院長の休日
                        
                            ラベンダー2011                                                    
    
                         札幌は天気の良い一日でした。
 ラベンダーの蕾が膨らみました。
 家内、家内の母、私の両親が、
 ラベンダーを刈って来ました。
 ラベンダーを刈って、
 葉を取り除いて、
 乾燥させます。
      ■         ■
 乾燥させたラベンダーを…
 札幌美容形成外科の院内に飾っています。
 今年は、
 ラベンダーを交換する予定です。
 ラベンダーを家の中に干してあり、
 部屋によい香りがします。
      ■         ■
 私が育てているのは、
 オカムラサキという品種です。
 まだ蕾のうちに刈り取って、
 乾燥させます。
 そうすると…
 花がぽろぽろ落ちません。
      ■         ■
 札幌は富良野より少し早く開花します。
 さくらんぼさんがいらっしゃる頃は、
 ちょうどオカムラサキが富良野で満開の頃で、
 遅咲きラベンダーの蕾が膨らむ頃です。
 富良野のラベンダーとお花畑は、
 何度行っても飽きません。
 みなさまのご来道をお待ちしています。
刈り取ったラベンダー
束ねて靴下を干すように吊るします
                        
                        
                     
                                    
                                                院長の休日
                        
                            ☆まみ子師長さんのお誕生日2011☆                                                    
    
                         今日はまみ子師長さんのお誕生日です。
 おめでとうございます。
 きっと朝からたくさんの患者さんで、
 お忙しい一日だったと思います。
 まみ子師長さんは、
 帯広市にある、
 高木皮膚科診療所の看護師長さんです。
 私が尊敬する看護師さんです。
      ■         ■
 私がJA帯広厚生病院に勤務していた時です。
 高木章好先生から、
 『本間君、熱傷用語集を貸してくれないか?』
 と依頼されたのがご縁だったと記憶しています。
 日本熱傷学会用語集は非売品。
 AMAZONでも売ってません。
      ■         ■
 高木皮膚科診療所の、
 やけどの患者さんを調べて…
 統計を取るという作業です。
 やけどの統計は、
 どんな人が…
 どんな原因で…
 いつ…
 やけどをした…
 というところからはじまります。
      ■         ■
 この統計は、
 やけど予防に役立ちます。
 一日の診療が終わってから…
 膨大な量のカルテを…
 地道に調べる作業です。
 とても根気がいる仕事です。
 おそらく時間外手当も無しです。
      ■         ■
 まみ子師長さんのすごいところは…
 7年間も調べちゃったところです。
 同じ仕事を新人医師にやらせると…
 先生、3年間も調べるんすかぁ~?
 1年じゃだめすかぁ~ねぇ~?
 …なんて言われるところです。
 カルテから拾った資料を整理して、
 こつこつまとめます。
      ■         ■
 まみ子師長さんの発表は、
 日本熱傷学会で行われ、
 その後、学会から依頼されて、
 熱傷という学会誌に投稿されました。
 当診療所における7年間の熱傷患者の統計的検討
 上村真実子
 高木皮膚科診療所 
 1988年から1994年の7年間に当診療所を受診した熱傷患者3481例について、統計的観察を行ったので、若干の考察を加え報告する。 
 【方法】 熱傷チャートを作成し、熱傷で受診した患者の年齢・性別・受傷原因・受傷部位・受傷面積・受傷深度・冷却の有無・自己治療の有無・治療期間・治癒状態などについての調査を行った。 
 【結果】 女性1973例(56.7%)、男性1508例(43.3%)と若干女性に多く、5歳以下の乳幼児が全体の40.2%を占めた。受傷原因は、加熱液体1372例、加熱固体1545例、火炎355例であった。受傷部位は四肢に多く、受傷面積は、1%以下が2718例と圧倒的に多く、受傷深度ではSDBが2844例と80%以上を占めた。受傷後、冷却した症例は75.1%で、時間は10分以内が35.8%であった。受診前に何らかの自己治療をしていた症例は46.7%で、その内容は、売薬を含む不明薬が多かった。治療期間は、7日から10日ほどで治癒する症例が大部分で、治癒状態では、瘢痕を残さず治癒した症例が72.6%と圧倒的に多かった。 
 【考察】 乳幼児の熱傷を未然に防ぐには、保護者による監視あるいは熱源の管理が重要であることがうかがわれる。20歳代から50歳代では女性例が男性例の2倍以上認め、女性が家事を担当するため受傷する機会が多いからと推察される。季節的には、今回の我々の調査では、冬期と夏期に2つのピークが見られた。熱傷後は患部の冷却が大切であり、我々は疼痛が消失するまで冷却を続けるよう指導している。自己治療の結果からも、まだまだ民間療法が根強く残っているように感じられた。 
 これは学会の抄録というダイジェスト版です。
 まみ子師長さん、
 これからも高木章好先生とご一緒に、
 十勝の患者さんのためにご活躍ください。
 お誕生日おめでとうございます
                        
