医学講座
2021年3月1日
今日は2021年3月1日(月)です。
3月になりました。
新聞やTVでは、
ちょうど10年前の東日本大震災のことを取り上げています。
東日本大震災から9年
一年前にこんな院長日記を書いていました。
■ ■
エビデンスがない本間仮説です
●東京2020は一年延期
●感染拡大は米国にも起こります
●不顕性感染が増えると感染は減ってきます
●日本の感染者数が少ないのは検査数が少ないからです
…ざっとこんな予測を立てています。
■ ■
中国からの輸入が止まっているので、
あらゆる産業で弊害が出てきます。
感染のピークが過ぎても、
中国の経済や、
日本の経済は影響を受けたままです。
余裕が無くなった人たちは、
観光には出かけません。
■ ■
インバウンドで好況だった業種ほど、
影響を大きく受けます。
日本は、
卓越した医療技術や、
卓越した医薬品を開発して、
この苦境を乗り越えるべきです。
当たっていることもあれば、
はずれもありました。
■ ■
はずれです。
●不顕性感染が増えると感染は減ってきます
私は不顕性感染が増えて感染が減ると考えていました。
みごとにはずれました。
●日本の感染者数が少ないのは検査数が少ないからです
検査数だけの問題ではないようです。
これもはっきりわかっていません。
■ ■
はっきりしているのは、
マスク
手洗い
密を避ける
この程度でしょうか?
今はワクチンに期待しています。
どうか東京オリンピックが開催されて、
感染も収束するように、、、
…と祈る思いです。
医学講座
形成外科医としての思い2021
今日は2021年2月28日(日)です。
札幌は寒いです。
天気は晴れですが道路は凍結していました。
昨日の院長日記、
美容外科への思い2021
…の続きです。
■ ■
2019年に日本で行われた美容医療のうち、
約80%くらいが、
メスを使わない治療です。
近い将来、
メスで切る手術が上手な美容外科医が、
いなくなってしまうのでは?
…と66歳の私は心配しています。
■ ■
美容医療にはトラブルがつきものです。
♡安全♡だと思って受けた、
ヒアルロン酸注射で鼻が壊死になる事故はまだあります。
原因は、
ヒアルロン酸による血管閉塞です。
鼻が壊死になった患者さんを治せるのは、
高度の技術を持った形成外科医です。
■ ■
残念なことですが、
美容医療による不幸な結果は他にもあります。
アクアリフトの健康被害
アクアリフト豊胸は危険です
アクアフィリングで豊胸手術を受けた女性が、
授乳中に感染を起こす例があります。
第43回日本美容外科学会
…でも報告がありました。
■ ■
感染してしまった乳房を治せるのは、
形成外科医です。
感染症の知識も、
胸部の解剖の知識も必要です。
不幸な結果になってしまった患者さんを、
適切に救済できる制度がありません。
保険適応にならないと言われています。
大部分の患者さんは困っています。
今はコロナ禍で厚生労働省は大変ですが、
コロナが収束したら、
こんな美容医療の救済策を考えていただきたいです。
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美容外科への思い2021
今日は2021年2月27日(土)です。
札幌は雪です。
第43回日本美容外科学会に参加して思うことです。
ある先生が会場で、
29,800円(税別)で二重になれる
…という広告を見て美容外科に行った患者さんが、
あなたの目はこの手術では二重になれないと言われて、
30万円近くする手術を受けてしまった。
それなのに不満足。
こんなクリニックがあるのが日本です。
■ ■
日本美容外科学会や日本形成外科学会の調査によると、
日本で行われる美容医療のうち、
メスを使わない手術が増えています。
世の中のニーズといえばニーズです。
その一方で、
高いお金を払ったのに不満足な結果で、
手術を繰り返す人もいます。
修正手術は難しく満足な結果が得られないこともあります。
■ ■
私が特に難しいと思うのが、
鼻の修正手術です。
最近は鼻中隔の手術もすることが多いので
(札幌美容形成外科では行っていません)
修正手術が困難を極めることもあります。
安いという理由で、
韓国まで行く人もいます。
■ ■
患者さん自身が、
どんな手術を受けたのか?
