医学講座
新学期に英語会話のすすめ
毎年、同じことをおすすめしています。
英語会話のすすめ
2012年4月8日の院長日記です。
4月は新しいことをはじめるチャンスです。
私は若い人にNHKの英語会話をすすめます。
私のおすすめはラジオです。
私は毎日、NHKの杉田敏先生の声を聴いています。
もう20年近くになります。
これだけ長い間、
毎日、同じ人の声を聴くのは…
おそらく杉田先生だけです。
■ ■
私が杉田先生のファンになったのは、
JA帯広厚生病院に勤務していた時に、
十勝プラザというホールで講演をお聴きしてからです。
それまでもNHKラジオを聴いていましたが…
実際に講演をお聴きしてから…
ますますファンになりました。
実践ビジネス英語
…という2010年4月17日の院長日記に書いてあります。
■ ■
杉田先生のビジネス英語をすすめてくださったのは…
函館中央病院形成外科に勤務していた時の上司、
故濱本淳二先生でした。
それまでに…
何度かチャレンジしたことはあったのですが…
内容が難しいので挫折しました。
帯広で杉田先生の講演をお聴きしなければ…
おそらく聴いていなかったと思います。
■ ■
ご講演をお聴きして…
杉田先生のイメージが変わりました。
杉田先生は早起きで…
朝からスポーツクラブへ行かれ…
朝食でよく吉野家の朝定食を召し上がると伺いました。
偉い先生だと思っていた杉田敏先生が…
自分たちと同じよしぎゅうを食べていると伺い…
一気に身近に感じました。
■ ■
帯広でJOYという、
英会話学校を経営していらっしゃる、
浦島久さんが開いてくださった、
講演会のおかげです。
一時、中断していた私の英会話は、
この講演会から再開しました。
今でも毎日聴いています。
インターネットでも聴けます。
■ ■
続ける秘訣は…
毎日楽しく実践ビジネス英語を聴くことです。
この楽しくがポイントです。
内容が興味深いから…
とても勉強になります。
世の中の流れがわかります。
毎月、中身の濃いテキストを作られる、
杉田先生に感謝しています。
大学生に特におすすめします。
新しいことにチャレンジしてください。
昔の記憶
新学期の思い出
今朝の札幌は雪でした。
朝から電気を点けて朝食を食べました。
雪がとけて春は…
なかなか来ないです。
新学期がはじまり…
希望に満ちた生活をはじめられた方も多いと思います。
■ ■
今日から4月
…という2007年4月1日の院長日記に書きました。
脅かすわけではありませんが、
希望に燃えて入った学校や会社が
自分の理想とかけ離れていて、
落ち込む人もいるのです。
■ ■
ちょっとした人間関係から、
学校や仕事がイヤになる人もいます。
自分とたたかって頑張る力がある人は
ちょっと位イヤなことがあっても、
乗り越えられるものです。
■ ■
4月から理想のところへ行けた方も、
ちょっと残念だった方もどうか頑張ってください。
人間は努力すれば、
どんな希望でも叶えられるものです。
いい加減にやってもなんとかなるさという考えは捨てて、
自分の力を最大限に引き出せるように頑張ってみてください。
■ ■
私自身が落ち込みました。
念願かなって札幌医大に入学したのに…
いきなり医師国家試験合格率全国最低。
教室では…
白衣を着た6年生の女子学生が…
ヘルメットをかぶって…
『君たちは自己批判せよ』でした。
■ ■
はっきり言って…
予備校の授業の方がずっとよかった…
何度も思いました。
授業中に教室を抜け出す学生がいても…
先生は何も言いませんでした。
勉強する気があるの…?