                        
                     
                                    
                                                医学講座
                        
                            鼻の壊死(えし)症例                                                    
    
                         昨日の院長日記でご紹介した韓国の、
 鄭東學(ジョン・ドンハク)先生。
 英語表記は、Dong-Hak Jung先生。
 私が日本人に見ていただきたいのが、
 鼻の壊死症例です。
 昨年の日本美容外科学会で発表されました。
 PRSという米国形成外科学会誌にも掲載されています。
      ■         ■
 私がヒアルロン酸による鼻プチ整形を、
 2009年3月に中断したのは、
 ジョン先生の発表を見たからでした。
 すべてのヒアルロン酸で、
 このようになるのではありません。
 昔、コラーゲンでも壊死の副作用が出ました。
      ■         ■
 ヒアルロン酸注射は、
 簡単だから…、
 歯科医師の先生まで、
 しわの治療に使われるようです。
 しわ治療が、
 歯科医師免許で可能かどうかわかりませんが…
 フィラーといわれる注入剤はこわいです。
      ■         ■
 入れすぎや、
 血管内に間違って入れてしまうことによって…
 鼻の皮膚が壊死(えし)になります。
 植物が枯れるのと同じです。
 枯れた枝は切らなければなりません。
 植物はまた芽が出ますが、
 人間は芽が出て鼻が再生することはありません。
      ■         ■
 一度壊れた鼻を治すのは大変です。
 これだけ鼻の壊死症例を発表している先生は、
 世界中探してもジョン先生だけです。
 下の写真は先生のHPから引用しました。
 こうなったら…
 腕の良い形成外科医でもお手上げです。
 先生のクリニックの名前は、
 心美眼
 しみあんSHIMMIANといいます。
 韓国の美容のメッカ、
 江南にあります。
注入剤によって壊死になった鼻
                        
                        
                     