わかっていないこともあります。
鼻の修正を上手にできる先生は、
ほんとうに限られています。
美容外科の手術が減っているので、
適切に修正できる外科医の数は限られています。
せっかく手術を受けるのですから、
♡しあわせ♡になってほしいです。
66歳の形成外科医としての思いです。
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札幌に帰ってきました
小倉で開催された、
第43回日本美容外科学会から帰ってきました。
小倉や福岡は小雨でしたが、
暖かでした。
さすが九州です。
福岡は私が大好きな街です。
■ ■
新千歳空港に着いて飛行機の外に出ると、
寒いと思いました。
札幌に着くと、
雪が降っていました。
北海道新聞を読んだら、
岩見沢の豪雪が出ていました。
日本は広いです。
■ ■
久しぶりの学会出張で感じたことです。
新千歳空港にも、
福岡空港にも、
人がいません。
一時期よりはよくなったのかなぁ~?
…とも思いましたが、
今朝、小倉から博多まで乗車した新幹線も、
ほんとうに人が乗っていませんでした。
■ ■
コロナ禍と言ってしまえばそれまでですが、
航空、
鉄道、
ホテル、
ほんとうに大変だと思いました。
ワクチンが普及して、
一日も早くコロナが収束してくれることを願います。
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第43回日本美容外科学会(小倉)③
今日は2021年2月25日(木)です。
第43回日本美容外科学会(小倉)が終了しました。
私は明日の飛行機で福岡から札幌に帰ります。
東京経由で今日中に帰れないこともないのですが、
少しでも感染リスクを減らすため、
明日の直行便で帰ることにしました。
■ ■
コロナ禍での学会開催は大変でした。
閉会式で清川兼輔会長から挨拶がありました。
事前登録参加者は、
小倉 149人
東京 122人
大阪 56人
合計 327人
小倉の当日参加者が124人
久留米大学のスタッフも含めて474人が参加しました。
■ ■
個人情報漏洩があってはならないので、
WEB開催はせずに、
小倉、東京、大阪の3会場の開催でした。
ほんとうに大変だったことと思います。
久留米大学形成外科のみなさんに感謝いたします。
とても有意義な学会でした。
来てよかったと思っています。
■ ■
今日の発表で印象に残ったのが、
パネルディスカッション[形成外科領域講習]
美容外科術後のUnfavorable Resultのリカバリーです。
昨日の美容医療における医療安全もそうですが、
美容医療には、
不満足な結果や事故がつきものです。
形成外科専門医がしても、
不満足な結果があります。
私が手術をさせていただいても、
ご不満な患者さんはいらっしゃいます。
■ ■
Unfavorable Resultとは、
不満足な結果という意味です。
不満足な結果を、
いかに満足な結果にするか?
