医学講座
第1回弁論準備手続記録(札幌地裁)
第1回弁論準備手続
事件番号 平成28年(ワ)第816号
建物明渡請求事件
原告 大同生命保険株式会社
被告 医療法人札幌美容形成外科
期日 平成28年9月13日(火)午後4時40分~午後5時10分
場所 ラウンド法廷(3階304)
■ ■
昨日の第1回弁論準備手続のご報告です。
通常の法廷ではなく、
3階にある会議室のような部屋でした。
ふつうの会議室と違うのは、
入口から2mくらいのところに、
法廷にあるような柵がありました。
その柵の手前に、
病院の待合室のような長いすがあります。
■ ■
傍聴はできませんが、
裁判長に許可をいただいて、
うちの家内が柵の外で聞いていました。
相手方弁護士は、
ラウンド法廷から電話をかけて、
東京で話す予定と、
裁判所書記官から伺っていましたが、
昨日は札幌まで2人がいらっしゃいました。
■ ■
虎門中央法律事務所の、
板垣幾久雄弁護士
柴田征範弁護士のお二人です。
円卓を囲んで裁判長と相手方の2人の弁護士、
こちらの高橋智先生と私が同じテーブルに着きました。
裁判官は法廷では黒の法衣ですが昨日はネクタイでした。
裁判長とご挨拶ができました。
とてもおだやかで素敵な方です。
■ ■
私は自分が裁判で被告になるまで、
裁判の進め方をよく知りませんでした。
TV番組のように、
裁判長!○○
…というような激しいやり取りはありません。
静かに書類を取り交わすだけです。
私が理解したことは、
裁判で重要なのは、
法廷で交わされる言葉ではなく、
法廷に行くまでに取り交わされる、
準備書面という書類です。
■ ■
準備書面を裁判所にFAXで送ったり、
相手方弁護士事務所にFAXで送ります。
メールでも、
ネットでもなく、
今でもFAXです。
FAXが大活躍しています。
相手方から届いた準備書面に、
こちら側も反論をします。
これの繰り返しを裁判所で確認します。
■ ■
札幌美容形成外科の担当は、
札幌地裁民事第5部4係
根本宜之裁判官です。
昨日の第1回弁論準備手続では、
裁判官から、
原告と被告の双方へ個別に、
今後の裁判の進め方について質問がありました。
法律を守る裁判官として、
紛争を早く解決してあげたい
…という熱意が感じられました。
■ ■
大同生命は、
私が平成28年1月6日午後3時半に、
電話で話したこが高圧的で語気鋭く詰問であり、
その後に院長日記で書いたことを第一の問題としています。
それで店子として不適格なので、
【賃貸契約の継続は不可能】と主張しています。
私が日本初のブログ裁判と
2016年7月24日の院長日記で書いた通りです。
■ ■
こちら側としては、
高圧的で語気鋭く詰問したつもりはないので、
新証拠として、
平成28年1月6日に大同生命から電話があった際の
札幌美容形成外科の防犯ビデオの録画ファイルを提出しました。
相手方に対して、
どこが高圧的で語気鋭く詰問で、
店子として不適格なのかを、
何時何分(ビデオに時計が入っています)の部分が詰問なのか?
明示していただきたいと高橋智弁護士から要望しました。
■ ■
ラウンド法廷は、
ふつうの法廷以上にゆっくりとお話しができました。
私はこのラウンド法廷が気に入りました。
裁判長ともお話しができますし、
私も発言することができます。
裁判所は17:00までなのに、
10分くらい超過してしまいました。
書記官には申し訳ないことをしました。
次回は11月4日(金)16:00から第2回弁論準備手続です。
手続きのきは入れないのだそうです。


医学講座
第1回弁論準備手続2016年9月13日(札幌地裁)
今日は16:40から札幌地裁です。
前回の第2回口頭弁論、
平成28年7月25日(月)の最後に決まりました。
高橋智先生から、
ラウンド法廷とお聞きしました。
裁判所書記官に聞いたところ、
3階の丸いテーブルがある部屋でするそうです。
■ ■
相手方弁護士は東京の事務所にいて、
こちらから電話をかけて、
スピーカーで電話を聞きながら、
双方が話すそうです。
傍聴はできないので、
今回は私と家内が行きます。
家内は柵の外で、
テーブルには着かないで入室を許可していただきました。
裁判官の許可がいるそうです。
■ ■
私は第3回口答弁論だと思っていました。
裁判所にお聞きしたところ、
第1回弁論準備手続というそうです。
弁論準備手続期日とも呼ぶようです。
円形のテーブルに、
裁判官と弁護士が着席して、
弁論準備手続をするのだそうです。
裁判もわからないことがたくさんあります。
■ ■
第1回弁論準備手続
事件番号 平成28年(ワ)第816号
建物明渡請求事件
原告 大同生命保険株式会社
被告 医療法人札幌美容形成外科
期日 平成28年9月13日(火)午後4時40分
場所 ラウンド法廷(3階)
内容は明日の院長日記でご報告いたします。
医学講座
血管解剖の研究
札幌は秋の気配です。
半袖では寒くなりました。
9月中旬の天気です。
今週は明日が札幌地裁、
木曜日と金曜日が、
大阪で第25回日本形成外科基礎学術集会です。
私が尊敬する、
関西医大形成外科の楠本健司教授が学会長です。
■ ■
私が形成外科医時代に研究したのは、
血管解剖です。
血管の解剖、
どこにどんな血管が走っていて、
どこの血管とつながっているか?
