約80 万円の契約で、即日手術となった。2 週間経つが術後の傷口がぱっくり割れてしまい、また、引きつれ感があり、陰茎部分が何も感じなくなってしまった。
(2014 年8 月受付、20 歳代、男性)
【事例2】
ネット広告のクリニックで包茎手術を利用。約150 万円の契約。診察中や手術中に高額な長茎、増大手術も勧められ受けたが手術部が痛む。患部が腫れ痛みがひどくなった。きちんと治療してほしい。
(2013 年2 月受付、30 歳代、男性)
【事例3】
インターネット上の広告だと痛みもなく5 万円から10 万円で手術が受けられるとあった。医院では、カウンセラーによる説明に終始し、医師からの説明はほとんどななく、リスク説明もなかった。約120 万円の契約。数日後の今も出血が止まらず、痛みも続く。
(2015 年10 月受付、30 歳代、男性)
【事例4】
ネット広告を見て出向いた。医師とは思えない男性から説明を受け、手術台に上がらされ、医師から手術費用が65 万円と言われた。また、「ヒアルロン酸を注射しないと包茎に戻る。15 万円のものは一生残る」と言われ、約200 万円の契約となった。痛みが引かず、泌尿器科を受診したら、一部が壊死していると言われた。
(2016 年2 月受付、20 歳代、男性)
【事例5】
ホームページで包茎手術6万円の広告を見て予約した。カウンセリングを受けて手術台に乗る直前に美容医療の施術について説明をされた。何のことかよくわからなかったが必要な手術だと思い従うしかなかった。約60万円の契約。
(2016年1月受付、20歳代、男性)
【事例6】
10 万円台でできるという雑誌広告を見て出向いた。効果が永久的に持続するヒアルロン酸を使った手術が必要とカウンセラーに言われたが、断ると、ローン会社を紹介すると言われ勝手に審査を通してしまった。約180 万円の契約。手術台の上で初めて医師と話し、手術開始直前に断りたいと申し出たが、医師が呼んだカウンセラーの男性に一喝された。
(2015 年1 月受付、50 歳代、男性)
【事例7】
ネットで10 万円位という広告を見て予約。白衣を着た男性が対応し、触診を受け、「カントン包茎で、他院では保険は適用されない。10 万円では形が良くならない。増大させるために中に残る物質を使う」と言われ金額の説明をされたので保険が適用された額と思って契約した。確認書には全て「ハイ」で答えるよう指示された。約300 万円の契約。
(2016 年3 月受付、20 歳代、男性)
 国民生活センター
 平成28年6月23日付報道発表資料
 美容医療サービスにみる包茎手術の問題点から引用。

      ■         ■
 きっと、
 みんな、
 真面目な男性ばかりだと思います。
 だれでも悩むものです。
 ちゃんとした手術を受けたら、
 問題なく治ります。
 金儲けしか考えていなクリニックがあります
 平日に行くと、
 重い扉が閉まっていて
 手術の日にしか開院しないクリニックはダメです