とても難しい手術です。
発表の中で印象に残ったのが、
美容外科に形成外科の先生がアルバイトに来ていて、
手術をした結果が不満足だった例です。
私は自分で手術をして抜糸も自分でしています。
不満足な結果にならないように、
くれぐれも気をつけて手術をします。
とても勉強になりました。
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第43回日本美容外科学会(小倉)②
小倉で開催されている、
第43回日本美容外科学会1日目です。
全国から顔なじみの先生がたくさんいらしてます。
今日は、
■共通講習 医療安全講習会[専門医共通講習 医療安全]
「美容外科の自由診療に必要な医療保険:
患者と自分を守るためにどのように体制を整えるか」
…が印象に残りました。
■ ■
美容外科医療事故裁判例から学ぶ~特質と対策~
田村雅樹弁護士(日野・田村法律事務所)
…と
総合保障制度から読み解く、美容医療における医療安全
一般社団法人日本美容医療リスクマネジメント協会
小室裕造先生(帝京大学医学部形成外科)
…の2つのご講演を聞きました。
■ ■
田村雅樹弁護士から、
最高裁判所の統計データーを教えていただきました。
形成外科や美容外科は、
医師が一年間で訴えられる割合が高いそうです。
訴訟が多いと言われていたのが産婦人科です。
産婦人科医師が訴えられる割合より、
形成外科や美容外科医が訴えられる割合が、
裁判所のデーターから高いことがわかりました。
大変なことです。
■ ■
小室裕造先生から、
鼻唇溝へのヒアルロン酸注入で、
鼻が壊死になった例を見せていただきました。
「プチ整形」のつもりが失明・鼻欠損
2016年7月9日の院長日記でご報告したのと同じです。
学会では新しいことも勉強しますが、
事故を起こさないための安全教育もあります。
コロナ禍でも出席する意義があります。
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第43回日本美容外科学会(小倉)①
今日は2021年2月23日、天皇誕生日です。
私は明日から開催される、
第43回日本美容外科学会に参加するため、
小倉に来ました。
2021年3月7日まで、
首都圏、中部、近畿、福岡県に
緊急事態宣言が出されています。
■ ■
札幌にもサテライト会場ができる予定でしたが、
残念なことに、
参加者少数のため中止となりました。
小倉の他は、
【東京】東京コンベンションホール
【大阪】なんばスカイオコンベンションホール
東京と大阪で参加することができます。
■ ■
札幌、仙台、名古屋、金沢、岡山に設置される予定だった、
サテライト会場は中止になりました。
私はせっかく参加するのだから、
東京と大阪のサテライト会場はやめて、
福岡経由で小倉まで来ました。
小倉には、
日本熱傷学会で来ています。
■ ■
学会長の久留米大学形成外科教授清川兼輔先生は、
日本形成外科学会理事長でもあります。
コロナ禍という、
かつて経験したことがない時に、
日本形成外科学会理事長、
日本美容外科学会会長をなさって、
ほんとうに大変だと思います。
明日から2日間の学会で勉強して帰ります。
学会会場以外はどこにも行きません。

医学講座
杉田敏先生オンライン特別講演会
今日は2021年2月22日(月)です。
実践ビジネス英語終了のお知らせ
…の続きです。
私が杉田敏先生とお会いする機会を作ってくださったのが、
帯広で英会話学校を経営されている、
JOYの浦島久さんです。
■ ■
浦島さんが、
2021年4月25日(日)に、
オンライン講演会を開催されます。
これも先日のFBで知りました。
3月で杉田敏さんの「実践ビジネス英語」が終了することになりました。
1987年に杉田さんがNHKでの最初の講座「やさしいビジネス英語」を始めた頃、一番弟子ということで私は和訳の手伝いをさせてもらいました。
以後もコラム「あんな時、こんな時」や、リスニングチャレンジのコーナーを担当させてもらうなどし、師匠にはいろいろと鍛えてもらいました。
私はラッキーな男です。杉田さんには感謝しかありません。その思いを込め、このオンライン講演会を企画しました。
全国、全世界の杉田敏ファンのみなさん、ぜひご参加ください。浦島久
33年間のNHK講師おつかれさまでした!