                                    
                                                医学講座
                        
                            鼻の先生                                                    
    
                         6月も今日でおしまいです。
 今年も半分終わりました。
 いやはや…
 こんな年になるとは…
 夢にも思っていませんでした。
 あきらめるのはまだ早いです。
 日本は必ず復興できます。
      ■         ■
 私は信じてはいけない人を…
 信用してしまったために…
 2002年に札幌医大を追い出されました。
 解雇通告と就職活動という…
 2010年10月16日の院長日記に書いてあります。
 絶望と失意の中で…
 子どもの教育費を稼ぐため…
 自分の生活のために職を探しました。
      ■         ■
 たくさんの人のお世話になって、
 私は中央クリニック札幌院の院長に就任しました。
 大学を追い出されたという…
 忸怩(じくじ)たる思いはずっと残っていました。
 そんな中で、
 上海で行われた…
 国際美容外科学会に出席しました。
      ■         ■
 夕食のパーティーで…
 たまたま隣の席になったのが、
 韓国の、
 鄭東學(ジョン・ドンハク)先生でした。
 英語表記は、Dong-Hak Jung先生です。
 たまたま私の発表を見てくださっていて、
 その後、韓国へ何回も招待してくださいました。
      ■         ■
 私が信頼する鼻の先生です。
 先生のクリニックの名前は、
 心美眼
 しみあんSHIMMIANといいます。
 韓国の美容のメッカ、
 江南にあります。
      ■         ■
 先生のクリニックに数回おじゃましました。
 講義室まである、
 立派なクリニックです。
 久しぶりに先生のHPを見ると…
 何と日本語ページができていました。
 数年前から、
 先生は日本語を勉強していらして、
 日本語で発表もなさっていらっしゃいました。
      ■         ■
 日本にも鼻の手術が上手な先生はいらっしゃいますが、
 ジョン先生ほど、
 論文を書き、
 手術もなさって、
 世界中で活躍している先生はいません。
 PRSという米国形成外科学会誌にも、
 たくさんの論文を書かれています。
      ■         ■
 私は、札幌医大を追い出されていなければ、
 上海の国際学会で発表することもなく、
 鄭東學(ジョン・ドンハク)先生と知り合う機会もありませんでした。
 人間の運命なんてわかりません。
 鼻のことで困っている人には、
 ぜひ先生のHPを読んでいただきたいです。
 先生のブログが、
 なんとアメブロにあります。
 とても参考になります。
 信じてもいい鼻の先生です。
                        
                        
                     
                                    
                                                院長の休日
                        
                            ありがたいこと                                                    
    
                         昨日の院長日記に、
 札幌美容形成外科のスタッフと撮った写真を載せました。
 自分の子どもより若い、
 明るく元気な女性スタッフです。
 昨年も写っている子が、
 4人います。
 辞めないで働いてくれていて、
 ありがたいことです。
      ■         ■
 私のように…
 偏屈ながんこおやじと働くのは、
 疲れると思います。
 文句も言わずに…
 よく働いてくれます。
 優しくて
 いい子たちです。
      ■         ■
 開院してもうすぐ7年です。
 結婚して…
 孫を連れてきてくれた人もいます。
 退職後に、
 赤ちゃんの写真を送ってくれる人もいます。
 孫はめんこいです。
      ■         ■
 私はパイロットになるのが夢でした。
 飛行機に乗るのも好きです。
 札幌美容形成外科のスタッフには、
 客室乗務員のように…
 きめ細やかなサービスを指導しています。
 口うるさく、こわい院長です。
      ■         ■
 看護師も、
 ここから血取りますね
 ではなくて…
 こちらの腕から採血をさせていただきます
 …と言うように指導しています。
 丁寧な言葉はさわやかです。
      ■         ■
 昨年の写真に写っていて…
 今は、お母さんとして家庭でがんばっている人、
 化粧品会社の美容部員に転職した人、
 元気にしているかなぁ~?
 …とたまに思い出しています。
 まいにち楽しく仕事ができるのは…
 優秀なスタッフのおかげです。
 ありがたいことと感謝しています。
                        
                        
                     
                                    
                                                院長の休日
                        
                            さくらんぼのお礼2011                                                    
    
                         さくらんぼさんからいただいた、
 最高のさくらんぼを…
 札幌美容形成外科のスタッフといただきました。
 とても美味しかったです。
 ありがとうございました。
 味も…形も…色も…最高
 芸術祭参加作品です。
      ■         ■
 どうしてこんなに大きな粒で…
 全体が真っ赤で…
 形もきれいなのか…?
 不思議に思っていました。
 企業秘密は、
 果樹園の方の手作業です。
      ■         ■
 形の良い大粒を作るために、
 摘果という作業があります。
 全体を真っ赤にするために、
 葉つみといって、
 さくらんぼの周りの葉を摘んで、
 太陽の光が当たるようにします。
 地面には反射シートも敷きます。
      ■         ■
 鳥に食べられないように…
 防鳥ネットも必要です。
 大きな実は…
 加温ハウスといって…
 寒い時期に…
 灯油や重油でハウスを温めて…
 大切に樹を育てます。
      ■         ■
 さくらんぼさんのおかげで、
 私も、果樹園に詳しくなりました。
 いただいたさくらんぼを、
 スタッフとをいっしょにいただきました。
 ほんとうにありがとうございました。
 お身体に気をつけてお仕事をなさってください。
2011年6月27日
                        