わかっているようで、
よくわかっていません。
■ ■
形成外科医や美容外科医が起こす、
一番大きなトラブルは壊死です。
ヒアルロン酸を鼻に注射して、
鼻が壊死になってしまったとか、
レディエッセを注射して、
失明してしまったとか、
悲惨な医療事故がたくさんあります。
患者さんは困っています。
■ ■
なんちゃって美容外科医のおにいちゃん先生
なんちゃって美容皮膚科医のおねえちゃん先生
もう少し解剖学を勉強していてくれたら、
悲惨な結果にならなかったのに…と残念に思います。
顔面の微小血管なんて、
解剖の試験のヤマでもないし、
そんなの習ってないし、
国試にも出ないし、
…というなげきもわかります。
■ ■
でもプロとして、
高いお金をいただいて、
患者さんに施術するのですから、
ちゃんと血管解剖を勉強すべきです。
日本形成外科学会で、
顔面の血管解剖について発表されたのは、
2012年10月に福島で開催された、
第21回日本形成外科学会基礎学術集会(福島)②
でした。
■ ■
慶応義塾大学形成外科、
清水雄介先生のご発表です。
清水雄介先生は現在は琉球大学形成外科教授です。
『新鮮屍体を用いた顔面の動静脈解剖の検討』
顔の血管を詳細に調べ、
手術に役立てる研究です。
■ ■
慶応大学形成外科は、
血管解剖の研究で世界のトップレベルです。
座長の三鍋利春(みなべとしはる)先生も、
慶応大学のご出身です。
昔、北大形成外科の頃に…
三鍋先生に血管造影について教えていただきました。
■ ■
解剖学は地味な学問です。
ご遺体から学ばせていただきます。
私たちが研究室に行くのは…
診療が終わった深夜になることもあります。
深夜の解剖学実習室で、
ご遺体を前にして『研究』させていただくのは…
正直なところ医師にもつらいものがあります。
■ ■
血管解剖を勉強した先生は、
手術が上手です。
どこにどんな血管があるか、
よく知っています。
ですから手術の出血が少ないです。
手術後の腫れも少ないです。
清水雄介先生は眼瞼下垂症手術がお上手です。
沖縄で眼瞼下垂症手術を受けるのでしたら、
琉球大学形成外科の清水雄介教授をおすすめします。
医学講座
えらボトックス
廃用性萎縮はいようせいいしゅく
2007年12月17日の院長日記です。
ボトックスで小顔になる
2008年2月23日の院長日記です。
えらボトックスについて
マンガページの解説です。
咬筋こうきんという筋肉に、
ボトックスを注射する治療です。
■ ■
廃用性萎縮はいようせいいしゅくと読みます。
筋肉を使わないと、衰えておとろえて筋肉が細くなることです。
たとえば、足を骨折したとします。
骨折したら骨がくっつくまで、ギプスで固定して動けません。
■ ■
骨折の程度にもよりますが、
数週間ギプス固定をしていると確実に足が細くなります。
これは筋トレの逆です。
ボディビルまでしなくても、
筋トレをすると、筋肉がついて筋肉隆々になります。
使わないと、筋肉は衰えます。
■ ■
この廃用性萎縮を利用して小顔にするのがえらボトックスです。
硬いものを噛む癖のある人。
スポーツなどで奥歯を噛みしめる癖のある人。
噛み合わせが悪く、いつもどちらか片方で物を噛む人。
硬いものが好きで、いつでも噛んでいる人。
こういう人は知らず知らずのうちに、
咬筋という筋肉の筋トレをしていることになります。
■ ■
毎日まいにち、噛み続けていると、
噛む筋肉=咬筋こうきんがボディビルをしたように発達してしまいます。
耳の前に手を当てて、
奥歯をグッとかみしめてください。
骨の上で、ボコっと膨らんだのが咬筋です。
咬筋が発達していると、
どんなに体重を落として痩せても、
ホッペだけ小顔になりません。
■ ■
片方だけ、咬筋が発達してしまった病態びょうたいを
片側咬筋肥大症へんそくこうきんひだいしょうといいます。
大学病院に勤務していた時に、
口腔外科こうくうげかの先生と一緒に
咬筋を減らす手術をしたことがあります。
入院手術をしましたが、術後は逆に悪くなった?と思うほど腫れます。
手術で咬筋を取ると、腫れがとれるまでに数ヵ月はかかります。
■ ■
えらボトックスは、耳の前に少量の注射をするだけです。
ボトックスを注射すると、
神経から筋肉へ収縮しなさいという信号が伝わらなくなります。
信号が伝わらないので、
筋肉は筋トレをお休みします。
噛む力が弱くなりますので、