…という学生もいました。
■ ■
私が大学生活を続けられたのは…
よい友人ができて…
よい先輩に出会えたからです。
人生の師
…という2008年5月25日に書いた、
水谷羊一先生は、
私が困っていると、
『本間、どうした?』
と気さくに声をかけてくださる先輩でした。
…新学期に困ったなぁ~という人は、
良き友人や先輩を見つけてください。
院長の休日
ためしてがってんのバナナ保存法
本間家の朝食は、
さくらんぼさんのりんご。
バナナ、
ヨーグルト、
パンとコーヒーです。
それに…
私だけ納豆を食べます。
主食は昔からご飯でしたが…
今はパンになりました。
■ ■
息子がいなくなって…
夫婦二人と犬の生活になり…
困ったのがバナナです。
スーパーで買ってきても…
余ってしまい…
黒くなってしまいます。
■ ■
奥さんが…
NHKのためしてがってんでやっていた方法で、
バナナを保存するようになってから、
黒くならず…
とても新鮮なまま保存できるようになりました。
一人暮らしの学生さんにもおすすめです。
NHKのホームページから引用してご紹介します。
■ ■
《長寿バナナの作り方》
1.40~50℃のお湯に5分つける
2.お湯から取り出したあと、最低1時間室温におく
3.ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室にいれる
すでに黒くなったものには効果はありません
厳密に40~50℃を保ったままでなければいけないということではありません。バナナをいれた時点でその温度帯であれば、そのまま5分放置していただいてかまいません
■ ■
50℃のお湯
50℃というのはバナナにとって、強いストレスです。
こうした強いストレスを短時間に与えることで、そのストレスをはねかえそうと、熱ショックたんぱく質という物質がうまれます。
すると、バナナの抵抗力が増すため、エチレンが出たとしても日持ちするようになるのです。
しかも、50℃のお湯につけると、冷蔵庫に入れても黒くならないんです!
(以上、NHKのホームページから引用)
医学講座
患者さんにありがとうございます
私たち医療従事者は患者さんから…
ありがとうございます
…と言われることが多いです。
喜びであり…
生きがいになります。
疲れも吹き飛びます。
■ ■
逆にこちらから…
患者さんにありがとうございます
…と言いたくなることがあります。
私たちのお給料は…
患者さんからいたただいています。
毎日…
数ある美容形成外科の中から…
札幌美容形成外科を選んでいただきありがとうございます。
…と感謝しています。
■ ■
それ以上に…
患者さんにありがとうございますと言いたくなるのは…
素敵な生き方を教えていただいた時です。
美容形成外科には…
実に素敵な生き方をしていらっしゃる方が来院されます。
■ ■
美容外科入門①に書いた…
以前、80歳代後半の患者さんから…
次のように言われたことがあります。
先生、こんなしわしわなのに…
申し訳ございません…
美容外科は最初に入るとき…
一番勇気がいりました。
■ ■
私の仲間には…
病気で入院している人もいれば…
施設に入っている人もいます。
私はどうせ医療費を使うなら…
元気でいて
きれい
…でいるために使いたいと思っています。
■ ■
その方は…
80歳台後半でしたが、
70歳以下にしか見えませんでした。
それほどお元気でした。
受けていただいたのは、
しわの治療でした。
ご存命でしたら100歳を超えていらっしゃると思います。
■ ■
別のご婦人です。
眼瞼下垂症の手術をしました。
20歳(はたち)の時…
母が…
『女の子だから…』
…と東京の美容整形に連れて行ってくれました。
目を二重にしてもらいました。
■ ■
夫は亡くなりましたが…
知りませんでした。
50年以上も前なのに…
先生、目に何か残っていました…?