                        
                     
                                    
                                                医学講座
                        
                            わきが手術後の固定                                                    
    
                         ワキガ手術後の腕の動きについて、
 ご質問をいただきました。
 HPには次のように書いてあります。
 術後一週間は腕を上げることができません。
 2~3週間は激しい運動は避けて下さい。
 お仕事の内容によりますが、
 デスクワークだけの方で片側ずつの手術なら最低4日のお休み、
 両側同時手術なら最低7日のお休みが必要です。
      ■         ■
 確かにこれではわかりづらいです。
 手術後はわきのくぼみに合わせて…
 ガーゼを丸めて当てます。
 このガーゼを、
 強力なテープでがっちり固定します。
 はっきり言って…
 この固定が命です。
      ■         ■
 形成外科では、
 タイオーバー固定という方法で、
 糸で固定していた時代もありました。
 どんなに高いナイロン糸を使っても…
 糸の痕が残りました。
 糸を健康な皮膚に通しているので…
 痛みもありました。
      ■         ■
 札幌美容形成外科では、
 この最初の固定を 
 3日間は…
 外さないでいただいています。
 実は企業秘密です
 昔は、
 入院して手術をしても、
 糸でタイオーバー固定をしても、
 トラブルになる例がありました。
      ■         ■
 この手術後の固定…
 たとえて言うなら…
 台所用スポンジを
 わきに
 ガムテープで固定する
 そんなイメージです。
 仕事を休んで、
 家でじっとしていなければなりません。
      ■         ■
 簡単な手術ではありません。
 簡単に治ると宣伝しているところは、
 アポクリン腺を切除する範囲が狭い、
 完全に切除しないで、
 皮弁を厚く残します。
 そうすると…
 治りが早い代わりに、
 毛も生えるし…
 臭いも残ります。
      ■         ■
 わきが手術は、
 やればやるほど難しいと感じます。
 心配な人は手術を受けないで…
 制汗剤でがまんするか、
 片方ずつの手術を選んでください。
 しっかり臭いをとって、
 皮膚を薄く削ると…
 手術後の固定を厳重にしなくては治りません。
                        
                        
                     
                                    
                                                医学講座
                        
                            ビキニ奥の脱毛                                                    
    
                         札幌美容形成外科のメニューには、
 ビキニ奥の脱毛があります。
 開院した当初はありませんでした。
 ある患者さんから…
 ビキニ奥の脱毛は施術していらしゃいますか?
 …とお問い合わせがあったのが…
 はじまりでした。
      ■         ■
 スタッフと相談して決めました。
 隠れた人気があります。
 それだけ悩んでいる人が多いのです。
 色が濃い部分や、
 粘膜に近い部分は、
 設定が難しいです。
 痛みを取る工夫も必要です。
      ■         ■
 札幌美容形成外科で使っている、
 キャンデラ社のGentleLaseは、
 日本のレーザー脱毛器で一番のシェアがあります。
 それだけ優秀な機器です。
 私が一番良いと思うのは、
 痛みが少ないことです。
 冷却ガスが出るためです。
      ■         ■
 肛門周囲の毛は…
 なかなか自分では剃れません。
 他院でビキニ奥の脱毛をしているのに…
 肛門周囲はできないと言われた_涙…
 …という方もいらっしゃいました。
 こういう部位こそ…
 毛を撲滅したいと思います。
 優しい看護師が丁寧に施術しています。
 (申し訳ございませんが)
 (男性のビキニ奥は施術しておりません) 
                        