硬いものが食べたくなくなります。
■ ■
注射して、数週間もすると、
噛んでも筋肉がポコっと膨らまなくなります。
耳の前で膨らんでいた筋肉が薄くなると、
小顔になってきます。
えらボトックスが効くのは、
咬筋が発達している方だけです。
■ ■
ボトックスが効いているのは約6ヵ月間です。
ボトックスの効果が弱くなってきた時に、
また筋トレをすると、筋肉は発達してしまいます。
噛み合わせの異常など、
歯科的な問題がある方は、矯正歯科をご紹介しています。
外国では、ボトックス注射を歯ぎしりの治療として行うこともあるそうです。
■ ■
ボトックスを注射すると、数日で効果が出てきます。
笑いすぎてアゴが疲れたのと同じように、
アゴがだるくなります。
噛む力かむちからが弱くなります。
自分で柔らかいものを選んで食べるようになります。
食欲も少し落ちます。
食べたくなくなるそうです。
■ ■
日常生活では、特に不便なことはありません。
ただ、口を大きく横に開く『イー』っという表情ができにくくなります。
一番、『イー』ができにくくなるのが、注射後3ヵ月頃です。
ボトックスの効果が出て、筋肉が一番弱くなっている時期です。
モデルさんなど、
口を横に大きく開く必要がある職業の方は要注意です。
それ以外の方は、口も小さくなります。
ガミースマイルといって、
笑った時に歯茎はぐきが見えてしまう方には、効果的です。
■ ■
病的な咬筋肥大症でも、
残念なことにえらボトックス注射は保険適応になりません。
かみ合わせが原因となっていることもあります。
札幌美容形成外科では、
二期会歯科クリニックをご紹介しています。
咬筋肥大の方は、
まず歯科口腔外科で口の中を診てもらってください。
歯科で異常がなければ、
ボトックス注射を試してみる価値があります。


医学講座
オフィス空室率(2016年8月札幌)
平成28年9月9日、北海道新聞朝刊の記事です。
オフィス空室率13カ月連続低下 8月の札幌
オフィスビル仲介大手の三鬼商事(東京)札幌支店が8日にまとめた8月の札幌市中心部のオフィス空室率は、前月比0.22ポイント低下の3.94%だった。解約の動きが少ない状況が続いており、低下は13カ月連続。現在の集計方法になった2001年12月以降で最低を更新した。
全5地区のうち、「南1条以南地区」のみ、小規模オフィス(33平方メートル前後)の解約が影響し、空室率が上がった。最も下がったのは前月比0.53ポイント低下の「創成川東・西11丁目近辺地区」で、郊外からの移転に伴う大型成約などの動きがあったため。3.3平方メートル当たりの平均賃料は前月より9円高い8223円だった。
(以上、北海道新聞より引用)
■ ■
三鬼商事みき商事は、
一般の方にはなじみがない不動産仲介業者さんです。
私も知りませんでした。
ミキハウスなら子供服メーカーとして知ってました。
ミキ商事は、
はて何の会社かな?でした。
オフィスビル仲介では最大手の一つです。
■ ■
チェーン店の美容外科オーナーで、
三鬼商事みき商事を知らない人はいません。
大企業でも、
おそらく知らない人はいません。
そのくらい有名な会社です。
アパマンなどの不動産業者さんとは違って、
オフィスビル専門の仲介業者さんです。
三鬼商事が2001年12月以降で最低を更新は、
ほんとうにビルの空室ないことを示しています。
■ ■
空室がありません2016に書いた、
オフィス仲介の三幸エステート(東京)が6月13日発表した
2016年5月の札幌のオフィスビル平均空室率は5.59%でした。
こちらも、
1994年1月の統計開始から最も低い状態です。
会社は違いますが、
三幸エステート2016年5月の平均空室率は5.59%。
三鬼商事みき商事2016年8月の平均空室率は3.94%。
札幌美容形成外科が移転しようにも空ビルがありません。
■ ■
マイナス金利政策と大同生命札幌ビル
2016年2月25日の院長日記に書いたように、
政府日銀の政策によって、
2016年はマイナス金利です。
巨額の資産を運用しなくてはいけない生命保険会社にとって、
マイナス金利は厳しいです。
スイスでは、
一般庶民が銀行にお金を預けても、
利息をもらう代わりに手数料を取られることがあります。
あるスイスの銀行では(2016年2月)、
100万円を預けると1250円の手数料を取られます。
■ ■
大量のお金を契約者からお預かりしている大同生命は大変です。