お話ししていなくて…
申し訳ございませんでした。
■ ■
どう見ても…
20歳は若く見える素敵なご婦人でした。
50年前の糸が…
しっかりと二重の線を作っていました。
笑顔が素敵な女性で…
こちらまで元気をいただきました。
■ ■
私たち美容形成外科医は…
癌の患者さんを助けることはできません。
ただ…
自分には何の責任もないのに…
どうせこんな目だから…
…という方がいらっしゃいます。
『私なんて』と『私だって』
…という2013年1月15日の院長日記に書きました。
■ ■
美容形成外科は魔法ではありません。
手術後に腫れることも…
経過がよくないこともあります。
手術後には痛みもあります。
お化粧や制汗剤ではどうにもならない…
自分ではどうがんばってもなおせない弱点を治せます。
患者さんの笑顔で…
こちらが元気になることがあります。
今日も患者さんにありがとうございます
…とがんばっています。
院長の休日
「ありがとう」の魔法
平成25年4月16日、朝日新聞朝刊、
ひとときへの投稿です。
「ありがとう」の魔法
夫が米寿を迎えた。寡黙で物静かで優しい夫であるが、物忘れが始まって3年になる。今は人が変わったようにわがままで頑固になり、自己中心的になった。
そんな夫がひ孫の名前だけは覚えたのが不思議だ。
私は前々から夫に一つ不満があった。結婚してから「そうだな」と同調したり、「ありがとう」を言ってもらったりしたことがない。簡単な同意やお礼を言うことが男の沽券(こけん)にかかわるとでも思っているのだろうか。「心で思っている」で、全て片付けられていた。私は言葉で表してほしいと願っていたが、今になってはこの思いもかなえられないと半ば諦めていた。
ところがひ孫が2歳になり、たどたどしいがおしゃべりができるようになった。夫はそんなひ孫にメロメロである。「じいじ」と呼ばれると相好を崩してひ孫を独り占めする。おもちゃを持ってきただけで、「じいじにくれるのか。ありがとう。ありがとう」と連発している。
すると最近、夫が「ありがとう」を照れながらも言うようになった。私は長年の留飲を下げることができた。「ありがとう」は短くて、美しい魔法のような言葉だと思う。
(東京都世田谷区 沢田八重子 主婦 79歳)
(以上、朝日新聞より引用)
■ ■
う~ん…
ありがとうを家で言うのは難しいですね。
私もなるべく心がけているつもりですが…
無口でもくもくとご飯を食べて…
食べ終わっても…
なかなかありがとうは言いません。
■ ■
逆に私も…
『お給料振り込まれていたゎ。』
『今月も働いてくれて♡』
『♡ありがとう♡』
…なんて…
言われたことはありません。
■ ■
ニトリ寄附講座に書いた…
ニトリの似鳥昭雄社長は…
社員や奥様にありがとうを声に出して言われるそうです。
京セラの稲盛和夫さんも、
「ありがとう」で変わる
…と言われています。
ありがとうはいい言葉です。
■ ■
2歳のひ孫さんは…
とても可愛いと思います。
生きる喜びになります。
私たちの国ニッポンが…
安心して子どもが産める国
無理なく子育てができる国
ありがとうがたくさんある国になると…
理想的な世の中になると思います。
東京都世田谷区の沢田八重子様、
朝からいいお話しをありがとうございました。
院長の休日
炊飯器くんありがとう
昨夜、家内が…
お父さん…
炊飯器が動かない。
壊れたみたい…
…と言いました。
どれどれ…
■ ■
電源を抜いて…
もう一度入れても反応しません。
いつもコースボタンを押すと…
動くのに…動かない
家内も困った顔をしています。
よくよく見ると…
2000年製造と書いてありました。
■ ■
炊飯器が使えないと困るので…
夜、ヨドバシカメラに買いに行きました。
3階の家電担当…
竹田さんが親切に説明してくださって…
新しい炊飯器を買いました。
また同じパナソニック製です。
■ ■
壊れた炊飯器を買ったのは…
今から12~13年前です。
まだ札幌医大で働いていました。
首になる前です。
朝7:00には家を出て…
帰るのは22:00以降でした。
昼は弁当でした。
■ ■
夜、お腹が空くので…
おにぎりを作ってもらったことがありました。
子ども2人も高校生でした。
2人とも弁当でした。
炊飯器は活躍してくれました。
一家4人の胃袋を満たしてくれました。
■ ■