“包茎手術トラブルの事例”へのコメントを見る

医学講座

包茎手術でトラブル続発_高額施術・大量出血・壊死…

 平成28年6月24日、朝日新聞朝刊の記事です。
 包茎手術でトラブル続発_高額施術・大量出血・壊死…
 国民生活センターは2016年6月23日、包茎手術について、不安をあおられ高額な施術を強引に勧められたり、手術後に痛みが続いたりするなどの相談が相次いでいると注意を呼びかけた。
 全国の消費生活センターなどが受けた包茎手術に関する相談は2011年度から15年度の5年間で1092件あり、10~30代からの相談が大半を占める。
 相談内容として、広告で手術費用が5万~10万円と掲載されていたのに、病院で「安い手術だと汚い仕上がりになる」などと説明され、50万~100万円以上の高額な施術を勧められ、その日のうちに契約し、手術してしまった、といった例が目立つという。
 手術によって痛みや腫れのほか、大量に出血したり、組織が壊死(えし)したりしたという術後をめぐる相談もあった。センターは過去に手術を受けた150人にもアンケートし、約4割が施術後に何らかの不安や不満、不具合を感じていると回答した。
 センターは「医学上緊急性がない場合には即日施術は避けるべき」と強調。さらに、国の指針に反して広告で安さを前面に出したり、術前術後の写真を掲載したりする医療機関を選ばないよう勧めている。
 また、「悩んでいる時は泌尿器科か形成外科の診察を受け、医者がきちんと説明してくれたか、内容や金額に納得できたか、検討したうえで手術日を予約しましょう」との医師のコメントを紹介し、注意を促している。詳しい内容は、センターの公表資料(http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20160623_2.pdf)に掲載している。
 東京に本拠を置く医療問題弁護団の有志は2016年6月26日午前10時~午後3時、包茎手術被害の電話相談(03-6869-8452)を無料で受け付ける。
 (以上、朝日新聞より引用)

      ■         ■
 正直に懺悔ざんげします。
 私も前任のクリニックでは、
 高額な手術をしていました。
 包茎手術
 2007年1月16日の院長日記に書いてあります。
 自由診療の包茎手術が高い理由は、
 高い広告宣伝費です
      ■         ■
 スポーツ新聞のアダルト記事の下や、
 週刊誌の、
 アダルト記事の横に、
 よく
 包茎専門クリニックの宣伝が出ています
 宣伝に出ている
 5万円とか
 6万円とかではできません。
      ■         ■
 間違いだらけの包茎手術選び
 2015年3月9日の院長日記です。
 ネットで、
 包茎手術
 包茎手術+札幌
 包茎+札幌
 …と検索すると、
 たくさんのサイトがヒットします。
      ■         ■
 残念なことですが、
 私なら絶対に行かないクリニックばかりヒットします。
 失敗しないクリニック選びとか書いてあります。
 そこに書かれているクリニックに行くと、
 まず100%失敗します。
 HPに書かれている料金より高く取られます。
 ネットの医療情報、過信するな以上に要注意です。
      ■         ■
 高いクリニックへ誘導する、
 明らかな広告サイトです。
 泌尿器科で手術をしたけれど、
 仕上がりが不満なので再度、
 包茎専門クリニックで手術をやり直すというケースも多いです。

 …と書かれていますが、
 そんなことはありません。
      ■         ■
 包茎専門クリニックの多くは、
 常勤医がいません。
 手術の時だけアルバイト医を雇うとか、
 東京から日帰りで来て手術をして、
 手術が終わったらそのまま帰ります。
 抜糸がないと楽に思えますが、
 何かあっても対応してもらえません。
      ■         ■
 広告サイトに書かれている病院へ、
 平日行ってみるといいです。
 重い扉が閉まっていて、
 中には誰もいません。
 電話は東京などで一括して受電しています。
 泌尿器科で手術をしたけど不満うそです。
 泌尿器科の先生も上手です。
      ■         ■
 医師向けの求人広告で、
 包茎専門クリニックのアルバイト情報を見ることがあります。
 知り合いの泌尿器科医は、
 包茎専門クリニックの料金の高さに驚いていました。
 包茎手術の価格
 2008年1月7日の院長日記を読んでください。
 スポーツ新聞には包茎手術の広告が掲載されています。
 包茎手術○万円~
 ※軽微な仮性包茎に限ると小さな字で書かれています
 この○万円~の『~』が問題です。

 ネット検索にはくれぐれも注意してください
      ■         ■
 包茎を治したかったら、
 包茎専門クリニックではなく、
 泌尿器科のクリニックに行ってください。
 泌尿器科の先生は上手です。
 週刊誌や、
 スポーツ新聞に、
 よく宣伝を出してている男性だけのクリニックは止めてください。
 トラブルになっても、
 地元に先生がいないクリニックがたくさんあります。 
20160625

“包茎手術でトラブル続発_高額施術・大量出血・壊死…”へのコメントを見る

TEL 011-231-6666ご相談ご予約このページのトップへ