今までは国債などで運用できたのが、
マイナス金利政策で運用益が激減します。
何とか大量のお金を
もうかるところで運用しないと、
会社の存続にかかわります。
そこで札幌のビル建替え計画が変わったと、
私は大同生命の方針転換を読みました。
■ ■
新ビルを建設して、
資産運用をしたい大同生命保険㈱の立場は理解できます。
それだったら、
今井和男さんが自分の著書に書いたように、
もう少し丁寧に説明するとよかったのにと思います。
著書に書いてあったのとは反対に、
丁寧な説明はなくいきなり訴訟です。
それも日本初のブログ裁判です。
私は後世に残る裁判にしたいと思っています。
老朽化したビルで、
毎日汗水たらして仕事をしている日本の中小企業のためです。
平成28年9月13日(火)に第3回口頭弁論です。
医学講座
憲法25条生存権
私の62歳の誕生日には、
たくさんのメッセージやお祝いをいただきありがとうございました。
62歳はくたびれることが多いですが、
安倍首相も同い年です。
まだまだがんばります。
みなさまからのご支援に感謝いたします。
昨日いただいた、
ラズベリーさんのコメントです。
■ ■
某生命保険会社様に読んで頂けたら幸いです。
生存権(憲法25条)、営業を自由に営む権利(憲法22条)あります。生存権とは、生活し、生きる権利の事だと思います。形成外科は、病気の患者を治します。本間先生は、形成外科的な視点から(美容、整容も考慮されている)患者様を診ている医師で、病気を扱っている事が多いと推測できます。
例えば、
眼瞼下垂という手術するとします、
駅から遠くなってわかりにくいところにあると、
患者は辛いのです。
術後当日は眼帯やサングラスをかけて、
歩くわけです。
雪の降る北海道で、
遠くなっても良いと思われますか。
そして、もう一つ、憲法22条ですが、某生命保険会社様も営業を自由に営む権利があります。
しかし、生存権(医師やその家族の生活、社員の生活、場合によっては患者も含む)を脅かしてまでは認めてないと思います。
ライフラインの突然の値上げ(使用量は少ないのに説明や予告なく値上げがあったのが事実であれば、クリニック経営者である本間先生にとっては、生存権を揺るがす事態と言えます。某生命保険会社様にとっては、この値上げ(ライフラインの会社をかえたのかどうか不明ですが)こそが、裁判にされるあたって25条がかなり、侵害している、致命的な感じがするのです。心配です。やはり、話し合いをされては、と思います。
■ ■
この院長日記は、
大同生命保険㈱はもちろん、
虎門中央法律事務所でも読まれています。
さくらんぼさんのコメントに対する、
私の回答も、
訴状に書いてあります。
口頭弁論の前に交わされる、
準備書面で、
毎回闘う元気をもらいます。
■ ■
裁判の結果はどうなるかわかりません。
相手方の大同生命は、
大同生命保険
執行役員
小川琢磨広報部長が
HTBのインタビューで、
基本的にはですね、
争うと言っても、
それはお互いに納得点が、
話し合いの中ではなかったから
ということでございますので、
それぞれの、それを、
第三者の司法という目で、
きっちりと判じてもらえればなぁと思います。
…と話していらっしゃいます。
私は司法の判断に期待しています。
昔の記憶
62歳になりました
今日9月8日は私の62歳の誕生日です。
早朝からFBでたくさんのお祝いをいただきました。
あらためて御礼申し上げます。
ありがとうございました。
いやぁ~
一年前には想像もしなかった、
62歳の誕生日です。
■ ■
波乱に満ちた私の人生です。
激動の60代になりそうです。
この一年間のできごとを振り返ると、
親父が大腿骨骨折で手術をしていただき、
無事に手術が成功し、
退院してリハビリに励んでいたのに、
肺炎であっという間に天国に行きました。
■ ■
本間家の歴史で、
男ではじめて90歳まで生きました。
息子としては、
親父の看病にも行けたし、
昔ばなしもしたし、
葬式もできたし、
いい死に方だったと、
お世話になった先生と看護師さんに感謝しています。
■ ■
この一年で一番の出来事は、
何と言っても大同生命との裁判です。
不動産の専門家にお聞きしたところ、
(札幌)高裁までで5年
…と教えていただきました。
たくさんの方に応援していただき、
ほんとうに感謝しています。
日本初のブログ裁判です。