一升焚という大きな炊飯器でした。
奥さんの反対を押し切って…
大きいのがいい
…と私がダイエーの閉店セールで買いました。
よく活躍してくれました。
思い出のある炊飯器です。
■ ■
私は一家4人の胃袋のために…
一生懸命働いていました。
腹を空かせていた子どもたちも独立しました。
家にいるのは…
奥さんと私と犬だけです。
昨日は少し小型の炊飯器を買いました。
新しい炊飯器が壊れるまで…
私も身体に気をつけて働こうと思いました。
パナソニックの炊飯器くん、
長い間働いてくれてありがとう。


院長の休日
親孝行2013
親のパソコン設定
…という院長日記を…
2012年2月23日に書いています。
書いたことすら忘れていました。
今日も…
実家でパソコンの設定をしました。
■ ■
私は親不孝な息子です。
めったに実家には行かないし…
電話もしません。
親にはメールもしません。
親は院長日記を読んで…
息子が無事であることを知るようです。
さくらんぼさんのコメントも楽しみにしています。
■ ■
今日行ったのは…
動画が見られないというので…
AppleのQuickTimeをダウンロードしに行きました。
さすがに87歳の父親と85歳の母親に…
くいっくたいむって入力して…
画面の通りに進むとできる…
…と言っても無理です。
■ ■
PCが発達したおかげで…
写真や動画が楽しめるようになりました。
ありがたいことです。
私の親は後期高齢者なのに…
楽天トラベルで予約して…
横浜プリンスホテルに泊まってきたようです。
なかなかやるものです。
■ ■
くいっくたいむをインストールして…
動画が見られるようになったところで…
母親から…
このファイルだと…
スライドショーにならない…
…とクレームを頂戴しました。
ばあさんなかなかやるじゃん…
…と思いながら…
スライドショーの設定をしました。
徘徊されるよりマシと思って…
元気なうちに親孝行をしています。
私の母親です(2012年)
医学講座
抜毛と粉瘤
ビキニラインの毛。
じゃまです。
どうしてこんなに毛が…?
私って…毛深い…
嫌になる…
ちょっと油断すると…
毛だらけ…
■ ■
こんな女性はたくさんいらっしゃいます。
あなただけではありません。
色白の肌に…
黒い毛は目立ちます。
剃るとすぐに生えるし…
あとも残るから…
抜く!
お気持ちはよく理解できます。
■ ■
でも…
毛は抜かないでください。
とくにビキニラインや脇の…
曲がった毛は抜かないでください。
頭皮の毛より…
ずっと厄介です。
粉瘤(ふんりゅう)になることがあります。
■ ■
エビデンスはありません。
私の経験です。
ビキニラインの毛を抜いていたお嬢さん。
ある日突然…
下着の横が腫れてきました。
婦人科で抗生剤をもらいましたが…
治りませんでした。
■ ■
あれよあれよという間に大きくなり…
歩けないほど痛くなりました。
感染性粉瘤(かんせんせいふんりゅう)という状態です。
とうとう破裂して…
血と膿(うみ)が出ました。
少し痛みが減りましたが…
赤く腫れています。
■ ■
こんな時は…
近くの皮膚科や外科で…
粉瘤を切開する必要があります。
膿を出す
ニキビの芯
…という院長日記に書いたように…
中の膿を出す必要があります。
■ ■
切開だけしても…
粉瘤の袋が残っているので…
必ず再発します。
でも…
感染して腫れている時は…
袋の摘出手術ができないことが多いです。
炎症がおさまった後で…
袋を取り出す手術をします。
■ ■
粉瘤をよく調べてもらうと…
化膿性肉芽腫性炎症を随伴した毛包嚢腫、
かのうせいにくげしゅせいえんしょうをずいはんした、
もうほうのうしゅ
と診断されることがあります。
かなり深いところまで腫瘤があります。
■ ■
毛で悩むお嬢さんへのアドバイスです。
毛は抜かないでください。
できればレーザーなどで…
毛根まで焼いてもらって…
生えないようにしてください。
レーザー脱毛をするお金がなければ…
毛は剃ってください。
何回剃っても毛深くなることはありません。
■ ■
申し訳ございませんが、
感染性粉瘤の切開は…
お近くの皮膚科などで受けてください。
切開後に通院が必要なことがあります。
わざわざ遠くからいらしていただいても…
時間の都合でできないことがあります。
感染を起こした粉瘤は…