                        
                     
                                    
                                                医学講座
                        
                            婦人科よりも美容形成外科で!                                                    
    
                         形成外科や美容外科が無かった時代、
 小陰唇縮小手術は婦人科の先生がしていました。
 今でも婦人科で手術をするところがあると思います。
 正直に申し上げて…
 小陰唇縮小手術は、
 形成外科の技術が生かせます。
 私は美容外科もやっている、
 形成外科専門医で、
 症例数が多い先生をおすすめします。
      ■         ■
 私は形成外科医として、
 婦人科の先生と外陰癌の手術を多くしました。
 乳房外Paget病という癌があります。
 外陰部にできる悪性腫瘍です。
 男性にも…
 女性にもできます。
 この手術も形成外科でたくさんしました。
      ■         ■
 美容形成外科を開業してみると、
 性器のことで悩む人が多いことに気付きます。
 女性も、
 男性も、
 真面目な人が多いです。
 ほんとうに困っていらっしゃいます。
      ■         ■
 昔、婦人科で小陰唇縮小手術を受けたのに…
 悲惨な結果になっている人も診ます。
 特に、
 いわゆるクリトリス包茎といわれる、
 クリトリスの包皮が余っていて、
 小陰唇と連続している人の手術が難しいです。
 病気?と思う形態の人もいます。
      ■         ■
 クリトリス周囲の…
 とても小さな範囲を…
 細かく切って…
 縫って…
 精巧に仕上げるのは難しいです。
 特に一度手術を受けている方の…
 修正は難しいです。
      ■         ■
 形成外科の技術が生かせます。
 クリトリスの包皮は薄く、
 顔を縫うような細いナイロン糸で丁寧に縫います。
 時には、
 Z形成術(ぜっとけいせいじゅつ)や、
 三角弁(さんかくべん)といった、
 形成外科の手技で治します。
 芸術祭参加作品です。
      ■         ■
 札幌美容形成外科では、
 クリトリス包茎を手術しても、
 追加料金なしです。
 一回だけですが、
 無料の脱毛もサービスで実施しています。
 肛門の周囲まで…
 丁寧に脱毛しています。
 性器で悩んでいる女性には、
 是非、手術を受けていただきたいです。
                        
                        
                     
                                    
                                                医学講座
                        
                            若い先生への助言                                                    
    
                         私が医師免許を取得した30年前は、
 大学の医局や、
 大きな病院で修業をするのが、
 ふつうの新人医師でした。
 給料は安く、
 休みも少なく、
 雑用だけやらされた…
 …という風評もありました。
      ■         ■
 貧乏な大学医局には入らず…
 さっさと開業して、
 お金持ちになった先生もいました。
 人生いろいろです。
 今は臨床研修制度のため…
 大学医局に入局する先生が減りました。
 私の頃に比べると…
 臨床研修医の待遇もよくなりました。
      ■         ■
 給料が安くて…
 雑用が多い研修医をしたおかげで、
 上手な先生の手術を見ることができました。
 名医でも…
 手術でトラブルになることがありました。
 そんな時にどう対処して…
 どう解決したか…?
 それを見ることができました。
      ■         ■
 お金で買えないものに、
 良き先輩とか、
 良き師匠があります。
 困った時に、
 どう対処して解決するか…
 教科書を見ても書いてないし、
 ネットで検索しても出ていません。
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 研修先では…
 医療技術だけではなく、
 人間としての生き方も学びます。
 どんなに高級優遇でも、
 自分のことと、
 お金儲けのことしか考えていないような、
 そんな先輩と働いても…
 人間がだめになるだけです。
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 私は手先は器用ですが…
 生き方は器用だとは思っていません。
 そんな私でも、
 なんとか医師として生活できるのは、
 よき先輩や師匠に恵まれたからです。
 若い人には、
 目先の給与や待遇で、
 ごまかされないでほしいと願っています。