私は後世に残る記録をしっかり残します。
■ ■
相手方は、
大同生命と
虎門中央法律事務所です。
今井和男さんという、
著書を何冊も書いている、
東大卒の弁護士です。
担当弁護士も、
2人の東大卒の弁護士です。
■ ■
私は頭が悪かったから、
東大文Ⅰには入れませんでした。
東大でも北大でも札幌医大でも、
卒業してもらえる医師免許は同じです。
こちらには、
北大法学部の給湯室で、
苦労して弁護士になられた、
強い味方の高橋智先生がついています。
■ ■
私は大同生命から被告にしていただいたおかげで、
60代に大きな目標ができました。
絶対に負けないという、
強い信念を持って闘っています。
おかげ様で、
健康に気を付けて、
今まで以上に元気でがんばっています。
毎回の準備書面でたくさんのファイトをもらっています。
大同生命と虎門中央法律事務所を相手に、
最高裁まで闘うつもりです。
これからもご声援をよろしくお願いいたします。
医学講座
小児救急、適切な対応のために
平成28年9月7日、朝日新聞朝刊(北海道版)の記事です。
(けんこう処方箋)小児救急、適切な対応のために 高橋 豊/北海道
お子さんが夜間高熱を出してぐったりしたら、オロオロして救急車を呼ぶ。医療知識がない一般の方であれば無理からぬことと思う。
私たちは可能な限り小児救急患者に対応したいと考えている。かかりつけの患者さんはもちろん、市の小児二次救急当番を最も多く担当し、小児内科の病気は断らずに受け入れている。昨年度の小児救急搬送は600件を超え、道内最多である。
救急は医療の原点であり、医療に関わるものは誰もが適切に対応したいという「思い」を持っていたはずである。一時期、それに水を差すような事例・報道が相次ぎ、救急には手を出さない方が安全といった風潮もあったように思う。私たちは常にその「思い」を失わずにいたいと考えている。
ただ最近、救急を担当するスタッフの負担が増している印象がある。8月初めの休日に小児二次救急当番を当小児センターが担当したが、夕刻から翌朝まで14件の救急搬送があり、1時間に5件が集中した時間帯もあった。経験豊富なスタッフが担当したのでなんとか対応できたが、担当医は一睡もできなかった。
夜間2時過ぎに下痢・発熱で搬送されたお子さんは、前夜も他の病院に救急搬送されて点滴処置を受けており、当院でも同様の処置を受けて帰宅された。翌日、保護者の方から、担当した医師の対応がぶっきらぼうだったので医療費は払いたくないとの電話をいただいている。報われないことも多い仕事ではある。
その患者さんの救急車利用が適切か否かの判定は保留するとしても、その日の救急搬送の3分の1は不要と考えられたので、それがなければもう少し優しく対応してあげられたかもしれない。
冒頭の高熱の患者さんは、解熱剤を使用して元気になれば救急車を呼ぶ必要はない。小児科学会では「こどもの救急(ONLINE―QQ)」というウェブサイトを運営していて、発熱、けいれん、嘔吐(おうと)、泣きやまないといった19の症状についてチェックリストを作成している。画面でチェックすることで、すぐに病院に行くべきか、家で様子をみてもよいか、また受診が必要としても救急車を呼ぶべきか、自家用車やタクシーで良いかといった判断もしてくれて便利だ。
日頃からそのようなサイトを登録して利用できるようにしていただけると、救急を担当する者の負担が少し軽減するものと思う。
(KKR札幌医療センター・小児科特任部長 高橋豊)
<イラスト・佐藤博美>(以上、朝日新聞より引用)
■ ■
高橋豊先生のけんこう処方箋は、
北海道以外の方にもぜひ読んでいただきたい、
とても内容が充実したコラムです。
私は、
恥ずかしながら、
こどもの救急(ONLINE―QQ)というウェブサイトを知りませんでした。
自分に関係がある、
やけどを見てみました。
選択肢をチェックすると適切な回答が出ました。
■ ■
高橋先生が書かれているように、
8月初めの休日に小児二次救急当番を当小児センターが担当したが、
夕刻から翌朝まで14件の救急搬送があり、
1時間に5件が集中した時間帯もあった。
経験豊富なスタッフが担当したのでなんとか対応できたが、
担当医は一睡もできなかった。
救急当番にあたると一睡もできないことがあります。
■ ■
多くの医師は、
病棟に担当の入院患者さんがいて、
救急当直の翌日も外来勤務をします。
人手不足なので、