なるべく早く処置を受けることをおすすめします。
昔の記憶
社長さんの家
今朝の札幌は雪でした。
かなり強い雪が降っていました。
私が大夕張の山奥から…
札幌西高校へ進学したのが…
1970年(昭和45年)でした。
田舎者の私は…
満員のバスで通学するだけで疲れていました。
■ ■
私の札幌西高校の入学式の日も…
4月に雪が降りました。
自分は覚えていませんが…
手稲西小学校の入学式の日も…
雪が降ったと聞かされていました。
札幌では4月に雪が降ることがあります。
■ ■
高校への通学路に…
文化通りという住宅街がありました。
ハイカラな名前だなぁ~
…と思っていました。
私が住んでいたのは…
札幌市西区八軒(はちけん)です。
古い家でした。
友人から『本間の家(ほんまんち)へ行ってもいぃ?』
…と言われるのが一番困りました。
…そのくらい古くてボロの家でした。
■ ■
西高への通学路に…
内外緑地という会社の社長さんの家がありました。
文化通りの山の手側、
西区山の手1条3丁目付近です。
広い庭がある家でした。
毎朝、黒塗りの…
日産プレジデントがお迎えに来ていました。
■ ■
文化通りを歩く西高生は…
すっげぇ家だなぁ~
…と眺めていました。
自分はそんな家に住めるとも思わず…
そんな家に住みたいとも思いませんでした。
内外緑地という会社は…
石狩に新札幌団地という団地を分譲し…
もうかっていたようです。
■ ■
何十年か後で…
社長さんの家があったところを通ってみました。
その場所には…
マンションが建設されていて…
社長さんの家は跡形もありませんでした。
調べてみたところ…
会社も無くなっていました。
■ ■
世の中には…
お金持ちもたんさんいらして…
資産家もいらっしゃいます。
物騒な時代ですから…
ひっそりと目立たないように…
暮らしていらっしゃる社長さんも多いです。
社長さんになって…
立派な家に住むのもいいですが…
もうかればもうかるほど…
維持するのが大変です。
■ ■
地味な医療業でも…
毎日、患者さんと接して…
困っている人の役に立つ仕事は…
やりがいがあります。
私は広い庭の豪邸より…
狭くてもあったかい家がいいです。
帰った時にほっとする家がいいです。
家族がいて犬がいる家がいいです。
医学講座
病院でえらくなる?
医学系の大学や専門学校は、
失業のリスクが少ないので…
全国的に人気があります。
特に看護職は…
診療報酬制度が変わったこともありますが、
私が医師になってから…
格段に待遇が良くなりました。
■ ■
私の父が現役の頃は…
病院では…
院長、
事務長、
薬局長が…
病院の3役だったと記憶しています。
■ ■
法律上の管理者が院長。
病院の全責任を負います。
事務系で…
病院の金銭管理から、
資金計画までを担当するのが事務長。
薬局長は…
薬価差益が病院の収入源の一つだったのが理由だと思います。
■ ■
時代は変わりました。
看護師の職位
…という2008年1月12日の院長日記に書きました。
看護職は飛躍的に昇進しました。
札幌市の場合は、
理事(局長職)に看護職のトップが就いています。
看護職が病院幹部になりました。
■ ■
一般の会社でしたら、
昇進試験を受けて…
係長
↓
課長
↓
部長
…と昇進するとおめでたいことです。
■ ■
病院では…
もちろん昇進はすごいことですが…
昇進すると患者さんのそばから離れます。
病院幹部は…
正直なところあまり楽しそうではありません。
開業医になって『常に患者のそば』
…という2012年2月28日の院長日記に書きました。
大きな病院になると…
会議や出張で患者さんのそばから離れます。
■ ■
私のように…
個人経営のクリニックになると…
診療はもちろん…
給与計算から資金計画、納税まで…
すべて私の担当となります。
良いことばかりでもありません…
クレームや苦情もいただきます。
■ ■
これから医療人を目指す方には…
しっかりと勉強していただき…
知識と技術を身につけていただきたいです。
社会人入学をなさった同級生から…
たくさんの常識を教えてもらってください。
医療は楽しいことばかりではありません。
つらいこともあります。
病院で偉くならなくても…
常に患者さんのそばにいて…
困っている人のために働けることが…
いいことだと思います。
医学の勉強は楽しいですょ。