杉田敏オンライン特別講演会
「アメリカン・ユーモアを解する」
日時:2021年4月25日(日)午前10時30分~正午
対象:中級から上級の英語学習者で、パソコンまたはタブレットで Zoom が可能な方
参加費:2,000円(税込)
定員:先着100名 200名 [2/16 変更]
申込・支払しめきり:4月16日(金)午後8時しめきり(定員になり次第しめきる場合があります。 早めにお申し込みください)
(以上、JOYのホームページより引用)

■ ■
JA帯広厚生病院に勤務していた時には、
忙しくて英会話学校には通えませんでした。
今になって残念に思っています。
昨日のNHKテキストに掲載されていた、
杉田敏先生の写真は、
上の写真と同じで浦島久さんが撮影されたものです。
私はもう参加を申し込みました。
世界中から参加することができます。
杉田先生ファンの方はぜひご参加ください。
医学講座
実践ビジネス英語終了のお知らせ
今日は2021年2月21日(日)です。
東京は気温が20℃を超えたそうですが、
札幌はまだまだ寒いです。
道路も凍結しています。
今日は残念なお知らせです。
NHKの実践ビジネス英語が、
2021年3月27日で終了してしまいます。
■ ■
高校一年生の時に、
英語のテストで赤点だった私が、
学会で英語で発表できるようになったのも、
英語を話す患者さんが来ても大丈夫になったのも、
英語で論文を書けるようになったのも、
みんな杉田敏先生のおかげです。
■ ■
昨年は杉田敏先生のオンラインセミナー2020も開催され、
まだまだこの番組は続くと思っていたのに、
杉田先生のFBで番組の終了を知りました。
とても残念な思いです。
今日はNHKのテキストを買ってきました。
いつもの内容の他に、
【最終号・特別企画】として、
杉田敏先生への21の質問が掲載されています。
■ ■
その中で私が注目したのが、
⑩杉田先生にとって「プロフェッショナル」とは?
お金をいただいて、それに見合った結果を出せる人です。
…というお言葉でした。
私たち医師も、
お金をいただいて、
それに見合った結果を出せることが大切だと思いました。
他にもたくさんのことが載っています。
今売っている下のテキストが最後です。
ぜひお買い求めください。

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道内接種開始 ワクチン効果信じる
今日は2021年2月20日(土)です。
北海道新聞朝刊に、
釧路労災病院が出ていました。
私が勤務していた40年前にご一緒だった、
宮城島拓人みやぎしまたくと先生が出ていました。
みやぎしま先生は内科医です。
40年たっても素敵な先生です。
■ ■
道内接種開始 ワクチン効果信じる 必要な体制、手順確認
新型コロナウイルスワクチンの医療従事者への先行接種が19日、道内の医療機関でも始まった。先行接種は道内7施設で順次始まり、効果の最大化に必要な2回の接種を4月初旬までに終える見通し。国は副反応の有無を追跡調査し、4月以降に予定する65歳以上の高齢者の接種に備える。
函館市の国立病院機構函館病院には午後0時半ごろ、米ファイザー製のワクチン1170回分が到着。午後1時15分、加藤元嗣院長が道内1例目の接種を受け「注射をした時はちくっとしたが、すぐに痛みは消えた」と話した。
同病院では医師、看護師ら計約430人が接種を予定し、19日は約250人が受けた。加藤院長は「職員は常に感染リスクがあり、ワクチンが打ててほっとしている」と説明した。
岩見沢市の北海道中央労災病院では午後2時から24人が接種し、大塚義紀院長は「治療薬がない中、終息に向かう第一歩」と強調。釧路市の釧路労災病院でも午後2時半から医師と看護師の計60人に接種した。各病院は接種後15分から30分ほど健康状態を観察し、大きな副反応が出た人はいなかったという。
道内では19日、国立病院機構北海道医療センター(札幌)、同機構北海道がんセンター(同)、地域医療機能推進機構北海道病院(同)、同機構札幌北辰病院(同)にもワクチンが到着。道医療センターは22日に、道がんセンターは24日に接種を始める予定。残る2病院も順次実施する。
鈴木直道知事は19日の記者会見で、道内のワクチン接種開始について「感染対策の決め手になる」と期待。高齢者らへの接種に向けた準備を進め、会員制交流サイト(SNS)を活用した情報発信にも取り組む方針を示した。(鹿内朗代、石橋治佳、熊谷知喜)


ワクチン接種を受ける釧路労災病院の宮城島拓人副院長=19日午後2時30分、釧路市(小松巧撮影)
(以上、北海道新聞より引用)
■ ■
医師が率先してワクチン接種を受けるのは、
私はいいことだと思います。
自分が実験台になって、
安全ですをアピールできます。
上の写真を見ると、
宮城島副院長の服は紺で、
看護師さんの服は赤です。
昔は白だけでした。
時代が変わったと感じました。