当直明けの休みはまずもらえません。
病院という名のブラック企業と呼ばれても、
仕方がない病院ががあります。
■ ■
小児科医になる先生は、
子供好きで優しい先生が多いです。
私の子供が病気になった時も心配しました。
函館の想い出③という、
2009年5月13日の院長日記に書いてあります。
小児科の大先輩の先生から…
なるべく子どもさんと遊んであげてください
と助言をいただいたことがありました。
長女が原因不明の高熱と、
肝機能異常で、
天使病院に入院した後で、
小児科部長だった、
南部春生(なんぶはるお)先生に
お礼に伺った時でした。
■ ■
長女の病名は伝染性単核球症でした。
かかりつけの小児科で点滴をしても治らず…
血液検査で異常が見つかったので…
大きな病院に入院して治療…
と言われて…
家内はパニックになって電話をしてきました。
ちょうど長女が一歳頃で、
私が形成外科メモリアル病院に
勤務していた時でした。
■ ■
これには面食らいました。
肝機能の数値も3桁になっていて、
どうしたの…?
とにかく天使病院だったら安心だから…
程度しか私にも言えませんでした。
一歳頃は、
母体からの免疫が薄れてきて…
いろいろな病気で熱を出します。
伝染性単核球症は、
わかってしまえば怖くない病気です。
■ ■
当時の天使病院は、
子どもでも親の付き添いは無しでした。
結局、一週間の入院で無事に治りましたが…
診断がつくまでは心配でした。
考えなくてもよいような、
最悪の病名まで頭に浮かびました。
なるべく子どもさんと遊んであげてください
という南部先生のお言葉は、
当時はよくわかりませんでした。
■ ■
仔犬と同じで、
子どもは小さいうちが一番可愛いのです。
大きくなったら…
どんなに遊ぼうと言っても…
勝手に自分たちでどこかへ行ってしまい…
親とは遊ばなくなります。
そのうち、家にはいなくなります。
自分たちもかつてそうだったことに…
自分が親になって気付きました。
■ ■
子供が熱を出したり、
病気になるととても心配です。
今日の朝日新聞朝刊に載っていた、
こどもの救急(ONLINE―QQ)というウェブサイトを利用したり、
札幌市の
救急安心センターさっぽろ
http://www.city.sapporo.jp/hokenjo/qq7199/
札幌市で運営する24時間365日、
市民からの救急医療相談に看護師が対応する電話による相談窓口
「救急安心センターさっぽろ」
…を利用してください。
短縮ダイアル#7119または011-272-7119(通話料がかかります)です。
二重・眼瞼下垂
先生の手術
私も恥ずかしながら、
先生と呼ばれる職業です。
私は聖路加国際病院形成外科で、
大竹尚之先生に、
眼瞼下垂症手術をしていただきました。
とても快適になりました。
私の術後写真を見て、
大竹先生に手術をしていただいた患者さんがいらっしゃるそうです。
お役に立ててうれしいです。
■ ■
私のように、
手術で目を治すことを生業なりわいとしている、
先生は、
たとえ目を治そうが、
毛生え薬をのもうが、
自毛植毛を受けようが、
ぼくもやったんです
ぼくものんでます
…と平気で言えます。
(私は毛については何もしていませんが、、、)
■ ■
札幌美容形成外科を開業して12年になります。
たくさんの先生の手術をさせていただきました。
お医者さん、
歯医者さん、
大学教授、
先生と呼ばれる職種の方の手術を、
女性も男性もさせていただきました。
ありがたいことです。
■ ■
私が数多くさせていただいた、
先生の手術の中で、
手術を受けた先生本人にとって、
一番、反響が大きかったのが、
高校の先生の手術です。
重度の眼瞼下垂症でした。
もちろん美容目的ではなく、
保険適応の手術です。
■ ■
写真はお見せできません(本人の了解を得ていません)。
私が心配した通り、
学校の休み明けに、
学校中の評判になりました。
♡先生、整形した♡
勉強には熱心でない生徒でも、
先生の目には興味があります。
学校中にあっという間に広まりました。
■ ■
手術後に先生から伺ったお言葉です。
いやぁ~すごかったです
♡先生、かわいい♡
♡先生、かわいい目になった♡
大人気でした
もともと明るい先生で、
女子生徒から人気があったのだと思います。
先生の手術は、
♡整形した♡
…と言われも平気な先生にだけしています。
手術前です
手術直後
翌日
48時間後
7日後
4週間後です
3年後です
4年後です
医学講座
職安窓口_非正規が9割
平成28年9月5日(月)、北海道新聞朝刊のトップ記事です。
【憲法70年 第3部 護憲のゆくえ】
<1>職安窓口 非正規が9割
企業と求職者を結ぶハローワーク(公共職業安定所)の窓口で、職員たちが熱心に相談に当たっている。経験と知識が求められる労働行政の最前線。ここに座る職員の9割は 非正規労働者 という。
道央のハローワークで働く50代前半の男性も、その一人。「期間業務職員」という位置付けで、1年ごとに更新される。「非正規と言っても自負がある。専門知識を積んできていますから」
社会保険労務士の事務所や介護関連企業を経て、5年前にハローワークへ転職した。企業側を担当し、多い時で1日に15社の担当者と窓口でやりとりする。新しい求人を出す企業を探して外回りもする。
窓口で働く非正規職員の年収は、税引き前で200万円前後から300万円台。正規職員にあるボーナスや手当のほとんどはない。非正規職員の年収の上限は、正規職員の新人(大卒)と同水準だが、正規と違って昇給はなく雇用も不安定だ。
公務員の非正規労働者は「官製ワーキングプア」とも呼ばれ、総務省の調査によると、地方公共団体で約60万人(2012年)、国家公務員で約7万人(15年)。合理化や人件費の抑制という目的は民間と同じだが、公務員には行政改革という圧力も加わる。
「自治体でドカンと増えたのは00年代。とりわけ小泉純一郎首相(当時)の改革路線が進んだ05年ころには、行革によって正規職員がどんどん減り、代わりに非正規が増えることになった」。北海道地方自治研究所(札幌)研究員の正木浩司さん(43)は指摘する。自治体によっては非正規職員の給料を物件費や事業費に計上し、人事課が人数や待遇を把握していない例もある。「労働者が存在すると認識されておらず、人間として扱われていない。人権問題です」
日本国憲法25条は、人間らしい生活を送るための 生存権 を定める。格差の開きを埋める社会保障政策を国に求める根拠だが、非正規労働の拡大は 生活保護 や年金の削減と軌を一に進められてきた。25条は深く傷つき、生存権はないがしろにされている。
道央のハローワークで働く男性にとっても、条文の理念が実現しているようには思えない。
「また、あの季節が来るんです」。男性の1年ごとの更新は2度まで。3回目に自分のポストは一般求人の対象となり、続けて働きたいなら、あらためて応募する必要がある。「公務員の仕事は平等に広く募る」という人事院の方針で、10年に導入された。
来年2月初めごろ、男性のポストを含む求人票が出る。窓口に座る人たちも含めて道内ハローワーク職員の6割近くに当たる約780人は非正規。このうち少なくとも約500人のポストが公募される見通しだ。求職者を担当している職員ならば、自分のポストに応募しようと窓口に来る人の相談に応じなければならない。予算が削られてポストをなくした職員が、同僚のポストに応募することもある。
男性は14年春にも公募を経験した。「年明けごろから、職場に微妙な空気が流れ始めるんです。両隣に座る同僚が競争相手になるかもしれない。表面上はニコニコしているけど、会話が減っていきます」。精神的にまいってしまい、辞めざるを得ない人も出ている。
労働行政の最前線にも押し寄せる格差社会。非正規労働者たちの苦悩を生む社会は、どのようにつくられたのか。
■市場を優先 格差を助長
1994年2月。東京ディズニーリゾートがある千葉県浦安市舞浜のホテル「ヒルトン東京ベイ」に、経済同友会の主なメンバー十数人が集まった。バブル景気後の不況に見舞われる中、今後の企業経営のあり方を泊まりがけで話し合うためだった。
「舞浜会議」と言われる集まりは「私的な会合で議事録は見当たらない」(経済同友会)が、後に出版された出席者のインタビュー集によると、激しい論争が繰り広げられていた。
経営が厳しくても雇用重視を掲げる新日鉄社長の今井敬氏(86)。従業員は経営資源のひとつという オリックス 社長の宮内義彦氏(80)=両氏の肩書はいずれも当時=。「今井・宮内論争」と伝えられる応酬は、伝統的な日本の雇用政策を守ろうとする重厚長大産業トップと、米国の大学を出たグローバル時代の経営者の衝突だった。
その後の財界の方針や、政府の政策に投影されていくのは、宮内氏の主張だった。日経連(後に 経団連 と統合)は翌年、提言書「新時代の日本的経営」を発表する。「今の労働政策の源流です。日常業務は派遣社員にまかせる。非正規労働力を使うべきだと主張したのです」。東北大名誉教授の日野秀逸(しゅういつ)さん(71)は指摘する。
医師である日野さんは、社会保障や医療保険を研究するうちに、経済・労働政策とのつながりに着目するようになった。命や健康を守るため、憲法についても深く考えをめぐらせる。
<国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については…最大の尊重を必要とする>
日野さんが「憲法の最も太い柱」と言うのは、幸福追求権を定める13条だ。「幸せを求める13条を実現するために、生存権を保障する25条も土台となっている」
日経連の「新時代の日本的経営」をはじめ、90年代半ば以降、規制緩和や構造改革を訴える経済団体はさまざまな提言書を出し、政府に影響力を及ぼした。農業や教育、医療の分野も「市場」にまかせよと主張した。市場・営利優先の社会は格差を広げ、13条の求める世界からかけ離れてしまった。その流れを日野さんは「憲法から市場へ」と言い表す。
格差社会によって、民間だけでなく公務員にも増え続ける非正規労働者たち。労働行政の最前線であるハローワークで、非正規職員の多くが来春に臨む「公募」は、格差がもたらすいびつな制度でもある。
来年の2月半ば。自分のポストで働き続けたいハローワークの非正規職員たちは、交代で自席を離れ、上司ら3人の面接を受けることになる。終われば何事もなかったかのように、職場へ戻る。ある正規職員は「一般の求職者も同じ枠を受けに来る。おざなりにやれば公務員バッシングを浴びかねない」と漏らす。
「一緒に働いていた2人が競わされ、1人は精神的に参って辞めた」
「採用されなかった一般求職者の生活を思うと眠れない」
公募の問題点について、ハローワークの労働組合がまとめた非正規職員たちの手記に、そうつづられる。悲痛な声は、広がる格差の海にのみ込まれていく。
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憲法を傷つけ、壊そうとする動きが進んでいる。その現実に目をこらし、憲法の存在意義をあらためて考える。(報道センター編集委員の斎藤正明と楢木野寛が担当し、5回連載します)

求職者の相談に当たる札幌市内のハローワーク窓口。多くの非正規職員が労働行政の最前線を支えている(小川正成撮影)

(以上、北海道新聞より引用)
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月曜日の朝から、
気合が入ったいい記事だと思って読みました。
私は開院以来、職員募集で何度もハローワークのお世話になっています。
いい人材を紹介してくださいます。
長く勤めてくれている職員は、
6年半にもなります。
私の貴重な財産です。
ありがたいことです。
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ハローワークの担当者はとても♡親切です♡
実に適切に助言をくださいます。
毎回感謝しています。
人材派遣会社にお願いしたことはありません。
そのハローワークで働いている人たちの、
9割が非正規職員とは驚きました。
昔の北大病院の研修医は、
任期一日日々是を更新という制度でした。
年度末の3月30日で更新が切れて、
3月31日には非正規雇用の研修医はゼロでした。
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3月31日が診療日だとすると、
その日は、
教授、助教授、講師、助手以外の先生は、
非正規雇用でも、
アルバイトでもない、
幽霊雇用の状態で、
ボランティアで北大病院で働いていました。
今も研修医の多くは非正規雇用です。
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先日いらした大学生の患者さん。
アルバイトはコンビニ店員さんです。
時給は最低賃金だそうです。
今朝の北海道新聞に掲載されていた求人広告、
大部分は時給800円台でした。
時給900円を超えているのはわずかです。
契約社員ばかり増えている印象です。
これでは格差婚でも、
♡お嫁さんになってください♡
…はなかなか言えません。